匿名 2018-06-05 23:32:38 |
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( 教えた遣り方で掃除をする姿を見ると、確りと出来ているので此方もテキパキと終わらせて。真新しい藁を敷き詰めると最初よりも大分綺麗な感じになり、これで気持ち良く過ごせるだろうと内心思えば彼の方に身体を向けて「最後は馬房に戻して水と餌やりを教えるね」とこれで馬の世話を一通り教えた事になるので、言葉通りに再度馬を馬房へと戻していった後説明も添えて其々の桶の中に水と餌を入れて見せ )
(馬房も綺麗になれば、これで馬たちも満足するだろうと思い。後は馬を戻し水と餌やりだけの様で、外で待っていた馬たちを再び馬房に戻してやり。綺麗になった馬房に喜んでいるのか、どこか上機嫌にしているのを見てはこちらも微笑んで。それから説明を受けながら水と餌をやり、これで終わりかと思えば息をついて「こうして馬の世話をするんだな、こいつらも嬉しそうだ」とそう言って)
お疲れ様。
( 無事に馬当番を終了し、彼の方へ視線向け一連の流れにも問題無くついて来れた為先ずは笑顔と共に労いの言葉を掛けて。馬を眺めつつ世話の感想を言う横顔を見た後、同じ対象へ目線を遣ると返事を返す様に「うん、そうだね。お世話って大変でしょ? …でもね、慣れてきたら段々楽しくなってくるよ」と語り始め乍も何時もの様に " 戦の時は協力頼むよ? " とぽんぽん、頭を撫でて遣り )
燭台切もご苦労だったな。これで馬当番もできる。
(馬の世話をするのは存外体力も使うようで、丁度いい疲労感を感じながら何から何までわかりやすく教えてくれた彼に労いと感謝の言葉を述べて。とりあえずは自身に出来る事も増え、これで少しは本丸の役に立てるだろうかと考えており)
じゃあ道具を片付けようか
( 此方にも労いと感謝の言葉を貰い受け取ると、後は片付けが残っており上記を述べては手分けして持ってきた道具を倉庫へと運んで行き。タオル以外を元の場所に直し終え、ふぅと小さな溜息を漏らした後「この後は何も予定は無い筈だから、部屋で休んでいてもいいよ」と玄関先に向かいながら話して )
(手分けして馬当番で使った道具も全て片付け終えると、どうやら今度こそ終わったようで。この後の予定は特に無いらしく、それならば部屋で過ごすことにしようかと思い本丸に戻ると彼に礼を述べて部屋へと向かい)
( 玄関で一旦長谷部と別れ、休憩を挟む前よりも先に使用したタオルを洗いに再び外へと出て。大きな丸型のタライに水を溜めつつ、綺麗にタオルを洗い終えると洗濯物を干してある物干し竿に干して。其れから身の回りで何か手伝える事は無いかと非番の者達に問うも、特に無い様で厨に行きお茶等を用意した上で改めて彼の部屋に訪れては「…長谷部くん。入ってもいいかな?」と襖越しに声掛けて )
燭台切か、入っても構わんぞ。
(自室に向かう前に以前書庫があった事を聞いていたことを思い出しては、何か自身でも読めるようなものは無いだろうかと立ち寄り、幾つか気になるようなものを借りてきては黙々とそれを読んでいて。そうしていると、襖越しに聞き慣れた声がしては読んでいた本を閉じ入室の許可をして)
ありがとう、失礼するね。
( 入室の許可を得ると一言言葉を添え静かに襖を開け中に入り、後ろ手で閉めては彼の近くに正座して。己の横にお盆を置くと視線の先には幾つかの本を見付け、流れる様に再度彼の方に目線戻し「…あっ、読書の邪魔だったよね」と申し訳無さそうに眉を下げ )
いや、気にしなくていい。
(彼が来るとは何か用でもあるのだろうかと思えばお茶を持ってきたようで。まさか読者の邪魔をしたのではと申し訳なさそうにする彼を見ては首を振ってそこまで気にしなくていいとそう言って)
そっか…、それならいいんだけど。
( 眉を下げた侭軽く笑みを作り、内心ほっと安堵すれば昼餉まで未だ時間がある為に会話を通じて少しでも彼と仲良くなりたいのか、話題作りにと「何の本を読んでたんだい?」と数冊の本を見付けた時に気になった事を問い乍も一つのコップを彼の目の前に置いて )
これか?ばぐ、について書かれたものだ。俺のこの容姿もそのひとつでは無いかと主が仰っていたからな。なにか大きな不具合があったら困ると思って読んでいたのだが…全く分からん、恐らく前例が無いのかも知れんな。
(コップを受け取り礼を述べ一口飲んでいると、どうやら彼は何の本を読んでいたのか気になったようで尋ねられると、彼の目の前にその本を数冊置いて本の内容を説明して。自身に起きている事でもある為に知っておこうと思っていたもののそのような事はどれにも書かれておらず困った様に眉を下げていて)
本当だね…、君の身に起きた事は一寸特殊なのかも。
( 彼の話に耳を傾けつつも目の前に置かれた数冊の本の内、一冊を手に取りペラペラと頁を捲り乍ずらりとバグの内容が記されており。然し、彼の言った通りで肝心の大事な部分は一切書かれておらずそっと本を閉じて。此の様な事は初めてで己自身も何が原因なのかも当然分からず、うーんと困り顔を浮かべるも「…もう一度、主に聞けば何か分かるかなぁ」とぽつり呟き )
それで分かればいいが…
(この本丸の主はとても優しい方だ。きっと何かと原因を調べてくれるだろう、だがもしそれを良しとしない者に知られた時自身はどうなるのだろうか、と僅かに不安もあるようで。だからと言って悩んだままでいるのは自身の性格上気に食わないようで「…主にもまた聞いてみる事にしよう」と続けて)
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