赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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>オリバー
___。(何が不満か、何が不服か。今日も今日とて不愛想な仏頂面を晒しながら偉そうな物腰で王座に佇む。伸ばした足は一人のトランプ兵を足置きにして、肘をついた体制で目の前に立つ数名のメイドを睨む様に見据える。そうして一人の来客者がいるとも思わずに「右から順に、下品な赤いミラーケーキを作った罪、紅茶が熱かった罪、室温調整を怠った罪、あとお前とお前は――ついでに。お前も足の高さが気に入らないからついでだ。全員の首を刎ねろ!今直ぐに!」一つ二つと順番に指をさしていきながら、後半に至っては単なる無茶振り。最後の最後に足置きになっていたトランプ兵を踵の先で小突けば足を床へと降ろし無情たる判定を。ぴしゃり、と言い退けたその命令とは理不尽極まりなく、怯え切ったメイドの表情がこの気紛れな残虐ショーがこの男の気分次第で本当に行われる事を示しており、響き渡る金切る悲鳴とバタバタと戸惑い逃げようとする死刑宣告を受けたメイド達、彼女らを抑え込むのはその矛先が自らに向かないようにと必死である他のメイドやトランプ兵で。彼女や彼らの見目が、赤の城の物と全く持って違うのはその全てが白く、他の色を纏っていない事で。哀れにも捕まった一人のメイドが自らの目の前に抑え込まれると、嫌だ嫌だと繰り返す彼女に対して初めてにっこりと笑みを浮かべ「首を刎ねろ――ッ」ドン、――ゴロン、容赦なく降ろされたのはトランプ兵の持つ斧で、続いて落ちたのは今し方まで死にたくないと懇願していた彼女の頭部。パチパチと拍手を行えば、く、っく、と喉を鳴らすように楽しむ笑い声で隣に並ぶ同じ顔の男へ「良い物を見た、残りはまた後だ。気味が悪い、それを片付けろ」と浮かべた笑いをスウと消して、今まさにこの城内にアリスが迷い込んでいるとは思わずにいて)
(/先日は大変失礼致しました…!もしかすると途中で寝落ちをしてしまうかもしれないのですが、どうぞご容赦頂けると有難いです…!。早速お返事をさせて頂きましたが、絡み辛ければいつでもキャラクターチェンジを行いますので遠慮なくお伝えくださいませ!)
>木暮
遊園地は偶に幾分には良いけど、毎日暮らすには煩すぎる。公園は便利だけど人が多すぎて噂話が煩わしい。森の息吹が聞こえる此処が一番過ごしやすいんだ(草木の香りが先ほどの庭園の様に籠っていないのは、澄み渡る空気が風になりその香りを適度に薄めて運んでくれているからか。鳥の囀り、草木の擦れる音、些細なその音に耳を傾ければ暗に同意を示してから「オッサンは。元のクニでどんな所で過ごしてたんだ」浮かぶ好奇心、自分の知らない世界を知りたいと思うのは本能のそれか。「ヤミイチってのは遊園地みたいに賑やかな場所?それとも公園の出店街みたいに便利な場所?」彼が自分の事を馴染みが無いと思う様に、自分にとっても彼と言う存在は馴染みが無く珍しい。暫しの間森の中を歩きながら、漸く到着したのはログハウスのような木で作られた家で。「そっちは店だから、住むのはこっち。オッサン、他所で仕事しない時はそっちで掃除とかやれよな」遠慮なく彼の背をパシンと叩いてこれまた遠慮のないそんな太々しい申し出を添えて)
(/こんばんは!遅ればせながら明けましておめでとうございます!今年も何卒宜しくお願い致します!。それでは続きよりお返事をさせて頂きます…!お時間が許します迄どうぞ宜しくお願い致します!)
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