見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>アーサー
(今回の周回も無事に終わり一日の大半を解体することに費やしたその日の終わり、マスターからご褒美と称し渡されたお盆の上にはなんとも可愛らしい苺パフェが一つ。小さな器にホイップと果実で彩られたそれを落とさずゆっくりと朧気な足取りで運び席につこうとした直後、己の前に立つ人物が目に入る。これまた大盛りの食事を手にした騎士をぱちくりと見上げれば「すっごく沢山食べるんだね、いいなぁ、私達もおっきくなりたい…」と小さい身体だから仕方の無い要領の少ない己の胃を悲観するように眉を下げた。)
(/ジャック背後の者でございます!宜しく御願い致します。)
>クーフーリン・オルタ
(再び高くなる視界、彼の目線を共有した気分になりこれまたはしゃぎ始めるも連れてこられたのはベットしかない無機質な部屋。「寝ちゃうの?…じゃあ私達も一緒にお昼寝する!」と大きな大きなベットへ飛び乗ってやった、『 寝る子は育つ 』大好きなおかあさんから以前教えてもらったこの言葉通りに大きな彼の巨体の隙間に身を納めるようにしてパタリと寝転がると元気よく足をばたつかせるとにっこりと笑った。)
>御影尋
大好きなおかあさんの命令にふたつ返事で皿を出し袋から取り出したチョコレートを並べていき、ついつい2粒つまみ食いしたのはここだけの話。そして部屋に漂い始めた甘い香りに相手の元へと走りよると任務を遂行したとばかりに敬礼を披露して、「準備完了だよ!…ほわぁ、美味しそう。」完成しコップに注がれていく白いそれをうっとりと見つめると急かすように彼女の服の裾を握りしめ、鼻腔を擽るこのホットミルクはきっとあのチョコレートと合うこと間違いなしだ、我慢しきれないのか熱々のそれを掴もうと手を伸ばしてしまっていた。)
>アンリマユ
「っもう!どうしてそんな意地悪するの…、」
(と目の前の影へ批判の意を訴えてもそれはきっと無意味な事。腰に掛ける獲物で解体しちゃうぞ、と物騒な物言いに変更して頬を膨らませるも相手が真面目に吟味する棚の保存食へと意識は吸い寄せられていった。確かお湯を注ぐだけの簡単食のこれはこの前真夜中におかあさんがこそこそ食べていた事を思い出し、棚奥に並ぶ多種多様のカップ麺と彼を見比べ瞳を輝かせた。「私達もそれ食べてみたい。ね、ね?」と手にした袋はもはや忘れ去り懇願する様に相手へと詰め寄った。)
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