助手 2018-05-23 21:25:11 |
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__、はっ、ぁ……ジョ、ン…___君の診断は、正しい。君が近くにいると僕の脈拍は乱れて悪化し、君に押し倒されて乱暴な欲をぶつけられても…僕は気持ちが昂っていた、自分のコントロールを失って死にそうな程に。だから治療が必要だ、君が医者なら僕を治療するべきだ。僕に必要なのはこんな飴じゃない、僕は子供じゃない。別のものが必要だ…分かるだろ、ジョン
(ジョンの耳から聴診器が外されると、ようやくうまく息ができるようになった気がして荒い息を吐いた。気がつけばジョンは先程の外面の良い医者へと戻っていて、手には飴が握らされている。だがまだ頭はぼんやりとして頬にキスされた箇所がじわりと熱い。ジョンは勝手に自分の欲をぶつけておいて勝手にそれを終わらそうとしている。理不尽がすぎると思うが、それはいつも自分がやっていることだと探偵は気付かない。とにかく、もう思考回路はぐちゃぐちゃで、それでいて足りない。今日はまだジョンが221Bに帰って来ない。こんな状態で1人あのフラットにいるなんて無理だ。飴をベッドの隅におき、体を起こしたジョンの背中に手を回すと逃がさないように力を込めてこちらに引き寄せ、再度自分の上に乗せた。ジョンが整えた白衣が再び乱れる。まだ逃がさないと熱の篭った視線を注ぎながら背中に回した手で白衣を強く握った。自分の欲望でジョンの清潔でシワのない白衣を汚していくようだった)
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