悪魔の囁き

悪魔の囁き

悪魔  2018-11-04 19:58:34 
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…嗚呼、神父様。

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  • No.51 by リュカ・ヤニス  2018-12-15 03:05:04 


(自分はソファーで寝るつもりだったんだけどなと思うが彼の暖かく心地よい翼に包まれて横になればすぐにそんな考えは吹き飛んでその温かさを甘じて受け入れる。その温かさは彼自身も気が付かない優しさにも思えた。まどろみへと誘われる中、先程の彼の自傷気味な表情と言葉が思い浮かび胸を小さな棘を残して、彼をもっと知って彼の心に光と灯したいと願う。それは他者へ向ける気持ちと同じで神に仕える者として当たり前の心情のはずなのだが、なぜだか鼓動はいつもより速く波打っているように感じた。その正体を知ることは今はない。)

(翌朝、まだ空の白むころ、いつもより温かなぬくもりから目覚めたくないと体が拒むがそうも言っていられない。時間は守らねばとどこかあどけない表情で眠る彼の頬を軽く突いてから起こさないようにそっとベッドから抜け出る。昨夜もらった薔薇は不思議なことに全く萎れていなかった。彼の力なのか分からないが大切にとっておくために空き瓶に入れて蓋をすると羽根がしまってある小箱の横にそっと置いた。それから彼を見て目を閉じているのを確認するとカソックへと着替え、目覚めの祈りを捧げてから「行ってきますね。」と口元だけ動かして寝室を後にした。それからテーブルに畑で取れたりんごから作ったジャムとパン、ヨーグルトとポットに紅茶を用意し─少しですが良ければ召し上がってください─と書き置きを残して教会へと足を運んだ。)

(さて、夜明けの礼拝を終えて家路に着く人々を見送っていると此方に近付いてくる男がいた。その身なりからただの人でないことが伺えて少し身構えるも警戒心はさほどない。そして悪魔祓いだと明かされこの近辺で悪魔の気配を感じたのだと言う。また自分からも悪魔の匂いがすると言われた。《何か知っているんじゃないか?》そう凄まれたが気付けば何も知らないと首を横に降り否定していた。彼は、カルマと名乗る悪魔は人の魂を食したことがあるだろう。世は彼を抹消すべき存在だと判するに違いない。だが思った。消えてほしくないと。もしかしたら自分のこの判断で目の前の悪魔祓いに危険が及ぶかもしれない。それでも悪魔祓いの問いかけに自分は頑なに口を閉ざしていた。しかし気が付かなかった。悪魔祓いが使い魔を従えて自分の傍に忍ばせて彼との会話を盗み聞き“名前”を得ようとしていることに。そんなことも知らずにこの後彼と会ったとき自分はためらわず彼の名前を呼んでしまうことだろう。)





(/ドロドロとした雰囲気やグロには耐性あるので血は平気ですよ!設定も大丈夫なようでよかったです。有難うございます!!そして、展開についてもわがままを聞いてくださりほんと感謝感激です…!主さまのトピなのにでしゃばりですみません/汗 そして早速後半に展開入れさせて頂きました。今回つけた設定と致しましては、悪魔祓いは悪魔の気配や匂いを多少なら感知できる。使い魔を従えている。でしょうか…。悪魔祓いの性格や口調、戦い方などは決めておりませんので必要であればどんどん自由に動かしてやってください。多少の食い違いが出てしまうかもしれませんが展開をスムーズに進めるために1つのキャラを主様と二人で動かしていけたらと考えております。詳細あやふやな上に今回カルマくんとの直接的な絡みがなくて申し訳ないです。ご無理と言わずこちらがわがままを聞いて頂いているので何でも申し付けください!こちらは何でも自由でOKなアバウト人間なので気軽に何でも設定を盛り込んで頂いて大丈夫です!!)

  • No.52 by カルマ  2018-12-15 17:18:55 

(月と太陽が入れ替わり、窓から射す光はジリジリと肌を焼いていく。鳥のさえずりと眩しい光に、意識は覚醒し瞼を開けた。のそりと身体を起こせば、腕の中にあった温もりはもう無く、そのかわりに何処かいい匂いが漂ってくる。まだ夢現な頭を回転させテーブルの上に添えられた手紙と食事を交互に見渡した。甘酸っぱい林檎のジャムに甘く、香しいパンに紅茶、それに手を伸ばせば躊躇することなどなくそれらを胃にほおりこみ暫し紅茶を飲み空中を見つめているも神父が帰ってくるまでここで待つか、それとも自分から出迎えるか、そんなことを考えていたのだが、もし人目にでも着いたら彼に迷惑がかかるだろうか思考を混じえつつ残りの紅茶も飲み干した。時間を持て余し、部屋を見渡していた目線はひとつの瓶にそそがれる、丁寧に蓋のしてあるこの薔薇は昨晩彼にあげたものだ。黒くその身を咲かせた薔薇はこの部屋に少し不似合いに見えるが、枯れないように閉じ込められたそれは外の空気に触れぬよう密封してある。それを手に取り眺めるも、ひらりと1枚の花弁が舞い降ちた、何時もならたかが花びら1枚だけ目に求めないであろうその光景になぜか胸が酷くザワつく眉を顰めそれを睨み付けるも、脳裏に浮かんだのは自分より先に出掛けた彼の姿。「…まさか…ね。」だが、それが思い浮かんだ時には外へと繋がる扉へと歩みを進めていた、だが生憎の晴天でこのままでは思うように動きが取れない、扉の手前で歩みを止め翼を広げて短い呪文を暗唱する、途端に身を包んでいく黒い光に目を瞑れば開いた時には目線は極端に低くなり細く長いしっぽは毛の生やした獣の類のものへと変わっている。悪魔は本来陽の光をあまり好まない、夜に教会に訪れていたのも同じ理由だが全く活動出来ないという訳でもない。このように動物に扮した姿になれば魔力の量は半分になるが普段の姿よりは苦労なく動くことができるのだ、なので今回の姿は猫。黒い毛並みと赤い瞳はそのままで家の扉をすり抜け外へと出た。森林の木々達の影をすり抜けるように彼のいる教会へと颯爽と走った、視界が開けていく手前で歩みを緩め、建物の屋根が見えて来たそれと同時に人々を見送っている彼の姿も。何事も無く仕事をしていた姿にやはり気のせいかと胸を撫で下ろし、この姿のまま彼へとゆっくり近ずいてゆく。───この時、きずけば良かったのだこの状況はもう手遅れで、彼の影に潜んでいたその存在に。彼が既に悪魔祓いに会った後だということに。そんなこととはつゆしらず、「…起こしてくれればよかったのに。」人目につかないほどの小さい声で目の前の彼に話し掛けた。)




(悪魔祓いの件了解致しました!!大丈夫ですよ、こちらとしても主のくせになかなかいい展開が思い浮かばず神父様背後様におんぶにだっこの状態で申し訳なく…、ですが、毎回頂くご意見の方はとても素敵なものばかりで物語の行く末がどうなるのかわくわくさせてもらっています!!我儘なんてそんなことございません。優柔不断な私めには引っ張ってもらえるぐらいがとても丁度いいですので(笑)毎度神父様背後様には助けられております!時々、無理矢理な設定をぶっ込むかも知れませんが、よろしくお願い致します!!)

  • No.53 by リュカ・ヤニス  2018-12-15 22:09:14 


(悪魔祓いが去って間もなく、足元から彼の小さな声が聞こえて視線を下へやれば、そこには艷やかな毛並みを持つ美しい黒猫が。一瞬状況が掴めなかったが紅い宝石のような瞳を見て彼だとすぐわかった。「え、カルマさん?…すごい。猫さんにもなれるのですね。すみません、気持ちよさそうに寝ていたので。」動物は好きだ。分かりやすく目を輝かせ躊躇いなく彼の小さくなった体を抱き上げると腕の中に収める。──そう、“名前”も躊躇なく呼んでしまった。使い魔は巧妙だった。透明になることで姿を暗まし匂いも気配も上手く隠していた。だから自分は犯した過ちに気付きもしない。それどころか目の前の小さなぬくもりを抱きしめて普通の猫にするように顎を優しく撫でていた。「かわいい。普段のカルマさんも素敵ですが…。」嬉しそうに笑いを零し何となく彼が黒猫になった理由を察しつつ彼を愛でるのに満足すると、ふと先程の悪魔祓いのことを告げねばと思う。「あの……、」言いかけたときだった。何故だか言葉が喉につかえて出ないのだ。悪魔祓いが来た。気をつけたほうが良い、そう忠告したいのにやはり声にすることが出来ない。そして数秒後には自分が何を言おうとしていたか忘れていた。これも1つの悪魔に加担する輩を防ぐための呪符の力だった。呪符は首元にあったがそれも非常に分かりにくい物で自分では気付くことが出来ず、何を言おうとしていたのか考えて。「あ…そうです。昼の礼拝まで時間があるので森へ行きませんか?森は日の光も少ないですし風や木の匂いが心地良いんですよ。」純粋に彼に自分のお気に入りの場所を知ってほしくて微笑み言うが、後々この誘いが彼を悪魔祓いの元へ導くための罠として捉えられても可笑しくないことになるなど知るよしもない。黒猫の彼を抱きかかえたまま「今日はいい天気ですね。他の姿にもなれるんですか?」と他愛もない話をしながら森の中、お気に入りの場所へとくれば彼を地面に下ろす。そこは木々に囲まれながらも程よく開けた場所で木漏れ日が差し込み草花が咲き、川のせせらぎが聞こえる自分の安息の地だ。よく読書をしたり近付いてくる動物と戯れたりする場所。大樹に背を預けるようにして座ると、木の根元に生えていた猫じゃらしを手にとって中身は彼と分かっていながら遊び心で彼の顔の前で猫じゃらしをちらつかせてみたりした。穏やかな時間、そのはずだった。それを裂くように突如突風が吹く。そしてあの男、悪魔祓いが姿を表したのだ。《神父、よく此処まで悪魔を導いてくれた。》ニタリと笑みまるで自分が彼を貶めるために此処につれてきたかのような言い方をすると何やら複雑な呪文を唱え始める。それと共に地面が青白く光、黒猫の彼を囲むように呪印が表れて、それは動きを封じているように見えた。やめて、彼を捉えないでと口にしたいのに呪符の力で動くことも出来ずただ見ていることしかできず。悪魔祓いは彼が猫の姿な上に“名”を得ていることから余裕の笑みを浮かべ《さっさと消えてもらうぞ?“カルマ”》と武器を取り出し彼へと向けた──。)





(/いえいえ、展開も行き当たりばったりでむしろ此方がご迷惑おかけすることと思いますのですみません/汗 今回悪魔祓いの武器はなにがいいのかな…と考えましたが悪魔祓いによって違うというイメージが自分の中にありまして、今回は詳細伏せさて頂きました。丸投げしてしまうようで申し訳ないのですが…武器などてきとうに設定していただいて大丈夫です!無理矢理でも確定ロルでもこちらは構いませんのでリュカも必要であれば勝手に動かしてくださいね!不明な点や訂正点などなければこちらは蹴っても大丈夫です。)

  • No.54 by カルマ  2018-12-16 22:07:54 

(微風に吹かれて木々達が心地よい音色を奏でている、時折きこえる動物の鳴き声に遮られた光は小道を照らすスポットライトみたいにそれを照らしていた。大人しく相手の腕に抱かれて、優しく撫でられる度に、無意識に喉がなる目の先に出された猫じゃらしに目線を右往左往させながらも「…そんなんで、つられないからね。」と口を挟むも、目は一向にそれを捉えて離さない。
────ここまでは平凡だった、ただの日常だったのに、腕に抱えられたまま森の奥へと教会からだいぶ離れた場所で事は起こった。目を瞑りたくなるほどの突風に聞き覚えのない声がした、品のない笑みを浮かべた相手は一体何者なのか、だがそれは直ぐに理解できた自分を取り巻く呪印が全てを物語っているのだから。青白く光を放ち徐々に身体の自由を奪っていくその呪文は、悪魔を退治する者悪魔祓いがよく使う呪法だ。それを理解した時には、体中の毛を逆立たせ鋭く牙を向き、血走った目で目の前の相手を睨み付けていた。「貴様、リュカを利用したのか。貴様如きが…それに俺の名を気安く呼ぶとは、その身一つでは補いきれぬ程の罰を受けたいみたいだな。」地を這う様な低く唸るような声色で、名前を呼ばれた事への憎悪と神父を利用された事への憎しみで体中の血が沸き立つ感覚に獣の如く呻き声をあげる。相手は錯乱のつもりなのだろうが、まるでリュカが自分の意思でこの罠へと仕向けたように回りくどい言い方なんぞに容易く騙される程生温い感情など彼には抱いていない。それに少しの違和感はあったのだ、言葉を詰まらせたリュカの表情には何か引っかかっただが、悪魔祓いが直接関与している等とは考えにくく自身の考えの甘さにも腹が立つ。腹の奥でかさを増していくとめどないこの怒りは内側から自身を焦がすかの勢いで熱を帯びていく、それに身を委ねるように取り囲んでいた呪符を踏みにじり猫の姿から巨大な大蛇へと其の姿を変貌させた。黒い鱗に身を包み赤く、怒りを灯した双方の瞳で再び悪魔祓いを睨みつけるが相手はまだ不敵な笑みを浮かべている、その余裕は本来の名を知ったからなのか、それともその手に握られている剣からなのか、異様な雰囲気を醸し出すその剣には若干の魔力を感じる。「…その剣、もしや悪魔を払う加護を受けているのか。」魔力の込められたその剣には、物理攻撃をダメージとしない悪魔を退治するために特別な加護をうけた物のようで、相手との距離をとりつつ長くしなやかに動くその体で相手の周りをぐるりと囲む。暫し、静寂な空気が流れた、双方とも息を潜めその場の時間が止まったように鋭い視線を交えたままその間を殺気を含んだ風だけが通り抜けていく。突如としてそれは破られ、動き出したのは悪魔祓いだった剣を構え正面から振り翳すそれを避けようと体をひねらせるも先程踏んだ呪符のダメージで数テンポ反応が遅れてしまった───ズブリ。体の中に固く冷たい感触を感じた、魔力が吸い取られていく感覚に鋭く声を上げるも大きく開かれた大蛇の口は悪魔祓いの腕へと噛み付いた。瞬時に身を引き、神父の身を守る様に彼傍へと身を寄せれば刺された所からとめどなく血が流れ出ている地面の草を黒く染め上げ、赤黒い霧のようなものを出すそれは自分が受けたダメージの位を知らせている。それは相手も一緒だろう、噛み付かれた腕を抑えながら苦しみに呻きをあげる相手に再度威嚇するように喉を唸らせた。「…すぐには死なせない。体に回っていく毒に苦しみながら?き、**。」ただ噛み付いた訳じゃない体の中をゆっくりと循環し、聴覚、視覚、味覚、体の自由を蝕むこの毒できっと悪魔祓いは死ぬだろう。その場で膝をつき無様にのたうち回るそれを見ながら、神父へと目線を向けた。)


(/悪魔祓いの武器については、妥当な剣という事にしてしまったのですが大丈夫でしょうか?、意味のわからない文をダラダラと書いてしまい読みにくさが倍増しております、(泣)なかなか一人目線の文章しか書けず、意味のわからない点などがございましたら、言って頂いて大丈夫ですので!
迷惑な事なとありませんよ、毎日楽しくお話出来てとても嬉しく。これが一日の楽しみになっております。少し返信の方が遅れてしまい申し訳ございません。)

  • No.55 by リュカ・ヤニス  2018-12-17 00:43:16 

(大蛇となった彼は、やはり尚美しかった──。しかし、目の前で起こる光景に息を飲み、流石の楽観的な性分の自分でも恐怖を感じ一歩二歩と後ろへ後退る。彼は悪魔祓いの言葉に惑わされることなく自分を信じてくれているようで安心はするもそれに勝った恐怖が思考を鈍らせ、二人の戦いを止めたいのにどうすることもできずに立ち尽くして。大蛇となった彼は自分を庇いながら戦ってくれていたのもあったのだろう、悪魔祓いの剣が彼を貫いた瞬間思わず彼の名を叫んでいた。と、同時に悪魔祓いが腕を負傷したことで呪符の効力が消失したのか何かに縛られる感覚から解放される。もがき苦しむ悪魔祓いに浴びせられる彼の辛辣な言葉。それは自分を想った憎悪からくる発言に違いなかったが、今の自分は彼の他者を貶めるような言葉が悲しかった。深手を負っているのは彼も同じ。彼のことも気にはなった。むしろ自分を庇ってくれている彼の傍にいてやりたいと、そう思うのに此方に目線を向けてくる彼と目を合わせることなく、自然と身体は苦悶する悪魔払いの元へ駆け寄り膝をついてその体を支えてやっていた。「──大丈夫ですよ。貴方に救われた人はきっとたくさんいます。…大丈夫ですからね。」男の出血する腕の部分を押さえてやりながら、できるだけ安らかに死を迎えられるように陳腐な言葉だと理解しながら少しでも男の心が救われて安らかに眠れるように優しく声をかける。しかし毒が回り聴覚が麻痺している男には聞こえていないのかもしれない。痛みに苦しみ此方の腕を爪が食い込むほど握り込まれ表情が歪むが微笑みを絶やすことはせずに。暫くして目が虚ろになってきた男が最期の力を使い口を開いて、《神父…、悪魔に誑かされるな。身を滅ぼすことになるぞ。》と残し、ついに息絶えた。瞬間、どこからともなく現れた彼の使い魔たちが契約を終えた対価なのだろう、自分を押しのけると悪魔祓いの身体を我先にと残虐に喰らい始めたのだ。ピシャリと男の血が頬を汚すが、拭うこともせずその惨状に唖然として。男の肉塊がなくなると使い魔のひとりが自分を見た後に彼へと視線を移しどこか哀れみ嘲笑うように見て何も言わずに煙のように姿を消して──。
静寂と共に自分の中へと流れ込んできたのは、悲しみなのか自分の無力さへの憤りなのか、名のない混沌とした感情だった。胸の十字架を一度ぐっと握るとはっと我に返り深手を負う彼の元へと駆け寄り出血部分を両手で押さえるも血は止め処無く溢れてきてしまう。焦燥に僅かに額に汗を滲ませながら、躊躇なくカソックの肩から腕に掛けた布地を破ると大蛇の体に一周させ強く縛って。それでも普通の傷とは違うのだろう。血は中々とまってくれない。既に身体の至る部分は彼の血で塗れていたが構わず止血を試みる。しかしまだ一度も彼とは目を合わせていなかった。そして悔しげに少し泣きそうな表情をして「──どうして…、殺すことなかったじゃないですか。」と詰まった息を吐き出すように彼に向けて初めて冷たい反感の感情を向けた。彼は身を護るために悪魔祓いを殺しただけだ。それも自分を想ってのこと。それでも悪魔も人間も関係ない自分にとって“殺した”ことは酷く悲しかった。ただそれが彼の命を見捨てる理由にはならない。もう目の前で命が失われて自分の無力さを味わうのは嫌だった。「──血が、止まらない。どうしたら……。」神に祈りを捧げるだけで、こんな時に友人の一人も救えない。ぐっと奥歯を噛み締め、血が止まるよう願い傷口を押さえていた。)





(/返信ペースはお気になさらずに!そしてこちらの乱暴なパスを綺麗に受け止めてくださり有難うございます。剣で大丈夫でしたよ!意味がわからないなんてこと全然なくて、悪魔祓いと戦うカルマくんの戦いが緊迫感伝わってきて、カルマ君もかっこよくてドキドキしました!ロルの中にカルマくんのかっこよさを伝えたかったのですが本体の力不足で及ばず…。ちなみに使い魔の姿は決めてません/笑
こちらもいつも楽しませて頂いてます!今後もよろしくおねがいしますね!!!)

  • No.56 by カルマ  2018-12-17 21:56:09 

(/うわわ(汗)私めの返信に誤字が御座いましたので、先に訂正させて頂きます。「…すぐには死なせない。体に回っていく毒に苦しみながら?き、**。」と…先に言わせてください、申し訳ございません。寝惚けていたのでしょうか、こんな意味不明な…(泣)それに、きずかず1日も放置しておくなんて…其れを踏まえて返信していただいてしまい…寛大な優しさに感謝しつつも自身の不甲斐なさを悔やむばかりです。とても、恥ずかしい間違いですが、本当は「…すぐには死なせない。体に回っていく毒に苦しみもがきながら死んでいけ。」でございます。ほんとうに、ほんとうにすいませんでした。)

  • No.57 by カルマ  2018-12-17 22:57:40 

(彼は他人の為なら罪さえも、その痛みさえも全て受け止め痛みに顔を歪めながら嘘偽りのない優しい言葉を吐き続ける。まさしく、それはリュカの事だ、先程の敗北で死に際にいる悪魔祓いに優しく言葉を掛けている、眠る様な死を…などと思っているのだろう。だが、そんの結末は彼には来ない事も禁忌に近い方法で力を得た者のその代償も、その末路も全て、全て知っていた。知っていたからこそ殺した、僅かな命を糧として自身に挑んできた相手は今や肉片さへも残さず地面に滲んた僅かな血だけが彼の果ての姿を物語っている。唯その光景を、見ているだけだったがふいにその場に膝をついていた彼が此方へと、背中部分へと回された腕から傷口に巻かれた布は染み込んでいく血の色に抗うこと無くその部分を染め上げていく、いずれ止まるはずだが今は、止まることなく赤い溜りを足元に作っていく。其れを焦った表情で見つめる彼は目元を少し潤ませて、今にも泣きそうなそんな表情を浮かべていた。そんな顔させるつもりは無かった、リュカと会って過ごしたこの数日たかが数日だ。なのにその短い時間が自分の中でかけがえのないものになってしまっていた、其れを邪魔されたく無かった、取り上げられる事に腹が立ったそれと同時に守りたいと、その選択が間違っていたのか相手の表情を見つめて、「────奪われたくなかった。リュカと一緒に過ごすこの日々を、悪魔祓いなんかに壊されるぐらいなら、俺が悪になろうと思った、…似合うだろ?之が悪魔なんだよ。────生まれた時から俺は悪で穢れているんだ。」自傷的な乾いた笑い声と一緒にでた言葉は、本心なのか偽りなのか自分でもわからないほどのもので、今の自分からは冷静さというものが欠損していた。大蛇の姿から元の姿へ、骨が軋む音と縮んでいく目線により鮮明になった相手の顔に手を伸ばす、頬に跳ね返った血を自身の手元の裾で擦りとり身を後退させた。自傷的な笑顔はそのままで傷口に巻かれた布を解くと露わになった傷口へ、そっと触れるとまだとめどなく流れ出る血など気にすることなく手の平に感じる感触に眉を顰めるも伸ばされた手は、深く傷口を抉っている、「…ここで俺が死ぬとしたら、リュカはあいつの時のように俺にも優しい言葉をかけてくれる?」本当に死ぬ気は無い、でも先程のあいつみたいに安らかな死を得ることが出来なくてもリュカに看取ってもらえるなら死ぬのも悪くないな、と単純に羨ましかった、ただそれだけなのに血だらけになった手は自然と相手の方をなぞりその輪郭を描く様に赤い線を描いていった。)




(/ありがとうございます!悪魔の使い魔は此方としてもあやふやなまま登場させる機会も逃してしまいましたが大丈夫でしょうか?
少しずつ困難に立ち向かいたくさんの試練を受けて惹かれあっていく2人を想像しておりますのでこれからも少しずつになりますが試練という名の、激しいアクションや展開を考えていけたらなと思っております!神父様背後もご意見や今度はこんな事をしたいなどとお考えがございましたら言ってくださいね!!!)

  • No.58 by リュカ・ヤニス  2018-12-18 10:05:20 


(彼の言葉は彼自身を傷つけるもので、溢れ出る血が彼の心の傷を形容しているようだった。彼の痛みと苦しみは、長年、気の遠くなる時間の中で深く深く刻まれたに違いない。まだ二十年と少ししか生きていない自分が“分かってやりたい”などと軽率な言葉をかけていいものではない。それなのに愚かな自分は彼の言葉に胸を酷く痛め、どうしてもその苦しみを理解し少しでも痛みを分け合えたらと、願ってしまう。本来の姿に戻った彼に頬に触れられ、冷たくどろりとした液体が頬に付着する。そこで漸く顔を上げ、血が溢れ出る傷口に触れながら彼の瞳をまっすぐに見て切なげに表情を歪めて。「──カルマさん。貴方はもう私の友人なんですよ。あの方とは違うんです。同じように、優しい言葉をかけられるか正直自信がありません。でも、自ら傷を抉るような真似はやめてください。人を試して死を選択する友人には優しい言葉なんてかけて上げません。それに、優しい言葉をかけるなら何でもない穏やかな日常の中が良いです。」頬に触れられる手に自らの手を重ねてそっと包み込むようにして手に取ると少し無理に微笑む。誰も平等に接しているつもりでも自分は聖人君子ではない。関わりある者にはどうしたって情が湧く。また、彼は本気で死のうとはしてないないかもしれないが、失うと思うと胸が軋むように痛かった。まだ数日しか時間を共にしていないのに、他の人と同じ、と言うには不自然な感情が燻っていた。「──それに、貴方は生まれた時から悪で穢れていると、そう、言いますが…、それは貴方がそうあらなければ生きていけない運命(さだめ)にあったからですよね?人間の魂や欲を得て生きる体だっただけ。それを悪魔と呼ぶのは人間の傲慢です。生き方が違うだけで貴方が穢れているわけではない。人間だって、自身の欲のために人を殺めることがある…貪欲な生き物だと、貴方もよく知っているでしょう?私だって…、カルマさんと過ごす時間を失いたくない。……ごめんなさい。貴方に嫌な想いをさせて、責めたりして…。」彼が悪魔祓いを殺めたことは、やはり悲しかった。でもそれを責めるのは浅はか過ぎた。悪魔祓いを殺さなければ彼にいつまでも危険が及び、二人の時間はいずれ失われるかもしれなかった。自分は誰の死も見たくない、だけど二人の時間も失いたくないと我儘になっていただけで、損な役回りを彼に押し付けただけだった。自分の方がよっぽど狡く汚れている。「ごめんなさい…。……でも少し思ってしまいました。貴方が私との時間を守るために取った行動なら…嬉しいと。カルマさんが穢れているというなら、そんな私も同じですね。」と再び彼を責めて彼の心を傷付けてしまったことを謝ると彼を優しく、やさしく抱き寄せた。彼の血が服に染みていくのを感じながら、彼の耳元で静かに言葉を紡ぎ微かに笑いを零す。血を止める術は自分にはない、ただ彼を繋ぎ止めるようにそっと腕に力を込めた。)







(/まず先レスの誤字についてですが全然気にしないでください!前後のロルが丁寧でしたので予測できましたし、むしろ確認もせずに押し進めてしまってすみません/汗 私も誤字脱字だらけですし、後から付け加えてよく読み返しもせず訳の分からない文章になってたりしてたので本当すみません/汗 主様のロルは本当に綺麗でいつも見習わせて頂いてます。こちらも足を引っ張らないよう精進いたしますね!お気遣いと訂正ありがとうございました!
そして、使い魔の件、こちらが考えなしに勝手に出しただけなので大丈夫ですよ!今後の展開にもどこかで出せたらいいかなー程度に考えております。困難や激しいアクション良いですね!ものすごーくアバウトな意見というか、質問です!カルマくんは人の魂と欲の塊を糧にして生きていると思うのですが、飢えなどはどのくらい食べないでいて大丈夫なのでしょうか。リュカの料理を食べてもお腹は膨れないと思うので少し心配しておりました/笑 あとは、町民による悪魔退治が強化されたり、カルマ君以外の悪魔が出てきて一悶着あったり…、もしカルマ君が人間にも?化可能なら、人間になってリュカと町を散策して、そこをカルマ君の力が欲しい使い魔か別の悪魔が襲撃されたりとか…。その前にリュカが悪魔の力封じの物と知らずに単純にカルマ君に何か上げたくて、身につけさせてしまうなど…、ありがちな案ですが今のところ浮かんだ話はこれくらいです/汗  ぜひぜひ主様のやりたいお話なども聞かせてくださいね!カルマくんのかっこよさと悲痛な運命を活かしたお話をできたらと思います。今回やたらリュカがだらだら喋ってますがさらっと流して頂いて大丈夫です!長文失礼しました。)

  • No.59 by リュカ・ヤニス  2018-12-18 10:14:03 


(/あ…、すみません、言ったそばから文字化けが/汗
本体文の中盤の下あたり、「もしカルマ君が人間にも?化可能なら……」となっていますが?の部分は「変」です。なぜ?になったのか私が?ですが、「へんげ」と差し替えて頂けると助かります。ではでは何度もすみませんでした!)

  • No.60 by カルマ  2018-12-18 19:51:43 

(/ご意見とご質問の方ありがとうございます。そうですね、此方としてもカルマに悪魔としての食事を与えていないので次の話ぐらいには飢えについての会話のシーンを設けたいと思います!!
そして、頂だきましたご要望の方はこれからの物語に積極的に取り込んでいきましょう!素敵なご意見ばかりでどれを使わせていただこうか悩んでいますが、まずはカルマと神父さま2人の街でのデートを始まりにして行ければと思います!!
誤字の方はお気になさらずに、お互い様ですしね(笑)そして、度々申し訳ないのですが返信の方が明日の夜になってしまうかもしれません。(泣)できるだけ早く返事をかけるように致しますので、お待ち頂いても大丈夫でしょうか??ほんとに申し訳ないのです。)

  • No.61 by リュカ・ヤニス  2018-12-18 20:51:21 


(/飢えの展開、了解です!かっこいい子が弱ってる姿大好物です/笑
そして街デートの案、賛同頂き有難うございます!これからもリュカは思わせぶりな態度ばかりとって中々決定打を打たずカルマくんを振り回してしまうかもしれませんがよろしくおねがいします/汗
返信もゆっくりで大丈夫ですよ!疲れているときはお体を優先なさってくださいね!いつもお付き合い頂き感謝です!!)

  • No.62 by カルマ  2018-12-19 22:25:33 

(心の蟠りが消えていった、抱き寄せられた腕から伝わる彼の言葉と伝わる体温にそっと目を閉じた。彼から紡がれる言葉は、心の中にあった闇を次々と打ち消しおちつくような優しく柔らかみのある其の声で優しく諭してくれる。凛とした意志の中に、心を包み込んでくれるその声色はきっと悪魔である自分の事を考えての言葉だったのだろう。傷を抉っていた手は、やんわりと制しされ少し強めに掛けられたその言葉には付けるいい訳もなくただ黙って聞いていた。言葉の一つ一つに込められた彼の感情を回された腕伝いに感じれば心に残った最後の感情は彼への愛情だけだった、彼の事を考えるだけで血が沸騰するように胸を羽でくすぐられているそんなもどかしくもどこか嬉しく思ってしまう曖昧ではあるが確かな感情がのこっている。心の中は温かくとも、血を大量に流している身体はそろそろ限界のようだった。意識が朦朧とする、魔力も半分が減りその上大怪我を負っているのだ消耗し続けるその魔力は自分自信の身体へと脱力とそれに加えて酷い空腹を感じさせる。喉の異常な乾きと飢えは今の体には相当こたえるもので立っているのもやっとの足は膝から崩れ落ち苦しみを表す呻き声をその口から漏らす。霧のかかった意識の中で、頭を支配しているのはまずこの空腹を満たすことそれに合わせて口の端からのぞく牙は何かを求めるように疼き出す。「…リュカ、また俺はお前の言葉に救われた…んッ、だ…だからお前を傷付けたくない、俺から離れろッ。」疼く牙は目の前の相手を狙っている、自分の意思とは裏腹に勝手に主張するそれに相手を守りたいとその意思のみが僅かな理性を抑えてくれている、相手の身体を離すように押し返すも力のこもらないその腕は震えていて、相手の体はぴくりとも動かない。それでも距離を置くために大きな翼で自身の姿を包む様に隠した。今の自分はまるで操られたかのように飢えたケモノのようなその様子に伸ばした羽根から赤く、睨みつけるような目線と共にその瞳だけを覗かせていた。)





(/いつも、ご迷惑を掛けてばかりですが優しく丁寧に対応してくださり感謝致します。
その分思いっきりカルマを振り回してやってください(笑)この頃寒い日が続いております、神父様背後様もお身体の方お気をつけくださいませ。)

  • No.63 by リュカ・ヤニス  2018-12-19 23:15:49 


(腕の中の彼の様子が俄に変わる。当然だ、悪魔といえどこの怪我で平気でいられるはずがない。崩れ落ちる彼を支えようとするが、自分が近づくのを遮るように彼は翼でカードを作ってしまう。傷付けたくない、その言葉から彼が自分を想ってくれていることが充分に理解できた。また、自分が彼に何か与えることで彼の傷が癒せるかもしれないことも、悟った。そうなれば自分に迷うことなど何もなかった。自分が何とかしなければ他の誰かが傷つくことになる、その考えも勿論あったが、何よりも自分が、彼を救いたいと思ったのだ。こちらを睨む双眸を恐れることなく優しく見返せば、力の抜けた翼をそっとどかすと彼との距離を再び縮める。ゆっくりと彼の口元へ手を伸ばし此方が恐怖を感じていないことを示すように僅かに覗く牙を撫でて。「カルマさん、私にできることがあるなら言ってください。……契約はできませんが、この血肉が必要ならどうぞ受け取ってください。魂がいるなら必要なだけ貴方の中に取り込めば良い。カルマさんは、私を殺すことはしない。そうでしょう?…我慢しないで、貴方の痛みを私に救わせてください。──大丈夫ですから。」彼の傷が癒せるなら痛みも苦しみも厭わない。むしろ進んで差し出すように、彼が自分の命までも奪うことはないと自信たっぷりに言ってのけ、また一歩彼に近づき安心させるように微笑むと白く冷たい頬に触れる。そしてまた彼を抱きしめると、彼を自分の家に招待したときと同じように自身の片口に彼の頭を預けさせ、優しく頭を撫で恐怖など微塵もない声色で「大丈夫」と囁いた。)







(/今回少々短くなりました…。そしてお言葉に甘えさせて頂きリュカが接近してますが特別かどうかは本人も気付いてません/笑 主様のご健康もお祈りしてます!ではではまた何かありましたら背後が参上致すと思いますがその時はよろしくお願い致します!!こちら蹴り可です!)

  • No.64 by カルマ  2018-12-20 23:19:12 

(大丈夫、暗く遮っていたはずの視界が彼の手で開かれていく。根拠など無いのだろう、唯自分を信じているから言えるその言葉は細くギリギリだった理性を打ち切るのに充分なものだった。抱き寄せられ自身が相手の身体に埋まるこの体制のまま後ろに体重をのせた、相手を押し倒し地面に手をつけば荒い息と少し嗄れた声で小さく呟く「…大丈夫だなんて、リュカは俺を信用しすぎだ。俺がお前を殺す可能性が無いとは限らない…なのにお前はッ!」如何して自身を悪魔を信用するのか、そう続けるつもりだったその言葉は出てこなかった。クラりと視界が歪む、限界だ腹の虫はもうずっと雄叫びを上げている。手を握りしめると、地面の土が指に食い込むそのすぐ横にのぞく彼の白い首元にその少し浮かぶ細い血管に、ごくりと喉がなって仕舞う。相手を誤って殺す訳にはいかない、ほんのちょっとほんの少しだけ自身にそう言い聞かせながらその首元へと牙を向けた。彼の繊細な肌を突き破りゆっくりと侵入していく、それに合わせて吸い込むと彼の甘くトロリとした血液が流れ込んでくる。口の端から赤いそれが垂れるも一向に気にせずただ目の前の、彼のくれた第3の食事に集中していた。溜まっていく魔力と鮮明になっていく意識にハッとい息を着けばそっと牙を抜いた、傷口から流れ出る最後の血液を舐め上げ彼の安否を確認するために目線をあげる。「…ごちそうさま。大丈夫?痛くない?」眉を下げ申し訳なさが滲んだ表情で声をかけた、くっきりと着いた2つ穴の傷口を指で優しく撫でながらあとにひくはずの痛みを和らげるように数回キスを落とす。彼の同意の上での行動だったが彼を傷付けてしまった事も事実でありまた彼に助けられた事も今までも含め何度目だろうまたしても心を締め付ける愛おしさに先程彼にされたように自身も彼を優しく抱きとめ続く様に相手の頬にキスを落とした。)



(/今回リュカ様の血液を頂きましたが、人間の血液を第3の食事とさせていただきます。魂、憎悪の塊、血液と血液を取り込むことで魂に近い生気を頂くという形でございます!これを一応報告させたいただきました!!此方も蹴り可ですので、またご要望などの際はお呼びくださいませ!!!)

  • No.65 by リュカ・ヤニス  2018-12-21 07:19:36 


(痛みを感じたのは最初だけ。その痛みも今の彼の表情を見ていると彼の心の痛みに比べたらなんてことのないものだ。脳内に反響するコクリコクリとゆっくりした嚥下音、自分の血液が相手の中へ取り込まれ、彼の生きる糧となる音。不思議な気持ちだった。常人なら恐怖を感じる行為だが、自分は彼の役に立てている、そう思うと、あの日から、血で真っ赤に染まった地獄の日々からぽっかり空いて、見ないふりをしてきた穴を満たしてくようだった。それは少しでも履き違えれば危険な感情だと自覚していたから、彼の気が済むまで目を伏せて無心でいて、首元から牙が抜けるチクリとした痛みに目を開くと申し訳なさそうにする紅い双眸を優しく捉えて。「もう大丈夫なんですか?…私は大丈夫ですよ。カルマさん優しくしてくれたので痛くないです。──ッ、ふふ、くすぐったいです。」あんな大怪我をして今の血液量でちゃんと補えたのか、遠慮しているのではないかと彼の顔色を伺いながら、自分は全く心配いらないと微笑んで見せる。彼が吸血をする前もその最中も、そして今も気を遣ってくれていることは充分すぎるくらい伝わってきて、眉を下げてこちらを心配してくれる表情が可愛らしくみえてしまい。首筋に当たる彼の柔らかな髪や頬への口付けに少しだけ身をよじって小さく笑いを零せば、寝そべったまま彼の頭をよしよしと撫でて「よくできました。」としっかりと最後まで自我を保てたことを子供を褒めるように優しい眼差しを向けた。それから上半身だけ起こして、彼を膝の上に跨がらせた状態になると彼の両手を手に取って、地面を強く握ってついてしまった土の汚れを、指を優しく撫でるように落としていき。「また必要なときは遠慮なく言ってくださいね。体の丈夫さだけが取り柄なので、心配は無用ですよ。…でもこれ、美味しいんですか?」視線を彼の手から紅い瞳へと合わせてまっすぐに見れば自分の意志が本気なことを物語らせる。果たして自分の血液だけで彼の飢えが満たされるのかは微妙だし、人間の自分には当然だが美味しいとは感じない。人間にも味覚の好き嫌いがあるように彼らにもあるのだろうかと、彼の口元残った自分の血液を人差し指ですくってしげしげとそれを眺めて問いかけてみる。そして彼の姿を見てまた何か思い立ったように顔上げ「…服、新調したほうが良いかもしれませね。」と。自分はカソックの変えはあるため足りているが、彼を誘って危険な目に合わせて服を駄目にさせてしまったのは自分の落ち度。新しい服を買い与えるくらいのことはしてやりたいと思って。)

  • No.66 by カルマ  2018-12-22 18:26:24 

(/一日、返信が遅れて申し訳ございません。背後の者が風邪をひいてしまいました。数日間返信の方が遅れてしまうかもしれません、一応報告しておきます、ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。治すことに専念し、できるだけ早くお返事の方をかきます!!)

  • No.67 by リュカ・ヤニス  2018-12-22 21:52:33 


(/迷惑だなんてそんな!お体最優先ですから、こちらのことは気になさらずにゆっくり休まれてくださいね!また元気になったら絡んで頂けるとうれしいです。お体が辛いなか報告有難うございます。では、お大事になさってくださいませ。)

  • No.68 by カルマ  2018-12-25 00:16:18 

(/大変お待たせしてすいません。体調のほうが段々と回復してきましたので、お返事の方を書かせてもらおうとおまいます。明日の夜には提示出来るようにしておきますので…!本当にお待たせしてすみません(泣)この数日間、神父様とお話もできず物足りない日々が続いておりました、はやくカルマを絡ませてあげたいです!明日までには仕上げておきます。)

  • No.69 by リュカ・ヤニス  2018-12-25 07:38:42 


(/おはよう御座います。リュカ共々お加減心配しておりました。こちらもはやくカルマくんと会って愛でたいのは山々なのですが、どうかご無理はされずにお体をご自愛くださいね!また会えるのを楽しみにしつつまったりお待ちしております!!)

  • No.70 by カルマ  2018-12-26 00:28:31 

────有難う。リュカのおかげだ、俺が自我を保てたのも、この傷を癒せたのも。ほんとに貴方に助けて貰ってばかりで俺は何も貴方に与えられていない…リュカの優しさに救われた、身体だけじゃなく心も。そんなリュカを思うと苦しいんだ、なんか胸が苦しくなる上手く言葉に出来ないけどこんな感覚はじめてだ。
(体の負担にならないよう相手を優しく立つように促す。優しく泥を取り払われた手を握るとその手をそのまま自身の胸元へと押し当てた、時折感じるこの胸の微浸る痛みは相手の事を思う度に頻度をましていく、顔を顰め初めてのそれに戸惑う表情を浮かべるもこの感覚が決して嫌という訳でもない。唯、初めての経験まだしもこの長く生きてきた数百年という月日の中でまだ知らないことがあったその事実に少し不安を抱いていた。だが、この感覚を追求するよりも先に自身がすべき事はリュカへの恩返し、幾分かましになった空腹は相手の分けてくれた血液のおかげだ相手から投げかけられた問いにリュカらしさなのか少し場の外れた質問に苦笑を交えながら「美味しいかどうかなんて俺の味覚の有無だけどリュカの血は…うん。美味しかったよ。」また飲みたいな、そんな軽口を添えて微笑みながら答えた、口の端に着いていた血を拭おうとするもボロボロになった服の裾を摘んだ、丁度のタイミングで服の安否を心配する、リュカに頷きながら「さすがに服は駄目そうだな。そうだ、リュカが俺の服選んでよ。特にこだわりなんてないからさ、リュカの選んだ物ならなんでもいいからさ。」ほぼ毎日来ていたこのスーツにも飽きたところだ、思い浮かんだこの提案に満足し相手の手を引っ張るようにまずは彼の家へと歩みを向けた。)


(大変お待たせいたしました。随分短めな文になってしまった事お許しくださいませ。まだ本調子ではないようでまた徐々にペースの方を上げていきたいと思います。本当にすいません。)

  • No.71 by リュカ・ヤニス  2018-12-26 20:41:28 


(彼の口から救われたと聞き、少しでも役に立てたのかと思えば逆にこちらが救われた気持ちになる。あの日は目の前で失いゆく多くの命をただ見ていることしかできなかったから…。彼が悩ましげに胸に手を当てる姿には「詳しい気持ちはカルマさんにしか分かりませが、胸が苦しくなるのは心から誰かを想うとき、だと思いますよ。…今言うと私がカルマさんに想われれていると自惚れているみたいになりますね。」困ったように少しおかしそうに小さく笑いながらも彼を見る目は初めてのことに戸惑う子供を見守るように優しいものだった。しかしその中に、友情とは違う何かが芽生え始めていることにはまだ自分でも気が付かず、血が美味しいと言われ高揚する気持ちもこれからも彼を救える喜びからだと単純に受け止めていた。そして手を引かれるまま小屋へとたどり着けば、彼に断りを入れてから先にシャワーを浴びさせて貰い体を清めると新しいカソックに身を包み、自分の服をタオルと一緒に脱衣所に置くと彼の元へ向かって。「すみません。私はこれから教会でやることが残っているので行かなければならないのですが、体を洗って良ければゆっくりしていってください。今日はカルマさんも疲れているでしょうし、服を見にいくのは明日にしませんか?とりあえず少し大きいかもしれませんが私の服を貸しますので。」脱衣所に置かれている衣服はシャツとズボンでシンプルなものだが背も自分より小さくて華奢な相手には着心地が悪いかもしれない。申し訳なさそうに言いつつも頭の中では彼に明日与える服は何にしようと思考を巡らせており。その後、彼に自由に足を伸ばしていくよう伝えて教会へと向かって。)

(夕方、教会での聖務を終えると夕飯の買い出しに小さな商店へと向かった。店主は顔なじみの初老でおしゃべりな明るい男。必要な野菜を買うと《今日は良いものを仕入れたんだ。》と塾れたりんごを勧められて。そのりんごは実に美味しそうであったが普通のりんごではなかった。人間には無害だが悪魔には有害で、力を抑制させる魔術がかけてあった。あの悪魔祓いの使い魔がカルマの力を目の当たりにし魅せられて、どうしてもその力を欲し、リュカとの仲を知った上でそれを利用しカルマに食べさせて弱ったところを狙おうと目論んだ策だった。もちろん、仕入れた店主に悪意などないから自分は全く疑わずにりんごを買うと家路を行く。そして小屋に戻り中へ入ればまだ彼が居てくれているのを目にして嬉しそうに微笑んで。「お夕飯食べていきますか?…というより一緒に食べてほしいです。」と彼が人間の食べ物を糧としないのを理解しつつ、一人で食べるよりも彼がいてくれるだけでも嬉しいと思い願い出る。そして買ってきたものが入っているカゴをテーブルの上に置くと思い出したように彼を見て、「そう言えば、明日の買い物はカルマさんもご一緒できるのでしょうか…」と。





(/まだ体調が優れない中、返信有難うございます/涙 自分のペースで良いので気にしなくて大丈夫ですよ!そして今回、場面展開がわちゃついてすみません/汗 しかも勝手にカルマくんが家にいることにしてしまいました…。意味が分からないところがあればなんなりとご質問くださいね!)

  • No.72 by カルマ  2018-12-27 22:59:37 

────自惚れてもいいのに。
(少し照れくさそうにはにかんだ彼の表情を思い浮かべ、湯気の立つ身体に貸してもらった服に腕を通した。当然、胸の苦しくなる原因は彼で自分が思っている人も彼の事だ。だが当の本人はまだ自分に好意を向けられているなどきずいていないのだろう、もどかしくも焦れったい気持ちを込めて上記の言葉を呟いていた。着込んだ服は彼のもので少し大きめの服は自身の体には随分と余裕がある、袖が少し余ってしまいだらりと手元を隠しているがそれほど気にせず脱衣所を出れば、ソファーに腰掛けて丁度のタイミングで扉が開く。何処と無く嬉しそうに微笑む彼を疑問に思いながら首を傾げるも次の言葉に目を輝かせた。彼の食事を口にする迄人間の食事に一切の興味を持っていなかったが、今は彼との食事は密かな楽しみになり、外の空気でひんやりと冷たくなった彼の両方の頬を両手で包む様にシャワーを浴び熱を纏った掌で温めた。──おかえり。目を細め微笑みながら彼の目元に軽く唇を当てて直ぐに身を離す。上機嫌に尻尾を揺らしながら、テーブルの上に置かれた籠を除きつつ作られるであろう夕飯への期待を積もらせ彼へと振り返る。「俺に似合う服を見繕ってくれるんでしょ?、リュカと初めてのデートだね。」デートという言葉を強調しながらにんまりと笑みを浮かべた。明日は町へと繰り出し自身の破損した服を彼が選んでくれるのだ、人間の多く集うその場所で翼と角は目立つ。もし悪魔ばれた場合彼に迷惑もかかるだろう、翼は隠すことが出来るが問題は角だ。角の調整は難しく最悪帽子を被り隠すかと考えながらゴロリと転がってきたそれに目線を移した。赤く、食欲をそそられるその色の果実に妙に興味が湧いた。片手でその中の一つを摘めば彼の元へと「これどうしたの?」爽やかな香りを漂わすその林檎を持ち上げた。)

(/神父様背後様のおかけで、体調の方ももう完璧に感知致しました。この時期の寒さは体に堪えるようでご迷惑をおかけ致しました。やっと、リュカ様に絡めて心も暖かくなり、また今後ともよろしくお願いします!!)

  • No.73 by リュカ・ヤニス  2018-12-28 12:23:37 


(軽い目元への口付けと共に出迎えてくれる彼。少々行き過ぎなのではないかと思うが彼なりの挨拶だと思えば心地よい。夕飯の準備に取り掛かりながら明日のお出かけをデートと例える彼には今までの言動から多少の引っかかりは感じつつ冗談だと思って軽く笑って。「誰かと出かけるのは久しぶりなので楽しみです。昔はよく妹や弟と街へデートに行ったんですよ。お金が無かったので見るだけでしたけどね。」彼と同じようにデートを強調させて言えば過去を懐かしむように無意識に彼に弟を重ねて見れば微笑みが僅かに哀愁漂うものになる。しかし彼と街へ出かけることは本当に楽しみで野菜を洗って切る姿は上機嫌。りんごを手に此方へ来る彼に問いかけには一度手を止めてそちらを見て、「お店の方が勧めてくれたんです。この時期は蜜が多いので甘くておいしいんですよ。食事と一緒に切ってお出ししますね。……林檎、なにか気になりましたか?」店主もとてもいい人なのだと説明を交えながら林檎を購入した時の経緯を楽しげに話すも、彼が人間の食べ物について聞いてくるのも珍しい。たまたまかもしれないが、一応赤い果実の名も添えて尋ねてみた。そこでふと彼の袖元に目がいけば、随分袖があまり彼の手がほとんど隠れてしまっていてやはり大きかったかと。これはこれでかわいらしくもあるが何かと不便だろうと彼の細い腕を手に取ると片方ずつ丁寧に袖を折り曲げて、ついでに足元の裾もちょうど良い長さにしてやり。「弟にもね、こうやって私の古着を着せていたんです。本当は新しい服を買ってあげたかったんですけどね。」立ち上がりながら少しだけ眉を下げて穏やかな声で話せば再び調理をはじめ、手際よくシチューを完成させると皮を向いて切り分けた林檎もお皿に乗せて一緒にテーブルに並べて。「そう言えば、カルマさんにも家族はいるんですか?」人間同士でもあまり触れないようにする話題ではあるが、もし彼に家族、もしくはそれに近い存在がいるなら今更だが此処に遅くまでつなぎとめておくのも悪いかと思い、席に座るよう促しながら聞いてみた。)



(/体調の方よくなったようで安心しました。またお加減が優れないときやお忙しいときは気にせずおやすみくださいね!こちらこそよろしくお願いします。こちら蹴り可です。)

  • No.74 by カルマ  2018-12-29 22:45:22 

(テーブルに並べられた果実は、赤い皮を向かれ白い実を剥き出しにして綺麗に並べられていた。蜜を多く持ったその実の中心には食欲を刺激する熟した甘い香りが漂う。何の変哲もない唯の果実だと言うのに自身の中で少しの突っ掛かりがあった目をひかれるそれは彼が言うには町で購入された物のようだ。彼の経緯に頷きながら着々と作られていく料理の香りに意識は奪われてしまった、目の前の果実のことは特に気にすること無く「…んー、別に何も無いよ、美味しそうな林檎だね。」椅子に座って頬杖をつきながら自身もスプーンを並べたりと夕食の支度を済ませた。お互いが席につき向かい合い口を開く「弟ね…。悪魔に家族なんてものは存在しないよ。人間みたいに番がいて、結ばれて…そんな複雑なものじゃなくて俺ら悪魔は人間の心の闇から生み出されるんだ。」微笑みを浮かべた表情とは裏腹に言葉に若干の棘を含みながら教えを説くように、正面から相手の瞳を捕え、湯気をのぼらせているこってりとクリームのように濃厚なスープ。確かリュカはこれをシチュー、と言っていたその皿にスプーンを差し込みくるりくるりと円を描いた。先程の彼の言葉を推理すると妹と弟がいた様子昔はという事は今は一緒に出かけていないのか彼の少し含みのある言い方にいくつかの思考を張り巡らせ彼の発した発言を振り返りながらも、賑やかな家族の風景を想像していた、だがそれが彼の素性と異なる事など知る由もなく、円を描いていた手を止めて「リュカには家族がいるんだね。今は何処にいるの?会ってみたいな。」純粋に興味が湧いたのだ、何気ないその質問に首をかしげながら問いかける。)

  • No.75 by リュカ・ヤニス  2018-12-30 13:27:07 


(食卓の準備を手伝ってくれる彼に軽く礼を言いながら、自分も席に座り問いかけの返答に少し真面目な表情になる。彼が言うことが本当なら心の闇を持ち悪魔を産んでしまう人間こそ悪の根源。誰だって自分の醜い闇の部分は毛嫌いするから、そこから生まれた悪魔も受け入れがたく、悪魔祓いまで出てきて排除しようとする。しかしそれはあまりにも…、「人間は身勝手すぎますね。…少し胸に刺さるものがあります。自分の弱さを見せられたようで…。カルマさんは、人間が嫌いですか?」彼のどこか棘のある物言いは、人間のあり方を考えさせられる。彼にそのつもりがあるか否かは不明だが少し責められているようにも感じ、また棘の中に独りで生きてきた寂しさが含まれている気がし、そうさせたのも人間かと思えば、嫌いなのか問う。彼らにとっては“餌”でもある人間の好き嫌いを聞くのは愚問なのかもしれないが…。やや重たくしてしまった空気、少しでも和ませようとまだシチューを口にしていない彼に食べるようにすすめ、自分も一口掬って軽く冷ましてから口に含む。家族の居所を聞かれればシチューにつけたスプーンを持ったままほんの一瞬、常人では気付かない程度暗い目をして動きが止まるが、すぐに顔を上げていつもの瞳で目を合わせ、「家族は…──両親と弟は10年前の紛争に巻き込まれて亡くなりました。貧しい村だったので戦地には最適だったんですよ。」どこの国だって自国の領土の損害は減らしたい。そこでたまたま両国の間にあった、無くなっても当たり障りのない小さな村が戦地に選ばれた。よくある話だ。世の中は何かしら犠牲の上で成り立っているのだから。淡々とし口調で話し最後は少しだけ眉を下げて微笑み言う。長く生きてきた彼にはつまらない話しかもしれないとすぐに明るく切り替えようと「あ、でも妹には会えますよ。孤児院で働いています。びっくりはするかもしれませんがきっとカルマさんを気にいると思います。…明日は街でゆっくりしたいので、またの機会に是非。」気の強い妹のこと、彼を物珍しく思うだろうが拒絶したり攻撃したりすることはないだろう。彼と愛する妹が会うなら、これほど嬉しいことはない。先程少しだけ見せた悲しみもひた隠し、彼が妹に何かするなんてことも疑わずに穏やかに微笑めば再び彼に食事を勧めて、「明日が楽しみです。」なんて呑気に笑う。もちろんテーブルの上に彼を貶める果実がうっそりと食べられるのを待っていることに気付きもしない。)

  • No.76 by カルマ  2018-12-31 18:36:07 

────嫌いじゃないよ。だって、人間がいないと俺ら悪魔は生きられないし…でも、大好きとも言えないかな俺らを生み出したのは人間だけどその人間は悪魔の事を忌み嫌う。でも、其れが人間の本質だとも思ってる自分の弱い所は他人に見せたくなものでしょ?それと悪魔って同じ様なものなんだろうね。でも大丈夫、リュカは大好きだから。
(人間は勝手な生き物だ、自分という悪魔を生み出しては其れを恐れ消そうとさへもしてくる。でも、その感情こそ悪魔が糧にしているものでこの世界の輪廻には反していない。生み出し、捨てて、また新しいものが作られていくそういった工程があって今の自分が存在し、愛する彼も生きている。覚め始めたシチューに視線を落とし一掬い口に入れた、ほんのりと暖かいスープに甘くなった野菜が喉を通っていく、一息着けばまた彼へと向き直り、ふと一瞬だが彼の目に影が指した様に感じた、瞬きをする瞬間彼の綺麗な瞳から滲み出た闇を感じ瞳を追うが直ぐに彼は何も無かったように会話を続ける、其れにあいずちを打ちながら「…死んだ両親と弟に会いたい?」目を伏せるように落ち着いた声色で問いかけた。勿論、冗談でもなく聞いただけという生半可な気持ちで言ったわけでもない。悪魔の力を使って、本来の自分に戻った其の力を使えば会う事も可能になる。だが、其れは同時に彼が闇へと堕ちた代償を得た上でのことになるのだが。彼のその瞳をただ見つめた、彼の意思が最も優先される今の状況しんとなった部屋の中央で佇む2人の存在其れを壊す様に、椅子から立ち上がった。きずかぬうちに空になった皿を手に取りキッチンの方に「…ご馳走様、そうだねリュカの妹なら俺も会ってみたいな。」先程の雰囲気は全く匂わせず、何時もの会話を続行した。嬉しそうな笑顔で再び席へと戻れば喉が潤いを欲していた。丁度テーブルの上に置いてある林檎へと手を伸ばせば「食べていい?」と一言、この果実が自身にとっての厄難など知りも知らずに一つ手に取った。)




(/突然の背後から申し訳ありません。ほんとに突然なんですが「デュラララ」というアニメはご存知でしょうか?特に深い意味は御座いません。何となくなのですがとても面白いアニメなのでご存知かな?と軽い気持ちで聞いてしまいました。勿論、ご存知ない場合蹴っていただいてかまいませんので(汗))

  • No.77 by リュカ・ヤニス  2019-01-01 02:00:38 


大好き、ですか…。カルマさんは出会ったときから私に優しくしてくださいますね。嬉しいことですが、なぜ私を?…ただの人間のひとりですよ?
(人間を恨んでもおかしくないのに嫌いじゃないという彼。長く生きてきた彼だからこそそれだけ不当で酷い扱いを受けてきたはずなのに人間を理解してくれている。身勝手に彼らを悪魔と言って消そうとする人間のことを考えると胸が痛むが、そんな人間の一人である自分を彼は大好きだと言う。他者に優しく真面目に生きようと心掛けてはいるものの特質した魅力はない。魅力でいうなら顔立ちも纏う空気もきれいな彼のほうが溢れているように思え不思議そうに見返して。答えを待ちながら残りのシチューを口にすると続く問いかけにゆっくりと口の中のものを飲み込み目を伏せると数秒沈黙する。───会いたい、そう思うが、それが許されないことは神父だからこそ重々知っている。神の教えでは人は死んでも深い眠りにあるだけで望めばいつでも傍に感じることができると言う。そして本当に会えるのは自身が生を全うし死を迎えるときだと。自分はそれを信じているし、故人に会うよりもこれからの出会いや今あるものを大切にしたいと思っている。ただ、悔いるとするなら、あの日愛するものを守れなかった自分の無力さだ。もう二度と、愛するものを失いたくないし、次失った時自分に耐えられるか、考えるだけで恐ろしかった。空気はそれほど重たくないはずなのに、口が中々開かない。速く答えねばと思った時、静かな空気を裂くように彼が立ち上がり、それに合わせて視線を上げれば皿を手にキッチンへ向かう彼を目で追う。彼は──悪魔である彼は自分の持つ影に勘付いているだろうかとふと思いながらも、いつもの雰囲気に戻る彼に合わせてこちらも微笑めば、林檎を食べて良いか問う彼に「どうぞ。」とすすめた。自分もシチューを食べ終え皿を片付けると林檎を一切れとりシャクリと半分かじる。口の中に広がる甘酸っぱさに口元を緩ませ、残りの林檎も食べたところで彼を見て「…そう言えば今日はどうしますか?泊まっても全然構いませんが、お帰りになるなら送っていきますよ。」彼が泊まるのは一向に構わないしむしろ嬉しいくらいなのだが、連日引き止めるのも悪い。彼の住む場所は想像できないが、友人をひとり暗い夜道で返すにはいかないと、やはり当然のように彼を人間と同じように見た発言をした。)






(/あけましておめでとう御座います!リュカ共々カルマさん、背後様に巡り会えたこととても幸せに感じております。よろしければ今年もお付き合い頂けると嬉しいです。文章の乱れの激しい背後ですがよろしくお願いいたします!
ちなみに今回の神の教えですが、講義で聖書の中身をかじったことはあるのですが、背後が無宗教なのでほぼテキトーです…。異なる部分があると思いますが軽く流して頂けると助かります/汗
そして「デュラララ」知ってますよ!と言っても原作は読んだことがなくアニメしか見たことありません/汗 アニメは結まで見ました。正直話の内容がうろ覚えの部分もありますがOPも格好良かったですし面白いですよね!!当時は毎週楽しみでしたー/笑)

  • No.78 by カルマ  2019-01-01 11:24:49 

唯の人間ののひとり、…ね。でも俺にとってリュカは───なんて言うんだろう。異質っていうか、リュカのその抱えてる何か…白く純白だからこそ黒に染まりやすいその心も全部が好きなんだ。
(暫し考えて、辿々しく紡ぐその台詞は曖昧でリュカ自信が隠そうとしているその闇、抱える其れにいつかは打ち明けて欲しいと自分と言う存在に頼って欲しいそんな事を考えながら彼のこめかみから頬にかけてをそっと撫でた。食事を取り少し体温が高くなった彼の肌は少し赤みを帯びていて肌触りの良いその感触に数回指でなぞり「…別に何時でもいいよ。リュカが強く会いたいと願うなら、俺が叶えてあげる。それが何十年後でもリュカの命の灯火が消えるその直前でも…。」なんてね、冗談めかしく微笑めば進められた通り林檎の一切れを口へと運ぶ。シャリと感じた歯応えに続く爽やかな酸味と後からくるほんのりとした甘さ数回感で飲み込むと体に感じる違和感。食べ過ぎによる以上かと特に気にせず二切れ目へと手を伸ばした直後、視界が反転した。ぐるりと回る景色は自分の体が傾いた事を知らされる。椅子から崩れ落ちるように蹲る形へと、自信を襲う違和感に体が焼け付く様な熱。体の内側から押し寄せる不快な感覚に自然と鳥肌が立つ。苦しまみれの絞り出される呻き声と共に、林檎を見た時の違和感はこれかと思い知らされる。体の違和感からかテーブルや椅子を押し退け開かれた翼は自身の体と一緒に黒い羽をまき散らし片付いていた部屋を荒らしていき。「…ッ!?、リュカ───はッ、何ともな…い?」自身の体よりも不安なのはリュカの事。上手く呂律の回らない舌でなんとか上記を述べるも直ぐに硬く目をつぶり。押し寄せるその痛みと違和感に耐えていた。)




(/新年あけましておめでとうございます!ご挨拶の方少し遅れました。カルマ共々お世話になってばかりでございます。私としてもお優しいリュカ様とその背後様と出会えるご縁を賜る事の出来とても心より感謝しております!今年も、長いご縁となりますようよろしくお願い致します。
おお!聖書、とてもカッコイイ文章に痺れておりました(笑)大丈夫です、リュカ様らしいその言葉に心を撃ち抜かれ背後はもう、(汗)
なんと!デュラララをご存知のようで、こちらの背後がほんの興味で1度見ているアニメに手を伸ばしたところ再びデュラララへとはまってしまいまして、その勢いでトピを作成してしまい。お恥ずかしながらまだ1人もご参加を頂いていなく、なんならリュカ様背後様とそこでもお話出来ればな…と。勝手な発言又、勧誘のようになってしまいすいません。勿論、断って頂いてもかまいません!このまま人が来ないなら此方の部屋だけでもう忘れてしまおうなどと思っていたものですので。もし少しでもご興味の方が有ればまたそこでも2人で話せたら…などと思った次第でございます。)

  • No.79 by リュカ・ヤニス  2019-01-01 16:17:39 


───、
(彼の言葉はまっすぐで嘘偽りない。それなのに彼が悪魔だからなのか、なぜか独特の影を感じる。その影は甘い言葉と重なってより魅惑さを増し、自分の心に浸透していくようだった。出会ったときも似たような誘いを受けた。その時は意味もよく理解していなかったし彼のこともよく知らなかった。それは今もさほど変わらないのかもしれないが、初めて受けた誘いよりも幾分優しさが含まれたそれに心が揺れ動く。冷たく細い彼の指先が頬をなぞりピクリと小さく反応すれば彼の瞳を見る。紅い宝石はやはり綺麗で彼も微笑んでいるはずなのに目を合わせていると自分の弱い部分が浮かび上がるようで、今はその紅い双眸が少しだけ怖かった。彼が林檎を食べ始めればそっと肩の力を抜いて短く息を吐く。結局なにも返答できず彼の言葉だけが心の奥底に小さな棘となって残った。でも彼が大切な友人であることには変わらない。気持ちを切り替えようと顔を上げたときだった。林檎を口にした彼の様子がどこかおかしい…。どうしたのか問おうとした直後、陶然苦しみだす姿に瞠目し、焦燥にかられる。何が起きたのか──…体を支えてやる間もなく床へ倒れ込む彼のもとへ駆け寄ればその体を抱き起こして支えてやりながら血色の悪い顔を覗き込んだ。部屋が散らかるなんて気にもとめない。それよりも彼の美しい翼が散りゆき苦しむ彼まで奪っていってしまいそうで恐ろしかった。それなのに、今一番苦痛なのは彼なのに、決死に自分の心配をしてくれる姿に表情を歪める。「─っ、私はなんとも…、それよりもご自分の心配をなさってください!!」珍しく声を上げながら少しでも楽になればと背中をさすってやる。何かあったとすれば林檎しか考えられない。吐き出させたほうがいいのか…、もし死ぬような毒だったらどうしようと混乱する脳内を何とか落ち着かせながら、彼の手を握ってやり意識を確認するように何度も彼の名前を呼びかけた。)





(今回も話しをあまり進められずすみません/汗
どこかで使い魔を出そうと考えているのですが、このあとすぐ出してしまうのと一旦落ち着いてから街で奇襲に遭うのとどちらか考えているのですが、希望はありますか?あと今更ですが、萎え表現や展開がありましたら教えて頂けると助かります!今回若干嘔吐表現っぽいものが含まれましたので気になりまして…。こちらは俺得なんじゃないか…ってくらいな展開でも大好物なので何でも大丈夫です。
おおお!デュラララのなりトピ!すてきですね!是非参加してみたいのですが、版権なりがほぼ初めてな上に、デュラララの設定がうろ覚えすぎてご期待に添えないかもしれません/汗 あとなりきれるとしたらマイナーな平和島幽くんくらいしかできないかもしれないです…。頑張れば臨也くん、静雄くんもできるかもしれないですが…、キャラに失礼なレベルです…。もしにわかでよろしければ参加させて頂ければと思います!もし上に挙げたキャラが合わないようでしたら見送って頂いて構いません!)

  • No.80 by カルマ  2019-01-01 16:59:40 

(/本文ではなくてすいません、先に物語のシナリオを考えた方がいいかと思いまして、本文の方は今日の夜頃までには仕上げておきます!では、話の展開についてでございます。進展の速度などお気になさらずに、私としてもなかなか進めずで申し訳ないです。んー、そうですね、一旦落ち着いてほぼ人間になったカルマとリュカ様と街に行った帰りぐらいに使い魔に襲われるというのはどうでしょうか、まずリュカ様との街中デートを楽しんでからアクションに持ち込みたいのですが、それでも大丈夫でしょうか??、
全く気になる点などなく毎回のお返事が私目のドストライクでございます!!こんなあやふやな主にお付き合い頂いてほんとになんと御礼をしたらよいのか(泣)

デュラララトピの方、ほんとにいいのですか!!?リュカ様背後様となら楽しくのんびり会話できそうですので、キャラ崩壊などお気になさらず!もし話してみて合わないなと思った場合即、辞めて頂いてかまいませんので!!私の勝手な我儘に乗って下さりありがとうございます!
キャラをお換えになりたい場合はキャラ変えもなんでもして頂いてかまいませんので(笑)では、手始めに折原臨也君のキャラを頼んでも大丈夫でしょうか?私の推しキャラでリュカ様背後様がされるとなればきっと最高なイケメン君に出来上がるかと!身勝手な要望ばかりでほんと申し訳ないです(泣)私めもまたまたマイナーな鯨木かさねというキャラでしようかと思うのですが、何かご要望があれば背後様のお好きなキャラに化ける事も可能です!なんなら、オリキャラでも参加可能です。
では、「デュラララ~非日常を求めて彷徨えというトピ」にてお待ちしております。もし、いらっしゃいましたらお声掛けくださいませ!)

  • No.81 by カルマ  2019-01-01 17:00:57 

(/誤字でございます。「デュラララ~非日常を求めて彷徨え」です。(泣))

  • No.82 by リュカ・ヤニス  2019-01-01 17:45:17 


(/展開についての提案有難うございます!デートからのアクションいいですね!仲が近づいてからのトラブルは燃えます/笑 悪魔の力を抑える林檎の効力は暫く続く形になりますが、弱くなったり消えたりは自由に扱って頂いて大丈夫です!
御礼なんてとんでもないです!こちらが言い足りないくらいで、ロルなど安定しないことが多いので優しいお言葉にいつも救われております。

デュラララトピ、こちらこそお誘い頂き光栄です。折原臨也くんですね!本当にだれだよ!ってなるかもしれませんがその時はびしばしご指摘くださいませ!鯨木さん!!かっこよくてふとしたときかわいらしくて好きなキャラです!いつもマイナーなキャラクターを好きになる傾向があるので出てくる場面が少なくてやきもきしているので、こういった所で絡めるのは嬉しいです/笑 詳しくは提示して頂いたトピで返信させて頂きますね。すこし返信遅れると思いますがそちらでも宜しくお願い致します!)

  • No.83 by カルマ  2019-01-01 22:14:04 

(目の奥で、チカチカと眩しい光がチラついている。それから逃れようと頭を激しく降るもまとわりつくその不快感は一向に拭えない。彼の必死に自身の名を呼ぶその声の方向に顔をむけるが、その不快な光のせいか目の前は濁っている。反射的に伸ばしたその手が何も無い空中を掴む、其れを庇うように他者の手が重ねられた。背中をゆっくりさそるその手と同じく心配の念が伝うその手に、返事を返すため握る力を強める。だが、次に来た押し寄せる痛みに彼の手に爪を立ててしまう。相手を傷付けてしまうと、その手をやや乱暴に払い除けるも、弁解しようと声を出そうとするも聞こえるのは空気が虚しく吐き出されるだけで。感じるその違和感は自身の中の魔力を削っているみたいだ、内側から吸い取られていく魔力に次の違和感は角と翼に感じた。悪魔の象徴のその部分が歪な音を立てて形を無くしていく、力が抜けていくその感覚に比例して引いていく痛み。落ち着くために荒い呼吸を繰り返した、肩を激しく上下させ取り入れる空気にさえて行く頭。薄らと開けた瞳の目の前に彼の顔、焦り此方を凝視するそんな相手に「────リュカになんともなくて良かった。」額に滲む嫌な汗など気にせず引き攣った笑みだが相手を安心させるため、ゆっくりとリュカの肩を借りて立ち上がる。自分の体を見渡し、掌を開いたり閉じたりを繰り返す、特に外傷はないな。害を浴びたのは、魔力と翼と角のみらしい。この尻尾を除けばリュカと変わらぬ人間同様の姿になってしまったこんなふうになった原因は明確だ、皿の上に残った林檎を横目に、試しに魔法を使おうと心の中で念じるも魔力は底をついたように一向に発動出来ない魔法は全て使えなくなっている。「…悪魔祓い。いや、魔力を抑える呪文が掛けてある。」と神妙な表情になって、「リュカは何ともない…、という事は俺を狙って───?」地面を見つめ考えるも一体誰が?、リュカと林檎を交互に見渡した。しんとしたその部屋には外から吹く風の音しか聞こえなかった。)




(/はい!では、仮の人間になれた私めカルマとリュカ二様との2人の町中デートをひとまず楽しむ事と致しましょう!!リュカ様に欠損した服を選んでもらうという胸キュンな場面を含めれればと思います!(笑)またまた、なかなか先に進めない半端な文になってしまい申し訳ないです。リュカ様背後様の思う通りにカルマは動かしてもらってもかまいませんので!

デュラララの方ほんとにありがとうございます!なんのなんの!キャラが崩壊しようとも折原臨也というキャラへと愛は変わりませんので、お好きなようにのびのびと会話をしてくださいませ!私もマイナーなキャラにばかりこいにおちてしまうのですよ(笑)ほんとに同感です、マイナーキャラこそここぞという出番の方が毎回ないのが心残りで、2つの掛け持ちもし大変という場合はどちらかを切ってもらってもかまいません故よろしくおねがいします!!)

  • No.84 by リュカ・ヤニス  2019-01-02 09:45:00 


(苦しみ呻く彼の爪が手に食い込むが、払い除けられたときのほうが拒絶されたようで痛みが強く感じた。それでも必死に何か伝えようとする姿に彼の優しさなのだと理解すれば、分かっているから大丈夫だと、縋ってもいいのだと彼の手を握り直す。暫くして呼吸は落ち着いてきたようだがその様子は明らかにおかしかった。彼の象徴とも言える翼や角がまるで生物の退化でも見ているかのように消えていき、それが彼の意志ではないのは明白だった。まだ青白い顔で無理をして立ち上がり微笑む姿は痛々しく、眉を潜めて何か言いかけるが口を閉ざしすっかり姿の変わってしまった彼が何か色々試しているのを気遣わしげに見る。そして次に彼から発せられた事実は不安を煽るのに十分で、隙間風などないはずなのに部屋の空気が幾分冷えたように悪寒がした。この後いつ何が起きてもおかしくない気がしたが、とにかく彼を休ませねばと体を支えてやりながら寝室に連れていき腰掛けさせると一度その場を離れてコップに水をいれて戻り、彼の手に自身の手を添えて渡して。「───カルマさん、強がらなくていいですからね。辛い時は辛いと言ってください。」彼が辛いのを隠すのは気遣いからだと分かっていたが、この後彼にもしものことがあって自分が何も出来ないのは嫌だった。だから彼に言う言葉は心配でもあり保身でもあった。「まだ苦しいとか、気持ち悪いとかありませんか?」彼の前にしゃがみ冷たい頬に触れながら尋ねては、羽がなくなったことでさらに細く小さくなったように見える彼の姿にそっと胸を痛める。そして彼の隣に腰掛ければ自分へと体重を預けさせるようにゆっくり彼を引き寄せその頭をポン、ポンと痛みを和らげるように撫でて。「───すみません、また私のせいでカルマさんに迷惑をかけて…。その、もし本当にカルマさんを狙ってのことなら何が起きるか分かりせんし明日は此処にいてください。私だけでも街に出て色々探ってみます。呪文の解き方もわかるかもしれないですし…。」残念ながら自分に呪文や魔力といった知識は皆無にちかい。何か協力できるなら血を与えるように力になりたく、街の書物庫や魔術や悪魔祓いに詳しい人に話を聞けばなにか分かるかと。彼がこうなったのも自分の落ち度。何かさせて欲しいと彼を見て。───瓶に入れられた彼から貰った黒い薔薇、その花弁がまた一枚ひらりと落ちた。)





(/街デート楽しみです!今ややリュカのテンションが落ち気味ですが切り替えはできる子です/笑  服選び…、リュカ(背後)のセンスが問われますね/汗汗 進行大丈夫ですよ!ゆっくり進む時間も必要ですし、背後様の文章は読みやすくて好きです!!リュカも自由に動かしてやってくださいね!



お優しいお言葉有難うございます。マイナーキャラ好きになると喋ってなくても見切れてるだけでも、あ、出たってそれだけで喜んでることあります/笑 
あちらのロルで鯨木さんだから猫を出そうか迷ったのですが、また追々出していきたいです/笑
返信はあちらとこちらでまばらになると思いますが返していけたらと思います。背後さまも返信はお好きな方を自由なペースで大丈夫ですよ!本体文のお返事も適当に省いて頂いて構いません!)

  • No.85 by カルマ  2019-01-02 21:47:17 

(黒い花弁が落ちる瞬間、手に持っていたコップの中の水が水模を作った。彼を1人で行かしてはならない、なんとなく感じる胸のざわめきに急いで口を開く、「明日は、俺とのデートでしょ?大丈夫、魔力だって明日戻るかもしれないんだから…一人で行かないでよ。」撫でられた手、指の隙間にそっと自分の指を絡めてすこし悲しげに微笑んだ。今の自分はハッキリいえば無力に近い、だけどこんな状況でももし彼に何かあったら────、何かあった後ではもう遅い何があろうと彼を一人で街へとは行かせない。コップをすぐ傍にあったテーブルの上へと、そっとベットへ近ずけば彼をシーツ縫い止めるようにベットへと押し倒す、彼は頑固だ。自身がこうと決めたことは突き通すまで頑なになる事は知っている、でも今回だけは彼の意見を素直に聞く訳にも行かない。そっと体を重ね、体の全てで感じる相手の体温は今の自分の体の芯までじんわりと広がる。自然と消えていく灯りの中くらい目の前には彼の存在と聞こえる息遣いだけ、彼の首元に自身の顔を埋めた。すんと鼻を鳴らせば彼の香りがする、爽やかな少し甘味を含んだ彼の匂いに、鼻先をくすぐる柔らかな髪の毛先。全てが愛おしく、大切な彼だからこそ己が傷つく事も以前の自分からは全く想像出来ないほど他人に尽くす今の自分は少し滑稽で、でも後悔の念は微塵も存在しない。愛おしすぎる故か、首から耳にかけてのその道を甘噛みのように唇で啄み薄暗い中僅かに声を漏らすその唇に噛み付くようなキスを。角度を変えて何度も繰り返し、彼の今いる存在を確かめるために強く抱きしめた。最後におやすみ、と言葉を告げてその瞳を閉じる。

(翌朝、不安を感じてか少し早い時間帯に目が覚めてしまった。まだ、すやすやと眠る相手の寝顔を見詰めれば頬笑みを浮かべて差し込む太陽の光を浴び目を細めるが、少し肌がひりつく程度、人間に近くなったとはいえ強すぎる日光は控えた方がいい。暖かいベットを出ればひんやりとした床に足を下ろし、覚醒していく頭はまだ魔力の回復は感じれず。まぁ、気軽に待とう…呑気な考えを浮かべて彼より一足先に出かけるための準備を進めた。)





(/街中デートでは、リュカ様をドキドキさせられるよう精一杯がんばります!!せっかく人間になったのですから、ぞんぶんにたのしんでおかないと、(笑)読みやすいなどと恐縮でございます!、私めとしては、リュカ様背後様の豊かな誤字力に毎度毎度うらやましがるばかりで。(汗)


鯨木かさねに、猫は付き物ですね!ありがとうございます!では、私は折原臨也様に二人っきりというカオスな鍋パーティーか、時には池袋最強の彼を混じえつつ面白くも楽しい展開にしていこうかと!、本当にお心遣いありがとうございます、お互い無理のないようにを合言葉に楽しんでゆきましょう!此方は省いて頂いてもかまいません!では、また何かありましたらお呼びくださいませ!!!!)

  • No.86 by リュカ・ヤニス  2019-01-02 23:14:10 


(窓から差し込む光に目を覚ますとまだ微睡む目を擦り上体を起こす。すでに彼の姿はないことに気がついて、昨夜の様子からまさか消失してしまったのではないかと焦る。彼に体温はもとから無いようだからシーツは勿論冷たく彼の居た形跡はない。頭の中から足先まで凍りつくように覚醒すれば飛び起きて寝室を出た。と、そこには求めていた彼の姿。人間の姿にこそなったものの元気そうな様子に安堵して小さく胸を撫で下ろす。そして次に湧いてきたのは羞恥。昨夜彼から流されるように受けた口付け。それは拒むのを忘れるほど心地よく欲に溺れそうで恐怖もあったが嫌ではなかった。ただ友人とする行為ではないのは分かっていたし、自分の中で起きつつある彼に対する心情の変化にまだ戸惑いがあった。まだ彼の唇の感触が残っているようでそっと口元に指で触れたあと、再度彼の存在を確認するように見ては、いつもの穏やかな微笑みを浮かべて。「おはよう御座います。もう起きていたんですね。変えの服を用意しますので着てくださいね。私も準備してきます。」結局彼の行いに流され共に街へ行くことに決めた為、変えの服を渡しては自分も着替えに一度寝室に戻る。今日は前司祭に教会を任せるため一日彼といられる。服も普段着のカソックではなくよそ行きのシャツと細身の黒いズボン。それに十字架を首から下げ、念のためにと護身用の折りたたみナイフをズボンのポケットに忍ばせた。彼のもとに戻り、一緒に軽く朝食を済ませると自分は膝下まであるロングコートを着て、彼にはフード付きのダッフルコートを着せてやり日除け用にとツバ付きのニット帽をかぶせてやって。勿論サイズは自分のものなので彼には大きいが、ゆるい雰囲気は何だか可愛らしくて「よく似合ってます。」と嫌味ではなく本心から褒めるもその表情は楽しげでしばらく小さく笑いを零していた。)

(街に付くまでに彼の魔力がまだ回復していていないこと聞き、注意の必要を感じながらも純粋に彼との外出を楽しみたいため気持ちを入れ替えて街の店や人々の話をする。そうしているうちについた街はこの寒さのせいか人は疎ら。彼の体調を気遣いながら歩幅を合わせゆっくり進んでいると雑貨屋の娘がこちらに気づいて店先から顔をのぞかせて、《あら神父さま、今日は随分とかっこいいお方をお連れなのね。紹介してくださらないかしら。》と頬を赤く染めて彼を見る。その時なぜかほんの少しもやっとしたがそのことすら自覚せずに軽く友人だと紹介し「すみません、用事があるので失礼しますね。」と微笑むと彼の手を取って雑貨屋の前をやや足早に離れて、少し行ったところで立ち止まって「カルマさんは綺麗なのでもててしまいますね。声を掛けられても変な人にはついていったらいけませんよ。」と今の彼の姿もあって自分よりずっと長生きなのに子供扱いするように注意を促しては「疲れたら言ってくださいね。」と片方の手を繋いだまま空いている手で彼の目元を指で軽くなぞって微笑んで。さて早速服屋に向かおうと行く先の曲がり角にある服屋の看板を指さして場所を示した。)

  • No.87 by カルマ  2019-01-04 00:32:07 

(街の中では沢山の人で賑わっている。人の並に押されながら、目当ての服屋までを街並みにそった道を2人で辿っていく。人の声と、食べ物の匂いでごった返すこの場所はいわば人間には必要な食料や生活用品を揃える場所で祭りみたいな明るい空気を纏っていた。悪魔という概念から、束の間の解放を得た今は人間から築かれるはずもなく完璧に馴染んでいて隣を歩いてるリュカの顔を見あげれば満足げに微笑んだ。雑貨屋の前を通り過ぎた時、若い女が此方へと声をかけてきた神父との関わりがある様で親しげに話しかけた相手にむっとするも、彼女は自分の事を言っているようで、安心の溜息を零せばひらりと手を振り返し。軽く挨拶でもとくちをひらこうとするも、途端に彼へと引っ張られた。早足に進んでいく彼に、どうしたものかと首を傾げるも綺麗だのなんだの答える彼ににやりと笑い。「…リュカ、今貴方は彼女に対して嫉妬したのか?───ふふ、安心してよ俺はリュカにしか興味ないんだから。」親のように自信を子供扱いする彼は、きっと嫉妬している。自分だけの優越感に浸りながら握られた手を恋人繋ぎに、手の甲にキスをするとまた不敵に笑いかけた。目的の服屋の前まで来た、中を見渡せるショーウィンドウに煌々と光る店内へと足を踏み入れれば目移りするほどの様々な洋服が売られている。洋服だけではない、和服要素を取り入れた服さえも取り揃えたこの店はこの街切手の服屋なようで何百年とも生きてきた中。服という文化に興味のなかった自分だが、これだけのものを目にすれば興味がそそられる。軽い足取りで店内を物色するも定員の目に止まったらしく、≪ お客様、宜しければご試着してみてはいかがですか?≫突然声をかけられてしまった、なんと返せばいいのか戸惑いえーっと、と目を泳がせて不審がられてしまうそんな焦りからリュカの背へと身を隠してしまった。)

  • No.88 by リュカ・ヤニス  2019-01-04 01:40:37 


(──嫉妬。彼に言われた言葉は始めよく分らなかったが先程感じたもやついた気持ちと照らし合わせると何となくしっくりきた。でもそれを認めるのはやや気恥ずかしく不敵な笑みを浮かべる彼に「からかわないでくださいよ。」と少し早口で言えば彼のかぶるツバ付きのニット帽をクイと下げて視界を奪うと自分の表情を見られないようにして。それでも彼からの手の甲への口付けを甘んじて受け入れ、手を振り払わないあたり自分は相当彼に絆され甘くなっていた。…──久々に来た服屋は目新しいものが揃っていていつも節制してばかりの妹にも何か買って行こうか考えていると、彼が店員に話しかけられ自分の背後に隠れてきた。先程の不敵な笑みを浮かべていた彼との違いにかわいいなと思いながら大丈夫、と言うようニット帽の上から頭を撫で「すみません、久々に街に来たので慣れていないんです。」と店員に弁解すると《お客様はスタイルも良いですし、きっと何でもお似合いになりますよ。》とカルマの容姿を褒めると頭を下げて離れていき、それを見送ったあと彼に向き直れば少々しおらしい姿に小さく笑って。「カルマさんってかわいいところありますよね。」と先ほどのお返しのつもりで彼の鼻先を指でつついてからかい。さてそろそろ此処にきた目的を果たそうと店内を見回しカルマに似合いそうな服を探しては、彼の手を引き、服を出しては彼の体に合わせて吟味しを何度か繰り返す。容姿端麗な彼には何でも似合ってしまうがどうせならしっかり選びたい。数十分悩んだ末にシンプルなシャツとズボンかデザインは複雑だが動きやすそうな黒を基調とした和服要素を取り入れた服の二着で迷い、後者を彼に差し出し「ちょっと試着してみてください。……着るの分かりそうですか?」試着室の前まで来て着替えの手伝いは必要だろうかと尋ねてみた。)

  • No.89 by カルマ  2019-01-05 00:27:30 

(鼻先をつつき、此方へ微笑む彼はどうも自身を弟もしくは小さな子供と同様に甲斐甲斐しく世話をやきだがる様子。少し不服だが、全く嫌というわけでもなく頬を膨らませ彼の後ろを付いて回る。色んな服に目移りしふらふらと目線を彷徨わせる自分とは違い、てきぱきと選んでいく彼に感嘆の声を漏らしつつ、手に取られた服を見れば。シンプルなデザインのシャツにズボンを組み合わせた一式は落ち着いた雰囲気で、そのまた逆は複雑だが繊細な和を取り入れたデザインのものもある。それを1つずつ自身のからだと照らし合わせては悩み、真剣な顔で見つめる彼の顔は凛々しく注がれた視線に少し胸が高まる、熱っぽく見えるその表情と注がれるし視線は自身の服を選んでいるだけなのだが、あまり見ることの出来ない彼の真剣な顔に新鮮さを覚えた。今すぐにでもその薄い唇にキスをしたいと思うほどに可愛くも感じる必死さにふくらませた頬はいつの間にかしぼんでいて。選び抜かれた服を何着か手に取り、試着室へと連れてこられ、カーテンの仕切りの前でそう問われたが。無言で彼の手を引き仕切りの向こう側へと連れてくれば、服を上半身だけ脱ぎ捨てれば両手を広げて、──ほら、と言いたげに、「…ん。」とだけ短く答える。勿論、1人で着れないほど幼稚でもないのだが、彼から世話を焼かれるのも悪くないたかが1人の悪魔の気まぐれだ。これぐらいのことならしても許されるだろう、不敵に笑った表情はそのままに細めた瞳を彼に向けてにっこりと微笑んでいた。)

  • No.90 by リュカ・ヤニス  2019-01-05 12:34:42 


(頬を膨らます彼の仕草は何とも愛らしいが、服選びに集中しはじめれば彼の視線にも気が付かない。そして手を引かれ試着室に連れ込まれれば少し驚くものの彼の言わんとすることを理解し、世話を焼ける喜びに目を輝かせる。彼が不敵に笑っているのが少し気掛かりだがそれよりも彼の体つきに目がいった。「…カルマさん、少し細すぎませんか?」ほっそりした体に白い肌がより一層その細さを際立たせ、そっと脇の下あたりから腰のラインをなぞるように指先で撫でる。触れれば肌のきめ細かさはあるものの無駄な肉がついていないことがより分かり眉を潜めて、「最初に会ったころよりも痩せた気がしますし…、やっぱり私に気を遣って食事を我慢されてるんじゃないんですか?…私はもう少しふっくらしてるくらいが好きですけど…。」とは言ったものの彼の食事は人間とは違う。どうにかして彼に満腹感を与えてやれないものかと思考を巡らせつつも、自分にしてやれることは今は血の提供くらい。んー、と悩みつつも両手を広げて待機している彼を見ているうちに悪戯心が湧いてきて。試着室は二人が座ったり立ったりできるくらいの狭いスペース。持っていた服をハンガーフックにかけると、もとより近い距離を更に縮めれば彼の脇をくすぐって「声を上げたら店員さんに気付かれてしまうかもしれませんよ?」なんて楽しげに笑いながらくすぐり続けるも、ずっと彼を上半身裸のままにしておくわけにもいかないため、おふざけはもうおしまいと言うように軽く彼の腰をなで上げポンと叩いて。「すみません、少しはしゃぎすぎましたね。」と小さく笑えばようやくハンガーフックにかけていた服に手を伸ばし彼に着せようと。)

  • No.91 by カルマ  2019-01-06 00:59:31 

────痩せすぎ?、別に悪魔に痩せすぎもなにも無いんだけど…んー、そうだなこの前の食事以来人間の食べ物しか口にしてないからかな…。
(自身の体を撫でる彼の手は、丁寧に自身の体のラインをなぞっている。それに加えて少し悲しそうな表情をする相手に安心するよう微笑みかければ「じゃあ、この後家に帰ったら少し頂戴?」何を、とまでは言わなかった。当然それは彼の血液の事なのだが彼は分かっている筈だ、もしかしたら魔力も彼の血を飲めば直るかもしれないな。そんな可能性を考えていた為油断していたようだ、脇に感じる彼の手の感触に遅れてやってきた擽ったさにビクリと肩を動かす。あまり触られたことの無いその部分は少し敏感で急いで脇を閉じてしまい、彼の手を挟むように腕を引くも、なおを擽り続ける彼に反射的に漏れる笑い声を手の甲を口に当てて我慢するのに必死だった。暫くして、満足したのか手を離す相手に此方としてもやり返さない訳にも行かない。するりと相手の服の隙間から長く伸びる自分の尻尾を侵入させて脇腹から腰のラインまでを軽く謎った。尻尾の先端が彼の肌に擦れる感触を感じて、「…あんまり俺を煽らないでよ。」擽られたからなのか少し熱を帯びた声を彼の耳へと吹きかけて満足したのか此方も笑みを浮かべた。暫くして、服を着させようと構える彼に全てをまかせるように正面から彼を見つめる。複雑なその服達は自分が着るとなると手を煩わせていたに違いない、そんな服をきさせる彼に身を委ねていた。)

  • No.92 by リュカ・ヤニス  2019-01-06 09:31:00 


そう、なんですか?それならいいんですが…。
(彼の体つきが種族的なものと言われれば戸惑いつつも安心して笑えば、次の言葉の意味もすぐに理解して迷うことなく頷きどこか嬉しそうに微笑んで彼の髪を一撫でして。自分の擽りによって笑いを堪える様子は新鮮で可愛らしかったが、自分が満足したところで服の中に侵入してきた尻尾にピクリと反応し、「──っ、煽って、ませんから…!!」耳元への刺激にゾクリと肩を震わせ思わず熱っぽい吐息が漏れてしまい慌てて口を閉ざせば、満足げな様子の彼の額を軽く小突いてやって。慣れない悪戯をするものではないなと少しばかり後悔するも服を着せられるのを待つ彼を見てはどうでもよくなって呆れたように笑い。そして腕を上げたり回ったりを指示しながら、孤児院の子供たちの世話をもすることもあり慣れた手付きで服を着せていくと彼を姿見の前に立たせ自分はその背後に回ると彼の肩に手を置いて「よく似合ってますよ。」と先ほどの仕返しをしているつもりはないが必然的に耳元で言う形になって。実際、彼はとても様になっていてゆったりめな服装ながら綺麗な体のラインはしっかりと分かり凛とした雰囲気にはきっと誰もが魅了してしまうだろう。そう思うと服はこれに決めても着せたまま帰るのは憚られ、もう一度元の服に着替えさせると試着室を出て店員に服を包んで貰い精算もすませて。
この後も街を回ることから邪魔になる服は一旦店に預けて、外へ出ると日もだいぶ上がり丁度昼時だった。人間の食事で満たされない彼には悪いが自分のお腹は空腹を訴えていたため「お昼にしていいですか?この先に人が少なくて落ち着いた良いお店があるんです。」と先を指さしながら言って。そのときだった。何か言い知れぬ違和感、背筋を這う嫌な感じがして彼の背後を見ると、顔見知りの街の青年が近づいて来ていた。その瞳は虚ろでまるで意識がない。そして青年の手にキラリと光るものが見え、それがまっすぐにカルマに向かうのが分かると咄嗟に彼を抱き寄せると体の位置を反転させた。直後、後ろから肉を裂かれる感覚と共に鈍い痛みが脇腹を襲う。小さく呻き表情が歪むと共に、背後でカランと血塗れの刃が地面に落ちてあたりから悲鳴が上がる。刺した当人の青年は意識が戻ったようだが自身の行いを把握出来ずに青ざめて震えおり。「…ッ、カルマさん…ここから、離れたほう、が…良さそうです…。」彼に怪我がないか確認しながら、自分も大丈夫だと息切れぎれに微笑む。しかし青年の様子から何者かがカルマを狙っているのは確か。それもおそらく人間ではない。人目が多いここでは周囲を巻き込んでしまう。すぐにこの場を離れようとするも傷口の鈍痛に体が強張り彼にややもたれ掛かってしまい。───その様子を高みの見物でもするように街の時計塔の上から使い魔が見ており、作戦の失敗に舌打ちするもすぐにニヤリと口角を上げていた。)

  • No.93 by カルマ  2019-01-07 22:59:28 

(それは突然の出来事だった。服を無事購入できた自分達は食事を取るための店まで向かっていた道中、彼から抱き寄せられた後、突如として彼の体が大きく傾いてきて。それと同時に苦しそうなうめき声をあげるこの状況は只事じゃない、そう脳が警告を知らせてくれたのだが。急いで彼の体を抱き締めた時にはもう惨事が過ぎた後のことで、抱き寄せた右側の手のひらにぬるりとした感触を感じる。それに目をやれば赤く生暖かいその液体がみえるのだがその原因は一目瞭然で、彼のすぐ近くの傍らで青ざめた表情を浮かべている青年の近くに転がっているナイフだろう。「────おい、そこのお前一体なんのつもりだッ!」牙を向き座り込む青年の胸ぐらを掴めば、青筋を浮かべ涙を貯めるその瞳には光が宿っていない暗示を掛けられている。直感だが何かしらの人間ではない者が我々を狙っている、もしかしたら自分だけが狙われていてリュカがそれを庇った、まだ明確には分からないがそれを考えるときりがなかった。ならば今この場に留まるのはリュカの言った通り危険だ。彼の傷を庇うように此方へと傾けるように促して、なんとか人混みを抜ければ近くにあった小さなバーの扉を開ける、中にいた主人は温厚そうな老人で怪我をしたんだ助けてくれ。そう叫ぶとすぐさま中へと案内してくれて加えて応急処置を施してくれた。「何で、何でなんだ、俺なんかの為にお前が傷つく事は無かっただろうに。」血をだいぶ流したのだろう、唇の色も悪くややカタカタと震える彼。少しでも温めれれば、と彼の手を握りしめるも体温の低い自分は彼を温めてやることさへもできない。なんて無力なんだ…険しい表情で内心自己嫌悪する、掴んでいない方の手は悔しさと虚しさ二つの感情を抱えていて自分の肩を掴むと爪を食い込ませるぐらい強く握りしめた。ギチギチと服が軋む音に浅い彼の息遣い、この悔しさは黒幕を殺す事でしか発散されることは無いにちがいない。席を立ち復讐するための道のり、部屋の扉のドアノブに手を掛けた。「────リュカ、俺は何を犠牲にしても何を切り捨てたとしてもお前を守るよ。だから、待っていて欲しい…またいつもの優しい笑顔を俺に見せてくれ。」──パタン、扉の閉まる音だけが部屋に響いていた。)

  • No.94 by リュカ・ヤニス  2019-01-08 01:19:24 


(バタン、と無用にも固く閉ざされた扉。待って、と声を出そうにも息が切れるだけ。きっと彼はこの騒動の原因を片しに、一人で向かった。つい先刻見た彼の自分を見る辛そうな表情、そして強い眼差しと言葉を思い起こせば、彼には悪いが大人しくなどしていられなかった。すぐにあとを追おうと立ち上がろうとするが傷が痛み再び座り込んでしまう。バーの主人にも無茶をするなと止められるが、魔力のない彼を一人危険な目に合わせるわけにはいかない。それにもう守られるだけは嫌だった。「──大切なものはこの手で守ると決めたんです。だから彼の元へ向かいます。」まっすぐに扉を見据え強い意志で言うと、バーの主人が何か決心したような真剣な表情をして、《──彼は、悪魔だろう?》と。その問いかけに驚いて主人を見てしまえば、主人は店の奥から茶色い小さな布袋を持ち出し手に握らせてきた。訝しげに眉を寄せつつ恐る恐る中を確認すれば、いつか彼が見せてくれたあの闇色をした石が入っていて。《もしもの時はそれを彼に与えてやりなさい。》そう言って扉まで支えてくれる主人に石をどうしたのか問えば、昔手にしたものだと。それ以上は聞けずに小さく頭を下げれば、痛む体に鞭を打ち彼の行方を探した。)

(───、一方で、一人になったカルマを使い魔は街外れの廃墟に誘い込み対峙していた。
《いやぁ、その格好は滑稽だな。魔力も練れないだろ?哀れな人間なんかに付け入るからそうなるんだ。》ほぼ人間となったカルマなど敵ではないとでも言いたげに、カルマの目の前までくればその頬に艶かしく手を滑らせてクツクツと嘲笑し、《俺が望むのはお前の力だ。だから此処で素直にくたばってくれよ。逆らえば俺の仲間があの神父に何をするかわからないぞ?》普段力の差で手も足も出ないカルマを脅せることに嬉々と声を弾ませ《これから一介の使い魔の餌になる気分はどうだ?高貴な悪魔さま?》首をコトリとかしげ魔力をまとった大鎌を出現させると長い舌で刃先を舐め上げた。)





(/背後が失礼します。今回もモブがでしゃばっててすみません。補足になりますが使い魔の魔力を得る方法はカルマくんの肉を食らうことで成せると考えております。またバーの主人が持っていた石は今回使うか使わないかは決めていないので、使う方向でも使わない方向でも自由にして頂いて大丈夫です。そして主人が何者かも今の時点で考えていないのでこちらも自由に扱ってください/笑 展開によってしばらくモブがでしゃばるかもしれませんがよろしくおねがいします!こちら質問などなければ蹴って頂いて構いません。)

  • No.95 by カルマ  2019-01-09 18:51:42 

(/補足の方態々ありがとうございます!!少し返信が遅れてしまう事をご報告に参りました。明日の夜までにはまた返信の方を提示できると思いますので、すいません。(汗)此方への返信は大丈夫です!)

  • No.96 by カルマ  2019-01-11 18:23:09 

(暗い路地裏、リュカを置いてきた場所からそう遠くはないが人気のなく闇が続くそこに使い魔と退治していた。揚々と楽しげに口角を引き上げる相手を──ギリッと睨みつけ頬を滑る手を叩き落とし、それでもクツクツと喉を鳴らす相手は今の状況を作り出した黒幕本人に間違いは無い。大方、この前の悪魔祓いとの先頭の時に自分の魔力を欲する欲が出たのだろうが、今は自分のことより信愛する彼を傷つけられたことに腹が煮え繰り返る程の怒りを持っていて、「…貴様、俺のもんに手を出したな。たかが使い魔風情が俺を喰う?巫山戯るのも大概にしろ…。」声を荒らげる訳ではなく、低く、落ち着いた声色には十分に怒りを加えて。奥歯を噛み締める、魔力があれば…今の自分はほぼ人間に等しい。たかが使い魔と言っても攻撃を受ければただでは済まない、もどかしさ故睨みつけることしかできない自分にも腹が立つ。相手は黒く禍々しい光を宿した大鎌を構えた、鋭くはの光らせる其れを持ちじりじりと此方との距離を縮めて来る。1歩ずつ体を後退させるも路地裏の奥の壁との距離はもうそろそろ尽きてしまうのに、焦りを覚える中脳内で必死に考えを張り巡らせるも相手の刃が自分の頬を掠めた。細く赤い糸の様に流れ出るそれを袖で拭うも使い魔の長い舌がそれを素早く舐めとる。≪ ────ククッ、流石は悪魔の血…数滴舐めるだけでこの威力か…。≫目を赤く光らせる相手、…クソ。今の俺では無力だ…愛するリュカさへも守れない。嫌な冷や汗が背中を伝う、どうしようもないこの状況にその時だった愛しの彼の姿が見えたのは。「…なっ!?リ、…リュカ?何故こんな所に。」彼は部屋で眠っていたはず…目を見開き彼を見つめた。)

  • No.97 by リュカ・ヤニス  2019-01-12 09:12:23 


(応急処置だけのほぼ気力だけで足を引きずるようにしてたどり着いた路地裏、いつか見た使い魔に追い詰められる彼を見てやはり来て良かったと。唖然と此方を見る彼を安心させるために微笑むも危機的状況は変わらない。彼の声でこちらに気がついた使い魔が大鎌を彼に向けたまま此方を見て《──人間ごときが何しに来た?まさかこの悪魔を助けにきたとでも?》嘲笑う使い魔を怪我を感じさせない強い瞳で見返し肯定すれば《無力な人間に何が出来るんだ。》と馬鹿にしたように笑われて。それでも揺るがず意を決して口を開いて「──何も出来ません。ですが、せめて大切な人を一人で逝かせないようにします。なので、…彼を殺るなら私も一緒に殺してください。」何とか最後まで何でもないように言い切れば、カルマのほうを一切見ずに諦めも絶望もすべて受け入れたすっきりした微笑みを浮かべる。使い魔は突拍子もない発言に一瞬呆気に取られた顔をしたが、すぐに抑えきれない笑いを零し《何を言い出すかと思えば…。まあ、お前には興味ないが腹の足しにくらいはなるか。》「それは、此方の言い分を聞き入れるってことですね?…あの、最期に彼と話をさせてください。」此方の申し出に使い魔は始め渋るが、傷負いの人間と魔力のないカルマは敵ではないと判断したのか《さっさとしろ。》と了承しカルマから離れて。それを確認すると傷を庇いつつゆっくり彼の元へ歩み寄れば、普段より血色の悪い手で彼の頬に触れて「…無事で良かった。───少しだけ口を開けてください。」小さく微笑んだあと耳元に顔を寄せ囁くように言えば、袖に忍ばせていた小ぶりの黒い宝石を指先に移動させ、彼の口元に触れる仕草をするふりをして開いた口の中に押し入れる。僅かに口から覗く黒い光に気付けば使い魔に気付かれるよう彼の唇を自分のもので塞いで──、)

  • No.98 by カルマ  2019-01-14 23:04:03 

(彼と唇を重ねた時、口の中に押し込まれた其れに目を丸くさせた。何故彼がコレを持っていたのか…疑問が頭を過るけど今は目の前な敵を倒す事、唇をそっと離して彼の頬を撫でると黒く冷たい塊を思い切り噛み砕いた。目の前の悪魔が不思議そうに首を傾げるも「…形勢逆転だな。使い魔、殺される覚悟は出来ているんだろう?」体中に駆け巡るこの力は久々の感覚に懐かしくもある、喉を鳴らし飲み込んだ末目を閉じて呪文を詠唱すると。ざわりと髪が靡く、体の内から湧き出てくるその力に身を委ねてゆっくりと目を開くと黒く、しなやかな翼を広げリュカの体を包む様に側へと。焦りの表情を浮かべ大鎌をこちらへ振りかざすそいつに身を滅ぼす業火の炎をお見舞いしてやった、青い炎纏うそれに苦しみの呻きをあげる使い魔に「…あの世で後悔する事だな。」と短くも冷たく言い放てば塵となり消え去り残ったのは炭みたいな残骸のみで、それを見やればリュカへと目線を戻して「───怪我は大丈夫なのか!?、貴方はいつも無茶ばかりだな、俺の為に傷つかれては怒るにも怒れないし…っでもなんでリュカがあれ持ってたの?」あれとは黒い塊のこと、問い詰めるように相手の両肩を掴み身を寄せるも巻かれた包帯に少し滲む傷に目がいってしまう。痛いはずなのに、その傷に負担をかけないよう相手を横抱きにして翼を広げた。家に帰ろう、あの老人には後日お礼でもしようかな…そんなことを考えながらまずはリュカを休ませてあげたい、腕の中に感じるリュカの体温は心を自然と安心させていく愛おしいと。目を細めた微笑みかければもう一度彼の唇にキスを落として「…有難うリュカ、俺を助けてくれて。」そう感謝の言葉を述べた。)

  • No.99 by リュカ・ヤニス  2019-01-15 22:02:29 


(彼に運ばれる気恥ずかしさに耐えつつ家に着けばベッドに横になり、漸く体から力を抜いてふぅと長めの息を吐き出した。彼を守るためとはいえ、あの使い魔には悪いことをしただろうかと考えが過るも彼にそうさせたのは他でもない自分のため口には出さずに。彼に心配させまいと枕元にいる彼の頬に手を伸ばし微笑もうとするも今になって痛みやら眠気やらが急激に襲ってきてぎこちないものになる。「助けられたのは私ですよ。貴方が居なかったらどうにも出来なかった。私ももっと貴方をちゃんと守れるようになりたい…。───あの石は、バーの店主が渡してくれたんです。貴方が悪魔であることも分かっていました。」頬から手を離してポケットからまだ小ぶりの石が何個か入っている布袋を取り出して彼に渡し。「過去に手にしたものだと聞きましたが、それ以上は…。──すみません、少し眠りますね。数日安静にしていれば良くなると思います。カルマさんもゆっくり休んでください。」睡魔と戦いながら何とか言葉を紡ぐも声は徐々に小さいものになっていき、ふわつく感覚の中、そう言えば預けていた服も取りに行かないといけないし、彼に血を与える約束もしていたなと思うも、いよいよ目を開けていられなくなれば重たくなっていく瞼を閉じてスゥと寝息を立て始め。そして暫くして「…カルマさん…、ずっと傍にいてください。」と芽生え始めた密かな願いを寝言で口にしていた。)

  • No.100 by カルマ  2019-01-16 22:32:40 

(すやすやと安定した寝息と共に彼は夢へと落ちていった。ついさっきまでの青白い顔色は幾分かましになって、安心した顔で眠る彼のベットに寄り添うようにその寝顔をただ見つめている。起きている時よりも幼く見える顔は普段、神父としての勤めと使命のせいか幾分と素直になった…、そんな気もしてきた。「…ゆっくりおやすみ。」さらりと頭を撫でて、掌に感じる温かさと彼への愛おしさ、感謝を噛み締めて。彼には無茶をさせすぎた普通の人間に怪我をさせてしまった自分への怒りはまだ残ったままで。彼から手渡された袋の中身をもう一個口に含めて噛み砕く、彼に無茶をして欲しくない。出来ることならほかの手の届かないどこか、何処でもいい自分しかリュカの目に映らない様にしたい。咀嚼し、黒い塊を取り込むにつれ内側の欲がじわりじわりと顔を出す。穏やかな寝顔の彼を見れば背徳感と僅かにある理性に取り留められ今はこの場で留まることができているのに、辛うじてのこの状況にこの無防備な寝顔は自分を信用しすぎているからか、ごくりと生唾を飲んだ。「…俺だからって、油断しすぎでしょ。襲われたって文句言えないのに…。」起こさない程度のデコピンを叩き込んでやれば布団を掛け直してやり今は傷に障るだろうと自身はベットではなく部屋にあるソファーに身を沈めた。魔力が戻ったからだはまだ本調子ではないようで目を瞑れば直ぐに体の力が抜けていく、ふわふわした感覚に抗うこと無く自身も夢へと落ちていった。)

  • No.101 by リュカ・ヤニス  2019-01-17 07:40:03 


(数日後、持ち前の丈夫な体と彼の献身的な支えのおかげで傷は町医者が驚くほど早くふさがり、自由に動けるとなればじっとはしておれず出かける準備をする。いつもより部屋が寒い気がして身震いしながらソファーのある部屋に行くと、ここ数日彼の寝床となったそこにはすやすやと可愛らしく眠る姿。彼も疲れているのに自分を優先してくれていたため疲労が溜まっていたのかもしれない。起こさないように髪を撫でて角をちょんと触ってから彼に毛布をかけて、自分はコートを羽織るとそっと家を出て。すると、視界に広がったのは一面の銀世界。いやに寒いとは思ったがまさか雪が積もっていたとは。しかも結構な深さ。思わず家の中の彼を呼びそうになるが寝ているところ起こすのも悪いかと、一度湧き上がった興奮を抑えると雪に足を取られながら街へ足を進めた。
──街、そこもどこも雪に覆われ寒さのせいか人通りは少ないものの子供達が道端ではしゃいでいるのを見て、久々に孤児院にでも顔を出そうかと。そんな事を考えつつ服屋で預けていた服を受け取り、彼が起きて心配するといけないしさっさと家に帰ろうとするも、途中で彼に似合いそうなシンプルなデザインのシルバーネックレスが売られているのを見つけ少し迷ったあと購入し袋に包んで貰い、今度こそ雪を踏み鳴らしながら家路を急いで。)

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