アリスは憂鬱な夢を視る / 半無登録、指名制 / NBL /

アリスは憂鬱な夢を視る / 半無登録、指名制 / NBL /

赤の女王  2018-06-06 13:39:59 
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見知らぬ声がアリスと繰り返す

誘導されるのは、道無き未知へ

最後に助けを呼ぶ声が耳に届き、気づけば見知らぬ場所にいた。



_________________________




■ はじめに / 物語、説明、規約 ■
http://alice123.hanagasumi.net/fir.html

■ 提供 ■
http://alice123.hanagasumi.net/jyuunin.html

■ HP ■
http://alice123.hanagasumi.net/index.html




_________________________



当トピックは再建の場になります。
以前のトピに変わり提供の年齢制限が無くなりました。
また、都度の変更などが有った際に混乱を招かないように設定等の変更は随時特設HPにて行います。

登録のアリスさまに関しまして、登録の際にイメージイラストを載せさせて頂く事が有るかと思います。
イラストや小噺などにお子様を使わないで欲しい等有る場合は前以てお伝え願います。
また、イメージと違う等有る場合も遠慮なく申し出くださいませ!対応を取らせて頂きます。
詳しくは説明ページに纏めています。


_________________________




___暫しご静粛に。



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  • No.1985 by ジェリー・ギブソン  2018-12-15 21:34:23 



>>悪魔
アリス?……俺には到底似合わない可憐な名前、くれてやるって?
(彼が悪態をついた途端畝った薔薇の蔓がこちらへ伸び、その様子はまるで貶した彼を咎める意思が植物にあるみたいだった。そんな不可解な光景を目の当たりにしてしまえば、ここが少なくとも自分の生まれ育った現実世界ではない事は検討がつく。更に、自分自身に大した興味を持たぬ己であっても、唐突に名前を捨てろなどと言われた暁には眉間に皺を寄せ首を捻っても致し方ないと思う。それでも訳の分からない状況下の中初めに出会った彼こそが救世主であると思い込み、ここは一旦大人しく様子を見ようと聞き分けの良い子供のように頷いてみる。「……まあ良いや、この場所のことは俺よりアンタの方が知ってるだろ。"ジェリー"なんて元々気に入ってないんだ、有難く"アリス"になっても良い」この辺りで段々と脳が麻痺して来て、全て夢の中の出来事なのでは、と新たな疑念が浮かぶ。痛みも寒さもいやに鮮明に感じるが、その線はまだかなり有力だった。冷めきった頬に触れた指もまた寒風のせいか氷のように冷たく、身動きの取れぬまま心地好い速さで紡がれる言葉に耳を傾けていた。黙って聞いていれば悪魔だと名乗り出した男の眼を食い入るように見詰めながら、死神なんて馬鹿げた予想もあながち間違いではなかったと。不意に乾いた音を立て叩かれた頬の痺れで我に返る。悪魔の持ちかけた"ゲーム"と称された提案に乗らないという選択肢は己にはなかった。どう足掻こうが自分は知らない土地に置き去りの身なのだから、悪魔だなんて物騒な輩でも彼に従う他術はないことを瞬間に悟って、頬への口付けに若干の戸惑いを見せつつも身動ぎせず一呼吸置いてこう告げて)
──分かった、乗った。要するに知りたきゃそれに見合う行動で示せってコトか。聞きたいことなんて山程あるけど、俺はアンタがどうすりゃ満足すんのかが一番に知りたい。じゃなきゃフェアじゃない、から。

  • No.1986 by 悪魔  2018-12-15 21:52:12 



>ジェリー

初心な生娘じゃないだろ、――それとも箱入り娘?もしそうなら手取り足取り俺好みに。……ま、ジャンキーならそうじゃないだろ(今この状況を他の住人に見付けられればその時点でゲームオーバーになることは明確である。それ程までに彼にとって現状は不平等、理不尽な状況なのだ。ゲームに乗り掛かった、乗らざる得なかった、そんな彼に喉を鳴らして楽しめば煽る様にカマかけを。挙動不審な様、極端に肉の乗らない体つき、縞模様の服。一つ一つは関連無くとも重なれば疑惑の一つくらい頭に浮かぶ。確証なんて無く、野生の勘で後者の言葉を続ければ真相を暴くように真直ぐな視線で数秒射抜き。次には雪のクッションが有るのを良いことに彼の肩口を押し、そのまま覆い被さる様に重なって。唇を開けば食む様に甘噛みをして彼の唇を楽しみ、自らの欲求不満を解消するような一方的の口付けで徐々に深い物へ変え、覆い被さる様についていた手の平が雪の冷たさに耐えきれなければ堪らず舌打ちを。「――、冷たい。」呟きに合わせて被さっていた体を起こせばパッパと雪を払って「寒くてゲーム一つ出来ない。中入ろうぜ」倒した彼を起こすように腕を伸ばして、中である城を顎で示し)

  • No.1987 by ジェリー・ギブソン  2018-12-15 22:40:58 



>>悪魔
──な、んで。
(迷子の身からすればちっとも楽しくなんてないこの状況を何とも愉快そうに喉を鳴らして笑うその様に、口をへの字に曲げながらじいと目を合わせていた。が、己の決して他人に誇れはしない素性を見事に的中させられれば途端に視線を逸らし泳がせ「なんで分かった?俺何も、一言も、言ってないよな」目線の先は態とらしく奥の薔薇園へ投げられパチパチと不自然に瞬きを繰り返す。一歩後ずさろうとしたところで、天地が逆さになり浮遊感に襲われた。深々と積もる雪の絨毯を下にして倒れ込んだ己に覆い被さる悪魔の顔が気が付けば至近距離にあり、抵抗する間もなく今度は唇に口付けが落とされる。薄い生地で縫い合わせただけのちゃちな囚人服では少し触れただけで体温で雪が解けて背中に冷水が染み込むのを感じる。初めて味わう感触に躊躇なく口付けは深くなり、彼が雪を理由にして身体を離すまで停止していた思考回路の詰まりが取れたように寒さ故か微かに震える手で彼の掌を掴み体制を起こすと乱れた呼吸を整え、呆然とした表情のまま手の甲で口元を抑え。喉に突っ変えて出て来ない言葉が声になって発せられたのは彼が爪先を城の方角へ向けた時だった。恐怖とはまた違う、訳の分からない感覚に襲われ混乱した頭のまま、しかし先程乗ったゲームとやらを有利に進めるにあたって、悪魔がこのような身体的接触を快楽とするならばこれを逃す手はないと、相変わらず視線は逸らしたまま問うて)
──俺みたいな男と、こんなことしてアンタは楽しいのかよ。俺は、これからアンタを満足させるために、こうするのが正解だって?

  • No.1988 by 悪魔  2018-12-15 23:28:41 



>ジェリー

(雪だるまを作ることも、雪合戦をすることも無い。素手で雪を触ろうと思う事が先ず無ければこんなにも露骨に雪に触れたのは何年ぶりか。赤く染まっている手をグーパーと繰り返し動かすことで冷たさを緩和させようとし、向けたカマ掛けは正解だった。感想はやっぱり、と言った所か。「悪魔は何でもオミトオシ」勿論そんなことは無い。にい、と企てるような笑みを口元に蓄えながら尤もらしくそんな返事を続け。顔を逸らしたまま、口を拭うかのように抑え込んだ彼の様子を見ればこの後は逃げてしまうだろうと勝手に思っていた。勿論、そう易々と逃がす気は無いのだからどう引き留めるかと言う方向に脳味噌を使う。そう思っていたからこそ、逃げる事が見えない彼の発言が耳に残り、彼にとっては重なる不運か興味を持ってしまった。「いま楽しんだ分の質問?、約束だ。包み隠さず答えるよ。」彼が知りたいのはこんな事じゃ無い。それを知った上で質問枠に当てはめる。やり口が汚いのは腐った性根だからこそ、「答えはイエス。冷えるようなお前の目がどう蕩けるのか、想像するだけで堪らない」くつくつ、と笑いを交えながら肩を震わせ返事の其れを。立ち上がった彼の腰元に手を宛がって、誘導をするように歩みを進めれば気分は満たされる様に上機嫌其の物で。触れた腰は想像していたよりもうんと細くて、余計に心を擽られる。城内へと足を運べば時折すれ違う獣耳の誰彼だったり腕が多く生える誰かに声を掛けられ、当たり障りのない返答を。そして連れ込んだのは自らの過ごす借りの部屋で、「少し大きいけど着れないことは無いでしょ、貸してあげる。貸し一つ」クローゼットを漁ればストックのスーツを取り出して、自らの着るそれの白黒が逆転した物をぽんぽんとベッドの上に投げ置いて「今はクリスマスパーティ期間だから、ちゃんとした格好じゃないと目立つよ。――って言うか、冷たいでしょ」そのまま自身は背凭れを跨ぐように椅子へと座り、背凭れ部分に肘を付きながら着替えシーンを楽しもうと)

  • No.1989 by 悪魔  2018-12-16 12:05:27 



>ジェリー

(/昨夜は遅い時間までお相手頂き有難う御座いました…!男性相手では遠慮のない悪魔だった故に失礼ばかり申し訳ございません…!。またお時間が合いましたらいつでもお越しくださいませ!お話し出来ることを楽しみにしております…!)

  • No.1990 by 名無しさん  2018-12-16 19:49:20 





(/参加希望なのですが、今日はお相手は募集されていませんでしょうか…?)




  • No.1991 by 赤の女王  2018-12-16 21:19:28 




>名無し様
(/せっかく来て頂いたのに申し訳ございません…!、これより募集受付を開始しますのでまたタイミングが合いましたらいつでもお越しくださいませ!興味を持って下さり有難う御座いました!)

  • No.1992 by 赤の女王  2018-12-16 21:22:25 

>お願い
>現在HPにてキャラクターの人気投票を開催中です。

今後の参考の為にご参加して頂けると幸いです!。
また、こういった系統のキャラが欲しい等の簡単なリクエストなども有りましたら是非参考にしたいのでお気軽に「拍手」機能よりコメントを頂けると幸いです。

>これよりのんびりと待機しておりますのでお気軽にお声掛け下さいませ! / 交流登録は随時受付中



お久しぶりの方も、初見の方も、どうぞお気軽にお越しくださいませ!
本日はお休みのためどなたか様にお会いできることを信じてのんびりと待機してみます…!

http://alice123.hanagasumi.net/yuuguu.html
現在、上記属性のアリス様を全力優遇で募集しております!

参加検討の為の相談、希望、質問などの書き込みも大歓迎です。
老若男女問わずに交流可能ですので、お気軽にお声掛け下さいませ。

■ HP ■
http://alice123.hanagasumi.net/index.html
■提供■
http://alice123.hanagasumi.net/jyuunin.html


■クリスマスイベントについて■
http://redrose.nari-kiri.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88
※クリスマスイベント開始です。
アリス様同士の交流が可能となっております。
交流受け付けなくとも自由に絡んで頂いて大丈夫ですので、どうぞ楽しんで下さいませ…!※

  • No.1993 by 名無しさん  2018-12-17 17:45:36 




(/昨日の名無しです。プロフィールを提出したいのですが、アリス候補の家が火災に見舞われるという確定の過去とは別に、過度な重い設定などは萎えに含まれますでしょうか。例えば不慮の事故や不治の病、恋愛絡みのトラウマなど……あまり歓迎されないようでしたら事前にお教え頂けると幸いです!)



  • No.1994 by 赤の女王  2018-12-17 18:24:45 



>名無し様

(/ご質問を有難うございます…!当方、ヒロイン気質と言うのが萎えにあたってしまいまして、余りにも過度な設定は若しかするとお断りしてしまうかもしれません…!とは言え、設定よりもアリス個人としての性格などを優先しますので、詳しくは優遇冷遇を見て頂けると有難いです…!出来る限りは背後様の希望に添えればと思っておりますので…!分かりづらい答えとなってしまい申し訳ございません!。また何かありましたら遠慮なくお声かけ下さいませ!)

  • No.1995 by 名無しさん  2018-12-17 18:33:31 





(/丁寧にお答えいただきありがとうございます!了解致しました。また一つ気になったのですが、日付が切り替わってからは主様が募集のレスをあげられるまでお相手は募集していないという解釈でしょうか…?プロフィール受付や質問は随時受付られていることは承知しているのですが、参加者様の本編の進行としましてはやはり募集のレスがあってからお相手をお願いした方が良いですかね…?分かりづらい文章で申し訳ありません、!)





  • No.1996 by 赤の女王  2018-12-17 18:39:28 



>名無し様

(/基本的には募集受付を行ってから二時間が受付期間となっております…!二時間以上無言の時は若しかすると落ちているかもしれない為、御容赦頂けると幸いです。現在はクリスマスイベントを行っておりますので、イレギュラーとして登録済みのアリス様のみ主の募集受付が無くてもアリス様同士で交流をして頂いて大丈夫と言う形を取らせて貰っています。説明が下手ゆえに分かりづらく申し訳ございません…!基本的な物語進行、恋愛友情は指名制トピですので主と参加者様の一対一という形です。その為、当方がお返事を返せる時でないと交流が出来かねてしまうので募集受付時のみでお願いしております…!)

  • No.1997 by 赤の女王  2018-12-17 19:23:09 



>お願い
>現在HPにてキャラクターの人気投票を開催中です。

今後の参考の為にご参加して頂けると幸いです!。
また、こういった系統のキャラが欲しい等の簡単なリクエストなども有りましたら是非参考にしたいのでお気軽に「拍手」機能よりコメントを頂けると幸いです。


>これよりのんびりと待機しておりますのでお気軽にお声掛け下さいませ! / 交流登録は随時受付中


お久しぶりの方も、初見の方も、どうぞお気軽にお越しくださいませ!
本日はお休みのためどなたか様にお会いできることを信じてのんびりと待機してみます…!

http://alice123.hanagasumi.net/yuuguu.html
現在、上記属性のアリス様を全力優遇で募集しております!

参加検討の為の相談、希望、質問などの書き込みも大歓迎です。
老若男女問わずに交流可能ですので、お気軽にお声掛け下さいませ。

■ HP ■
http://alice123.hanagasumi.net/index.html
■提供■
http://alice123.hanagasumi.net/jyuunin.html


■クリスマスイベントについて■
http://redrose.nari-kiri.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88
※クリスマスイベント開始です。
アリス様同士の交流が可能となっております。
交流受け付けなくとも自由に絡んで頂いて大丈夫ですので、どうぞ楽しんで下さいませ…!※

  • No.1998 by ジェリー・ギブソン  2018-12-17 19:34:33 



>>悪魔[ >>1988

それさえ分かればこっちのモンだ。すぐにでも、寄越す情報が品切れになるぐらいアンタを満足させてみせる。
(この貧相な頭では理解には及ばないが、少しずつ彼の欲する物が読めて来た。乏しい交友関係の中で生きていた己にのって他人を悦ばせる方法ほど難解なことはないと思い悩んでいたが、仮に触れる行為そのものが快感ならば比較的簡単かもしれない。何せ心を通わせるのに時間をかける必要がない訳だ。尤も、未知が溢れる不思議の国とやらで満足のいく情報を全て得るには、一つや二つの質問では到底足りないのだから難しいのに変わりはないが。ともあれいとも簡単に奪われた初めての口付けに取り乱した様子を見せてはただの恥だと、気にしない素振りで威勢よく強がりを被せた宣言を。ただ何となくこれ以上弱みを握られては優勢に立てない気がしたからだ。腰に添えられた手に誘導されるまま立派な城内への門を潜り。目に眩しい煌びやかな装飾に呆気にとられながら歩みを進めるうち豪華絢爛な衣装を身に纏った人外がすれ違う度悪魔に挨拶を寄越す。想像の範疇を優に超える奇妙な空間もどうせ夢かもしれないと思えば興味すら湧いて「悪魔の知り合い?」と猫背気味に隣の彼へ声を潜め尋ねる。彼が数ある扉から迷いなく一つを選びノブを回したその一室にて、彼の着用する物と同じデザインの洒落たスーツがクローゼットから姿を現した途端目を大きく見開いて感嘆の声をあげた。「すげえ……綺麗なスーツだ。これを俺が着て良いのかよ」思わずそれらを手に取ろうとしピタリを動きを止め、後者を遠慮がちに問う。薄汚れた囚人服の代わりにするには高価過ぎるように見える衣装に若干の引け目を感じながらも、彼の言うように濡れた服のままでは流石に不憫だ。「元はと言えば服が濡れたのもアンタのせいなのに、貸しになるのか」つい本音が零れるが満更でもなさそうな表情を浮かべ、小さなホームパーティにすら出席したことのない己が小綺麗なスーツを着こなせる自信はなかったが、ここはお言葉に甘えて着替えようと囚人服に手をかけて )
……悪魔、着替えたいからあっち向いててくれ。

( /先日は早々寝落ちしてしまい申し訳ありませんでした……!とても有意義な時間をありがとうございました、魅力的な悪魔様にジェリーのお相手をしていただけて光栄の極みです!少々手のかかる愚息が何かと面倒を掛けてしまうやもしれませんが、もし宜しければ前回の続きからお相手をお願い出来ればと思います。)

  • No.1999 by 悪魔  2018-12-17 19:51:12 



>ジェリー

パーティに参加するのに囚人服で目立ちたいって言うなら無理強いはしない。――"帽子屋"を見つけたら服が無いことを訴えればアリスの体形に合った服を用意してくれる。それまでは貸してあげる。だから文字通りの貸し一つ(通り過ぎる他の住人に対して尋ねられれば浅い頷きを一つ"知り合いで客人"と暗に自らのカジノに来ている住人だと言う事を仄めかし、最初は業と意地悪を言う様に着替える事を強要するべく選択肢を削る発言を。続けるのは豆知識と言う様に、細身の彼であれば自らのスーツは聊か動き辛いだろうと言う事を想定して付け加え。そして、当たり前のような顔をしてその情景を眺めるだけ。「――……どうして?」にやにや、とした表情は変化を持たずに至って其の儘。「楽しませてくれるんだから、見せつけるくらいして貰わなきゃ」二つの目をスウと意地悪気に細めては依然変わらない体制を保ち、片手だけをするりと伸ばし着替えの続きを促すように"さあ、どうぞ"なんてマイペースな言葉を添え。とは言え、自らが見覚えのないアリスを連れて来たと言うのはあっと言う間に知れ渡ったようで、トントンと数回のノック。扉の向こうに想像が行けばこそ"はあ"とため息を落として「着替えておいて、直ぐ戻る。」と肩を落としてから指示を。廊下へ出ればお節介焼きの優等生、オウムの姿が。ちゃんと品位を持ってアリスにこの国を紹介しろだとか、手を出すなだとか、扉越しに届いているとは気に掛けず真面目な話に対してのらりくらりと逃げるような返事を向けて「あんまり虐めるなだって」肩を竦ませ"虐めて無いのにね"なんて同意を求める言葉を共に部屋へと戻って来て)

(/お越しくださり有難う御座います…!いえいえ、遅い時間でしたのでどうぞお気になさらないで下さいませ!。此方こそ悪魔共々とても楽しいです…!、早速お返事をさせて頂きます!。お時間が許します迄お相手をして頂けると幸いです。どうぞ宜しくお願い致します!)

  • No.2000 by ジェリー・ギブソン  2018-12-17 20:22:41 



>>悪魔
俺が目立って非難されたって、隣にいるアンタが煽りを食うだけじゃないか。
( からかっているのか、他人の困惑した様子が彼にとって愉快で可笑しいものなのか分からないが終始吊り上がったままの口角を見て思惑通り簡単に降参の意を示しては負けな気がして。意地悪な一言に屁理屈で返すも貸しが出来るのは仕方ないと諦める。彼の言う"帽子屋"とやらに会えば全ては解決するのだから、せめてその時までこの不可思議な夢が覚めなければ後少しは楽しめるだろう、と己の心中では無意識に興味が不安を勝り始めた。傍を退く気の無さそうだった悪魔にどう対処しようかと思い悩むところ何者による軽快なノック音が救いの手を差し伸べ、彼が背を向けそれに出向いたのを確認すればすぐさま眼を光らせて衣類に手にかけ。バサバサと次々に小汚い縞模様の服を脱ぎ捨てれば、ベッドより拾い上げたスーツからふわりと漂った良い香りに一瞬着用を躊躇うも、今の隙にと時間が後押しし慣れない不器用な所作でボタンを留めてチャックを閉める。畏まった正装になど触れた事すらなかった為、自分でも拭い切れない違和感には目を瞑る他なく、それでも小さな憧れだった"お洒落"とやらに一歩近付いた自分を見てやろうと全身の映る鏡をきょろきょろ探し。そうこうするうち相も変わらず朗らかな笑みを浮かべたままの彼が踵を返し扉を閉めた。客は当然見覚えない者だったが、聞こうとせずとも耳に入って来た会話の内容が自分を指していた事は先程出会ったばかりの悪魔が己に与えた"アリス"の通称で明らかだった。また扉越しに訪れた客が"アリス"を気遣っていた事にも何となく察しがついた。「……知ってる?虐めだって自覚してないのが一番の虐めなんだぞ」着替えたばかりの姿を見せるのに少々恥じらいを覚え、まだ自分も見ていないのだからとクローゼットの隅に身体を隠し顔だけ出してそう答え)
服、一応着替えてはみたんだけど。アンタに見せる前に先に言っておく。……似合ってなくても笑うなよ。

(/ありがとうございます!今日も同時刻頃に闇落ちしてしまう可能性があります故短い時間ではありますが宜しくお願い致します。/蹴り推奨 )


  • No.2001 by 悪魔  2018-12-17 20:41:08 



>ジェリー

――?(部屋に戻るも抜け殻である囚人服だけで、其れを纏っていた彼の姿が見当たらない。暢気に瞬きを一つ行えば漸く聞こえたその声に合わせて視線を向け、戻されたその発言にくすくす、と楽し気な笑い声を喉を鳴らすように上げて。「約束はしないけど、いつまでも隠れてるつもりじゃないなら出ておいで。」ツイツイ、と手招く様に片手を動かし。現れた彼の姿を瞳に映す、先ほどまでの姿とは違い服装が変わっただけで一気にパーティに相応しくなるから身に纏う物は大事なのだと改めて思い知り、畏まったその姿は矢張り自らの体形に合わせて仕立てたものだからこそ少々大きさが目立っているが、それでも先の服装と比べれば許容範囲だろうと浅い頷きを。先ほどまで自らが座っていた椅子を示せば「アリス、そこに座って。スーツを着るなら髪も纏めなきゃ」美容師ではない為にお世辞にも髪を弄ることは得意ではない。ワックスを用意して手櫛で整える程度に彼の髪に触れれば「――うん、中々良いよ」鋭い眼差しがより際立つクールな印象が表に出る様に、技術が無くとも出来る簡単なサイドアップの姿を作り上げて褒める様に言葉を綴る。「それで、何を知りたい」自らのジャケットのポケットに忍ばせていた小さなコンパクトミラーを開き、彼の姿を確認させるように向けて。そのままミラーを彼の手の内へ落とせばギイと音を立てる様にベッドの上に腰掛けて、足を組めば落ち着きを持ったその雰囲気で漸く本題と言う様に質問を投げかけて)

  • No.2002 by ジェリー・ギブソン  2018-12-17 21:14:27 



>>悪魔
( 約束なんざその場限りの物で、適当に頷かれて後から裏切られるぐらいなら、今の彼が言ったように流して貰える方が此方としてもありがたかった。仮に着飾った衣装が似合っても綺麗だの格好良いだのの褒め言葉は己には不釣り合いなはずだから、と。瞬間的に静まり返った部屋に足を踏み出す音だけが響き、そろりと極端な猫背で姿を見せる。まだ何も言われていないうちから膨れっ面で不機嫌そうな表情を浮かべていたが、誘導されるまま椅子に腰を下ろし身を任せていれば、ここ何年も丁寧に手入れされなかった傷んだ髪を彼は素早く小綺麗な物に仕上げてしまった。振り返った先にある彼の瞳には見違える自分の姿が曲線に歪んで映っている。更に彼が手鏡を開いて見せると、今度は鮮明に色付いて映し出されたその姿に着るもの一つでここまで印象が変わるものかと感心させられる。「やっぱ俺じゃ少し変かな。変だけど多分──嫌いでは、ない」ぼうっと見詰めながら口から零れるように呟いたその言葉に、慌てて首を振り「何でもねぇや」と訂正を入れる。改めて、向き直った悪魔が率先して己の知りたがっていた話題を提示した。椅子に腰掛けたまま数秒の沈黙を置いた後、顔を上げて 連ねて問うのは衝動的に生まれた疑問であり)
──さっきのお客は誰?それから、アンタも言ってた"アリス"って、一体何の事なんだ。俺に何か関係でも?

  • No.2003 by 悪魔  2018-12-17 21:36:41 



>ジェリー

さっきのはオウム。この国の郵便屋、手紙を書いたらベルを鳴らすと今のやつか、若しくはオウムの下に従ってる鳥が集荷に来る。後は鳥に手紙を渡せばそれを届けてくれる、って言う流れ。絵に書いたような真面目なやつだから、俺がアリスを見つけたって聞いて放っておけなかったみたいだよ(どこに連れ回すにも恥ずかしくない仕上がりに密かな満足を得つつ、語るのは尋ねられた男の存在についてで。「デートの誘いならいつでも手紙で受け付けるよ」くす、と小さく笑みを交えながら軽口のように続けて。続いた質問こそ本心たるものだろうか、この国で生きていくための疑問だろう内容に一拍二拍と間を置いてから「ここは不思議の国だって言ったでしょ。不思議の国は赤の女王って言う存在が纏めてて、赤の女王が居なくなったら成り立たない。なのに、今の赤の女王はいつ死んじゃうか分からない病気に侵されてて、伴ってこの国がいつまで続くかも分からない状態なんだ。困るでしょ、そう。困るんだ。赤の女王が無くなって国が無くなるなら、次の赤の女王を見つければいい。変わりは他所のクニから来た誰かって言うのがルール、他所から来た女王候補を俺たちは″アリス″と呼ぶ。」作った沈黙を切り開く時にはマイペースな雰囲気は取り戻し、まるで絵本でも読み聞かすような抑揚で言葉を綴り。一層笑みを強ませると「___そんなアリスの一人、だぁれだ」答えずとも決まっているその答えを仄めかしながら、首を伸ばすように頭を傾けて。「さっきの優等生は女王候補相手に失礼を働くなって注意に来た。……でもまだ女王じゃないんだし、アリスのまま終わるかもしれないんだから味見くらい良いのにね」ぶつり、と文句のように呟きをひとつ。どうやらメンタルが強いとは言えないだろう彼がこの現状をどう受け止めるのか、とそれを見逃さぬよう真っ直ぐに視線を向けて)

  • No.2004 by ジェリー・ギブソン  2018-12-17 22:09:27 



>>悪魔
( 生まれて初めて耳にする御伽噺に夢中になる幼子の様に、気が付けば彼の話に釘付けだった。一言一言が脳を侵食していくみたいに不思議な感覚に捕らわれる。彼が何か言葉を発する度に夢だと笑い飛ばせそうだった"不思議の国"の存在が確かな物に近付いて信憑性が増していくのが分かる。それにしたって今の話が紛れもない事実なら、自分には少し荷が重過ぎるのではないか。この国の規模も決して今にも滅びそうな程小さな訳では無さそうだ、一国の指揮を執る役職に就く人物と言うのは、それなりに国民から信頼を得た上で成り立つ物ではないのか。金魚宛ら僅かに開いた口をパクパクさせるばかりで訊きたい事が中々声にならず、拳を口元に宛てがい咳払いをした後発した声はやはり掠れていた。「──俺は、一国の王を名乗れるような人物じゃない」飛び出した言葉は本当に伝えたい事とはまるで裏腹で、取り返しが付かないまま眉を潜め話を続ける。「立派な犯罪者だ。それを自覚してる。今だってクスリがなきゃ正気を保てなくなる時がある。この庭園で目が覚めた時、腹癒せにあんなに綺麗な薔薇を手折ろうとした。この国の美しい薔薇を。悪魔だ何だと言ったってアンタだって嫌だろ、こんな」一息にそこまで言いかけた所で喉が詰まって噎せてしまった。彼が言うには"アリス"はあくまでも次期赤の女王"候補"であり、その存在は恐らく義務化されてはいない。選ぶ権利を誰が有するのかは知らないが己が否定し続ければ何事もなく元いた故郷へ帰れるかも知れないと考えた。考えたのだが、そこで一つ新たな疑念が生じた。"アリス"と言う名の思いの外大きな役割を受け持ったこの国から逃げ出す事ばかりに神経を使っていたが、気が付いてしまったのだ。故郷など名ばかりの、あの地獄に帰りたくはないと。「……俺が変われば、"アリス"で居ても良いのか」今度は逸らしてばかりだった視線を対面する者へ、俯きがちな顔に影を落としたまま睨み付ける様な形で彼の瞳を見据えて、しかし先程とは打って変わった声色はまるでここに居させてくれと懇願するかのようで)

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