御影尋. ホラ、なんかの童話でお菓子の家に住んでる魔女、いたろ? (そう言いながら大きく腕を振ってみる。なにかお宝は眠っていないか…が、残念ながら手は空振るばかりで収穫はゼロ。ちぇっ、と舌打ちし、起き上がると背後から呆れたような気配が。くるりと振り返り「人ん家に来たらやるだろうお宝探し。なんかイイものないの?」お菓子以外で、と付け加え、)