【FGO】嗚呼、日常。【3L】

【FGO】嗚呼、日常。【3L】

見習いマスター  2018-09-02 23:37:37 
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ー嗚呼、日常!
麗しき平穏な日常よ!
アナタは何処へ行かれたの

※特殊な設定を含みます※

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  • No.1691 by 御影尋  2020-09-09 01:14:41 

>>アンリマユ
…重たい荷物ですねぇ
(闇に手を突っ込むような視覚的な感覚。真っ黒な腕が首裏を引いて、体重を支えようと手を髪から離しては…背負うには重たいけれど、絶対に捨てることは無い荷物だこと。近付いた表情は悪戯にいつもと変わらない…はず、真っ黒だから分からないけれど。表情も、どこに凸凹があるのかさえ不確かな影を追うように顔を少し寄せてから、ころっと貴方の横に転がって。「まあ、精々大切にしますよ。人類史からお預かりした貴重な荷物ですから」と蹴り飛ばされたままの布団を脚先で手繰り寄せ)

  • No.1692 by アンリマユ  2020-09-09 21:31:22 


御影尋.

…そーかい。
(外で沢山遊んだ体はふかふかした感触を堪能するかの如くベッドに深く沈み込み、隣に貴女がいると思うと本格的にまぶたが重たくなってくる。布団を手繰り寄せている貴女の腕にこつん、と頭を軽くぶつけてはそのまま擦り寄り。ここには2人の身を脅かす敵もいなければ、そう聞いたところで駄目とも絶対に言われないだろうけど一応主人に許可はもらっておかないと。「…眠くて死にそう。」と遠回しに寝て良いか尋ねて、)
 

  • No.1693 by 御影尋  2020-09-09 22:31:05 

>>アンリマユ
(布とは違う感触、熱が腕に触れる。のそのそと布団を引き寄せ終えれば自分と貴方に被せてから、貴方の方へ身体を向けて。空いていた隙間を埋めるように、少し身体を曲げると貴方にくっついて返事の代わりに自分も欠伸をひとつ。どうせ明日が来たらレイシフトに行くのだろう、自分と貴方が一緒に出掛けるとは限らない、今くらいは…気の抜けた惰眠も許されるはず。今世でくらい貴方にも温かな眠りを提供しようではないか…「おやすみなさい、アンリマユ」と目を閉じて)

  • No.1694 by アンリマユ  2020-09-09 23:18:54 


御影尋.

(反応があるまでは眠気に負けまいと視界が狭くなっては広がり狭くなっては広がり…そんなことを繰り返していると貴女が此方を向いて、自ら体を寄せてくれば“珍しい”と回らない頭の片隅で思い。片腕を伸ばしさらに密着。鼻先を髪に埋め、甘いシャンプーの香りに混じって鼻腔に届いた安心するその匂いに見えない尻尾を揺らし。何れ手元から離れる時が来る時までは、この体温を堪能していたい。意識を手放す直前、鼓膜を揺らした声に微かに微笑み眠り落ちて──、)
 

  • No.1695 by 御影尋  2020-09-10 00:13:20 

>>アンリマユ
(ふわふわと意識が浮上したり、沈んだりを繰り返し、数度の微睡みの後。貴方の呼吸音を確認してから…本当は水でも飲みたかったのだけれど、真っ黒な腕がそれを許してくれそうもない。…貴方はきっと嫌がるかもしれないけれど、こうしていると貴方は本当にただの何処にでもいる青年に思える。敬愛よりも親愛に近い、大切でゆっくりといい夢を見て欲しい飼い犬…とはいえ、やはり喉は渇いたので貴方を起こさぬようゆっくりとサイドテーブルへ身体を動かして)

  • No.1696 by アンリマユ  2020-09-10 21:48:15 


御影尋.

……?
(腐ってもサーヴァント故、なにかあったら覚醒出来る程度の浅い眠りからゆっくりと目覚め。微睡みの淵で抱きしめていた体温が大きく動く気配を感じてはいたから、寝ぼけた頭でも慌てることも驚くこともない。但し、行方は気になりしょぼしょぼする目を部屋へと向けて。すると薄暗い部屋の中央で音を殺して動くシルエットが見え…腕を伸ばしてみたけどあまりに遠い、届かなかった手がぱたりと力なく寝台に落ち。どこに行くんだ?そう聞きたいが眠気で口が動かない。次第にまぶたも閉ざされていき、)
 

  • No.1697 by 御影尋  2020-09-10 22:32:47 

>>アンリマユ
あー…寂しがり屋な人ですねぇ
(手に届いたペットボトルのキャップを捻り、水を飲み込もうとした時。背後でとさりと何かが落ちる音に肩越しに振り向けばこちらへと伸ばされていたらしい腕。冷たい水を一口飲んでから、キャップをテーブルに置いてベッドに座ったままこちらに向いたままの手を握り。「はいはい、どこにも行きませんたら」と、きっと貴方は聞いていないだろうけれど…形を確かめるように手を指先で擦りながら緩く口角を上げて)

  • No.1698 by アンリマユ  2020-09-10 23:18:16 


御影尋.

(ふたたび眠りに落ちかけたところで、鼓膜を揺らした声…なに言ってやがる。寝ぼけてレイシフトしようとした馬.鹿はどこのどいつだ。そう言ってやりたいがやっぱり三大欲求には勝てそうにない。ただの水分補給と分かれば少なからず安堵し微かに指を握り返してから、のそのそと何とか上体だけを起こす。勝手に動いた抱き枕を捕まえようと腰にしがみついては急かすように頭を擦り付け、)
 

  • No.1699 by 御影尋  2020-09-11 00:30:12 

>>アンリマユ
…はい、お呼びですね
(水を飲み下して、何となく眠気も去り始めて居たのだけれど。腰に回った腕と無遠慮に押し付けられる頭にペットボトルをテーブルへ。真っ黒な願いを叶える貴方の願いくらい、このへっぽこマスターが叶えようではないか!再びのそのそと貴方の横に並んでは、手は握ったまま。小さい子供のような英霊相手のような対応をしていると分かっているけれど、仕方が無い起きるまでは抱き枕にでもなろうと貴方の背に腕を回し)

  • No.1700 by アンリマユ  2020-09-11 21:40:01 


御影尋.

──ん、う…?
(小さく呻きながら不意に目を開けると、目の前には見慣れた飼い主の姿。顔が見えないから起きてるのか分からないが今は何時なんだろう?もう朝がやって来てしまったのか、それともまだ夜なのか…。窓のない部屋では判別する術はなく、諦めたように再び目を閉じて。全身を包むぬくもりが心地よくて犬は貪欲になる。さらに身を寄せ薄く口を開いて…その首筋に吸い付くように唇を寄せる。頭がふわふわする…寝足りないしこのまま二度寝してしまおう、)
 

  • No.1701 by 御影尋  2020-09-11 22:25:20 

>>アンリマユ
うぇ、え…?
(これぞまさに抱き枕、望みを叶えられただろうかと暗い部屋の中で壁を眺めていたのだが。ふいに動いた貴方が起きたのかと目線を下げるより先に、首筋に慣れない感覚。理由に気が付くのに少しタイムラグがあって、理解した瞬間に声を殺して「っ、あ゛ー…」と、眉を寄せて無表情を崩したまま自分の前髪を握り込むと苦笑いを浮かべるように息を吐き。犬に噛まれた、と言いたいけれど、目が覚めた時貴方は覚えていないかもしれないし…ほとんど無意識の行動だっただろうから。咎めない代わりに貴方の額に指先を近付けると「とう」と軽い掛け声とともにデコピンをお見舞いしようと)

  • No.1702 by アンリマユ  2020-09-11 23:28:45 


御影尋.

…いて…なに…、
(どこか遠くのほうで女子力の低い悲鳴を聞きながら赤…ではなく真っ黒な舌を伸ばしそのまま肌に這わせようとした次の瞬間、べちんと音と共におでこに生ぬるい衝撃を覚え。痛くも痒くもないソレは残念ながら覚醒を呼び起こすには至らず、感情のこもってない悲鳴の後あっという間に落ちた目蓋。悪いことをした自覚が無い為、純粋になんで今でこぴんされたんだ…?と疑問に思いつつデコピンが嫌だったのか貴女を解放すると布団を残したまま逃げるように壁際に寝返りを打ち、)
 

  • No.1703 by 御影尋  2020-09-12 00:06:26 

>>アンリマユ
…寝惚けて胃袋に放り込まれるのは、ご勘弁いただきたいものですね
(気の抜けた音がして貴方が僅かに反応を示す。けれど、起き上がることも無く今度こそこちらを離し背を向けた貴方を確認して、ずりずりとベッドから下りると床に座り込み…なんだアレ、なんだコレ、首筋に残ったままの小さな熱が互いに一番似合わない束縛のようで無意識に手の甲で擦って。「…気分転換、しましょうかね」と、完全に眠気も吹き飛んだ自分はゆっくりと立ち上がると…まだカルデアの住人たちも部屋から出てこない時間帯だろう、白く長く冷たい廊下を目指して部屋を出て)

  • No.1704 by アンリマユ  2020-09-12 19:01:38 


御影尋.

(背後で扉の閉まる音がして遠ざかっていく足音が完全に聞こえなくなった頃。気怠さを伴いながら仰向けになればぼんやりと、天井の一点を見つめる。…死人が生者の心を繋ぎ留めておきたい、なんて何様のつもりだ。いずれ消え去るくせに無責任にも程がある。だから束縛する気は無いし、されるのはもっとごめんだ。──まあ、そもそも。「…繋ぐ手すら存在しない身であれこれ言ったところで妄言甚だしいわけですが。」誰にも聞かれない部屋で、1人呟けばかざした手を勢いよく振り下ろして、)
 

  • No.1705 by 御影尋  2020-09-12 21:03:44 

>>アンリマユ
(廊下の端っこ、物凄く端っこ。窓辺の縁に腰掛けて、ぼうっと窓ガラスに頭を預けていて…ガラスに映る自分の首筋には赤い痕がある。首に手をかけられたり、手を繋いだり、色々な仲間と反逆と噛みつかれた印はあったけれど…寝惚けていても、これはきっと貴方が後悔する類のものだろう。互いに長いこれから先を永遠には望めない。「あー…踏み込み過ぎたんですよねぇ」と自虐的に微かに笑って、のそりと立ち上がる。もう少ししたら戻らなくては、貴方が起きる前に絆創膏でも貼ろう)

  • No.1706 by アンリマユ  2020-09-12 22:43:45 


御影尋.

(まだまだ惰眠を貪りたがっている意思とは裏腹に寝付けそうにない。目を閉じたり開いたり…扉を見つめて。出て行ったきり戻って来ないマスターは何をしているのやら……いや、“戻らない"んじゃなくてもしかしたら"戻れない"のかもしれないが。なら、さっさと退散したほうが良いだろう。のそのそと起き上がり脚を床に着けて。とつとつと扉のほうへ歩み寄りドアノブに手を伸ばしかけた所で、なるべく自分の目の届くところに居ろと言われたことを思い出した、)
 

  • No.1707 by 御影尋  2020-09-12 23:27:10 

>>アンリマユ
…お、っと。起きたのですか、お寝坊さんですねぇ
(ふらりと気紛れに部屋に戻り、開いた扉の先。起きていたらしい、その上部屋を出ようとしていたらしい貴方を視界に捉えては、咄嗟にぱっと首元に手をやり…誤魔化すように目元を細めてからかう様に笑う。目の届くところに、置いていかずにいてくれたことが嬉しいけれど…見習いのへっぽこマスターなら、喜んではいけないことだったような。「嗚呼、まったく…コーヒー牛乳お忘れですよ」と、口約束の鎖を断つように、飲みかけの瓶を渡そうとテーブルへ向かうため、貴方の横を通り抜けようと)

  • No.1708 by アンリマユ  2020-09-13 00:18:40 


御影尋.

お寝坊さんってまだ夜中なんデスケド…。
(ドアノブに手をかけるよりも先に扉が開いて、こちらを視認するなり大根芝居をはじめる貴女を、見下ろしながら発した声は我ながら気怠げでいつも通りだったと思う。こちらに気を遣う必要なんて無いのだが…人間と違って愛情を示すものでも、ましてや独占欲を示す証でも何でも無い。意味のない噛み跡だ。数日もすれば綺麗さっぱり消えるだろう。律儀に忘れ物を取りに行く後ろを姿を適当に見流したあと「…いや、もういらね。処分はそっちでよろしく。」以前にも吐いたような台詞と共にゴミを押し付けて返事を待たずにさっさと部屋を出て、)
 

  • No.1709 by 御影尋  2020-09-13 00:57:20 

>>アンリマユ
…ねえ、アンリマユさん。もういらないのは、“どれ”ですか
(いつも通りの声に動きを止める。扉が静かに閉まる音に、答えのない問いをぽつり…思えば、英霊相手に自分が感情を表に出す程に、自分は変わりすぎた。犬からの噛み跡を、こんな見習いでも構わないと認めてくれたようで心のどこかで喜ぶくらいに。霞がかった思考のまま管制室に連絡を繋ぐと、休みをと…1週間が与えられるらしい。扉に鍵をかけ、先程まで貴方が寝ていたベッドに横になると目を閉じて。この部屋から出ずに、前のように、戻れば…1週間も経てば痕も消えて、夢も醒めて、元に戻れるはずだ。言われた通りに“全てこちらで処分しよう”。「…今度こそ間違えないようにしないと」テーブルに置かれたままのアンクレットを、指先で落とすようにしてゴミ箱へ。そのまま、シーツに顔を埋めて目を閉じて)

  • No.1710 by アンリマユ  2020-09-13 09:20:16 


御影尋.

(すべて無かったことにしたいのなら大元の繋がりを絶ってしまえばいい。きっと明日辺りにアイツはオレとの契約を破棄するだろう…そう、思ってたのに朝がやってきてもパスは繋がったままで事情を聞きに向かった管制室で貴女から連絡があった事を告げられた。──、─他ならぬマスターの意向だ、異論はない。腹の底から湧き上がる強いものを押し殺して過ごすこと数日。マスターの1人が欠けようと時間は止まってはくれないし、やることは山積みでレイシフトについて行ったり慣れない書類仕事を手伝ったり怠け者にしては忙しない日々を送ってる。それでも、隣に貴女がいない一日は、いつもより長く感じて……手伝いを終えて夕食の時間。貴女の部屋の前に置かれた食事に甘い物を追加するのが最近の日課。声を掛ける甲斐性なんて無いからプリンを置くと黙ってその場を離れようとして、)
 

  • No.1711 by 御影尋  2020-09-13 10:18:25 

>>アンリマユ
(どうせ食べないのだから、不要ですと何度伝えても運ばれてくる食事を今日も不要だと伝えるため、部屋で事務処理をしていた合間…扉の向こうの気配に顔を上げて。扉を開けば…この数日間で珍しい来客だ。少し驚いたようにまばたきをして、それから食堂へ返却のお願いをしようと思ったのだけれど…乗っているプリンはどう考えても食堂からではない。無言で貴方の頭をいつも通りわしわしと撫でてから…仕方が無いので返却は自分の脚でしよう、手を離し、お盆を持ち上げると部屋を出て)

  • No.1712 by アンリマユ  2020-09-13 13:16:32 


御影尋.

(少なからず後ろめたい気持ちがあったから嫌でも心臓は跳ねるし、無意識に体は強張る。問答無用で頭を撫でくり回していた手が離れ、部屋に戻るのかと思いきや貴女はおぼんを持って食堂のほうへ行ってしまい。…引き止める気力も、ついて行く気力も今は湧かない。ただ一言、「…貧弱なんだからちゃんと食えよ、ったく。」と呆れような声が出て。食べてもらえるかは別として、無事プリンも届けたのだし部屋に帰ろうか。いつまでもここに居たって仕方がない、)
 

  • No.1713 by 御影尋  2020-09-13 14:59:58 

>>アンリマユ
(プリンは冷蔵庫へ。おぼんは申し訳ないけれど…とラップをかけて返却した。それから、少し考えて足を自室ではなく…貴方の部屋へ。貴方が何をしているかは知らないけれど、多分気にしなくていいはずだ。だから、いつもの貴方のように問答無用で扉を開けると「…ただいま」と一言。相変わらず何も無い部屋だけれど貴方らしいから、まあ良いか。すたすたと中へ向かい、ベッドに勝手に横になり、ぼんやりと天井を見上げて)

  • No.1714 by アンリマユ  2020-09-13 18:17:02 


御影尋.

!…おい、部屋間違えてる。引きこもり過ぎて頭ボケたか?
(この後の予定は特に無い。部屋に帰って久しぶりに惰眠を貪り、ゴロゴロしようかと扉を開けて目に映った不意打ちにふたたび体が固まりかける。久しぶりに部屋から出てきたかと思えば、平然と人のベッドに横になっている貴女に一瞬ぎゅっと思いっきり眉を寄せて。その姿は普段の自分の行いそのものなのだが…なんというか。貴女の考えてることが分からない…パスだって繋がったままだ。床に腰をおろし「なにしに来たんだよ。」と貴女を一瞥して、)
 

  • No.1715 by 御影尋  2020-09-13 20:17:13 

>>アンリマユ
(帰ってきたらしい物音に視線を向け、心底迷惑そうな…というよりは、理解出来ないものを見るような表情に目を細め。間違いでも、嫌がらせでもなく此処に来たのだけれど…と、床に座った貴方を見据えるように身体を横向きにして「…消えたんですよ、痕。こうして自分たちは今に居て、貴方たちを置いていくのだなぁと思いました」と独り言。踏み込み過ぎた、近過ぎた…独占欲が無いと言えば嘘になる、目に見える繋がりをゴミ箱に捨てても思い出は消えないし。パスを切らなかった理由は一つだけ、困ったように顔を歪ませて)
思い出とか、色んなもので雁字搦めにしてでも、貴方と最期まで戦いたいのですが…ダメでしょうか

  • No.1716 by アンリマユ  2020-09-13 21:23:40 


御影尋.

(お別れはいずれ必ずやって来るものだけどその日が来ても裏切られたとも、ましてや置いて行かれたとも思わないのに…聞こえた独り言に馬鹿だなぁ、としみじみ思う。寝台に乗り上げてはいつも通り貴女の隣に寝転んで「おら、来いよ。アンタが勝手に引きこもりやがるからこっちは忙しかったんだ、体使って癒しやがれ。」とこれまたいつも通りの悪態を。…本当に趣味が悪い女だ。犬に欲する物を言わせておきながら要らない物はどれか、なんて聞くのだから。貴女が欲しいと告げた日から気持ちは変わらない…早くと腕を広げ、)
 

  • No.1717 by 御影尋  2020-09-13 22:19:43 

>>アンリマユ
横暴ですね…あと、その言い方、何かこう、
(約束は違わない。貴方を縛り付ける物は取り外して、自由なまま貴方を連れていこう…今度こそ、ちゃんとしたマスターにならないと。聞こえた声が…何だか含みのある言い方に聞こえたのは、自分のせいじゃないはず。不満を口にしながら身体を起こして、腕を広げてくれた貴方の方へ。まあ、こんな人間の体温が少しでも癒しになるのならいくらでも、と腕を貴方の隣に置いてから…視界で揺れた「あー…ちょっとごめんなさい」と貴方の脚先に手を伸ばすと、アンクレットを外してしまおうと手をかけて)

  • No.1718 by アンリマユ  2020-09-13 23:06:17 


御影尋.

…?なにすんだよ。
(悪態は嫌味としてちゃんと伝わったらしい。もごもごと歯切れ悪く口を動かす貴女に、満足げにへらっと表情崩して笑い。そのまま貴女のことを抱き締めよう…と、足首へ伸びる手を注視。理由が分からず動きを止めていたが、アンクレットを外されそうになると咄嗟に嫌そうな声を発して足を動かす。なぜ…疑問符が消えないなか貴女の足首を見て小さく瞠目。…いつも身につけてる訳じゃないと思うが、喧嘩したばかりだから気になり「ヒロ、」アンクレットは?と尋ねるように見上げて、)
 

  • No.1719 by 御影尋  2020-09-13 23:54:50 

>>アンリマユ
(こちらに向いた目が、驚いたような色をしていたから大人しく手を引いてその場に座り直す。貴方が嫌で、思い出を捨てたくてゴミ箱に入れたんじゃない、ただの見習いが貴方の傍にこれからも一緒にいたいと渡した枷を無かったことにしたくて。目に見える束縛の汚さに自己嫌悪が酷い、困ったように眉尻を下げ「それは不要なものです、処分するべきものです」と…自分がいつ消えても良いように、お互いに後腐れがないように、バレンタインチョコ同様にギブアンドテイクを選んできたのに…なるべく平然を装って、当然でしょうとでも言いたげに、貴方からそっと視線を外して)

  • No.1720 by アンリマユ  2020-09-14 21:35:10 


御影尋.

本当に、それで消えるのか…?
(寝転んでいた姿勢を起こして胡座をかく。色んなもので雁字搦めにしてでも、最後まで一緒に戦いたいと願ったのは一体どこのどいつだ。それにオレの物なんだからこいつにどうこう言われる筋合いは無い。正しい道だと言いながらも頼りなく揺れている瞳を、真っ直ぐ見つめる。「…アンタだってもう分かってるだろ。捨てたところでそう都合よくはいかないってさ。」どの道思い出を積み重ねた以上、未練のない別れは出来ないだろう。…それでも貴女の手を取ったことは間違いなんかじゃない、)
 

  • No.1721 by 御影尋  2020-09-14 22:19:23 

>>アンリマユ
(意地悪しかしてくれない神様と真っ黒な願望器は、どうやら自分の願いは叶えてくれないらしい。全部放り出せたら楽だ、忘れられたら楽だ、無かったことにできたなら…寂しいのだろうと、諦めた。座り直した貴方の肩に、倒れ込むように額を押し付けて「そんな自分からの首輪をし続けるなんて、犬ですか」と。要らない思い出はひとつも無いけれど、全て捨ててしまいたいくらいに重たくて辛い。それでも、「…自分のやつは、後で回収しておきます。まだ部屋にあると思うから」と小さく呟いて。一度諦めてしまえばもう後は落ちるだけ、数日間分の穴を埋めて、明日からまたマスターとして頑張るから…今くらいは許して欲しい。正面から抱き締めるように背中に腕を回して、ぐりぐりと額を押し付けて)

  • No.1722 by アンリマユ  2020-09-14 23:21:44 


御影尋.

デザイン気に入ってるからなぁ。もし取ろうってならアンタと鬼ごっこしてた所だぜ。
(令呪も足首に巻き付いたソレも自身を縛る首輪に他ならない。それでも存外窮屈には感じないのだ。なにより貴女からもらった物だから捨てられるわけ無い。貴女がゴミ箱に落とした物も本当に要らないと言うのであれば、自分がもらってしまおうと思ってたのはここだけの話だ。無遠慮におでこを擦りつけて甘えてくる貴女に、たまらず目を細めて。空いたほうの手で後頭部を撫でた後「なあ、アンタそれこそ要らねえ物とかねえのか?」と不意にそんなことを尋ねては柔な髪に唇を当てて、)
 

  • No.1723 by 御影尋  2020-09-15 00:00:09 

>>アンリマユ
あー…要らないもの、ですか
(気に入ってもらえているのなら、別に無理に奪うこともしないのだけれど。目に入る度にギチギチと心臓が軋むような音を立てるのにも目を瞑ろう。頭に触れた手に自分でも呆れるくらいにほっとして、ぐでんっと溶けるように体重を預けたまま少し思考を巡らせて…自分の部屋にはお菓子こそ色々あるにせよ、元々物が多いとは言い難い。あの部屋で不要なものといえば…自分自身という回答は流石に怒られそうだ。「パッとは思い浮かびませんね」と返事をして、顔を上げると気紛れに目の前の肩に軽く噛み付こうと口を開き…まあ、これはいつかの意趣返しでしかないのだが)

  • No.1724 by アンリマユ  2020-09-15 21:09:01 


御影尋.

アンタもリツカみたいにシュシュとか着けてりゃあいいのに。そしたら……噛むなよ。
(一旦唇を離し指通りの悪くない髪を指に搦めては優しく梳き。貴女も貴女の先輩のように普段から何か身に付けていれば…その先を言おうとして、継ぐべき台詞を紡ぐより先に、突然肩に噛みついてきた貴女に軽く衝撃を受け言葉を失い。痛くはないし嫌でもない。ただ、おどろおどろしい模様が刻まれたソコに躊躇なく歯を立てるので驚いたというか…彼女は刺青に対して嫌悪感は無いらしい。とはいえ「ペッしなさいペッ。腹壊すよ。」と早すぎる最終通告を。こんな状況でも体は弛緩しきったまま、再び貴女の頭に手を回し、)
 

  • No.1725 by 御影尋  2020-09-15 22:24:17 

>>アンリマユ
(髪に通る指先、ぞわぞわと安堵感に似た甘くて不慣れな感覚に落ち着かなくなってきた。ゆっくりとさして痛がりもしない貴方から、つまらなさそうに口を離してから薄くついた歯型に唇を当て…別に貴方を食べてお腹を壊すなら本望なのだけれど。「所有印より、首輪より、貴方には歯型の方がお似合いかと思って」と、消えてしまう痕ならいくらつけたところで貴方を縛り得ないし、自分も満たされる…生温いお湯に浸かっているようなこの感覚が気持ちいいけれど底なし沼のようで怖い。のそのそと貴方から離れるように後ろに下がっては、ベッドから降りようと体を捻って…今更何だか恥ずかしくなってきた、このまま逃げてしまおうと)

  • No.1726 by アンリマユ  2020-09-16 21:04:05 


御影尋.

勝手に噛んでおいて飽きたらポイかよ。ヒヒッ、オレとは遊びだったのね~、なんちって。
(薄い反応がつまらなかったのか。壊れた、というより飽きた玩具を床に手放す子供のような…離れようとする貴女を見て、少なくとも自分はそんな印象を持ち。そっちがその気なら対抗してこちらも好き勝手させてもらうとしよう。ちょうど貴女が背中を向けたタイミングでお腹辺りに問答無用で腕を巻き付け、そのまま一気に引き寄せた。のしっと肩に顎を乗せ「まだお仕事残ってんの?無いなら遊ぼうぜ。」と何かと理由をつけて逃げようとする貴女の退路を断つべく尋ね。貴女のほうから近寄ってきてくれるのは珍しいからもう少しだけ体が鈍りそうなこの戯れを楽しみたい、)
 

  • No.1727 by 御影尋  2020-09-16 22:21:24 

>>アンリマユ
うぇっ、あ…
(いつも通りからかった後、飽きたと両手を離されるものだと思っていたが故に…腹部に回った腕は予想外、それよりも簡単に後ろへ転がるように戻された力も想定外。自分とは違う力に関心するより先に、肩に掛かった重さと耳元で響く声にピタリと動きを止めて。これは、とてもまずい。恋愛感情とは違う、敬愛と崇拝と、色々な何かで軋むような音を立てた心臓と、じわじわと熱を持つ耳、「…仕事はありませんが、離してください」と異変を悟られるより先に逃げるが勝ちだと返事を)

  • No.1728 by アンリマユ  2020-09-17 00:11:59 


御影尋.

このくらい別にいいじゃねーかよ、ケチ。
(相変わらず初心な飼い主はこの状況が恥ずかしいようで分かりやすくじわじわと赤みを帯びていく耳。あまりしつこくしたらまたギクシャクなるだろうから…仕方ない。好き勝手するとは言ったけどそんなのは夢物語で主の勝手は赦されても、サーヴァントの勝手は赦されない。故に文句吐きつつ渋々といった様子で両腕をほどき床に腰をおろし。「アンタなにしに来たんだよ。」と部屋に入った時、平然とベッドに寝転んでいた貴女に尋ね、)
 

  • No.1729 by 御影尋  2020-09-17 09:19:17 

>>アンリマユ
アンリマユさんに会いに来ただけですよ
(ケチと言われても困る、こちらも如何せん上手く感情表現が出来ずに困っているのだから。とはいえ、大人しく離された腕にほっと息を吐いて、床に座り直した貴方をベッドに腰掛け直しながら見下ろして。理由なんてただのひとつしかなくて、それは飼い犬の様子を見に来たに限る。片腕をのばし、貴方の髪をくしゃりと撫でてから「まあ、お元気そうでなにより。飼い主は満足です」と。とはいえ、貴方の言う通り此処に居座る理由はもう無い。のそりと立ち上がり、お暇しようと)

  • No.1730 by アンリマユ  2020-09-17 21:32:11 


御影尋.

…アンタ、意外とタフなんだな。
(そこそこ頻繁に医務室送りになってるイメージがあるからか。ここ数日間引きこもっていたわりに普通にピンピンしている貴女に対して小さな声で意外とタフだと感想述べ、呑気に欠伸をふわり。立ち上がった貴女と入れ替わる形でベッドに潜り込んで。…何にせよ復活してくれて良かった。なんて元凶が言える立場じゃないか。眠気に負けて目を閉じれば、うんともすんとも言わなくなり、)
 

  • No.1731 by 御影尋  2020-09-17 22:47:30 

>>アンリマユ
…ええ、強いんです、自分。
(一方で貴方はとてもよく眠る気がする。魔力供給が少ないからか、充電切れになる前に眠っているのだとしたら…申し訳ないけれど。身体が健康だと胸を張っては言えない、けれど、少なくとも簡単に倒れるほど弱くはないし、前を向けるだけの強さはある。布団へ潜り込む貴方を横目に見て…さて、眠るのなら邪魔はすまい「おやすみなさい」と布団の上から軽く貴方の身体を叩いては、部屋を出ようと足を扉へ向け)

  • No.1732 by アンリマユ  2020-09-18 04:56:17 


御影尋.

(─眠りに落ちてからどのくらい経ったのだろう。布団に潜ったまま近くのテーブルに腕を伸ばすもいくら手探りしても目当ての物は掴めず…嗚呼、そういえばこの部屋に時計は無いんだった。窓も無く我ながら不便な部屋…まあ、その分愛着が湧くことも無いから丁度いい。部屋を出てぼんやりとした常夜灯に照らされ無機質に広がる白い廊下を進み、目指す先は檻の“外”。忠犬たるもの勿論首輪はつけたままで。草木も眠ると言う丑三つ時。影の薄いバグが姿を消したところで気付かれやしない。カルデアで唯一外の世界に繋がるエントランスへと足を運び、)
 

  • No.1733 by 御影尋  2020-09-18 08:46:00 

>>アンリマユ
(仕事が上手く纏まらないまま、気がつけば時計は深夜を軽く越え、今に朝だと早起きの英霊達が騒ぎ出す時間になってしまう。流石にやりすぎた、と揺らした足首には捨てるはずのものの中から拾い上げた足枷。と、不意に離れた位置で何かが…「…こんな遅くに」過去にこんな自分の手を取ってくれた英霊達の中の一人の気配がゆらゆら揺れる。不安定に、揺れたまま離れるそれを追うように廊下に出ては辺りを見回し…似たもの同士、相手の考えていることは分からない)

  • No.1734 by アンリマユ  2020-09-19 02:20:37 


御影尋.

(出入り口までやってきたところで不意に、この時間帯にしては珍しい人間の気配を感受。このぼんやりとした魔力の感じは…「アイツまだ起きてんのかよ。」と姿は見えなくても、うろちょろと動き回る気配にやや呆れつつ振り返り目を凝らす。すると廊下の向こう側、常夜灯に照らされた小さな人影が歩いてくるのが何となく見え。…今日からまた特異点を巡るマスターが夜更かしとはいただけない。霊体化し、貴女の背後に回れば暗闇のなかからぬっと伸ばした手で肩を掴もうとして、)
 

  • No.1735 by 御影尋  2020-09-19 10:24:58 

>>アンリマユ
わぁ、ひっ、
(貴方を迎えに、と思っていたのに。不意に背後から伸びてきた腕に気が付くより先に肩に触れた手に、ぴゃっと猫のように飛び上がって。距離を取るように、その腕が誰のものかを確認せずに、その場から逃げるように走って近くの素材置き場になっている物置に逃げ込んで。いくら普段相対している者が過去の人だからといって、丑三つ時に背後から肩を掴まれればそりゃあ…「何今の誰今の」と威嚇する猫のように物置の端で小さくなって落ち着こうと)

  • No.1736 by アンリマユ  2020-09-19 15:54:59 


御影尋.

(相手が自分の飼い主で無かったのなら確実にその首を落としていたし、そちらは落とされていた。よっぽど吃驚したのだろう…一目散に逃げ込んだ物置きのなかで小さくなっている貴女は、そういう趣味が無い己ですら心を揺すられ嗜虐心が湧き上がってくる。薄く双眸を細めて「ははは、悪かったってオレだよ、オレ!オレオレ!」と反省の色が見えない声で話しかけ。部屋の隅っこで威嚇する貴女は本当に警戒心の強い猫のよう。思わず「チッチッチッ~怖くねえからおいで~。」と扉の前でしゃがんではおいで、と手を揺らし揶揄い、)
 

  • No.1737 by 御影尋  2020-09-19 16:50:02 

>>アンリマユ
(指先が冷たい、相手の気配に意識が及ばずに扉が開く音に肩を揺らして顔を上げ。笑うのは見慣れた姿、三日月形に歪んだ双眸と、揺らされる手は確実に愉しんでいる、ような。不本意だ…そもそも貴方を迎えに出ていったのに貴方に怖い思いをさせられるだなんて。ほっとして貴方に近寄りたい感情を押し殺して…扉の前に居られては、貴方の横を通り抜けてこの場から逃げ出すことも出来ない、貴方の手を取るのはこの状況では悔しいので…じっと壁に背をくっつけたまま、ふいっと貴方から顔を逸らし)

  • No.1738 by アンリマユ  2020-09-19 17:55:00 


御影尋.

悪気…は、あったけど本当に悪かったって!こんな真夜中になにしてんのか気になってさあ。
(ああ、拗ねてる。無言で顔を逸らす仕草が微笑ましくて可愛いだとか場違いなことを思いつつ、無意識のうちに笑みを深め。貴女の反応を見たら何だか外に遊びに行く気も失せてしまったので、今宵は大人しく保護されるとしよう。…というかこのまま放置して出て行ったら後が怖い。そちらに歩み寄れば目線を合わせて「部屋戻ろうぜ。」と手の平を見せた後、こしょこしょと猫が喜ぶとされる喉をくすぐり、)
 

  • No.1739 by 御影尋  2020-09-19 18:40:46 

>>アンリマユ
…貴方が部屋の外にいる気配がしたから、お迎えに行ったんです
(悪気があったことを認める潔さは褒めておこう、心の中で。だからといって暗く静かな廊下でのアレは許し難い。ふっと目の前にやってきた貴方を横目で見据え、伸びてきた手…猫じゃない、と言いたいけれど、触れた体温が先程肩に触れたものと同じだったから擦り寄るように受け入れて。仕方がない、お迎えに行くというミッションは達成されたわけだから良いとしよう。「…飼い主を猫扱いとは何事ですか」と、貴方を犬扱いする自分に言えたことではないけれど少しだけ壁から背中を離して立ち上がる準備を)

  • No.1740 by アンリマユ  2020-09-19 20:55:45 


御影尋.

マジかよ、隠れんぼは得意なんだけどナ~。
(くすぐりをやめ貴女に釣られるように立ち上がる。自分自身、吹けば消えるようなあやふやな存在だという自覚はあるから見つけてもらえると……その、胸のなかで渦巻くこの感情を上手く表現する言葉が見つからない。むずむずと痒い首の後ろを手で隠しながら、こんな真夜中に、存在しないものを見つけてくれた貴女に「…お迎えあんがとね。」とボサボサの髪を乱しつつ、そそくさと倉庫から出て、)
 

  • No.1741 by 御影尋  2020-09-19 21:54:05 

>>アンリマユ
…どういたしまして
(冷えた指先に体温を取り戻すように、数度手を握ったり開いたりを繰り返しながら貴方の後を追う。「任せてください、隠れんぼは不得意だと宣言させられるよう、どこに居ても貴方を見つけてみせますよ」と物置の扉をしっかりと閉めながら暗い廊下へ。急に動いたからか、眠気もすっかりどこかへ行ってしまったのが悔しい…ので、小走りで貴方を追い抜いて貴方の部屋へ足を向ける。こうなったら貴方のベッドを占領して、朝までかぐっすり眠ってやろう)

  • No.1742 by アンリマユ  2020-09-20 13:30:35 


御影尋.

(来た道を戻らずサーヴァント達が居住する区画へとつま先を向ける貴女…ということは行き先は飼い犬の部屋か。当たり前のように、てっきり、貴女の部屋で過ごすのだと思っていたから行き先が判明すれば考えるより先に体が勝手に動き、手首を掴んで。「なあマスターの部屋にしようぜ。」オレの部屋は何も無くてつまらないだろ…?と部屋に遊びに行く口実を並べて、)
 

  • No.1743 by 御影尋  2020-09-20 14:22:48 

>>アンリマユ
うぉっ…と、
(小走りだったからか、かくんっと背後に引かれるように足を止めて。不思議な人だ、「別にアンリマユさんが居れば何処でも楽しいですよ」と、小首を傾けつつも拒絶する理由もない。夜中に遊びに行く背徳感だとか、散々言われた危機感だとか、そういったものより先に…掴まれた手首に、コレも手加減してくれているのだなぁと…いつか、首に這った指先のことを思い出しては爪先を自室へと向け直して)

  • No.1744 by アンリマユ  2020-09-20 16:27:59 


御影尋.

…勘弁してくれ。
(…まるで甘い毒でも飲まされている心地だ。人の厚意はいつだって優しくて苦しくて、触れるたびに温かくて火傷する。こちらの気も知らずに不思議そうにしてる貴女から離れれば廊下を早歩きで進み。そうして部屋に辿り着くと、慣れたようになかへ。ここには好物のお菓子も、温かい寝床もあるしきっと猫も喜んでくれる。布団をめくれば扉の前にいる貴女を「猫ちゃん猫ちゃん。」と猫なで声で呼び。倉庫での反応があまりにも猫っぽかったのでしばらくネタにする気満々で、)
 

  • No.1745 by 御影尋  2020-09-20 17:19:37 

>>アンリマユ
…勘弁してください
(甘いモノで沢山満たして胃もたれしてしまえばいいのに。少しあいた距離と、平然と他人の部屋に入っていく貴方を追って自室へ…と、聞こえた甘ったるい声に片手で額を押さえて一言。近付きたくない、逆らいたい訳ではなく近付くのが癪に障るという一点で。扉を閉めて、手近なクッションを手に取ると「アレは!どこぞのわんちゃんの!せいでしょう!」と手に持ったそれを貴方の方へと勢いをつけて放り投げ)

  • No.1746 by アンリマユ  2020-09-20 18:49:22 


御影尋.

うしろにキュウリ置かれた猫みたいだったな。
(こちらが構おうとしたら威嚇して、放置したらわざわざ探しにくるなんて…ますます気難しい猫みたいじゃないか。勢いよく飛んできたクッションを顔面と腕で受け止めたあとも、まったく懲りずにへらへらと表情弛め。しつこく構いすぎた結果、思いっきり猫パンチされる犬の動画を見たことがあるからこちらも近くない距離を保ったまま「腹減ってんのかな~。あったかい牛乳飲む?」とおふさげを続けて、)
 

  • No.1747 by 御影尋  2020-09-20 19:26:04 

>>アンリマユ
…この、キュウリの分際で
(確かにそんな動画は見たことはあるけれど、あそこまで逃げてないでしょう!いや、それを言ったら貴方がキュウリだ。クッションを抱き抱えて、捲られたままの布団と、緩んだ貴方の口角…なるほど、煽られたのだからノって差し上げよう。地面を軽く蹴って距離を詰め、ベッドに片足を掛け、回し蹴りの体勢を。「生憎、温かいミルクより、目の前の苦そうな復讐者の方がお腹に溜まりそうなので」と、猫だと揶揄うのならば、肉食相手の覚悟を見せてもらおうじゃないか)

  • No.1748 by アンリマユ  2020-09-20 20:45:21 


御影尋.

キュウリの分際って扱いひどくねえ?
(徹底した猫扱いにさすがに腹に据えかねたのか…とはいえ少なくともキュウリよりは、可愛いんだから良いじゃないか。次にからかったら蹴ってやる、とでも言うように横腹にくっついた片足に笑みをかたどった唇が引きつり。反撃は簡単だけどこちらから手を伸ばせばうぶな猫はあっという間に逃げてしまうだろう。クッションをお腹の下に敷き寝転んで。「飯食うの苦手じゃーん。」と苦い物どころか食べること自体苦手な貴女に皮肉述べ、)
 

  • No.1749 by 御影尋  2020-09-20 21:24:37 

>>アンリマユ
嗚呼、まったく生意気なことばかり…舌でも噛みちぎれば静かになります?
(目の前で無防備にヒトのベッドに横になる犬は、食事が苦手な自分でも、キュウリよりは美味しく食べられる気がする。こんなにも生意気で躾のしがいのある犬ならば、多少こちらがおイタをしても許容範囲なのでは無いだろうか…と、持ち上げた脚でそのまま貴方の上に軽く跨って、両手は貴方の肩をベッドにつけるように押し付け。皮肉にカチンときたのだろう、生意気な鼠を狩るように、悪戯に「にゃお…なんて、牙さえ届かなければ貴方なんか怖くないのですよ」と一声、鳴いては貴方を見下ろして)

  • No.1750 by アンリマユ  2020-09-21 11:44:56 


御影尋.

ぐえっ…女がマウンティグするんじゃありません。
(あろうことか人をベッドの上に貼り付けにした挙句、馬乗りしてくるとは…無遠慮に背中に加わる重量感が憎らしい。…猫といったのは訂正しよう。にゃおと愛らしい鳴き声とは裏腹に、野生の肉食獣に捕まった気分になるのはきっとこの体勢のせいだろう。唯一、辛うじて動かせる首を何とか動かしてそちらを見上げると、視界の隅にて見えた貴女の顔は何とも生意気で、そして何より艶やかだった。「負けん気が強いのは結構だがまたキャパオーバー起こして閉じこもんなよ。」と自分の立場を理解した上で挑発を重ねては枕に顔を埋め、)
 

  • No.1751 by 御影尋  2020-09-21 12:48:44 

>>アンリマユ
…はい、大丈夫です
(こちらを見上げた目は相変わらず不思議な、夜に溶ける星のような色をしていて少し羨ましい。征服欲だとか支配欲だとか、そういうものとは違う、ただ手の届くところに貴方がいるという安心感がこんな状況でも嬉しくて、挑発も素直に受け取ってみる。まあ、これ以上踏み込む気は無い。脚を貴方の上に預けたまま、身体だけベッドに倒すように貴方から降りると「ほら、可愛い猫じゃあないのですよ」と一人、楽しげに。夜中に何をしているのやら、咎める人が居ないのが救いだけれど)

  • No.1752 by アンリマユ  2020-09-21 14:04:54 


御影尋.

腰イカレるかと思った…。
(毒気のないぽやっとした声にこちらも拍子抜けし、その気が無いのなら追撃はやめておく。自由になった体を起こして背中に乗った足を問答無用で振り落としてはわざとらしく腰をさすってみる、重かったぞと。無事に餌にされず生還出来たからからベッドでごろごろしてる今の貴女は、やっぱりか弱い存在のように思えて「猫ちゃん。」と。内心で凶暴な肉食獣扱いしたことは闇に葬り去り、再び猫ちゃんと呼び顎の下を撫でて、)
 

  • No.1753 by 御影尋  2020-09-21 18:13:50 

>>アンリマユ
…、
(振り落とされた脚を引き寄せて、重いと言われたことに関しては何も言い返す言葉がない。実際重たいだろうから。懲りない貴方の手を仕方なく受け入れて、触れる指先に不服ながら目を細めて…喉は鳴らせないので、脚先を貴方の脚に絡ませることで応えよう。まあ、気に食わないので「生意気」と一言、こんなにも無防備に人間の急所近くに触れさせるのは貴方だからだと分かっているのか…隙あらば噛み付いてやろうと思ってはいるけれど、触れる体温が心地よくて目を細め)

  • No.1754 by アンリマユ  2020-09-21 19:58:52 


御影尋.

やっぱり猫じゃんか。
(はたき落とされるかもと思っていたから安堵しつつ、猫が飼い主の足に尻尾を巻き付け甘えるように、さりげなく絡められた足に目を細め上記を。その間も手は喉元の少し隆起した部分をかすめ撫でていたが、指先が首筋に触れるとおいたした日の記憶がよみがえり、咄嗟にそこから手を離して。貴女の言っていた通り駄犬のつけた噛み跡は、綺麗に消えていて…いや、寝ぼけていたから本当にそういうつもりは無かった、けど、急に肩口に顔を埋めると頭をぐりぐりと擦り付け、)
 

  • No.1755 by 御影尋  2020-09-21 22:25:26 

>>アンリマユ
…随分と猫に懐いた犬ですね
(足先から体温がじわじわと肌を這っているのに、少し力を込めてしまえば簡単に手網を外せる場所を柔く撫でていた指先は突然離れて。どうしたのか問う前に、視界から消えた貴方の頭に不思議そうに上記を呟いては腕を貴方の頭を緩く抱き締めるように回して。「牙のない犬は可愛いものです」と煽るような言葉が出たのは、確実に先程の仕返しで)

  • No.1756 by アンリマユ  2020-09-22 16:34:07 


御影尋.

好きなヤツ相手には、従順なわんちゃんデス。
(悪意を真正面から受け止められるとやりづらいことを教えてくれた貴女に倣って、自分も素直に挑発を飲み下してみる。聖杯戦争を続けろと言うのなら付き合うし、目の届くところに居ろというのならそばにいる。…それから、“生きたい”と願うなら外の世界に背中を押そう。頭を固定している腕はそのままに動けば喉元をザリ、と舐め。「まあ、猫ちゃんと一緒でちょっとやんちゃなんですけどねぇ。」と悪戯に口角を上げ、)
 

  • No.1757 by 御影尋  2020-09-22 18:09:49 

>>アンリマユ
…嗚呼、まったく、本当に生意気ですね!
(貴方の短くて長い人生の中で、少しくらいは好ましい人間の一人になれたのだろうか。じっと大人しく抱え込まれていると思いきや、喉に触れた不慣れな感触に腕の中の貴方の頭をわしわしと強めに撫でて。そうこうしているうちに朝になってしまう、いくら何でも不眠で戦場に行くのはまずいだろう。「似たもの同士、最期までお供してもらいますから覚悟しておいて下さい」と目の前の抱き枕を抱え直しては、無理矢理にこのむず痒い温かさから離れるべく目を閉じて)

  • No.1758 by アンリマユ  2020-09-23 21:28:29 


御影尋.

きひひ、生意気な犬で良けりゃこれからもどうぞ御贔屓に。
(照れ隠しするように頭を撫でくり回す手が気持ちいい。生意気だなんだと言いつつ最期まで連れて行くと宣言する飼い主も、それに対して芝居がかった台詞しか出ない飼い犬も素直じゃなくて捻くれている。その小さな体を大切そうに抱きしめ返して「また明日なヒロ。」と散々猫扱いして揶揄ったが、最後くらいちゃんと名前を呼び身を寄せて…今夜もよく眠れそうだ、)
 

  • No.1759 by 御影尋  2020-09-23 22:29:03 

>>アンリマユ
(腕が背中に回り、ようやく呼ばれた名前にひっそりと口角を持ち上げる。猫に擦り寄って犬が眠り、犬の腕の中で猫が眠る…弱い人間の傍に、人間の営みに身を焦がす英霊がいる。うとうとと、微睡みに飲まれるように意識を手放して、ただ腕の中にいる大切な飼い犬を守る為に、今度は置いていかないように、離れないまま…すやすやと静かに呼吸をして、たった数時間しか無い睡眠時間を堪能するように)

  • No.1760 by アンリマユ  2020-09-24 21:37:40 


御影尋.

(温かい…何かに包まれているのを感じつつ微睡みのなか自然とそれに擦り寄り。はたと目が覚め、誰かに抱きしめられていることに気づき顔を動かすと、そこには小さな寝息を立てながら眠る貴女が。無防備な寝顔に不覚にもホッとして、自然と目元が緩む。温かくて眠たい…出来るならこのまま二度寝と洒落込みたいが残念ながらそろそろ起きる時間だ。少し体を起こし「マスター。」と囁けば、額にかかる前髪をそっと払い貴女を見下ろして、)
 

  • No.1761 by 御影尋  2020-09-24 22:16:57 

>>アンリマユ
(ふわふわと意識が浮上する。聞き馴染みがある、優しくて、温かい声…薄く瞼を持ち上げると、こちらを見下ろす双眸があり…貴方もそんな優しい目をするのだなぁと、どこか意外に思ったりもして。思考回路はまだ眠りに落ちたまま、朝を迎えたというのに醒めない頭で小娘が考えたことは。てっきり貴方が眠れないのだと、それで起こしたのだとばかり。少しだけ頭を持ち上げて、貴方の唇の端に口付けるように顔を寄せてから再びベッドに戻り…ほら、お休みのキスはしたから眠れるでしょうと言わんばかりに)

  • No.1762 by アンリマユ  2020-09-25 06:54:52 


御影尋.

───うぇ…、…そういう所だぞ。
(この眠気で蕩けたブラウンの瞳も油断しきったあどけない表情も、そばに居るからこそ堪能出来る飼い犬の特権だと思えば早起きするのもなかなか悪くない。ぼんやりとこちらを見上げる飼い主に起きて、と言い終える前に顔が、近づいてきて、口端に柔らかな感触が触れる。不意打ちに驚いたからか喉から少し掠れた声が出て、柄にもなくバクバクと心臓が痛むのを感じて。普段滅多にされないから心臓に悪い…首に顔を寄せ、そのまま音を立てながら鎖骨に吸いつけば「早く起きないともっとつけちまうぞ。」と。薄らとついた紅い噛み跡を指先でなぞり、)
 

  • No.1763 by 御影尋  2020-09-25 12:53:46 

>>アンリマユ
_、…お、はようございます
(これで眠れるでしょう、早く寝ないと朝が_なんて、そういえば貴方が何か言いかけていたような。何かと聞くより先に、小さな熱とも痛みともつかない感覚がすれば再び瞼を持ち上げて…どうやら眠れないのではなく、起きなくてはならないらしい。先程までの自分の行動と、それから伸ばされた指の先が触れているのであろう赤いソレに、脳が処理落ちしたのか途切れ途切れで挨拶。「…寝惚けていたので、これはノーカンです」と、何のカウントなのかも定かではないが、両手で顔を隠して何もしていないアピールを)

  • No.1764 by アンリマユ  2020-09-25 20:14:13 


御影尋.

朝っぱらから大胆だね、ビックリしちゃったぁ!
(どうやら夢の世界から戻ってきたらしい。寝ぼけた半目が大きく見開かれたのとほぼ同時に照れ隠しに走る貴女に胸の痛みは治るどころか強くなるばかり。思わず牙でも突き立てたくなった欲を手の甲に口付けを落とすことで抑え。寝坊助も無事に起きたので起き上がり髪をかき乱しながら「まあ何だ。そっちは穴に入りたいかもしれないが相棒様のやる気スイッチは入れたんだしよ。」めでたしめでたし、と話をハッピーエンドで終わらせようと平然と言葉を並べ、)
 

  • No.1765 by 御影尋  2020-09-25 20:57:19 

>>アンリマユ
…ええー、マスターのやる気スイッチも押してくださいよ
(手の甲に触れて直ぐに離れた熱に、指の隙間から貴方を見遣れば、生温い物語から一足先に去ろうとする姿が。貴方の心中を読むことは出来ない、ので、こちらばかり乱されている気がして納得できない。手を下ろし、なんだかじわじわ熱い耳も顔も諦めて貴方の腰に片腕を伸ばし、いつもの貴方のように擦り寄って。「はい、やる気スイッチ押してください」と、たまにはこちらから強請るのも良いだろうと)

  • No.1766 by アンリマユ  2020-09-25 21:55:37 


御影尋.

やる気スイッチどこ?ここ?
(キスされただけでも大分珍しいのに更におねだりとは…たまには早起きするのも悪くない。腰に抱きついてる貴女のまろい頭を撫でながらしみじみそう思い。…とはいえ、だ。一重にやる気スイッチと言われても流石の犬も教えてくれなくては分かりかねるというか…ここ?と頬を軽く押し、次いで鼻を摘んだりと順番に確かめていき。最後に顔を覗いては「なにして欲しいの…?」と問い掛け下唇を人差し指でふにふにと弄び、)
 

  • No.1767 by 御影尋  2020-09-25 22:42:18 

>>アンリマユ
え、…と、
(頭に乗る自分より大きな手が心地良い。なるほど、普段貴方が寄ってくる意味も分かるかもしれない。と、好き勝手触れる指先には微妙に眉を寄せたり、首を振ったりともぞもぞ反応を示していたものの…不意にこちらを見据える瞳に動きを止めると、感触の残る唇から溢れた言葉は完全に動揺していて…うわぁ、考えていなかった。言い淀んだ後、「…やっぱり良いです、やる気のある自分とか怖いし」と腕を離し、のそのそと身体を起こして)

  • No.1768 by アンリマユ  2020-09-25 23:25:25 


御影尋.

マスターに死なれちゃ困るからなァ。
(やる気が無い司令塔は困る。怠惰なサーヴァントでさえ今日くらいはと二度寝の誘惑に打ち勝ったのだから、今日だけに限らず貴女には気を引き締めてもらわなければ。…なんてのはただの口実だけど。にひひ、と悪戯っぽく笑えば顎を持ち上げ、触ったなかで1番反応が良かったソコに自身の唇を重ねては緩く目を細め。やることは山積みだがこのままこの生温い空気に浸っていたいし、流されそうだ、)
 

  • No.1769 by 御影尋  2020-09-26 00:12:37 

>>アンリマユ
…あ゛ー、貴方って人は、本当
(戦いは無い方がいいし、人理を守るなんて壮大な理想は抱くに難しいから、ただ周りの人を存在させ続ける為に此処にいるだけなのだけれど…こうして甘やかして貰えるような立場じゃあないのだけれど。甘くて生温くて、火傷しそうだ。顔に熱が集まって、耐えられないのに「もう一回」そう口にしてから、軽く今度はこちらから…これはただの、魔力安定剤で、食事だと言い聞かせて。その後はベッドから飛び出すように降りて…眠気を覚まして、いつも通りに戻る為にコーヒーを取りに行こうと)

  • No.1770 by アンリマユ  2020-09-26 21:12:51 


御影尋.

(生意気、だろうか。頭の片隅で続きを予想しながら微かな熱が心地良くて静かにソレを享受していると、貴女が離れる気配がして閉じていた目を開け。そちらの考えなど知る由もなく立ち上がるところを見れば思い出したように「着替えて朝飯食いに行こうぜ。」と朝食に誘い。貴女のことだからやっぱり必要ない、もし体調を崩しても見習いなんか放っておけ、罪にはならないと思っているのだろうし言うのだろうが。しかし、サーヴァントと共に前線に立つのなら朝食抜きはいただけない、)
今日からまた復帰するんだろ?
 

  • No.1771 by 御影尋  2020-09-26 22:11:25 

>>アンリマユ
…ええ、と
(着替えは確かにその通りで、クローゼットからいつも通りのセットを引っ張り出しながら聞こえた声に返事を飲み込んで。いや、貴方の言っていることは正しいけれど…それでも、食事をすれば逆に体調を崩す可能性も否めない。のそのそと着替えを開始しながら「あー…プリンくらいなら、頑張ります」と小さな声で。…と、鎖骨についている痕に気がついたのは、鏡を見た瞬間。ぴたり、と動きを止めてから声にならない悲鳴に似た何かをあげつつその場にしゃがみこみ)

  • No.1772 by アンリマユ  2020-09-26 22:49:01 


御影尋.

(朝っぱらからがっつり食えとは、そんな酷なことは言わないし飲み物と一緒に食べたらそれなりに腹に溜まるだろう。ということで、朝食に関してそれ以上言及せず、隙あらばゴロゴロしていたいのでベッドに寝転び悪あがき。いつも通り部屋から出て行く気配も配慮も一切見せず、ぼんやり貴女のことを見ていて。…と、鏡の前で急にしおしおと縮む貴女に訳わからず瞬き1つ。不思議そうに「どうした?」と無粋な問いかけ投げては続けて腹痛を疑い、)
 

  • No.1773 by 御影尋  2020-09-27 00:15:01 

>>アンリマユ
…何でもない、アンリマユの駄犬
(首裏まで熱い。じわじわと瞳に水がせり上がってきて、嗚呼、本当に何で自分ばかりこんなに落ち着かなくされるのだろう。ベッドの軋む音に肩越しに貴方を睨んでは、つい、もう限界だと言うように敬語すら外れた言葉遣いで文句をぽつり。執着しないはずで、自分がマスターだからと付き従ってくれている貴方が、こんな自分に噛み跡を残す意味はきっと無いけれど。嬉しいけれど、悔しくて、恥ずかしくて、深い溜息をひとつ)

  • No.1774 by アンリマユ  2020-09-27 19:02:05 


御影尋.

その駄犬を雇った物好きはどこのどいつだよ。
(駄犬だなんて言われる筋合いは…まあ、あるのだろう。貴女がそうなる時は必ず、少なからず自分にも原因があるから。だからと言って反省や罪悪感を感じる人間味は当然なく、むしろ感情に塗れて苦しんでいる姿は人間臭くて、見ていて面白いと思う。それを隠すことなく愉悦を口角に滲ませて「マーキングは犬の本能なんだ。」と主人の縄張りを上書きするかの如くもぞもぞと布団にくるまり枕を抱いて、)
 

  • No.1775 by 御影尋  2020-09-27 21:28:54 

>>アンリマユ
(本能なら仕方がない、と言い聞かせて、ゆっくりと立ち上がると服装を整える。それからもぞもぞと動く…いやいやだから「布団に貴方の匂いが移るでしょう」と貴方の元へ歩み寄ると布団のミノムシと化したその上にぼふんと倒れ込んで。どうしてここまでこの犬は…こんなマスターに痕を残そうとするのかと思うけれど、貴方がここに居る証明になるのならいくらでも。「で?一箇所で満足するなんて随分謙虚なわんちゃんですこと」と、開き直ってしまえば自分につけられた痕をからかうように口元にうっそりと笑みを浮かべ)

  • No.1776 by アンリマユ  2020-09-27 22:41:46 


御影尋.

マジでチョロ…じゃなくて負けず嫌いだよなぁ。
(匂いが移ると言われてもマーキングとはそういうものなのだから知らんぷりで温まっていたが、上から乗っかられると息苦しくてたまらずミノから顔だけは出し、そちらを見上げる。さっきまで泣いてたくせに…仕返しなのか挑発してくる貴女に、チョロいと言いかけた所でわざとらしく軌道修正を掛け。それから鎖骨についた痕を見たあと視線を戻し貴女に「アンタはどうしたい?」と逆に尋ねてみる、)
 

  • No.1777 by 御影尋  2020-09-27 23:24:48 

>>アンリマユ
そうですね…影のような貴方の存在証明になれるのなら、それも良いかと思いまして
(それもう半分くらい言っちゃってますよね!というツッコミを飲み込んで、こちらに向けられた双眸を見遣る。素直に言ったからと言って貴方が与えてくれるような人でないことも、望んだからと言って手に入るものでもないけれど、本音くらいは言っておこう。よっ、と身体を起こし、ベッドから脚を下ろして座り直すと「だから欲しいです。縛られるのは御免ですが、貴方が此処に居るという証明になれるなら身に余る光栄ですから」と…犬の噛み跡はつまり、犬がいなければ存在しないものなのだと思えばこれもまた憎らしくも愛しいというもの)

  • No.1778 by アンリマユ  2020-09-28 22:01:16 


御影尋.

離れろって、言われるかと思った。
(いつも通りやっぱり良いと逃げられて、やっぱりいつも通り諦めて日常に戻ろうと決めていた、から、予想を裏切られて茫然と上記呟き。光栄だなんて相変わらず大袈裟で、自らその身を差し出してくる物好きにからかうことを忘れるくらいには居た堪れず枕に顔を埋める。…早起きは苦手だ、出来るならこのまま二度寝したい。別にレイシフトについて来いと言われた訳でも、事務の仕事を手伝えとマスターから言われた訳でもない。それでもこのまま甘い誘いに呑まれてしまったら…。「…仕事の邪魔はしたくないんだが。」と小さな声でそう伝え。どんなにその気は無くても、貴重な時間ごとその身を縛りつけることになる。再び枕に沈めて、)
 

  • No.1779 by 御影尋  2020-09-29 19:11:32 

>>アンリマユ
まあ、別に痕など無くとも自分は貴方と共にありますが。
(枕に顔を埋める貴方の声が、困惑しているようで何だか少し面白かった。貴方を困らせたい訳では無いけれど、それでも少しでも、普段から飄々としている復讐者を繋ぎ止める手立てになるのなら…自分の仕事は、貴方達を此処に繋ぎ止めることだから。「自分などどうでも良いとは常日頃から思っておりますが、この痕の為に貴方を思い返して生きたいと思うのは…確かに仕事の邪魔かもしれませんね」と、ゆっくり立ち上がり喉元までしっかりと制服を着直して)

  • No.1780 by アンリマユ  2020-09-29 21:39:55 


御影尋.

(聞こえた言葉を頭のなかでよく反芻して、それから込み上げてきたものを抑えようと顔面を枕に押し付けて。心に傷を残したい訳じゃないが、これからも続く貴女の長い人生の中での思い出の一端に自分もなることが出来るらしい。それこそ仕事中チラつく程度には…本人は気付いているのか知らないが。「ははは、すげー告白だこと!チューもしてもらっちったし、愛犬家が過ぎませんかねぇ!」と声弾ませ。仕事を邪魔したくないと言ったのは本当。しかし朝から破壊力のある言葉を聞いてしまったので、腰に腕を巻き付けそのまま引き寄せようと、)
 

  • No.1781 by 御影尋  2020-09-30 09:03:14 

>>アンリマユ
犬より猫派なんです、が、
(あと先の行為についてはノーカンだと言ったのに。枕に顔を埋める貴方の姿を肩越しに見遣り、不服そうに上記。何だかんだ貴方は嬉しそうなので、それはそれでいいのだけれど…と、返事をするより先に腰に回った手に、立ったままだった自分は後ろに転がって、ベッドの軋む音と共に視界に入ったのは天井。せっかく着替えた服も、きっと今に皺が寄るのだろう。「…あー、プリンとコーヒーが遠ざかる」と呟きつつ、腰に回った腕をぺしぺしと叩けば、上体を起こそうとのそのそ身体を捻って)

  • No.1782 by アンリマユ  2020-09-30 22:07:55 


御影尋.

だらしがねえなぁ、しゃんとしろや。
(そんなに力を入れたつもりは無かったのだが。いとも呆気なくベッドに沈んだ体に一瞬微かに目を丸めつつ、飽きたように腰から腕離しては緩慢な動作で起き上がり。…まぶたは重たくて、起きたばかりなのに何故か睡眠を欲する怠慢な体。大あくびをこぼしながら、サイドテーブルに置いたバンダナを頭に巻きつけ、最後に四肢の布を魔力で編めば「お着替えしゅーりょーっと。飯行くよ飯。」と気怠げに貴女のほうへ振り向き、)
 

  • No.1783 by 御影尋  2020-10-01 18:54:35 

>>アンリマユ
ええー、誰のせいだと…
(離された腕に身体を起こし、ぼさぼさになった髪を手櫛で整えながら、平然と身支度を整える貴方にじとりとした視線を向け…本当に自由な人だ。ベッドから立ち上がり、スカートの折れ目を手で直しながら「尋特製コーヒーをご所望でしたら、直ぐにご用意致しますよ」と一言。珍しく朝ご飯を食べるのだから、今日は焼きプリンにしようなどと贅沢なことを考えつつ、廊下へ続く扉へ向かって一歩踏み出し、)

  • No.1784 by アンリマユ  2020-10-02 19:45:15 


御影尋.

砂糖水の間違いだろ。紅茶にしてくれ、ミルクティーがいいな。
(確かに、舌が痺れそうなくらい甘ったるいコーヒーを飲めば眠気も吹き飛ぶのだろう…人間ならば。夜の世界に生きる悪魔にとってこの時間帯は、些かしんどい。出っ放しの欠伸のせいで視界は歪み、底に根付いた眠気と倦怠感に体を蝕まれながら発した声は、いつも以上におざなりで…ちょっとした八つ当たりに近い、のかもしれない。貴女の後ろをついて歩きながらしわの無い制服の裾をぐしゃっ、と握り「レイシフトも聖杯戦争みたいに、夜してくれりゃあいいのにな…。」なんて誰に言うでもなく文句をボヤき、)
 

  • No.1785 by 御影尋  2020-10-02 21:16:19 

>>アンリマユ
…夜じゃあ、貴方を見失う
(ミルクティーなら自分にも入れられるだろう、眠気に勝てない貴方の為に…仕方がないから、お砂糖は控えめにしてあげる。後ろで引かれた服の感触に、まるで飼い犬の散歩だと失礼なことを考えながら食堂を目指す。夜であればと愚痴る貴方の声を聴きながら、小さな声で本音を呟いたあと「夜だったなら、お互い日光がなくて助かりますね」と、服を掴む貴方の指先が緩む前に、後ろ手に貴方の手を握って)

  • No.1786 by アンリマユ  2020-10-03 18:16:32 


御影尋.

でも隠れんぼは得意なんだろう…?
(貴女の声が寂しそうだったのでつい、吹き出しそうになるのを堪えて肩が震える。職員の目すら潜り抜ける虚ろな影を捕まえてみせた貴女が見失うとはあまり思えない。…そもそも“どこに居ても貴方を見つけてみせます”と啖呵を切ったのはさて、どこの誰だっただろう?飄々と口角を上げ「それでも見失っちゃう~(泣)って言うなら、優しくしてやるよ。」言って赤黒い刺青がぼう、と青白い燐光を帯び手を握り返して。真っ暗闇のなかに居たってこの姿なら見失うことは無いだろう、)
 

  • No.1787 by 御影尋  2020-10-03 19:20:45 

>>アンリマユ
…、あっはは
(暗闇に溶けて、迷子になった貴方を見つけられても、逃げ出した貴方はきっと無理だ。手に加わった力に視線を向ければ、意地悪な言葉と同じくらい意地悪に光を纏う刺青、優しい優しい貴方からの施しは随分とマスター思いだこと。少しだけ驚いたように目を丸くしたあと、気が抜けたように笑っては「折角自分から逃げ隠れるチャンスだったのに、これで最期の闇まで一緒ですよ?あーあ、」と。見え始めた食堂に近付くにつれ、小さい英霊ならまだしも貴方は嫌だろうと繋いだ指先の力を抜き)

  • No.1788 by アンリマユ  2020-10-03 21:49:34 




御影尋.

そこまで甲斐性なしじゃねえよ。ここまで来たんだ、最後まで付き合うさ。
(1年以上一緒にいる相手に向かって今更何を言ってるのやら…冗談だと分かっていてもそう思わずにはいられず肩竦めつつ、デフォルトの姿に戻り。はじめから逃げる気なら契約を持ち掛けられたあの日、その手を取ってない。なんて本音は隠して忠誠心を疑われたことに対し「酷いねぇ。」とふざけていたのも束の間。食堂にやって来たマスターに挨拶するサーヴァント達を見れば、復讐者らしくさり気なく主の影に潜むように貴女の背中に回り、)
 

  • No.1789 by 御影尋  2020-10-03 23:07:19 

>>アンリマユ
…ほらぁ、皆さんの光属性で自分とアンリマユさんが浄化されちゃうでしょう?
(笑顔で投げつけられる善意濡れの挨拶はどうにも…慣れないというか。だから、後ろに隠れた貴方の腕を引いて隣に並びながらどんどん食堂の中へ。貴方と自分は対等だ、最後まで隣に並ぶのだから当然だ…貴方の意志と決意に報いたい。「火傷しちゃう、火傷しちゃう」と、挨拶と同時に近付いてきた小さな子供姿のサーヴァント相手にきゃっきゃとはしゃぎながら、その頭を撫でれば、困ったように貴方を見遣り)

  • No.1790 by アンリマユ  2020-10-04 00:28:48 


御影尋.

朝からモテモテだねぇマスター!
(知らぬは当人ばかり。火傷しちゃうと言うけどちびっこ達に囲まれて楽しそうにしている貴女も周りの者と等しく己には輝いて見えて…目の前で繰り広げられる穏やかなやりとりが眩しくて思わず微かに瞳を細めて。嬉しそうにお喋りしてる無邪気なちびっこ達を見れば、大人げなく飼い主を横から掻っ攫う気も失せるというもの。邪魔にならないように「オレ飯取ってくるわ、席取っておいてくれよ。」と耳打ちすれば繋いだ手を離し、美味しそうなメニューが並ぶ配膳場へと向かい、)
 

  • No.1791 by 御影尋  2020-10-04 01:27:09 

>>アンリマユ
_…それでは、そろそろ飼い犬が寂しがってしまいますので
(時折思う、自分はどうやったって貴方と同じ場所には立てないのだと。そもそも、貴方と同じ景色が見れるとは思っていないけれど。席の確保を命じられれば、大人しく頷いて目の前の小さな影に応えるように頭を撫でたり、頬をうりうりと弄ったりしていたけれど…のそりと手を離し、近くの空席に足を向けて。くあっと欠伸をひとつ、貴方が来るまで休憩しようとテーブルに突っ伏し)

  • No.1792 by アンリマユ  2020-10-04 06:32:23 


御影尋.

アンタあのお嬢さん達に何言ったんだよ、生温かい目で見られたんだけど!
(1人じゃ持ちきれなかったので豪華なワゴン車に朝食を乗せ戻ってきてみれば、賑やかだった貴女の周りはすっかりいつもの落ち着きを取り戻していて苦情がよく通る。…忘れもしない、すれ違い際の少女達の微笑ましい物を見るかのような眼差しを!極めつけは本の少女からマスターを取ったりしないと言われたこと!元凶としか思えない貴女に「変なこと吹き込むなよな。」と迷惑そうに述べながら朝食を並べていき、)
 

  • No.1793 by 御影尋  2020-10-04 09:28:03 

>>アンリマユ
自分は事実しか伝えていませんよ
(戻ってきた貴方はきゃんきゃんと何やら吠えているようで、のそりと顔を腕から上げると…なるほど、可哀想に…元凶が自分だとしても、貴方が不満そうにしている姿は嫌いではない。「っふふ、日頃の行いでは?」と小さな笑いを噛み殺して…ほら、思い当たる節があるから皆納得して離れてくれたわけだから。テーブルに頬杖をつくと、ゆるゆると口角を僅かに緩めて)

  • No.1794 by アンリマユ  2020-10-04 13:12:40 


御影尋.

…とりあえず納得出来ないことを言われたってことは分かった。
(主犯である貴女からも生温かい笑顔を向けられればため息を吐き。少女達の発言から彼女がなにを言ったのか。おおよその予想がつくからこそ、下手なことを言って墓穴を掘らないように一言だけに留め。自分なりに気を利かせて朝食の調達係を買って出たのに何だこの仕打ちは…食器を全て並び終えると席に着き「ん、紅茶作って。」とおねだり。赤い弓兵から借り受けた紅茶道具を一式、貴女の前へ、)
 

  • No.1795 by 御影尋  2020-10-04 16:13:51 

>>アンリマユ
…はい、ミルクティーでしたよね
(並べられた朝食…の中に混ざった紅茶道具に手を伸ばし、慣れた手つきで茶葉とお湯と…砂時計をセット。まあ、からかってしまったのは事実だし…折角用意してくれた朝食も、貴方も無下にはできない。「鍋とか、無いので…煮出さずにミルクは後から加える形で、良いですか」と、3分間待つ間、手持ち無沙汰なのか貴方の頭を先程のサーヴァント達同様に撫でようと手を伸ばし)

  • No.1796 by アンリマユ  2020-10-04 18:16:26 


御影尋.

砂糖水にならなければ何でも──、
(砂時計をじっと眺めている姿は完全に餌を前にして待てを命じられた犬。さらさらと流れ落ちる砂がグラスの底に溜まりきるのを待っている間、暇つぶしに先ほどの仕返しをしかけて、優しく頭を撫でる感触にのそ、と顔を上げる。嫌、ではないけど本の少女から告げられた一言が鼓膜から離れてくれなくて「…あ、のさ傷口に塩を塗らないでいただけませんかねぇ…?」と言ってテーブルの上にぺしょ…と潰れて、)
 

  • No.1797 by 御影尋  2020-10-04 20:09:01 

>>アンリマユ
…ほら、出来ましたよ
(砂糖水は流石に自分も飲まないのだけれど…僅かに揺れた指の間、顔を上げたと思いきや再びぺしょりと潰れた貴方に目を瞬いて、視線を周りにやれば…件のサーヴァントが困ったような、何とも言えない表情を浮かべていて。「いやはや、傍目から見て貴方が自分に懐いているように見えるのは…嬉しいですね」と。手を離し、出来上がった紅茶をカップに注いで、貴方の前へ。ミルクはご自分で、とカップの近くに置いてはプリンに手を伸ばし…なんだろう、野犬が懐く様子を見守られていたトレーナーのような気分だ)

  • No.1798 by アンリマユ  2020-10-04 21:39:50 


御影尋.

やかましい。
(ただでさえ居た堪れないのにそこから更に塩を塗り込まないで欲しい…人の目が無かったら噛みついてやりたい。投入したミルクをスプーンでくるくるかき混ぜながら、その子生意気な表情を崩す術はないかぼんやりと考えていたところで今朝の出来事がよぎり不機嫌な表情は一変、薄笑いを浮かべ。周りに目を向けてから視線戻せば「アンタもさっきは凄い積極的だっただろ。」と形勢逆転を謀るべくジョーカーを切ってみせ、)
 

  • No.1799 by 御影尋  2020-10-04 22:08:27 

>>アンリマユ
…なんの事だか、
(なんだかんだミルクティーを用意する指先をじっと見つめて、自分も朝食を…と聞こえた声にぶわっと耳に熱が集まるのが分かる。いやはや、表情筋が固くてよかった、髪の毛に耳が隠れていてよかった…ここで少しでも慌てた素振りをしてみろ、墓穴だ。ただでさえ、その一言で好奇心…というか、どちらかと言うと艶噺に興味を持った大人の方々と言うか、ちくちくと視線が刺さるのが頂けない。あらぬ誤解を招くだけだと、素知らぬ顔でプリンを1口食べ)

  • No.1800 by アンリマユ  2020-10-04 22:49:50 


御影尋.

いひひ、寝ぼけてオレに噛みついてきただろ。
(あくまでとぼけた態度を取る貴女に合わせてこちらもカクンと小首傾ければ噛みついてきたと、自分達の間でのみ伝わる秘密の合言葉で先の行為を茶化して。聞き耳を立てている者達は素直にその光景を想像したのか、不可思議そうに首を傾げている者達がちらほら…。罠に掛かった大人達が面白くて、唇弛めつつこんがり焼けたトーストにかぶりつき「んで今日はどこ行くんだ?」と話は打って変わり、レイシフトの話題に。飼い主の仕事先はやはり気になるわけで、)
 

  • No.1801 by 御影尋  2020-10-05 16:04:16 

>>アンリマユ
…冬木です。先の取り逃しを狩りに行きますよ
(聞こえた声は変わらず意地悪で、じわりと熱くなった頬というか、嫌に滲んだ汗を隠すように顔を少し伏せ…嗚呼もう。テーブルに肘をつき、くしゃりと前髪を握りしめてから指の隙間から貴方を睨む。簡単に突き放せる、なんなら首だって落とせる相手に黙って噛まれたのは、どこの誰だと。トーストを頬張る貴方の問いにはしっかりと答え「ほら、あの大きかった最後の彼…一先ずは全てを片付けなくては調査も途中止まりでしょう」と片手でコーヒーに砂糖を放り込み)

  • No.1802 by アンリマユ  2020-10-05 21:11:35 


御影尋.

冬木ぃ?あそこにはもう…、
(レイシフト先は奇しくもあの赤い赤い特異点だという。元凶を取り除いてなお、今以て救われない戦火の街。貴女の目的は分かったものの同時に途方もない目的だと思ったのは敵の生態を誰よりも熟知しているから。口の中にある物を咀嚼し終えると、再び潰れて「どうせ生きてる人間は居ないんだ。放っておいても特に害は無いと思うんだがねぇ…。」とあの土地のカラクリ─それからあの黒い獣の正体を知っている身としては気が乗らず怠慢な台詞吐き、)
 

  • No.1803 by 御影尋  2020-10-05 22:58:55 

>>アンリマユ
…ええ、はい、これは自己満足です
(この世界は、特異点がいくつも生まれていて、どうしようも無い程に問題は山積みで。貴方の言葉はいつだってきっと最適解で、それは諸悪の根源であり、人を見つめてきた、願望器だからだろうとも思う…けれど、自分はあの場所で弱い自分をあの日の獣と共にとりあえず一発殴ってやりたい。とりあえず、コーヒーを一口…本当は、心のどこかで願っている、あの生き物全てが傲慢な人間の希望の為に生み出されたのなら、本当は、救いたい。貴方の目にどう映るかは知らないけれど、「まあ、経験値目当てですよ。あそこなら地の利がある飼い犬がいるので」と、眉尻を下げて不慣れな笑みを浮かべて)

  • No.1804 by アンリマユ  2020-10-06 21:49:21 


御影尋.

…ったく、しゃあねえなぁ。
(彼らは0がある限り無限に増殖する残骸だ。自分達が一掃してもどうせ夜がくれば再び地上を跋扈する。“人を殺す”という意志しか持たない地獄だ。…がまあ仕方ない、カップに口をつけて。美味しい紅茶をご馳走してもらったし、何かしら素材を落とすかもしれないので無駄な徒労にはならないだろう。「ただし他の奴も連れて来い。」と囮になる代わりに条件を提示し。いくら雑魚でも2人だけじゃ荷が重い、というのは前回のレイシフトで身に染みてるはず、)
 

  • No.1805 by アルジュナ(弓)  2020-10-08 23:32:12 



(/
お久しぶりです、アルジュナの背後になります!
御報告させて頂きたく…。この度、アルジュナ宛のロルが見失ってしまったということと、多忙、そして長いロル迄も紡げなくなってしまった為アルジュナ役を辞退致します。本格的に短ロルに変更になってしまいました…。誠に勝手ながら申し訳ないです…。短かい期間でしたがありがとうございました!こんな時期ですし、体調にお気をつけてお過ごし下さいませ!!)


  • No.1806 by 御影尋  2020-10-10 15:43:34 

>>アンリマユ
うええ…痛い痛い、嫌な痛みを思い出させるじゃありませんかちょっと
(確かに。意味があるかないかで言えばあるとして、終わりがあるかないかで言えば無いことをしているのだろう。見た通りの地獄が待っている、けれど、その地獄を笑って歩く味方が傍にいる。コーヒーの合間に相変わらずのおちゃらけた口調と無表情で言葉を紡いでは両手を合わせてご馳走様のポーズを。そのまま、ヒーローよろしくポーズをキメては「令呪も戻りましたし、怖いものなしですよ」と僅かに目を細め)

  • No.1807 by 御影尋  2020-10-10 15:46:19 

>>アルジュナ
(/背後様!お久しぶりです、最近は急激に寒くなったり大雨が降ったりと気候も安定しませんね…。この度はコメントありがとうございます、背後様こそ体調などくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいませ。トピ建て初期から本当にありがとうございました、これからも背後様に素敵ななりきりライフが訪れますように!)

  • No.1808 by アンリマユ  2020-10-15 02:06:25 


アルジュナ本体様.

(/お久しぶりです。突然のことで驚きました。寂しくなりますがアルジュナさん、そして本体様とも色々お話できてとても楽しかったです!
お忙しいご様子ですが、どうかお身体をご自愛下さいね!今まで本当にありがとうございました!)


御影尋.

あーははぁ、言うじゃん。
(カフェインで眠気が取れたのだろう。立派なバットエンドフラグが建ったところで、口に放り込んだトーストを一気に紅茶と共に流し席を立つ。…至福のプリンタイムを台無しにしたいわけじゃないが慢心する貴女に、厭らしく口元が弧を描いて思い出したかのように「…ああ、そうだ。魔力が足りなくなったらまた、慰めてやるよ。」マスタァ?と以前ナイフで切った箇所を撫でては捕まる前に逃げようと食器もそのままに、廊下に出て行き。連れて行くサーヴァントも采配も全てマスターに任せるとして…自分はさきに管制室で待機していよう、)
 

  • No.1809 by 御影尋  2020-10-15 23:55:30 

>>アンリマユ
…本当に、貴方って人は
(立ち上がった貴方を目で追って、後悔した。意地悪で生意気で心底気に食わない笑み、あの日の血の味が口の中に広がったようで立ち去る貴方の背中を睨んだ後テーブルに突っ伏せばキャッキャと寄ってきた小さな身体たち。どうしたの?お熱かしら?なんて無垢な問いに「…ナンデモナイデス」と小さな体を抱きしめて、うりうりと顔を擦り寄せながらも考えるのは編成のこと。自分のことを考えずに、ただ強く、排除してくれればそれでいい…相性を鑑みても、自分の元へ来てくれたバーサーカーを連れて行くことにして、腕を緩めると立ち上がり。さあ、お皿を片付けたら仲間に声を掛けて戦いへ行こうか)

  • No.1810 by アンリマユ  2020-10-17 05:23:45 


御影尋.

(お仕置きをおそれて管制室に逃げてきたのがつい数分前。マスターから声を掛けられやって来たと思しきサーヴァント達がちらほらとカルデアスの前に集まってきており、メンバーチェックも兼ねて彼らを部屋の隅っこで見ていたが…バーサーカー多くない?なんだこの力こそ正義なり!とでも言うかのような面子は。…主人の方針にとやかく口出しするつもりは無かったが、自己を顧みないパーティー編成に気が変わり軽い頭痛を覚えつつ管制室から出て。ずんずんと廊下を突き進みどこに居るかも分からない貴女のことを探して回り、)
 

  • No.1811 by 御影尋  2020-10-17 09:13:57 

>>アンリマユ
(そんなわけで、声を掛け切り向かった先は自室。纏うのは魔術協会の制服で…おそらく最悪のシナリオは無いだろう、自分はただ戦況を見てフォローに入れば良いだけ。こちらを助けようと手を伸ばしてくれた飼い犬の怪我を思えば、これくらいの方が良い。リボンを結び、部屋から出ると…何やら探し物をしている様子の人影が。「アンリマユさん、どうされました?何か問題が…」と問いかけようと口を開いたところで、どことなく機嫌が悪そうだと察し…口を噤んで近くの壁沿いに隠れて)

  • No.1812 by アンリマユ  2020-10-17 14:26:44 


御影尋.

いた!おい、なんだよあの脳筋編成は!
(すぐ傍まで迫った貴女との繋がりを見落とすほどなまくらでは無いつもり。令呪の気配を追い、不自然に壁際にくっついてる貴女を見つけても疑問なんか浮かばない程度にはあの編成について物申したく管制室を指差しながら、不満を吠える。狂戦士は強力なステータスを得る代償に魔力消費量が他のクラスより膨大だ。カルデアの補助つきとはいえ「あれじゃあ敵を片付ける前にアンタが潰れちまうだろうが。」と。あの赤い地獄の中で倒れる貴女の姿が否が応でも目に浮かんでしまったからこのまま出撃は出来ない、)
 

  • No.1813 by 御影尋  2020-10-17 16:05:06 

>>アンリマユ
…大丈夫ですって、そのための休暇期間だったんですし
(壁の影から現れたある種の影が目の前で吠えている。それも至極当然の理由で。そりゃあ魔力が潤沢にある訳じゃない、何度も高純度の攻撃が撃てる訳でもない、けれど影から時折自分の身を守りながら味方を支えることくらいはギリギリできる…あの人数を数日間は無理だとしても、だ。補助に頼りたいわけでも、味方を危険に晒したい訳でもないから「アンリマユさんを含め、英霊の皆さんはちゃんと此処へお帰ししますから。安心してください」と貴方の横をすり抜けて)

  • No.1814 by アンリマユ  2020-10-17 19:25:30 


御影尋.

…もっと他にやりようがあるだろうがよ馬鹿。
(貴女がどんなにサーヴァント達の帰還を望んでもとうの昔に死んだ我が身よりも、未来ある生者の命を優先するのは至極当然のこと。そもそもいつ消えるとも分からない脆弱な存在だ、第二の生は端から望んではいない。小さく上記呟きぺたぺたと貴女の後を追いかけながらも「ごっつい筋肉だらけでモチベ上がんなーい!BBチャンだっけ?あの子も呼ぼうぜ~。」とおちゃらけた我が儘を言い、)
 

  • No.1815 by 御影尋  2020-10-17 20:17:35 

>>アンリマユ
…はい、
(きっと貴方からしたら、最期を急ぐようなこの生き方に賛成の意見などないのだろう。後を追ってくる貴方の足音に肩越しに振り向いて「それじゃあ、呼んできます」と一言。貴方はこのまま管制室へ向かうのだろうと、貴方の頭をくしゃりと撫でて、「大丈夫ですよ、本当に。今度は貴方に深手なんて絶対に負わせませんから」と目元を細めて。自分は足先を提案されたサーヴァントの部屋の方へ)

  • No.1816 by アンリマユ  2020-10-17 21:32:20 


御影尋.

やる気があるのは良いがもうちょい自分を大事にしてやれよ。
(貴女が倒れてしまったらサーヴァントを無事に帰すも何も無くなると分かっているのだろうか。…まあ、ムーンキャンサーはバーサーカーと違って燃費は悪くないし何よりあの獣達にとって彼女は相性の悪い天敵な為、大掃除も少しは楽になるだろう。件のサーヴァントの部屋へと向かった貴女を見送った後、自分も踵を返して。管制室に戻ってくると再び部屋の隅にて貴女の到着を待ち、)
 

  • No.1817 by 御影尋  2020-10-18 23:22:01 

>>アンリマユ
…さあ、行きましょう。
(思いの外ノリよく付いてきてくれたムーンキャンサーを引き連れて、管制室に向かうとこちらに刺さるのは無言の早く連れていけという重圧。最悪のシナリオまで考えて、それでも向かうことを選ぶ自分のことを貴方は怒ってくれるのかもしれないけれど、自分は血でも涙でも、仲間の役に立つのならと昔も今も思うだけ。準備を完了し、職員達に合図を出してから、僅かに目を細めて貴方を見遣り…「何だか、面白い編成ですね」と、まあ、ほら、ナイスバディな可愛い女の子がいると言うのは自分もテンションが上がるもので)

  • No.1818 by アンリマユ  2020-10-22 01:17:11 


御影尋.

お、来た来た。やっぱ1人でも女の子が居ると違うねぇ。
(しばらくして戦い前特有のピリついた空気を破るように管制室に入ってきた女性陣。さりげなくムーンキャンサーを紅一点扱いしたのはほら、うちのマスターはどちらかと言えば珍獣の類だからノーカウントということで。「んじゃあまあ、行きますか。」と合図しながらレイシフトの準備をはじめるサーヴァント達に続いて、自分も適当にコフィンのなかに潜り。機械の稼働音を聞きながら軽く深呼吸をして…そこで初めて自分がらしくもなく緊張していることに気づいた。肩竦めつつ空中、知らない場所…とにかく何処に放り出されても良いように心構えを整えたところで意識が遠のいていき、)
 

  • No.1819 by 御影尋  2020-10-22 23:56:28 

>>アンリマユ
(なんだかとっても失礼なことを言われた気がしたがそれはそれ。手続きを済ませ、相も変わらず慣れない感覚に目を閉じながら願うことはただ一つ。誰も、仲間が欠けませんように…暑さと、嫌に耳につく雑音に目を覚ませば、そこは前に見たままの地獄だ。ゆっくりと体を起こし、立ち上がると辺りを見回し…小さく息を吸って。さあ、今度は青い顔なんてしていられない。ここから先は持久戦だ、自分が持ち堪えなければ全員潰れる。「お好きにどうぞ…ただ、視野に収まる範囲には居ていただけると助かります」と自分は餌にでもなろうかと近くに見えた広場の真ん中へ足を向けて)

  • No.1820 by アンリマユ  2020-10-24 01:30:41 


御影尋.

(肌を焦がすような熱に目を開けると果てなく広がる阿鼻叫喚図に目がチカチカとして辺りを見渡す。…すると早速己の気配を嗅ぎつけ、どこからともなく現れる影の群れ。炎が燃える音に紛れて聞こえてくる遠吠えは自分にのみ聞こえる声なき声。“ オマエモ消エロ、殺シテヤル、ジブンダケ助カルツモリカ ”全方位から向けられる敵意と憎悪、嫌悪と羨望が不快極まりなくて吐き気が……とそんな時、綺麗な声が聞こえたような気がして振り返り。「…おい。」と仲間のそばから離れようとする貴女の細い手首を掴み。微かに爪が食い込むが気付かないままサーヴァントより後方に連れて行き、)
 

  • No.1821 by 御影尋  2020-10-24 08:53:40 

>>アンリマユ
うおっ…、と、
(煩い鳴き声、煩わしい叫び声、あの時貴方に言われた通りにそれらを全てただの衝動的な欲の言語だと捉えることで前を向く。と、後ろへ引かれる感覚に振り向けば貴方がいて。嗚呼よかった、無事に同じところに辿り着けていて…なんて場違いな安堵感はあったものの、キリキリと痛む手首に僅かに目を細めるだけに留め。自分が出来ることは限られているから、距離をとっていた方が好きに彼らも暴れられると思ったのだけれど…引かれるまま、仲間の影に隠れながらも「どうしました、体調崩しました?」と問うて)

  • No.1822 by アンリマユ  2020-10-24 18:57:34 


御影尋.

人の獲物を横取りするんじゃねえよ。
(僅かに表情を痛そうに歪める貴女。そこでやっと手首に己の爪が食い込んでることに気が付き、離してはやや苛立った声で上記を…要するに前線には出るなと。それから視線を外し前方を見遣ったところでそういえば、と先の話を思い出して。群れのなかには今回の目的の1つである貴女が言っていた“例の彼”の姿は見当たらず「例のデカブツを見つけたら教えてくれよ。」とだけ頼めば全身に纏わりつく妬み嫉みを振り払うかの如く、勢いよく敵前に飛び出していき、)
 

  • No.1823 by 御影尋  2020-10-24 19:52:42 

>>アンリマユ

(貴方にしては、珍しい声だと思った。離れた手首に残った三日月形の痕はじくじくと痛みを訴えて、貴方の言葉に唇を引き結べば、他の仲間数名に混ざるように飛び出した貴方の背を目で追って…過去の遺物に勝てるのは貴方達だけ、でも守られるだけのお姫様なんて絶対に嫌だ。何よりも、こんな地獄で生きているだけの獣に“自分の獲物を横取りされるのは気に食わない”。ここに共に来ている仲間は私のモノだ…その証拠に、仲間が武器を振る度に、視界がぐらついて心臓が軋む音がする。額の汗を拭って、辺りに目当てのソレがいないかと見回して)

  • No.1824 by アンリマユ  2020-10-25 01:05:37 


御影尋.

(己を呑み込まんとうねりを上げてなだれてくる赤黒い津波。立ち止まることなくひたすら前へ、前へ進み敵と接触する寸前、思いっきり地面を蹴り跳べば自ら暗澹のなかに身を踊らせて。殺到する爪は雲霞の如く、天地四方あらゆる隙間から獣の凶器が這い出す。体を串刺しにくる爪を紙一重でかわし、危うく口吻けしそうになった残骸の顔を短剣で掻っ捌く。傾く死骸を再度避け、さらに前進。今自分はどこに居るのか。遠くには行くな、そうお願いされたこともすっかり頭から抜け落ち次々と敵を屠っていき、)
 

  • No.1825 by 御影尋  2020-10-25 18:21:24 

>>アンリマユ
…あ、
(少しずつ遠くなる背中と、飛び回る影。戦うことが好きか嫌いかではなくて、彼は復讐者なのだと冷静に頭が処理をした。と、辺りを見回した視界に過ぎったのは大きな見覚えのあるソレ。こちらに向かってくる速度と、その標的が自分だと気が付けば「令呪を持って命じます、アヴェンジャー、私の隣に来てください」、ここからじゃあ貴方に声は届かない。今度は上手くやる、貴方と仲間を無事に帰すために)

  • No.1826 by アンリマユ  2020-10-25 21:11:08 


御影尋.

(殺すに殺してあたりは紅海。むせ返るほどの鉄の匂いに頭がクラクラする。これだけ斬り伏せたにも関わらず敵の大合唱は止む気配が無く、まるで耳から入った百足が内部でゴソゴソと神経をかきむしるような無遠慮に鼓膜を犯す呪いの言葉が不愉快で仕方がない。うるせぇ、うるせぇ、うるせぇ─あえぐように息をもらして殺到の続行を選択した直後、突如として景色がバチッと切り替わり、状況を理解するより先に真上から振り下ろされた双剣を同じく双剣で噛み止めれば渾身の力で押し返して、)
 

  • No.1827 by 御影尋  2020-10-25 22:03:56 

>>アンリマユ
(判断ミスかもしれない、目の前で振りかぶった大きな影に背を向けて逃げる選択肢は無く、じっとその切っ先を見ていれば隣で揺れた闇が硬質な音と共に切っ先を退けて。応えてくれた、と冷静に頭が処理したあと、魔術礼装を使って仲間の傷を少しは癒そうと全体回復を…ガンドは使えない、使ったら倒れてしまう。汗を手の甲で拭って、唇を噛み締めれば血が滲む。「…彼を片したら仕事は7割終わりですね」と、自分は貴方の後ろに下がるように身を隠し)

  • No.1828 by アンリマユ  2020-10-27 20:59:10 


御影尋.

……、
(自分だってまだ味見すらしてないと言うのに、大事に取っておいた獲物を危うく横取りされそうになり目の前で蜃気楼のように揺れているもう1人の獲物──錬鉄の英霊の姿を模した影を全身で威嚇。所詮は模造品に過ぎず本物には劣るだろうが、1度でいいから思いっきり切り合ってみたかった相手だからこそ後ろにいる貴女に「…アンタはそこを動くなよ。」と遠回しに牽制するや否や短剣を手に疾走し、)
 

  • No.1829 by 御影尋  2020-10-27 22:01:30 

>>アンリマユ
…え、ぁ
(目の前にやってきた影は、靄を纏うまま黒い煙を揺らがせて、よく見ると…それは、確かにヒトの形。どことなく、勝手に、何かが何となく貴方に似ていると思った。聞きなれた声に頷くより先に聞こえたのは…何か、気の所為のはずだけれど、目の前に居たはずの影が何かを、言ったような。それは地獄から手招くように、化け物の鳴き声ばかりが聞こえていた世界で、ヒトの言葉のように響いたそれに顔から血の気が引く。苦手なままだ、いくら存在しない、したとしても過去の遺物とはいえヒトとヒトが戦う姿を見るのは、慣れない。ひゅっ、と息を飲んで冷えた指先で口元を押さえて下を向く、見ていられなくて)

  • No.1830 by アンリマユ  2020-10-28 22:01:32 


御影尋.

(よそ見なんかしたらあっという間に潰される為、今は目の前の敵に付いて行くことのみを考えて武器を振るう。奔る刃と流す一撃。激しく交わる刀同士は火花を散らせ、次第に剣戟は激しくなっていく。突風を巻き起こしながら幾度となく衝突する2つの赤い弾丸は合わせ鏡のようで立ち合いは永遠に続くかと思われしかし、復讐者が弓兵に武器を叩きつけた瞬間、唐突に終わりを告げた。衝撃に耐えられず武器が、粉々に砕けた、のだ。「……は。」突然のことに瞠目。すぐさま離れようとするも胸にズブリと刺さった凶器が手遅れだと嘲笑った。そのまま腹を足蹴りされ吹っ飛ばされた体は地面をゴロゴロと転がり「か、は…っ、」と喀血を起こして、)
 

  • No.1831 by 御影尋  2020-10-28 23:06:40 

>>アンリマユ
(ほんの一瞬、聞こえていたはずの金属音が止まって、視線をあげると…無いはずの場所から武器の先端が覗いて。時間が止まると言うよりは、いやに冷静に頭が処理を始めて周りの音が聞こえなくなった。転がる貴方の、血塗れた身体を見て、口元が引き攣るどころか弧を描く…恐怖を隠す為に本能が選択した結果らしい、さあ、自分も使命を全うしよう。こちらに向かって確実に迫る武器を見据え、目の前の敵から視線を逸らすことなく武器を腕で受け止めて。怪我の痛みなんてどうでもいい、武器を自分の腕ごと固定して「私の飼い犬に手を出すな」、続けて「霊基修復!」叫んで…そのまま逃げてくれて構わないから、)

  • No.1832 by アンリマユ  2020-10-29 21:43:32 


御影尋.

……っ、とっとと逃げ…、
(嫌に自分の心音が大きく聞こえるなか世界はスローモーションのように映し出され、振り下ろされた刃は容赦なく腕に食い込み、滴り落ちる鮮血。歯痒さに奥歯を噛んで。痛いのは苦手なくせに…どうする…武器さえあれば。そう考えた瞬間、胸に刺さっている干将莫耶を引き抜き我が物とすれば全身を使って敵を突き飛ばし、そのまま素早く馬乗りになることで体を地面に縫い付け。「人の獲物に手ぇ出してんじゃねえ。」と低く唸り手にしたそれで躊躇なく霊核を穿ち。悲鳴を聞きながら伸びた爪を肩に立てて…このまま取り込んでしまおうか、)
 

  • No.1833 by 御影尋  2020-10-30 17:24:43 

>>アンリマユ

(嗚呼…なんて不甲斐ない。叫びそうになる痛みを唇を噛んで耐えていると、唐突に走った衝撃で武器が引き抜かれた傷口が赤く濡れていく。揺れた視界の中で、貴方が影に最期の挨拶をしているのが見えた。無事でよかった、いやそれより貴方を止めないと、分かっているのに、いつもの意地悪に笑う姿とは違う表情に漠然と、綺麗だな、と思う。下手に今踏み込めば…肩を掴んで引き剥がそうものならきっと腕二本じゃ足りないだろう。自分には、貴方を引き止められるような才能はないから。辺りの掃除が済んだのか、戻ってきた狂戦士が自分の腕からぼたぼたと垂れる血を見て自分の腕を掴む、軋む腕の痛みも麻痺したまま、魔力を渡すように赤いそれを狂戦士のひとりに差し出して、それでも「…アンリマユさん、帰ろう」と、小さく声を掛け)

  • No.1834 by アンリマユ  2020-10-31 17:15:59 


御影尋.

(…まだ殺し足りない、もっとあの獣達を憎んでいたい。血肉を貪るべく人目も憚らず残骸を口にしようと牙を覗かせ…と、背後からした聞き慣れた声にぼうっとしていた意識が多少晴れたような。緩慢な動きで顔をそちらのほうに向けるも、直後に視線を伏せ。いつの間にか手に握っていたアーチャーピースを咄嗟に後ろ手に隠してギュッと握る。殺意に支配されていた頭も冷え、帰ろうの声に「…ああ。」と口端から流れる血を雑に拭い残骸から離れ。拾った素材は…あとで帰ったら職員に渡しておこう。魔力補給の邪魔にならないよう貴女達のことを避けるように遠回りして他の仲間たちの元へ戻れば行為が終わるのを待ち、)
 

  • No.1835 by 御影尋  2020-10-31 19:21:49 

>>アンリマユ

…はーい、帰りますよ
(獣を引き止められるような手網はこの手には無いし、いつだって貴方は自分の知らない顔をする、それが怖い。とはいえ、この前は肩を貸さないと歩けなかったのに、今回は互いに立てている…その事実だけでいいとしよう。最早痛みも感じない腕から流れる赤に埋められていた仲間の顔が持ち上がるのを見て、制服の裾を破いて両腕を止血してから、上記を並べて、いつも通りの無表情で歩きだす。視界は暗いし、足元だってぐらつくけれど、それでも皆を帰すまでが自分の仕事。管制室と連絡を取って、レイシフトの準備を…「皆さん、ありがとうございました。お疲れ様です」と肩越しに振り向いて僅かに笑って。少しは戦う仲間の邪魔にならずに居られただろうか)

  • No.1836 by アンリマユ  2020-10-31 21:04:40 


御影尋.

(慣れない日中の世界で暴れた反動だろうか、1度休憩に入ると途端にどっと疲労がやって来てだいぶ眠い。貴女達を待ってる間、呑気にこくりこくり船を漕いでいたが“えいっ”なんて茶目っ気のある声が傍からしたかと思えば突然頬にグサッと何かが刺さった為「う、ぇ…なんだよ。」と瞼を開き。見上げてみるとムーンキャンサーがステッキの先端をこちらに向けて立っており。なるほど…方法は若干アレだが起こしてくれたらしい。貴女もいつの間にか近くに来ており何か言ってるが欲に支配された頭にはあまり入ってこない…欠伸をこぼし、起こしてくれた彼女に礼を言った後、貴女に「ん…終わった、のか?」と聞いたのは話を聞いてなかった証拠。のそのそと近づき、)
 

  • No.1837 by 御影尋  2020-10-31 22:20:48 

>>アンリマユ
(聞こえた声に視線を向けると眠たそうな…いつも通りの貴方の姿にいやになるほど安堵して。「終わりましたよ、無事に」と、頭を撫でたかったけれど両手とも血濡れだから…やめておこう。少しずつ、辺りで持ち上がる粒子が溶けるように浮いて、レイシフトの準備が整えば仲間たちに準備が整ったことを伝えるように向き直り「さあ、帰りますよ。皆さん、忘れ物はありませんね?帰ったらバイタルチェックと、あと、」言い切る前に口が重たくなって、言葉を飲み込むように目を閉じる…嗚呼、世界がぐるぐるする。自分は帰って眠るだけ、ぱっくり開いた腕の傷も痛くないし、もう帰れる…帰れる。近くにある貴方の肩に頭を預けて息を吐く、自分の身体が冷たい気がする)

  • No.1838 by アンリマユ  2020-11-01 03:16:03 


御影尋.

あー…っと全員医務室で診てもらって、素材持ってる奴は各々倉庫にしまえよ…ってことで良いです?
(轟々と炎が燃える空間のなかで唯一聞こえていた声が途切れて、肩に軽い重みが掛かれば釣られるように緩りと眼動かして。クエスト達成後の和気藹々とした空気は、一転。周囲には不安の色が立ち込めざわつく声を他所に青い顔をした貴女の首筋にそっと手の甲を当てれば、うっすらと汗の滲んだ肌と裏腹に冷たい体。とはいえ、影に立ち向かって腕の怪我で済んで良かった。途切れた言葉を引き継ぎ仲間に今後の予定を伝えるも貴女のように気は回らないから…貴女の言いたいことはちゃんと伝えられただろうか。応否を聞くより先にもう帰るだけとは言ってもしんどそうな貴女に「おぶってやろうか?」と潜めた声で尋ね、)
 

  • No.1839 by 御影尋  2020-11-01 14:23:09 

>>アンリマユ
…失礼しました、喉が渇いてしまって
(首に触れる手が温かくて心地好い。少し、ザワついた仲間に身体を起こし、困ったような、何でもないようなことを言うようにヘラりと笑って。自分は大丈夫だと。しっかりと内容を伝えて、気を回してくれた貴方に「ありがとうございます、大丈夫です」と、管制室からの通達に承認を押して…光が強くなる。各々がレイシフトの準備にはいる中、自分も…医務室送りは嫌なので、どうしたらあの場から逃げられるかを考えるようにため息をひとつ)

  • No.1840 by アンリマユ  2020-11-01 17:44:43 


御影尋.

(主人の体調を気にしていたサーヴァント達も散り自分もそのまま微睡みに身を委ねて。レイシフトが始まり薄れゆく意識のなかで、眩い光すら塗りつぶす沢山の無機質な赤が己を責めるように睨んでいた。─次に目を開けると見慣れた管制室が広がっておりどうやら無事に帰ってこれたみたいだ…よろめきつつ立ち上がり。近づいて来た職員の1人に素材を預けては「怪我してるんで手当てしてあげてクダサイ。」と問答無用で貴女も一緒に預けて。自分も無傷では無いが舐めときゃ治る程度の傷なのでさっさと管制室から退散し、)
 

  • No.1841 by 御影尋  2020-11-01 18:39:04 

>>アンリマユ
えっ、ちょっ、
(ぱちり、と目を覚ますと見慣れた場所。帰ってこれた、全員揃って…ほっとしたのか、脚から力が抜けるより先に貴方の声に静止、は出来ず、問答無用で見慣れた英霊の一人に担がれて医務室へ。ええー、絶対痛いやつ…と観念したように運ばれながら、管制室から立ち去る仲間達の後ろ姿を見据え、ぽたりぽたりと廊下に赤い点を指先で作りながら、暗くなり始めた視界に従うように目を閉じて…貴方と一緒に互いを労って笑い合える帰還はいつになったら迎えられるだろう)

  • No.1842 by アンリマユ  2020-11-01 20:26:53 


御影尋.

(怪我の具合は気になるしサーヴァントなら一緒について行ったほうが良いのだろう。分かってはいるけど、医務室には極力近づきたくない。早歩きで廊下を進みいくつかの部屋の前を横切り向かった場所は、貴女の部屋。いつも通り惰眠でも貪ろうかと思って。ドアノブを捻ってはぐんと引っ張り「…鍵閉まってんじゃん。」と開かない扉に対して失礼なくらい驚いた声が出て。仕方がないので扉の前で座り貴女が帰ってくるのを待つことにして、)
 

  • No.1843 by 御影尋  2020-11-01 21:14:47 

>>アンリマユ
(武器を固定するように受け止めた腕の傷は縫うほどでも無いけれど、力を込めれば悪化する。包帯でグルグルと固定された両腕は指先が辛うじて動くものの、コーヒーも持ち運ぶのに苦労しそうだ…また暫く安静にしなくてはならないとか、自分の役立たずさには嫌気が…と、治療を終え、自室に向かっていけば見えた影。「ハチ公ですか」と苦笑しながら指先で軽く触れるように、低い位置にある貴方の頭を撫でて…今はこれが精一杯。貴方を見下ろしたまま「すみませんが、開けてください」と腰の辺りのポケットに入っている鍵を取ってくれと肘を持ち上げて)

  • No.1844 by アンリマユ  2020-11-01 22:05:29 


御影尋.

拾ってください。
(暇をつぶせる物なんて無く退屈な時間が流れるなか静かな廊下を誰かが歩く音が聞こえ、ピクリと耳が動き。こちらにやって来る貴女の影に気づくなりとろりと眠気を帯びていた瞳が嬉しそうに細くなり貴女のことを見上げて。しっかりと巻かれた包帯に、内心安心したりもして部屋の持ち主に代わって鍵を開ければ扉がひとりでに閉まらないように背中で押さえて。「お先にどーぞぉ、レディーファーストです。」と似合いもしない台詞を吐きながらまずは腕を怪我をしている貴女に先を譲ることにして、)
 

  • No.1845 by 御影尋  2020-11-01 22:34:21 

>>アンリマユ
…随分と献身的ですね
(こちらを見上げた瞳が、親しげに歪む。飼い主を見つけた犬みたい、というよりは、本当にただの青年のような。開けてもらった自室に入る気満々の貴方を横目に、薄く笑って室内へ。汚れた服を着替えたり、コーヒーを飲んだり、やりたいことは山積みだけれど腕がこれでは無理もある。「拾っておいて何なのですが、今日の自分は貴方の頭も撫でられない役立たずですので…相当暇かと」と困ったように眉尻を下げつつ、ベッドに背を預けるように床に座って)

  • No.1846 by アンリマユ  2020-11-03 03:00:26 


御影尋.

ベッド借りに来ただけだからお構いなく。
(貴女の後に続いて部屋に入ればいつもと同じ、一直線にベッドに陣取り。本当ならば抱き心地の良い枕も欲しいが治療期間が伸びても困るので今日は我慢。我が物顔で布団のぬくもりを堪能しながら後ろからそっと伸ばした手は、頸をかすめた後首筋に触れ。…先ほどよりは体温が戻っていて少し安心した。そこをコショコショと擽りながら「その腕じゃ不便だろ?して欲しいこととかあったら代わりにするぜ。」忠犬だからね、なんて常套句も忘れず小首を横に揺らして尋ね、)
 

  • No.1847 by 御影尋  2020-11-03 09:01:04 

>>アンリマユ
…くすぐったい
(指先が首に触れて、何かを確認した後、猫をあやす様に動く。ゾワゾワとした感覚に不満を唱えてから、聞こえた声に頭をベッドに乗せて「自分で出来ますよ、大丈夫。自分は出来る子なので」と僅かに目を細め…だって、着替えとか、シャワーとか、流石に貴方に頼むには申し訳ない。重たい腕を持ち上げて、貴方の指先を握るように手を伸ばすと細く息を吐いて…貴方と仲間が無事だったのなら、この怪我も怠さも甘んじて受け入れられる)

  • No.1848 by アンリマユ  2020-11-03 13:34:28 


御影尋.

茶汲みくらいだったら出来る…、
(やれば出来る子だと…自分自身に言い聞かせるような話し方をする貴女が気になり横から顔をのぞき。着替えたいなら同性を呼んで手伝って貰えばいいし自分だって多少は役に…そう言いかけた時、縋り甘えるように指に巻きついたソレに目の前がくらっと揺れて。キョトンとした顔から一変、へらぁとだらしなく表情を弛ませ「あんだよ、苦いだけの物は苦手なんじゃないのかい。」と指を掴む手を上から包んでは笑い、)
 

  • No.1849 by 御影尋  2020-11-03 15:17:58 

>>アンリマユ
貴方こそ、甘過ぎるものは嫌いでしょう
(コーヒーを頼んだところで恐らく苦いものが渡されるだろう…腕も心も痛いというか、なんというか。当然のこと、だし、実際のところ貴方の方が痛い思いをしていたと分かっているけれど。戦いになんて行きたくなくても、適性があるのだから行かなくては…それが義務なわけだから。ゆっくりと立ち上がると「シャワー浴びてきます、ベタついて気持ち悪いので」と握られた指先で貴方の手をわしわしと撫でて…やっぱり貴方には、今くらいそうやって笑っていて欲しいと思うから、自分は強くならなくては)

  • No.1850 by アンリマユ  2020-11-03 16:32:43 


御影尋.

んじゃあコーヒー淹れてくるわ!どうせお前あとで飲むだろう?
(立ち上がる貴女に引き続いて自分もベッドから床に足をつけ立ち。上記言うや否や止められる前に、わっと部屋を飛び出し食堂に走る。素直じゃない飼い主がうっかり口を割ってしまう程とびきり苦いコーヒーをプレゼントしてやるんだ。苦そうに歪んだ顔を想像しただけで今から笑えてきて、軽い足取りで食堂に入ると早速お湯を沸かして…貴女のおかげでコーヒー作りもすっかり慣れてしまった。やかんの注ぎ口から湯気が立つのをじっと見て、)
 

  • No.1851 by 御影尋  2020-11-03 17:24:40 

>>アンリマユ
えっ…うわあ、凄く嫌な予感しかしない
(有難いはずの進言がこんなにも有難く感じないのは、確実に貴方の過去の所業が故。止めるより先に部屋を飛び出して行った背中に「ああー…」と何とも言えない感想を呟いて…まあ、何はともあれシャワーを浴びよう。ギシギシと腕を動かして、お湯を頭から被って、水の染みた包帯を外してしまえば傷口は赤い水を排水溝へ。染みないのは恐らく麻酔のおかげ。さて、動きにくいのは好きではない、ので包帯は却下、とりあえずオーバーサイズのパーカーを着て髪を拭きつつ…嫌だが仕方ない、貴方の帰りを待つとしよう)

  • No.1852 by アンリマユ  2020-11-03 18:13:38 


御影尋.

(素材の味を楽しんでもらうべく無糖を…と思ったけど辛い物を食べて水が欲しくなるように、寧ろでろでろに甘いほうが良いのではナイデショーカ?……そうと決まれば早速、角砂糖をぽちゃんぽちゃん、とどんどん投入していき最後にクリープを入れれば見た目は普通のコーヒーが完成した。混ぜても溶けきらずカップの底でざらざらとした感触を残す砂糖には満足げに口角上げ。ついでにハロウィン用の残ったお菓子も拝借。それらを持ち来た時と同様、軽い足取りで食堂を後にしては部屋に戻って。髪を乾かしてる貴女に、)
うひひ、コーヒー淹れてきた!お菓子パーティーしようぜ!
 

  • No.1853 by 御影尋  2020-11-03 18:50:23 

>>アンリマユ
(遠慮なく開かれた扉に少しばかりギョッとして、とはいえ「おかえりなさい?」と一言。どうやら宣言通りコーヒーを用意してくれたらしく、その上持たれているのはお菓子ときた。ぱあ、と僅かに気配を和らげ、先程同様に床に座った後「…トリック アンド トリート」と両手を広げ。甘いお菓子と、甘いか苦いか…苦いかもしれないコーヒーと、甘やかしてくれる貴方と、合法的に許された悪戯なんて贅沢だ。季節外れのクリスマスももうすぐ終わってしまうのだから、これくらいの茶目っ気は許されるだろう)

  • No.1854 by アンリマユ  2020-11-03 19:50:53 


御影尋.

ほい、トリートですよ猫ちゃん。
(なんだか餌を待っていた猫みたいだ。この世全ての悪特製の激甘コーヒーはひとまずテーブルの上に置いておくとして…これまた甘そうなお菓子の包みを寄ってきた貴女にプレゼント。クッキーやマカロンなど腕を負傷していても手軽につまめる物を選んだのでしばらく暇をすることは無いだろう。自分は当初の目的である惰眠を貪ろうと再びのそのそとベッドのなかに戻り「1時間くらい経ったら起こして下さい。」と言い残し布団を被って。…ああ、でもコーヒーを飲んだ時の反応は気になる。目を閉じたまま聞き耳を立てて、)
 

  • No.1855 by 御影尋  2020-11-03 20:22:39 

>>アンリマユ
(猫扱いは納得いかないけれど、自分も犬扱いをしているので何も言えない。差し出されたお菓子を受け取って、人の布団に潜り込む貴方を横目に…まあ、自分の代わりにコーヒーを持ってきてくれたわけだし、文句はない。手を伸ばし、肘から先の感覚は未だに無いから仕方ない、何とか持ち上げたコップに唇をつけてコーヒーを…「…う゛ぇ、ぅ」何とも言えない声が出る。いや、美味しい、美味しいけれど、そうじゃない、美味しいけれど。え゛ぅ…と眉を寄せ、唇まで甘い、ぎにに、と何とも言えない表情を浮かべてそっとコップを床へ置き、ゆらりと立ち上がると腕は使えないので貴方の腹部に頭突きを)

  • No.1856 by アンリマユ  2020-11-03 21:01:59 


御影尋.

…ッく、ふふふ…、
(背中を向け貴女がコーヒーを口にする瞬間を今か今かと待っていると静かな部屋にえずき声が響き。なかなかどうしてインパクトがあり、一瞬にして腹筋を持っていかれる。声を上げそうになるのを耐えるべく布団で口を塞ぐも肩が小刻みに揺れるのが苦しくて。味の感想を聞こうと寝返りを打ち…すると、腹に感じたゴスッとした衝撃に頭を撫でながら「いつもと違ってちゃんと甘かっただろ…?」trickが成功し、にやりと瞳を嬉しそうに歪めて、)
 

  • No.1857 by 御影尋  2020-11-03 21:47:11 

>>アンリマユ
…悪戯なんて望んでいないのですよ、おばかさん
(小刻みに震える体と、心底楽しそうな声にぐりぐりと頭を押し付けて呻く。やられた…完全に油断した、そう来るとは思っていなかった。「…口の中も、喉の奥も、焼けそうに甘いのですが」と苦情を申し立てながら、ボサボサになった前髪もそのままに頭をゆっくりと持ち上げると再びのそのそと床へ…急に動いたからかパーカーに血が滲んでしまったし、ベッドは汚したくないし、口は甘いし、トリックばかり。楽しそうに笑う貴方を睨んで、今に見ていろと心の奥底で毒吐いてはマカロンを咥えて)

  • No.1858 by アンリマユ  2020-11-04 19:39:51 


御影尋.

だってオレ、アンタからまだお菓子も悪戯も貰ってないし?
(だから悪戯されてもそれは仕方のないことなのだと…自分の行いを正当化してみる。乗り遅れてしまったけど甘い物好きには外せないお祭りだから、今年もちゃんと迎えられて良かった。刺々しい眼差しも何のそのでニカッと笑えば「ハッピーハロウィン、マスター!その菓子全部やるよ。」とレイシフトを頑張った飼い主に駄犬からささやかなご褒美を。自分も一仕事終え本格的に眠気が回ってきた為、頭を撫でていた手を引っ込め枕に顔を埋める。そのまま目を閉じて…少し休ませてもらおう、)
 

  • No.1859 by 御影尋  2020-11-04 22:27:02 

>>アンリマユ
(お菓子も悪戯も…オーダーとあらば、応えてしんぜよう。貴方からの贈り物をもしゃもしゃと飲み込んで、甘い甘いコーヒーに今度は驚くまいと唇をつけながら離れた手をぼんやりと視界の中に捉えて…眠るのならば邪魔はしないでおこうと。「おやすみなさい」と一言だけ呟いて、自分は思考する…さて、貴方へのお返しは何にしようか。甘い甘いお菓子もコーヒーも、毒判定に当たれば良いとは言わないが、どうせなら…持ち帰れない程の思い出がいい。貴方が寝静まるのを待って行動に移すことにして、じっとそれまでは大人しく…クッキーを手に取ると口に放り込み)

  • No.1860 by アンリマユ  2020-11-04 23:19:16 


御影尋.

(しばらくは眠れずすぐそばにある時計の針が進む音を聞きながら夢と現実の狭間を行ったり来たりしていたが、背中越しに感じる体温がとても心地良くてそのうち深い眠りに落ちていき。人の背中で暖を取りながら無防備に眠る姿は、完全に野生を忘れたペット。後輩の復讐者達が見たらきっと風上にも置けないと呆れるだろう。貴女の企みなんて知る由も無い為、すやすやと静かな寝息を立てて布団に包まっており、)
 

  • No.1861 by 御影尋  2020-11-04 23:46:22 

>>アンリマユ
…よぅし、
(静かな呼吸音が一定になって、ちらりと肩越しに見遣れば上下する布団…ゆっくりと立ち上がると、手近な袋にゴソゴソとお菓子貯蔵庫と化している棚から甘いお菓子ばかりをチョイスして詰め込んで。貴方を起こさないように、極力怪しまれないように、こっそりと自室を抜け出して向かうは貴方の部屋…トリックもトリートも同時に行ってしまえば効率的というやつだろう。目標は貴方のベッドを甘い甘いお菓子ばかりにしてしまうこと。小走りに廊下を進み…さて、貴方が起きてしまうまでに準備は整うだろうか)

  • No.1862 by アンリマユ  2020-11-07 15:24:33 


御影尋.

(バサッと何かが落ちる音で目が覚め、辺りを見渡すとマスターが居なくなってることに気がつき。さらに視線を巡らせ部屋の隅にある棚。彼女にとっては食糧庫と言っても過言ではないそこからお菓子の袋が何個か床に落ちていて、物音の原因はこれか、と納得して。…貴女はどこに行ったんだ。コーヒーのおかわりを貰いに行ったのかと思いきやカップは机に置いてあるし…抜け殻も落ちてない。まさか仕返しされてるとは露ほども思わず呑気に「…トイレかな。」と結論に至れば再びぺしょっと布団に潰れて、)
 

  • No.1863 by 御影尋  2020-11-07 17:49:56 

>>アンリマユ
…出来た
(祭壇並みにお菓子に飾られた飼い犬のベッド…さて、トリートとトリックは多少なり同時に出来上がったとはいえ、これではトリックが少ない。少し考えたあと、貴方の部屋をそっと出て自室へ戻るため早足に廊下を進み…まあ、シーツでも被ってオバケにでもなっておけば良いか。ゆっくり扉を開けた先、ベッドに未だ潰れている貴方を視界に捉えて…「まだ寝てる、」。手近なシーツを手に取って頭からぽすりと被り、先程まで座っていた位置に戻った…は良いけれど、コーヒーが飲みにくくて仕方なく、頭からシーツを下ろして既に砂糖が沈殿しているコーヒーを一口)

  • No.1864 by アンリマユ  2020-11-07 19:13:49 


御影尋.

……?
(いつの間にかまた寝ていたらしい、緩りと目蓋を開け…と、視界に飛び込んできたシュールな光景は起き抜けの頭では処理しきれず目を凝らして観察してみる。常日頃から奇行が目立つ珍獣だから、別に大して驚きはしないけれど、何故シーツなんか被ってるのかはやっぱり気になるわけで。のそのそと動き横から身を乗り出しては「何してんだよ。」と聞き。悪戯も無事成功して、自分のなかではハロウィンはもう終わった行事も同然。故にそれが貴女なりの仮装だとは気付かず腕を伸ばして掴めたなら取ってしまおうと、)
 

  • No.1865 by 御影尋  2020-11-07 20:16:50 

>>アンリマユ
おわっ…、
(ふいに横から響いた声に、甘い甘いコーヒーを慌てて飲み込む。ずるっと引かれるシーツの感覚に慌てて裾を掴むと、くるりと貴方に向き直り…コーヒーを巻き込まないように少し離れた位置に置いてから、辛うじて肩に引っかかっていたシーツを頭から被り「ばあ」と一言。ほら、少しは怖いでしょう、オバケですよ。頭からずり落ちたシーツの隙間から、珍しく三日月形に歪めた双眸で貴方を見遣り)

  • No.1866 by アンリマユ  2020-11-07 21:33:46 


御影尋.

手抜きじゃねえか。
(白い布にばあ、とくれば流石にお化けの仮装だと分かり。…まあ、戦場で見る本物のゴーストと違って残念ながら不快感も無ければ怖くもない、寧ろいじらしいとすら思い貴女の思いに反して口角が悪戯に釣り上がり。シーツをグイッと前に引っ張れば、目を覆い隠し視界を奪う。「そういうところだぜマスター。」と何も見えないことを良いことに静かに顔を近づけて、抵抗されなければ唇を塞いでしまおう。だってハロウィンはまだ続いてるみたいだし…甘いお菓子が貰えない代わりに甘い飼い主で手を打つことにして、)
 

  • No.1867 by 御影尋  2020-11-07 22:23:31 

>>アンリマユ
…え、
(手抜きとは失礼な、こちとら精一杯のオバケを演じて差し上げたというのに。つり上がった口角に、何だか嫌な予感と身を引こうとした瞬間に明るい中で白い膜が目を覆って、慣れたように重ねられた唇。心中で“そういうところですよ”と叫んでみたところで遅い。傷も癒えない重たい腕で貴方を突き放すことも出来ずに、赤くなった顔を隠すためにズルズルとシーツに顔を埋めると「…魔力供給なら血でお願いします」と、自分は甘いお菓子になんてなれやしないのに…驚かせるはずが、返り討ちにされたことに悔しさが隠せない)

  • No.1868 by アンリマユ  2020-11-08 04:02:20 


御影尋.

いえーい悪戯大成功~!
(これだから止められないのだ。懲りずに飼ってる犬に手を噛まれ悶えてる貴女に、これでもかと言うくらい男心をくすぐられて、表情がだらしなく弛む。血液は誰でも貰えるけど“これ”はそばに居ることを許された番犬のみが貰えるご褒美だと思うから懇願の声に対して「やだ。オレ、アンタとするならこっちのほうが良い。」とハッキリと断り。三流なりに今回のレイシフトはそこそこ頑張った。「…バーサーカーだけ狡いだろ。」と、褒美を欲するように頸への甘噛みを繰り返して、)
 

  • No.1869 by 御影尋  2020-11-08 10:11:37 

>>アンリマユ
あれは、不可抗力で…
(声だけで、貴方が意地悪く喜んでいるのが分かる。聞こえた却下の言葉と、拗ねたような台詞に上記を告げるも、延々と柔らかく噛みつかれる感覚に…自分は歯固めではないのだけれど、あの時、敵すら食べてしまおうと剥いた牙とは随分と違うものを向けられている様だと自己解釈。復讐者の味方、とは言わないが、少なくとも攻撃対象認定は相変わらずされていないらしい。「ご褒美に何が欲しいか、ほら、自分言ってもらわないとわからないので」と、抱え込んだシーツごとのそのそと少し後退を)

  • No.1870 by アンリマユ  2020-11-08 14:20:37 


御影尋.

そう言ってくれたことねえだろうがよ…っと!
(やわやわと肌を食み肉の触感を愉しんでいたが、獲物が自分の元から離れると大人しく身を引き退屈そうな、不貞腐れたような…何とも言えない眼差しを向けて。それからおねだりをするよう促す貴女にデジャヴを覚え、今までの経験則として上記を…颯爽とベッドから降り隣に並んで。同じ狂犬でバーサーカーは良くてどうして自分は駄目なのか。理由はよく分からないから当てずっぽうで「…はは~ん、もしかして人間みたいに喋れる奴と致すのは怖い、とか?」とあからさまな挑発。身を守るように握り締められたシーツを奪おうと引っ張り、)
 

  • No.1871 by 御影尋  2020-11-08 17:59:26 

>>アンリマユ
(拗ねたような目は何度か見たことがある、気がする。痛いところを突かれて小さな呻き声が漏れるけれど、隣に並んだ影と聞こえた声に…今更ながら、全てを悟られるのは怖いというか、恥ずかしいというか。だってほら、貴方はきっとそんな自分を笑うから。取られたシーツを追うように手を一瞬伸ばしてから、伸ばしていた手で顔を覆って小さく頷く。「…怖いですが、何か?」とヤケになったような声が出たのも仕方ない。殻のせいではなく、貴方は貴方として自分の前にいる、一人の復讐者というか…ヒトだ)

  • No.1872 by アンリマユ  2020-11-09 18:06:52 


御影尋.

にゃはは、素直でタイヘンよろしい。正直者のマスターちゃんにはご褒美をあげましょう!
(てっきり大人ですからと子供らしい背伸びが返ってくるかと思いきや…自分は貴女の気持ちは分かってやれないし同情する気も無い。その代わりと言ってはアレだけど、素直に心情を吐露されれば屈託のない声で上記を述べ。ご褒美と言って床に落ちてるあめ玉を1つ頭のうえに乗せたところで「つーかよぉ何でこんな散らかってんのさ。」と自分が寝てる間に貴女が何をしていたのか。知る由も無い為、大きく開けっ放しになった棚の扉と散乱したお菓子を不思議そうに見遣り、)
 

  • No.1873 by 御影尋  2020-11-09 19:08:44 

>>アンリマユ
…トリートの為ですよ
(随分と毒気の抜けた声だこと。顔から手を離し、頭の上に乗った飴玉と、先程まで寝ていた飼い犬からの素朴な問いに少しだけ目を丸くしたあと、僅かに目元を歪めて上記を。飴玉を手に取って、ぴりぴりと袋を開ければ中の飴玉を貴方に差し出して「たまには甘すぎる毒判定も悪くないかもしれませんよ?」なんて。ここからはクリスマスにバレンタイン、ホワイトデーと甘いもの好きにはたまらないイベントが続く…まあ、その前に甘い甘いトリックを成功させなくては)

  • No.1874 by アンリマユ  2020-11-09 20:07:28 


御影尋.

…絶対トリックだろ、顔に描いてありますよ。
(いつもは眠たげな瞳が何処か愉しげに歪みどこからどう見ても貴女が何か企んでいることは明白だった。間違いなくコーヒーの仕返しだろう、嫌な予感がする…差し出されたあめ玉を恐る恐るぱくっと咥えて舌で転がす。甘い甘い….どうせ砂糖漬けになるのならお菓子じゃなくて、飼い主の手でどうにかされたほうがマシだ。「仮装が手抜きなのは少々残念でしたが、えっちな悪戯だったらオレさま何時でもウェルカムです。」と両手広げ普段と変わらぬ戯言を以ってして悪戯を回避しようと試みる、)
 

  • No.1875 by 御影尋  2020-11-09 20:58:01 

>>アンリマユ
…そちらは現在在庫切れです
(餌付けみたい、と飴が離れた手を見たあと、汚れていないことが分かればそのまま貴方の頭に手を伸ばし。わしわし、慣れたように撫でながら今度は自分がベッドに座って…本当は広げられた腕に飛び込んでやろうかと思ったけれど怒られそうだから自粛。「あと、悪戯ならもう仕掛けてきましたから」と、腕を伸ばしたままぽすんとベッドに倒れては、くっくっと喉の奥で小さく笑い。指先に貴方の体温、それから…もうすっかり貴方の気配が移った布団に擦り寄って、もう誰のベッドかわからなくなってきたなぁとぼんやりと思考し)

  • No.1876 by アンリマユ  2020-11-09 21:38:40 


御影尋.

…どゆこと?
(良い思いも出来て一石二鳥だと思ったのに。在庫切れのお知らせに退路を断たれた自分は頭を撫でられながらぐう、と嫌そうに顔を歪めて…と、悪戯を仕掛けるじゃなくて既に手遅れだと宣告を受けてはぽかんと惚け、異変を見つけるべく辺りを見渡してみる。そこで棚のなかのお菓子がごっそり消えてることに漸く気づき。貴女の目的は犬を砂糖塗れにすること、そんでもって悪戯は“もう済ませた”と…「まさか…!」と1つ嫌な想像が頭を過り勢いよく立ち上がり。ベッドで寛ぐ貴女をよそに部屋を飛び出し、そのまま自室に直行して、)
 

  • No.1877 by 御影尋  2020-11-09 22:04:32 

>>アンリマユ
…ふふ
(心底嫌そうな顔、きょとんとした顔、それから慌てた顔…表情筋の固い自分とはまったく違うもの。ぴゃっと手元から離れた犬は、慌てて自室へ帰ったらしい…ヒトのベッドですやすや眠るから悪戯されるのですよ。何だかんだ、軋む体をのそのそとベッドに横たえたまま、布団にもふもふと包まれば…実施で甘いものまみれになる可哀想な愛しい飼い犬に少しだけ思いを馳せて、欠伸をひとつ)

  • No.1878 by アンリマユ  2020-11-09 22:30:49 


御影尋.

あああオレのベッド…!
(バンッ!と勢いよく自室の扉を開けてビックリ。殺風景な空間のなかに見たこともないカラフルな祭壇が作られており、ベッドの上にずらりとご丁寧に並べられたお菓子が腹立たしい。部屋が大変なことになっていた証拠の品としていくつか腕のなかにそれらを抱えて再び飼い主の部屋に急いで。それから他人事のように布団に包まっている貴女の側に寄り「人のベッドに何してくれてんだよ!」と持ってきた物を見せながら、わんわんと煩く吠えて、)
 

  • No.1879 by 御影尋  2020-11-09 22:57:34 

>>アンリマユ
…一番最初に言ったじゃありませんか、トリック アンド トリートって
(ぬくぬくと貴方の気配に包まれて、微睡みかけていたというのに散歩から帰ってきた犬は随分と元気よく吠えるもので。ぱちぱちと眠気に襲われた目をまばたきして、それから事も無げに上記を。お菓子くれても悪戯すると宣言したのだから、当然のこと。「それに、ヒトのベッドに…と言うのなら、貴方も先程まで此処を独占していたでしょう?何してくれてるんです?」とスンッと鼻先を布団に寄せれば…ほら、貴方の匂いがするとでも言いたげに)

  • No.1880 by アンリマユ  2020-11-11 18:42:03 


御影尋.

アンタじゃねえしあんなに食えねえよ…。
(大量のお菓子に文句を言う傍らで、これ見よがしに人が寝ていたベッドに鼻先を埋める貴女に1人の男として何とも言えない心地に襲われて、無意識に口角が引き攣る。小っ恥ずかしい、し目にも毒なのでやめて欲しい。それから貴女にその気が無くてもやっぱり臭うぞ、と言われてるようで複雑だ。「オレのことそういう対象で見てないってことは分かんだけどさ、せめてもちっと意識してくれてもいいんじゃない?」と不満げに口を尖らせつつ、どさくさに紛れてベッドへの侵入を果たせば貴女と向き合い、)
 

  • No.1881 by 御影尋  2020-11-11 23:17:28 

>>アンリマユ
…意識しろ、と言われましても
(自分の甘い物を明け渡して、なんならただの魔力供給だと割り切ってまで口付けに赤面して、これ以上どうしたら良いのだろう。平然と隣に並んだ飼い犬の髪に頬を寄せるように擦り寄って…うん、この気配が落ち着くのだと再確認するように細く息を吐いては「これ以上何をお望みなんですか、本当。強欲というか、」ズキズキと痛い腕と重たい体で飼い犬のために祭壇を用意するくらいには、尽くしているつもりなのだけれど、お望みのものは其れではないらしい。困ったように目を閉じて)

  • No.1882 by アンリマユ  2020-11-15 07:01:50 


御影尋.

(不満を買ったばかりだというのに平然と身を寄せてくる飼い主に呆れるやら諦めるやら…触り心地のいい髪を優しく梳いて。自分の欲望には正直に、欲しい物は際限なくがモットーだけど本命に手を伸ばすのは止めておく。精神的に今はお腹いっぱいというか…その代わり。「ズバリおこたを下さい、あとパズルも。」と今年の頭ぐらいに2人でこたつが欲しいと言い合ったことを思い出し、また冬が近づいてきたのでパズルと一緒におねだりしてみる。それから自分からも近づき吐き気を催すほど温かくて、残酷なほど優しい時間を甘噛みするように目を閉じて、)
 

  • No.1883 by 御影尋  2020-11-16 23:28:37 

>>アンリマユ
(髪に触れる手が心地好くて少し悔しい。踏み込まれたら逃げてしまう性故に、貴方はきっと踏み込んで来ないだろう。聞こえた言葉に少しだけ懐かしむような声で「ダ・ヴィンチちゃんに頼みましょう」と近付いた体温を抱き締めて頬擦り。触れていれば安心するし、温かくなるのに、何かが埋まらないのは何なのだろう…ぽっかりと、もっと何かが欲しいと思うのにそれが何かはわからない。布団の中でも冷えてしまいそうな足先をあなたの脚先にくっつけて、勝手に暖を取りつつ…流石に疲れたのかうつらうつらと意識を時折手放し)

  • No.1884 by アンリマユ  2020-11-22 14:49:42 


御影尋.

(もしこたつが貰えなかったら今年も布団の中で過ごしてやろう。猫の湯たんぽになりながらぬくぬくと温まっていると、不意に脚先に感じた冷たい感触に心臓が小さな悲鳴を上げる。シャワーを浴びて布団の中も少し暑いくらいポカポカしてるのに、いつもより冷たく感じるソコに足裏をくっつけて「お前足冷たくね?」と頭を撫でるのをやめ、包帯が巻かれた手を包み。寒いのか、とも思ったが当の本人はどちらかと言うと眠たそうでそんな風には見えない。布団を貴女のほうへ引っ張り、)
 

  • No.1885 by 御影尋  2020-11-22 22:46:46 

>>アンリマユ
…今年は、クリスマスケーキも食べたいですね
(こたつが用意されたなら、みかんも持ってきて…その前にクリスマスを、と聞こえた小さな悲鳴に薄く目を開け。温かい熱が足先を温めて、触れる手が心地良いけれど、引き上げられた布団に顔を埋めて「血と、魔力が今は無いので…明日にはポカポカになります、大丈夫ですよ」と瞬きをひとつ。きっと貴方を冷やしてしまったのだろう、足先を身体ごと離すように身を捩り)

  • No.1886 by アンリマユ  2020-11-28 16:39:55 


御影尋.

早く寝ないからいつまで経ってもセイチョーしないんだ。
(勝手に散歩してる犬なんか放っておけば良かったものを一緒に夜更かしするからそうなるのだ。血は分けてやれないけど魔力なら…勝手に布団をめくれば顔を寄せ、触れるだけの口付けを落として。懲りずに冷たい足先を自分の脚に挟むように絡ませ「ねんねんころり~。ヒヒ、良い子は寝る時間です。」と完全に子供扱い。まあしばらく休んだら少しは体調もマシになるだろう多分、)
 

  • No.1887 by 御影尋  2020-11-28 22:29:52 

>>アンリマユ
…それは身長の話ですよね?
(咄嗟に聞き返したけれど…ただの食事のように触れた唇に思わずギュッと目を閉じたのは最早癖。足先に絡む体温と、からかいを含んだ声が悔しくて、頭から布団を被り。実際、弱い餓鬼でしかないのだ、燃える街で貴方に怒られるくらいには。小さな声で「もっと強くなります、皆様を無傷で帰せるように…ごめんなさい、貴方を手放してあげられなくて」こうして触れる熱が温かくて、まだ浸っていたい…見習いには恐れ多い、望んではいけないのに。温かい布団の中で麻酔が切れる前に眠ってしまおうと微睡み)

  • No.1888 by アンリマユ  2020-11-29 21:44:46 


御影尋.

有象無象の凡人にしちゃあ上出来だったろオレもアンタも。
(前回といい今回といいどうしてこう自己評価が低い奴とばかり縁を結んでしまうのか。…いずれ人理を取り戻す旅が終わり、ここから消え去る日が必ず来るだろう。…何も感じなくなる前に、せめて。人であるうちに、人間らしいことをしておきたい。生前何も残さなかった。誰も助けられなかったこの不実の虚無に、どうか一点の意義を。小さな背中を手繰り寄せて聞こえてるか分からないけど「気ぃ向いたらまた手伝ってやるよ。」最後まで一緒に…交わした誓いを破る気は無いと言外で告げ、)
 

  • No.1889 by 御影尋  2020-11-29 22:53:42 

>>アンリマユ
(背中に回った腕が重たくて、ぼんやりとこれはこの英霊の重みなのか、殻の重みなのかを考えて、やめた。温かい足先も、暫くは事務処理になってしまうだろう明日も等しく愛しい。カルデアにいる人々や英霊を好ましく思うのは当然のこと、仲間を守るのは当然のこと、「愛していますよ、アンリマユさん」と一言だけ告げて、今度こそ暗闇へ思考を溶かす…最後の日の為に、こんな凡人が貴方を手放せないくらいには愛していた事実を刻んでおこう)

  • No.1890 by アンリマユ  2020-11-30 22:07:53 


御影尋.

───え、
(温まっていたが鼓膜を揺らした声に瞬きを一つ。頬が熱いがきっと子供体温のマスターなんか抱き締めているから熱いのだろう、そうに違いない。一旦体を離してとんでもない爆弾を爆破させておいて処理もせず、1人でさっさと寝てしまった貴女に「寝る前に言い逃げしやがって…覚えてろよ。」ギリリ、と思わず歯軋り。布団の中から聞こえてくる穏やかな寝息が憎らしくも愛おしい。猫のおいたを片しに部屋に戻ろうと思っていたけど、もう少しこの落ち着かない時間を享受することにして、)
 

  • No.1891 by 御影尋  2020-12-01 18:22:46 

>>アンリマユ
(元々眠ることは好きだけれど、深く眠ることは…あまりない。ふわりと意識が浮上した時、見えた影がまだ自分から離れずにいてくれたことに安堵する一方で「…悪夢を、見ましたか?」と布団の影から問いかけて。貴方は悪夢なんか見ないと言うけれど、お互いの過去を見て、それを悪夢だと言わずに何と言うのだろう。知られたくないことだって、あるかもしれない。隙間から、いつも通りわしわしと頭を撫でようと手を伸ばして)

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