赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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(/ご無沙汰しております、ジェリーの背後です。寒い北風が吹き募る今日この頃、丁度仕事が一段落ついたところで久々の募集をお見かけしお声掛けさせて頂いた次第です……!本日は大晦日ですので時折返信が滞ってしまう事と思われますが、お時間の許す限りお相手を努めさせて頂きたく思います。可能であれば前回の続きからライオン様とお話させていただきたく、以下のロルは>>2030に返信する形となります。)
>>ライオン
──、へ……?
( 目が合った瞬間叱責を受ける事と覚悟を決めていたが、気に留める様子もない男は親しみやすい笑顔で手招きを。想定外の反応に拍子抜けしたのか咄嗟に間抜けな声で返事をするも、躊躇いを上回った好奇心に突き動かされ足を踏み出して、スープの入ったいかにも厨房用の大鍋を覗き込み一言、「……美味しそう」と呟くように正直な感想を述べる。更にこちらの返事を待たずして気前良く皿に注がれた出来たてスープを受け取ると、食欲を唆るその香りに思わずゴクリと生唾を飲み込む。勧められた席へ促されるまま腰掛け礼を言う代わりに軽く皿を持ち上げて会釈をしてから遠慮がちに口を付けると、一口喉を通しただけで目を見開いて顔を上げる。「美味い、最高に美味い。あ"あ、ええと、俺が今まで飲んだスープの中で断トツ美味い」軽く衝撃を受けた。ここへ来てからろくな睡眠も取れなければ薬の所為か食欲もなく、食卓に並んだ豪華な食事にも全く手を付けていなかった為、腹の足しにならない少量のスープでも少ない語彙で精一杯美味しさを伝えたくなる程に大変嬉しかった。自信満々にライオンと名乗った彼にコックの肩書きが付くのも料理を一口味わえば納得で尊敬に値する眼差しを向け。彼を見上げる形で向き合えば、温かいスープの入った皿を両手に冷えた指先を暖めながら答えて )
──ああいや、一応城に住まわせてもらってんだけど……来たばっかだし、俺全然外に出ないから。
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