パン屋の青年 2018-06-03 10:26:19 |
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そうだね…、ってばか、! 服着てってば!、
( 止まない雨に、明日まで続くんだろうか、それとも朝にはすっかり晴れるんだろうかと考えていて。雨ならきっと客も少ないだろうし、それなら出張の分を多めに持っていって売ってもらう方が、なんてぼーっと外を見ているようであるが頭の中は店のことばかり。 時間が経って後ろから声が聞こえれば、窓に映る相手の姿を見て返事をするも、朝のように上半身に何も身につけていない状態でいて思わず振り向いてしまう。振り向いてしまったことで余計に近くに相手の体があって、顔が熱を持ち、視線を泳がせた後また窓の外に視線を戻す。 こればっかりはいつになっても慣れず、相手を男性だと意識してしまっていて。 )
( / そうですね、この前出してくださった案の中だと、次は魔物かなにかに襲われるのが良いかなと…! クレアが、昔に魔物に遭い怖い思いをした過去があってもいいかなーと思っています。 )
だって暑いし
(こちらの言葉に反応して同意をするよう頷く相手だが、どうやらこちらの格好に気づいたらしく慌てふためき始め。タオルを首にかけて余熱によってじんわりと浮かぶ汗を拭き取りながら上記を気だるそうに述べて。「明日はそんなに焼かなくていいかなー…」と、この勢いのまま朝まで雨が降り続ければお客もあまり来ないだろうと思い、ふと呟いた途端、窓から稲光が差し込み、その後すぐに「ピシャッ!」と落雷の轟音が鳴り響き。)
(/なるほど、トラウマのところをこちらのキャラが助けると言った感じですね!了解しました!頃合いを見てイベントを発生させますね!)
もう…。…そうだね、すごい雨だし水たまりも、ッひゃ、!
( 暑いしじゃないわよ、と言いたいところだが、汗を拭いているようだし暑いなら、なんて思うが、そんなに見せられては心臓がもたないとも言いたい。どちらとも言えずにただ呆れたように息を吐いて。 飲みきったカップをテーブルに置き、明日のことについて耳に入れば、肯定しどうするか相談しようかと思い相手の方を向いたところで、突然すぐ近くに落ちたのか、雷の光と音とが響いて。 驚きと少しの怖さで声をあげると、思わず近くにいた相手の腕にぎゅっと捕まると目をつぶり顔を埋める。 ごろごろ、とまだ音が響くなか、恐る恐る顔を上げて外を見上げ、嫌な天気、と思っていると、自分が相手の腕に抱きついていることに気付きしどろもどろすると、ごめん、と離れようとし。 )
( / トラウマがあると分かっているからこそ助けてくれた時距離が縮まるかなと。 よろしくお願いします!、 / 蹴り可 )
うお…っ、近いな…
(こちらの言葉に反応して、肯定しようかする相手の言葉を遮るように突然ピカッと光り。そのあとすぐに轟音が鳴り響けばその音の大きさと速さにこちらも少し驚いたようにピクッと反応してしまい、上記のように呟いて。すると、なにか腕に掴まれるような感触がありそちらを見ればこちらの腕に抱きついている相手がおり。そういえば相手は雷が苦手だったなと昔を思い出せば腕に当たる柔らかい感触に顔を赤くしてしまい。こちらと同じようにしどろもどろになりながら腕から離れようとすると「…怖いならこのままでいいよ…」と、こちらも恥ずかしいのは恥ずかしいが、雷嫌いの相手を気遣うように頬を赤らめながらそう言って。)
怖く、…ない、 びっくりしただけ、
( 小さい頃よりは雷の怖さは無くなってはいるが、やはり急にくると驚くもので。 もう子供でもないのに誰かに縋るなんて恥ずかしさもあり、もう雷に驚かされた心臓の高鳴りは収まっていてもいいはずなのに、なぜか雷が落ちる前より鼓動がうるさい気が。触れているのが相手の素肌だと気付くともっと顔の温度が高くなり、怖いならこのままで、と言われて、怖くないけどまだこのままでいたいと思うと余計に赤くなる顔を隠したくて、相手の腕から離れないまま顔を埋める。 )
そっか…俺もビックリしたよ。
(怖いのではなくてビックリしただけ。そう言う相手に呟けば、驚いたのは相手だけではなく自分もだと苦笑いして相手を気遣って安心させようとして。怖いのならこのままでと言うと本当にこのままこちらの腕に抱きついてきて、その緊張からか体に力が入り。本当に抱きついてくるとはおもわず、かといってたったままでいるのもなんだと思い、相手の隣に座れば正面から相手を抱きしめて、雷による恐怖から安心させようとして。)
…!、…こんなこと、いつ覚えたの、
( 相手が隣に座ったかと思えば、このままでは真っ赤な顔が見られてしまうかも、と危惧するも、相手の腕の中におさまれば、相手のその行動に驚いて。怖がっている人を抱きしめるなんて、そんなこといつだれに教わったんだと文句をたくさんいいたいところだが、鼓動の音がうるさくて、ぼそぼそといつ覚えたかぐらいしか聞けなくて。 まだ温かい素肌に触れ、温もりで包み込まれれば心臓の音はうるさいが、でも安心したように身を預けて。 なんだか今日は甘やかしてくれるなぁ、と思い、このままもう少し甘えてしまおうかと頬をすり、とすり寄せて。 )
…別に?ただ、こうしたいから…こうしてあげたかったからかな…?
(自分の腕の中で何かぼそぼそと聞いてくる相手に、首を傾げて。こんなこと誰にも教えられるはずがなく、何を言いだすんだと思いながら上記を述べて。ただ、目の前の怖がる相手を安心させたかった。この行動は相手を思いやっての行動だと言えば、しかしいざやってみると少し恥ずかしいものだと今更思い、鼓動が早まり。胸の中にいる相手に聞こえやしないだろうか。身を預けながら頬をすり寄せる相手にどうか聞こえないようにと祈りながら相手の背中に手を回して片方は相手を抱き寄せ、片方の手は背中を撫でてあげて。)
…他の人にも、するの?、 こういうこと。
( 抱きしめたいから抱きしめた、なんて真っ向から言うなんて天然にもほどがある、と高鳴る鼓動がうるさい。どうか相手に聞こえませんように、と願うばかり。抱きしめたいと思ったのは、自分だからなのだろうか、それとも女性だからなのだろうか。 色々と悶々と考えるも、聞くのは一番だと思えば口を開き、問いかけて。 抱き寄せられれば、より密着して体温を感じ、行き場をなくした手をおずおずと相手の背中に回して、緩く抱きしめ返す。なんだか満たされている気がして、雨がずっと降っていてもいいとさえも思って。 )
…求めてる人がいたらするかも。
(自分以外にもこういうことはするのか。そう聞かれても、女性を抱きしめたのは初めてだ。どう答えるかしばらく悩んでは上記のように、自分のためではなく困っている人のためにはやるとそう言って。「でも、クレアだからできたのかも。他の人にやってって言われてもできるかわからないや。」と、幼馴染の女性だからこそ遠慮なしにできたのかもしれないと、あわや相手のことを女性として意識していないと受け取られそうなことを口走ってしまい。こちらの背中に相手が手を伸ばしくると、先程の甘えたい時は甘えさせてという言葉を思い出し、ここは相手を支えるべきだろうなと思い、そのままじっと相手のことを抱きしめては「クレアって暖かいな。」と、こうやって密着していると相手の優しい体温がじんわりと伝わってくることを耳元で囁いて。)
…そう、だよね、…私だから、か。そっか。
( 最初に返ってきた答えは、自分がどこかで期待していた言葉ではなくって、でもやっぱり相手らしくて、なんだかやるせない気持ちで。期待しちゃって、ばかみたいと思うが、続いた相手の言葉に、ちょっと優越感を感じ、今は幼馴染なんだからこれで十分、と自分を納得させて。 )
…レインは、ちょっと冷えてきてる。ほら、入って。
( 外では雨の音が大きいが、2人きりでいるここは静かで、余計に相手の声変わりをしてから低くなった相手の声が頭に響いて。 なんだかそれをくすぐったく感じていると、相手は未だ上の服を着ていないままで、少し冷えている気がして。自分の肩にかかっている毛布を伸ばして一緒に毛布にくるまって。 )
うん、クレアだからかな。
(なにか納得するような相手の言葉に自分もなぜか同じように納得して。おそらく、こうやって抱きしめたのは自分でも何故かわからなかったからだろう。怖がっていた相手を安心させるため、相手のため、そういうことにしておこうと、無理やり自分を納得させて。)
…ん、確かにそうかも。
(いくら日頃が暖かくなったとは言え、雨によって空気が冷えた夜ではズボン一枚では厳しいのかもしれない。そこで相手が肩にかけていた毛布をこちらにもかけて一緒にくるまると「ありがとう。」と、耳元で囁けばもっと毛布がかかりやすくなるよう相手と密着して。しかし、このまま座っているとお互いの体温を感じながらそのまま寝てしまいそうで。そうなる前に床につこうと相手を抱き上げ、自分の寝室へと向かい、ベッドに優しく下ろして。)
せっかくあったまったのに冷やしちゃだめだよ。 …どういたしまして、って、ッえ、待って、重いって…!、
( 毛布に一緒にくるまったことで余計に相手との距離が縮まり、視線のやりどころがなくて下に逸らして。ただでさえ肌の距離が近いというのに、更に相手に抱き寄せられては密着し、まるでこれは恋人同士みたい、と考えるとまた鼓動が早くなって。 そろそろ眠くなってきた、と思ってそれを伝える前に、なぜか急にふわっと体が浮いて、数秒後に自分が相手に抱き上げられていることがわかると、戸惑って。 暴れてしまっては落ちるかもと相手の首に抱きつくも、顔が近くなり恥ずかしさで俯く。どこに行くのかと思えば相手の寝室で、ベッドに降ろされると、 「 あ、ありがと、 」 と一応礼を言って。 )
軽いよ。そろそろ眠そうだから、もう寝よう。
(こちらが抱き上げれば、重いのではと戸惑ってはしっかりとこちらにくっついて顔が近づいた相手に微笑みながら上記を言って。普段の力仕事で鍛えられているため、相手を抱き上げることは何事もなく、決して重くないと言って。こちらの腕の中で眠そうにこっくりこっくりと頭が揺れている相手に気づき、ここで寝るのは辛いだろう。相手が眠ってしまう前にベッドに運べば、自分もベッドに横たわり「ふあ〜…」と、1つあくびをしてはこちらも寝ようとして。)
そ、そう?、 ならいいけど…、 …なんだか昔みたいだね。…おやすみ。
( 毎日仕事はしているが、でもまかないは美味しいし家で食べる食事も美味しいので、たまに食べすぎることもあるので軽さに自信はなく、きっと相手が力持ちな上にお世辞を言ってくれているんだなと認識して。ベッド横たわる相手を見て、相手の為に少し体をずらして横たわって。相手の方へ寝返りを打つと、昔はこうして一緒に寝たことを思い出しては緩く笑って。眠気はだんだんと襲ってきて、閉じかけのまぶたを開けながら、おやすみと告げ眠りに入って。 )
ま、ちょっと白身がついてるみたいだけど。
(相手を抱き上げていると、自分にとっては確かに軽く感じる。しかし、やはり相手は女性らしく、少しの脂肪はついていると茶化しながら相手の柔らかい二の腕をぷにっとつまんで。相手とともに横たわるとまるで昔のようだと呟く相手にそうだなと返して。幼い頃は親同士の親交もあり、よくお泊りなどしていて、その度に同じベッドで寝ていた。しかし、心も体も成長したいま、昔の頃を思い出すが今はなんだかおかしな気分だと呟けば相手を雷から守るように抱きしめ、自分も目を瞑って眠りに入り。)
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