助手 2018-05-23 21:25:11 |
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……ジョン?
(ジョンが発した声はシャーロックの耳には届かないほど小さな声だった。しかし聞こえないはずの声にシャーロックは反応してジョンの部屋の方をみる。嫌な予感、というものがシャーロックの胸を占める。シーツを引きずりながらジョンの部屋へと入ると今度は視覚から違和感がやってきた。ジョンの様子がおかしい。早足でかけよりジョンの顔色をみた瞬間に体に緊張が走った。ジョンが苦しそうな顔をしている、咄嗟にジョンの額に手をあてた)
異常な体温、掠れた呼吸、唇は乾いていて目は窪みがち…風邪の症状だ。ジョン、大丈夫か?
(不安に押し潰されそうな顔を浮かべながら素早くジョンの様子を観察する。どうやら何か重大な病気にかかっているわけではなさそうだが、重い風邪であることには違いない。ジョンの額をゆっくり撫でながら意識を確認するために名前を呼んで)
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