アリスは憂鬱な夢を視る　/　半無登録、指名制　/　NBL　/

＞帽子屋

じゃあ、これは私が洗って返す。いい？（弾けるような笑い声は、落ち着きを取り戻した心に更に高揚感を与えてくれる。相手の腰に当てていた手の片方を、ハンカチを頬へ当ててくれていた手に重ねて尋ねると、そのまま指を絡ませるように緩く握り。「アリス……！！！ありす、ありす、ありす。またその名前だ……！」続けて発せられたその名前は、さっき病院で聞いた幻聴と同じもので。もしかしてこれもまだ幻の中なんじゃないか。そう思うと再びパニックを起こしそうになって声を上げ、思わず握っていた手に力をこめる。けれど、相手の穏やかな声と丁寧な説明、そしてトドメに素晴らしく魅力的な提案をされれば、寄せていた眉根の力をふっと抜いて。「……帽子屋のおうちに行けるの？……行く。行きたい！」この場所へ来て初めて出会ったこんなに優しくて美しい人が、自分の家へ招いてくれるという。暗い場所にぽつんと置かれたような心細さは、一気に明るく楽しい気持ちへと変わっていた。口角を上げて目を細め笑みを作ると、もう片方の手も相手のそれに重ねて、喜びを顕にするようにぴょんぴょんと飛び跳ねて頷き）


（/そろそろ睡魔に瞼を潰されそうなので、本日はこれでお暇しようと思います…！ほんの短い交流ではありましたが、とても楽しかったです！またタイミングが合った時にはお相手して頂けると嬉しいです。寒い日が続きますので、どうぞお体に気をつけてお過ごしください。それでは、おやすみなさいませ）

＞オリヴィア

(/先日はお越し下さりありがとうございました！とても可愛らしく素敵な娘様との交流ができて素敵な時間を過ごすことができました！またお時間が合いましたらいつでもお越しくださいませ！お会いできることを楽しみにしております！)


■　はじめに　/　物語、説明、規約　■
http://alice123.hanagasumi.net/fir.html

■　提供　■
http://alice123.hanagasumi.net/jyuunin.html
※芋虫の変更、新キャラダリアを追加

■　HP　■
http://alice123.hanagasumi.net/index.html


＞お久しぶりの募集となり申し訳御座いません！闇落ちの可能性がある為、ご容赦頂けるアリス様を無制限にて募集受付致します…！お気軽にお声掛け下さいませ！/　交流登録は随時受付



＞本日は芋虫、ダリアを優遇に眠り鼠、オウム、双子、成功アリス、失敗アリス、ジャックが提供可能となっております


※本日スマホからですのでお返事ペースにムラが出てしまうかもしれない、全体的に短くなるかもしれない為どうぞ御容赦下さいませ…！※

当トピを気を掛けて下さっている未だ迷い込んでいない検討中のアリス様も、以前迷い込んでいたけれど都合が悪くキャラリセになってしまったアリス様も、どうぞ遠慮なくお越しくださいませ！お話出来ることを楽しみにしております 。
登録無登録問わずに募集しておりますので、ぜひお気軽にお声掛け下さいませ！

過去使っていたお子様、行き場の無くなってしまったお子様をもう一度生き返らせるのに、ある程度世界観が合っていればこの場をお使い頂いても全然構いません…！
お気軽にご相談くださいませ！

＞赤の女王様

(／ お久しぶりでございます！台風諸々がありましたが主様はお元気でしょうか？体調等崩してませんように…！本日最後の投稿から一ヶ月以上が経過してしまっておりますので、もし問題がないようでしたら登録の続行をお願いしに顔を出させてもらいました。また、もし可能でしたら、ルイスにてダリアさんとお話出来たらなと思います。よろしくお願い致します…！ )

（/こんばんは…！先日はお相手をありがとうございました。こちらこそ、素敵な時間をありがとうございました！もしよろしければ、続きからお相手して頂けたらと思うのですが…構わないでしょうかっ）

＞ルイス

(/お久しぶりで御座います…！引き続き登録をさせて頂きますのでご安心くださいませ！それではぜひ本日も宜しくお願い致します。交流文をお願いしてもよろしいでしょうか…！)


＞オリヴィア
(/こんばんは！お越し下さり有難うございます！又お会い出来てとても嬉しいです…！早速お返事をさせて頂きます！それではどうぞ宜しくお願いいたします！)

(律儀にもハンカチを洗ってくれると言う、なんだかそれ以上遠慮をするのは野暮な気がしてしまい重ねる言葉は飲み込んで「急いでないからいつでも良いよ」と笑って見せて。一瞬、出会った当初のように戸惑いを見せた相手が、取り乱すことなく再度の落ち着きを見せれば小さく息を落として。頭を盾に揺らし承諾を見せれば「アンタが来たいって言うなら喜んで招くよ」赤いルージュをたっぷりに乗せた唇を笑みに持ち上げて、重ねられた彼女の小さく華奢な手を繋ぐように己の指先に力を緩く籠めれば「飽きるまでアタシの家で暮らしていいよ。でもさ、男しかいない花のない暮らしだからアンタが嫌になったらいつでも城暮らしを選んでいいからね。＿＿＿あぁ、あと、ここの植物はみんな悪戯が好きだから、アンタを困らせるんだ。道に迷わされたり転ばされたり。そんな時は帽子屋に言いつけるって言ってやって」空いている手の人差し指を伸ばせばクルクルと回し周囲の薔薇を示して。繋いだ手をひくようにリードしては薔薇園を後にして)

＞ダリア

( 図書館で煙草も吸わず大人しく読書だなんて柄ではないが静かな所に行きたい気分ではある。それに素直に従えば気がついた時には片手で図書館の扉を開けており。ギィ、と金属の擦れる重い音と共に開いた隙間からは天井まで届く高さの本棚と、そこに並ぶ様々な種類の本が見える。あぁ、本当に何がどうして此処で休む事を決めたのか。カツ、カツ、と靴底を神経質に鳴らし通路を進めばそこに見た事のない相手の姿を発見し。「先客が居たか」独り言とも相手に宛てたものともとれる呟きを落としては、本を取る事もなく近くの席に腰を下ろして )


(／ ありがとうございます！図書館に送り込みましたのでお時間が許す限りよろしくお願い致します！ )

＞帽子屋

ふふ、ありがと（此方の申し出を了承してもらうと、嬉しそうに笑みを浮かべ、ハンカチをジャケットのポケットへしまいこみ。結ばれた指に相手からのぬくもりを感じれば、ふっと肩の力を落とし。飽きるまで。これまで、様々な人の家を転々として過ごしてきたけれど、今こうして繋いでいる手の安心感は、自分に”帰る場所”を与えてくれるかもしれない、なんて考えては深く頷き。「いつ飽きるかは分からないけど、暫くはお邪魔する！帽子屋のこと大好きになっちゃったもん！」ぎゅ、と相手の腕にしがみついてそう言うと、自分達を取り囲むように咲く赤い薔薇を眺めながら歩みを進め。「帽子屋が来てくれてホントによかった。私、この子達と仲良くなるのにはまだまだ時間がかかりそう」薔薇園を去る間際まで、蔦を伸ばしたりうねらせたりしている花達に、んべ、と舌を見せ敵対心を剥き出しにしながらそう言うと、さっきと違う景色にほうと声を漏らし。「本当に、さっきまで居た世界とは全然違うみたい。帽子屋はここで生まれたの？」建物の様子も、空気も、何もかもが異なる世界。そんな場所で暮らす相手は、自分と同じように迷い込んだのか、はたまた。腕にしがみついたまま歩きながら、相手の顔を見上げ問いかけて）

＞ルイス

――こんにちは。(扉の開く音、その音が耳に届くと頭に浮かぶのは此処の主。芋虫の存在を頭に浮かべつつ振り返り、そして振り返った先にいた存在がアリスだと分かれば人良さを浮かべる懐っこい笑みで迎え。「此処は図書館だよ。本を持たないで座るのは寂しいんじゃない？」つい、と頭を僅かに傾けて声をかけ)


＞オリヴィア

アタシは――教えたいんだけど覚えてないんだ。でも、もうずーっと此処で過ごしてる(問いかけられた内容を頭の中で繰り返す、そうして浮かばない答えに考えることを放棄すると「昔のことはアタシには遠すぎるんだ」アハハと笑い冗談に変えて肩を少しだけ竦ませて。「此処はおいしいケーキも紅茶もあるし、アンタが望むなら素敵なドレスだってアタシが仕立ててあげる。家にはね素敵な作品を作る芸術家のウサギと一日の殆どを眠って過ごすネズミが住んでるんだ。アンタのことをすぐに気に入ると思う。ウサギは少し嫌な奴だけどね」森の中を歩きながらこれより過ごす我が家について教えて、最後には少々癖のある同居人について言葉を添えて。暫し森の中を歩けば漸く見えてきた一つの邸宅、「外面は良いんだけど中は綺麗とは言えないんだ。アンタみたいに可愛いお嬢ちゃんにはちょっと似合わないかも」ふわり、風に乗って漂う紅茶の香りが中庭でお茶会を開いていることを仄めかし、その香りを楽しみつつ家の扉を開いて。)

＞赤の女王様

(／ 登録アリスの継続をしてもらえたばかりの闇落ち寝落ち大変申し訳ありませんでした！！もしまた機会がありましたら交流してもらえると嬉しいです…！ )

＞ルイス

(/いえいえ！昨夜はお顔を見れただけでも嬉しかったのでお気になさらないで下さいませ！またお時間が会いましたらお話出来ることを楽しみにしております…！)



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＞本日お返事にお時間を頂いてしまうことが予想されますので、新規アリス様若しくはまだ交流が少ないのアリス様の交流受付を3名まで受付致します…！お気軽にお声掛け下さいませ！/　交流登録は随時受付


＞本日は芋虫、ダリアを優遇に全住人が提供可能となっております

※本日もスマホからですのでお返事ペースにムラが出てしまうかもしれない、全体的に短くなるかもしれない為どうぞ御容赦下さいませ…！※

当トピを気を掛けて下さっている未だ迷い込んでいない検討中のアリス様も、以前迷い込んでいたけれど都合が悪くキャラリセになってしまったアリス様も、どうぞ遠慮なくお越しくださいませ！お話出来ることを楽しみにしております 。
登録無登録問わずに募集しておりますので、ぜひお気軽にお声掛け下さいませ！

過去使っていたお子様、行き場の無くなってしまったお子様をもう一度生き返らせるのに、ある程度世界観が合っていればこの場をお使い頂いても全然構いません…！
お気軽にご相談くださいませ！

＞引き続きのんびりと待機しております…！

■　はじめに　/　物語、説明、規約　■
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■　提供　■
http://alice123.hanagasumi.net/jyuunin.html
※芋虫の変更、新キャラダリアを追加

■　HP　■
http://alice123.hanagasumi.net/index.html


＞本日お返事にお時間を頂いてしまうことが予想されますので、交流が少ないアリス様を優遇に久しぶりのアリス様の交流受付を3名まで受付致します…！お気軽にお声掛け下さいませ！/　交流登録は随時受付

＞本日は芋虫、ダリアを優遇に全住人が提供可能となっております


※本日もスマホからですのでお返事ペースにムラが出てしまうかもしれない、全体的に短くなるかもしれない為どうぞ御容赦下さいませ…！※

当トピを気を掛けて下さっている未だ迷い込んでいない検討中のアリス様も、以前迷い込んでいたけれど都合が悪くキャラリセになってしまったアリス様も、どうぞ遠慮なくお越しくださいませ！お話出来ることを楽しみにしております 。
登録無登録問わずに募集しておりますので、ぜひお気軽にお声掛け下さいませ！

過去使っていたお子様、行き場の無くなってしまったお子様をもう一度生き返らせるのに、ある程度世界観が合っていればこの場をお使い頂いても全然構いません…！
お気軽にご相談くださいませ！

＞引き続きのんびりと待機しております…！
お気軽にお声がけ下さいませ！

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■　提供　■
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＞本日お休みなのでのんびりと待機しております！お返事にお時間を頂くことが見込まれるためご容赦頂けるアリス様を無制限にて募集受付致します…！お気軽にお声掛け下さいませ！/　交流登録は随時受付


＞本日は芋虫、ダリアを優遇に眠り鼠、オウム、双子、成功アリス、失敗アリス、ジャックが提供可能となっております


※本日スマホからですのでお返事ペースにムラが出てしまうかもしれない、全体的に短くなるかもしれない為どうぞ御容赦下さいませ…！※

当トピを気を掛けて下さっている未だ迷い込んでいない検討中のアリス様も、以前迷い込んでいたけれど都合が悪くキャラリセになってしまったアリス様も、どうぞ遠慮なくお越しくださいませ！お話出来ることを楽しみにしております 。
登録無登録問わずに募集しておりますので、ぜひお気軽にお声掛け下さいませ！

過去使っていたお子様、行き場の無くなってしまったお子様をもう一度生き返らせるのに、ある程度世界観が合っていればこの場をお使い頂いても全然構いません…！
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指名(初回交流の拾い主)/相性の良さそうな方を選んでいただければ…！

登録、無登録/登録

名前/カトリーヌ・ルフェーブル

年齢/9歳

性別/女

性格/現実のことを夢だと思い込んでいる精神病者。それ以外は無邪気で好奇心旺盛な年頃の女の子だが傍目から見ていてどこか危なっかしい。少しおませさんでその年頃にしては物知り。雰囲気や言動がふわふわとしておりよくお菓子や動物を比喩表現として使い、ゆったりとした語り口。好きな人には一途で依存的で嫉妬することも多い。夢じゃないと強く否定されると動揺してパニックになる。

容姿/135cmで少し痩せ気味の幼児体型。ミルクティー色の髪はゆるく内側にカーブしており、全体的にふんわりとまとまっている。切り揃えられた前髪は眉にかかるくらいで、瞳は少しタレ目で森の木々のような深い緑色。フリルのついた丸襟のブラウスに黒いリボンタイ、瞳に似た深緑のスカートは膝丈で下には黒いタイツと茶色の編み上げブーツを履いている。

備考/火事の時の後遺症で痛覚が全くなく、危なっかしいため精神病棟ではクーラーの調節された部屋に閉じ込められていた。怪我をしても気づけずに放置されて重症化し、倒れることも多々ある。両親も優しく裕福な暮らしだったが火事から一転、親戚の家を前述の痛覚がないせいでたらい回しにされ最終的には精神病棟の隔離室、現実が夢だと思うのもそのときから。なので彼女は今でも起きたら優しい両親とあの暮らしが続けられると信じている。

ロルテ/

( いつもの通り冷たい一人きりの食事を終えて、固いマットに固い枕、薄い毛布に囲まれて寝そべり。ここは夢に違いない、いつになったら醒めるんだろう？夢ならせめてふわふわの羽毛布団に埋もれて眠りたいと思いつつゆっくり瞼を閉じる。その瞬間、ぐらりと平衡感覚がなくなり、ぱちりと目を開けると世界が歪んでいくところで。次に目を開けばそこは真っ赤な薔薇が美しく咲き誇っている庭園の芝生の上。久しぶりの若々しい緑と濃密な花の香りに一瞬戸惑うものの、夢なんだからこんな不思議なこともあるだろう、むしろ今までなかった方がおかしいと理由づけ。薔薇をしばらく見つめて、その棘に手を伸ばす。棘が指を刺しぷつりと血が流れる、が少しも痛みは感じず。これが夢である証拠、定期的にしなければ気が狂いそうになる。…_____この夢はまるで現実のようなのだから。しばらくして流れる血を眺め終えると、ゆっくりと立ち上がって辺りを見回し )


( ／ 前から美しくもどこか仄暗い雰囲気に素敵だなと思いつつ拝見させていただいておりました。此方まだまだ初心者の域を出ず長ロルに慣れていない、遅レスになり気味になると思いますので望み薄ですが参加希望を。大分癖の強い娘になりましたが変更等は可能ですのでお申し付けください！ )

＞カトリーヌ

＿＿＿アリス。(くん、と鼻から吸い込んだ酸素。普段であればむせ返るような強い薔薇の匂いしかしないはずなのに、今日は違う。ほんの僅かではあるが血の香りが混ざっていた。その匂いを辿るように麻袋を抱えた姿で庭園を進む。右に、左に、数度繰り返すように道を進めばようやく見つけたのは少女の姿。反射的にぽつりと呟くと「……、薔薇にいじめられた？」薔薇園の薔薇は悪戯が好き、ここで血の匂いがすると言う事は薔薇の悪戯か、もしくは転んでしまったか。そんな憶測のもとに自らの持ち歩く薬の入った袋を取り出して「怪我の匂い、どこ」言葉足らずながらに心配を浮かばせて彼女のそばに視線を合わせるためか上半身を屈めさせて声をかけて)

(/初めまして、お越し下さり有難うございます…！同じくお返事が遅くなってしまい申し訳ございません！プロフィールの確認をいたしまして不備等見られませんでしたのでどうぞよろしくお願いいたします…！それでは早速ムカデにて交流に向かわせていただきました！もし違う住人がよろしければ遠慮なくお申し付けください！それではどうぞよろしくお願いいたします…！)

>ムカデ

…腕がいっぱい。( ぱちくりと目を瞬かせる。今まで夢の中といっても人、彼のように腕が8、？いや6本あるなんてことはなかった。好奇心がむくむく顔をのぞかせる。彼の呟きも心配にも気がつかず、そばに来てくれた彼に詰め寄り「ねえねえ、あなたって不思議、不思議だわ！どうして腕がそんなにあるの？」夢のよう、今までの夢が現実的すぎたとしてもこれはまるでお伽話のよう。興奮冷めやらぬ心持ちで返答を待つも相手の表情に、は、と我に返り未だ赤の流れる指先を見つめ直せば「ここ。けどね痛くないの」先に聞かれた質問に返し、怪我が見えるよう指の腹を向こうに見せて )


( ／ 返事は此方も遅くなるのでお気になさらず！受け入れてもらえるとは思っていなかったのでとても嬉しく…！此方こそよろしくお願いします！冷静で素敵なムカデさん、是非とも仲良くさせていただきたい所存です…！また、此方の事情により大体9時頃迄しかやりとりができず…申し訳ありませんが闇落ちも多々あるかもしれません。これからよろしくお願いします！ )

＞カトリーヌ

……？？？。腕が多いのは俺がムカデだから、ムカデは腕が多いものだよ。(初見の己を見て怖がり逃げてしまうことは想定内。しかし、まさか真逆な対応を取られるとは思っておらずに意表を突かれた。見てわかる雰囲気にて疑問符を浮かばせるとワンテンポの遅れを見せてからまずは自らの多腕についてを説いて。未だに血を流す指先を見ればその痛ましさとは対照的に本当に痛みを感じていないことが伺えるそのリアクション、それを今度はこちらが不思議に思いつつ「見せてね」とひと声をかけてから小さな手を包むように触れて用意していた傷薬を己の指先のひとつに乗せてから血の浮かぶ指先に塗り「他には無い？」糸のように細い瞳をすうとゆっくり開いてはよりしっかり確認をするように尋ねかけて)

>ムカデ

ムカデさんなの？あなたはムカデの中でも人の形なのね、そっちの方がとっても素敵！( 現実でムカデを見かけたのは一、二回。確かに人間の形はしておらず、もっと小さくて地面を這っていた。目の前の彼は赤色の三つ編みや人よりも多い腕から、ムカデを連想させる。けれども全然違う、違うけど連想させる。それはどこかで見かけた仮装した人々の様で子供心がうずき、かけられた声にコクリと頷けば薬を塗られているうちに、血が流れていない反対の手をそおっと伸ばして彼の腕を触ろうと。ゆっくりゆっくり腕を伸ばし、あとちょっとというところで声がかけられる。気づかれずに触ろうという企ては失敗の様で。「…うん、他はないわ。大丈夫」ぱっと手を後ろに隠しつつ、少し震えた声で返答を )

＞カトリーヌ

(ほかの怪我がないことを確認取ってから表情にこそ出ないが一安心を胸に抱き。「此処は不思議の国だから、元のクニとは違う。＿＿＿不思議の国にようこそアリス」まさか彼女が己の多腕に興味を持っているとは思わずに綴るのは今のこの国についての話で。一本の腕で彼女の頭をぽんと一撫ですると「元のクニには暫く帰れないから、帰るまでの間過ごす場所…赤の城まで案内するね」そのまま治療に使った腕を使って彼女の手を握り屈ませていた体を起こすとゆっくりとした声色でこの国について、どうしてこの国に彼女が連れられてきたのか、アリスと呼ばれるその所以をゆっくりと説きつつ時折邪魔をする薔薇をどかしながら庭園を進んで)