【NL】不真面目な俺と真面目な会長の放課後生徒会室【♀募集】

素直でよろしい。さて、今から10分程お説教の時間とさせて頂きますけど、何のことを言われるか…わかる？
(相手が席に着いたのを確認すると自身も目の前の席に腰を下ろし、時計を一瞥し残りの時間を確認すれば机上の書類たちを一旦隅の方によけ、早速相手に自覚はあるのかどうかから確認に入り、その間も終始笑顔は崩さず)

お説教…はて…？なんのことだ…？あー、朝服装チェックに遅刻したことか？あのことは反省してるから許してください。いや、この通り
（相手の表情から考えて説教されることは予想していたが、何のことかと聞かれると特に思い浮かぶことはなく強いてあげるとすれば朝の服装チェックの件であり、授業中の態度諸々は別にいつものことなので気にする要素はないと思っており、『この通り』と言ってはいるが相変わらず眠そうな表情で相手を見るだけで）

それはもう終わった案件です。そうじゃなくて、午前の授業態度！ずっと見てたけど、…！
( 友人達に言わせれば相手の授業態度は毎度同じような物との話だったが今まで授業に集中していた故か特段気にしていなかった分気づいた時の怒りは相当で、だがしかし感情的にならないように気を付けながら冒頭の言葉を皮切りにお説教開始し )

授業態度…？あー…なるほど、確かにノートとか全然とってなかったけど…テストの成績良ければそこまで言われないからなぁ…
(服装チェックのことではないと言うことで首をかしげると他に相手が怒りそうなことを考え、授業態度という点に絞って思いついたのがノートであり、居眠りなどに関しては自分の中では当たり前のようになっているため疑問にすら思ってないという本来の問題児ぶりを発揮して)

…～あの授業態度で成績は上なの…！？…何故、どうして…、因みに順位なんて聞いてもいいかしら…？
(相手の発言に心底驚いたような顔をすれば力が抜けたように机に突っ伏し自身は家でもそれなりに勉強して今の成績をキープしている為少なからずショックを受けたようで、お説教する気はすっかり消え失せたようで)

テストの順位…？特別気にしたことないから詳しくは知らないけど…十位前後とか一桁順位とかをいったりきたりとか…多分そんな感じだな。まぁでも、一ノ瀬よりは下だろ？
（今まで誰にも聞かれたことがなかったため言ってはいないがテストの際はそれなりの順位を取っており、当然それなりに勉強はしているし良い順位を取っているからこそ自分の授業態度が若干許されているところもあって。とはいっても優等生で有名な相手はそれこそ一位などを取っていることは聞いているため、何事もなさそうにいつも通りの様子で話し）

……それはその通りなんだけど。…ちょっと意外過ぎて言葉が…！でもそれとこれとは話が別で、…別、なのかしら…知識を付けるための授業、その知識を試すためのテストでそのテストで点数が取れているということは……いいの、かしら…？
(更に予想の上を行く返答に再度頭を垂れ、授業態度改善の為話を戻そうとするもそれぞれの目的を考えると成績がいいのならと思考が止まってしまいそうになり迷いと葛藤に頭を抱え)

…ま、周りから見ればただの寝てばかりの問題児だけどな。事実、俺特別扱いされてるって思われて周りの印象悪いし、生徒会に…ましてや人気者のお前と一緒にいることで余計にな。別に全く気にしてないから良いんだけど…あ、テストの順位は知られると面倒だから周りには内緒にしてくれ
(テストの順位は公開されないため自分の順位などは周りに知られることはなく、テストの話をするような友人もいないことから知っているのは先生と相手だけであり、周りから見れば自分はただの問題児で。とはいっても自分は全く気にしていないため、困惑している相手を見て軽く笑うともうすぐ授業が始まるため席から立ち上がり)

………何よそれ…。別に誰かに言い触らしたりなんてしないわよ、それに言うほど人気者でもないし…。っあーもう、結局お説教なんて出来なかったじゃない…！
(信用なさにムッとして言い返しながらも立ち上がる相手に釣られ時計を確認すると暫し時間が経っていて、相手を説得するつもりが逆に説得させられたような状況に納得がいかない様子のまま同じく立ち上がり乱暴にお弁当箱を掴みあげるとなにか言いたげに相手をじっと見据え)

くくっ…ほら、早く戻らないと授業に遅れるぞ？生徒会長？
（説教を回避するために上手く話題を違うものにそらし、結果的に説教されずに済んだことに安堵しているとまだ相手が何か言いたげな視線をこちらに向けているが、気にしていても仕方ないため軽く笑うとそのまま生徒会室から先に出ていき、自分的には授業に遅れても問題ないので急ぐ様子もなくゆっくり歩き）

急ぎなさいよ、遅れるでしょ…っあと、点数は取れても授業は寝ないでちゃんと聞きなさい…！
(何となく敗北感を感じながら悔しそうに相手をそのまま見送ってしまうも自身も追い掛けて生徒会室から出れば八つ当たりする様に目の前にいる相手の背中を押し急ぐように促し、その間に一度飲み込んだ言葉も相手に掛け)

あー……それは無理だな。俺から睡眠を取ったら何も残らない自信しかない
（突然後ろから背中を押されたため一瞬前のめりになるが何とか持ちこたえ、急ぐ様子の相手を見て面倒くさそうに溜息をつくと、歩く足を速め。これ以上相手の気に障ることを続けていたら放課後本格的に危ないので、授業だけは遅れないでおこうという当たり前のことを思い教室へと向かい）

何処に自信付けてるのよ、…もっと他にも威張れる所あったじゃない。はい、ため息をつかない。先に行くけど、ちゃんと遅れないで来るのよ、でも廊下は走らないこと！
(今しがた聞いたばかりの事実を棚に上げ手離す相手に眉間に皺寄せながら言い返し同時に耳ざとく溜息の音拾えば自身の気持ちの切り替えも含めてパン、と手を叩き相手を追い越せば徒歩と駆け足の間位の絶妙な速さで廊下を渡って教室に向かい)

はいはい…ったく、真面目かあいつは…
(当たり前のように廊下を走る生徒が圧倒的に多い中、本当に廊下を走らない相手の後ろ姿に改めて真面目すぎる印象を感じ、それが原因で生徒会の仕事が増えているのだと益々実感して。自分も授業が始まる前に教室に入ると、自分の席に座ると同時に、いつも通りすぐ寝る体勢に入り)

はあ、結局放課後のこと何も決まらなかったわ…。…──ちょっと佐野く…。…寝ないでちゃんと聞きなさいって言ったのに…っ
(相手よりも先に教室に着いて授業の準備を済ませたあと深い溜息と共に呟くと扉をくぐって戻ってくる相手の姿を確認し内心感心して感嘆するもすぐ様寝に入る相手に言葉を掛けようとするも同時にチャイムと教師が入室してくればグッと眉間に皺を寄せ)

(/こんばんは、いつもお相手ありがとうございます！…が、すみません！明日の夜なのですが、用事がありましてもしかしたらお返事ができないかもしれないので、お知らせしておきます……)

ふぁぁ…よく寝た…。やっぱり体育がないって最高だな
（結局今日もほぼほぼ寝っぱなしであり、教師から見れば何回注意しても治らないため既に呆れられており何も言われず。放課後のチャイムと同時に目を覚ますと帰りのHRを適当に聞き流し放課後になると同時に立ち上がると相手とすれ違いざまに「お先」と短く声をかけて教室から出ていき）

（かしこまりました！！わざわざお知らせして頂きありがとうございます！）

……戻る時は遅いのに、教室から離れるのは誰よりも早いのね…
(斜め前に見える背中を視認する度になんとも言えないモヤモヤを胸に感じながら一日を無事に過ごし、HR後に帰宅の準備をしていると短い言葉と共に通り過ぎていく相手に一瞬呆気に取られながらも真っ先に思い浮かんだ事柄を包み隠すこともせずそのまま声に出し、自身も席を立つと生徒会室に向かおうとするも予定が未定のままな事思い出すと小さく溜息をつき)

(/昨夜は結局潰れてそのまま眠ってしまいました…、お待たせしましてすみません。ただいまです！)

……これとこれを混ぜておいて…と。よし、違和感はないな
(先に生徒会室に向かうのにはちゃんとした理由があり、生徒会室に入ると鞄から自分が内緒で進めた書類を取り出し、部屋に元々置いてあった書類ノ束にさり気なく混ぜ、満足気に頷いて。自分の席に座ると、おそらく今日も面倒くさい仕事をやらされるのだと思いため息をつきつつ相手を待って)

(おかえりなさいですー！そしてお疲れ様でございます！！自分は大丈夫なので無理なさらずに…！)

ふぅ……、よし。
(待たせてはいけないとの思いから先に教室を出て行った相手を追いかけるように鞄をまとめればそのまま教室を出て、昼休憩の時と同様に早足で生徒会室に向かい扉の前に着くと一度足を止め自分の勝手な都合で相手に迷惑を掛けない為に一日抱えた気持ちをリセットするために深く深呼吸をしてから入室し)


(/何だかバタバタといろんなことが舞い込んで来てしまって、せっかくお相手いただいているのに満足にお話出来ずに申し訳ないです…。早く元のペースに復帰できるように頑張ります！)

…ん、おー…お疲れさん
（いつもの席に座りながらボーっとしており、本当ならばこのままずっと寝ていたい気分なのだがそんなこと相手が絶対許してくれることはないため若干憂鬱になりながらも今日やる仕事、そして個人的に進めておくべき仕事などを考えるが、仕事量は明らかに日に日に増しておりこれは相手の性格が原因だと分かっており、どうしたものか考えていると扉が開き相手が入ってきため欠伸交じりに反応して）

（いえいえ！お相手頂いているのはこちらも一緒なので…！自分のペースで大丈夫なので楽しくいきましょう！）