坊っちゃま 2018-05-12 23:43:08 |
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あ、おはよう。ヘンリエッタ。
( 小突かれた扉から部屋の中に響く音。慌てて叩いた頬から手を離せば、パタパタと扉へと駆け寄り開けた。美しく佇む愛おしい姿に自然とふにゃりと柔んだ笑顔を,向けながら挨拶をしよう。カートに乗せられた彩り豊かで、実に美味しそうな朝食達を見ては、彼女のこちらに対する気遣いがよく分かる。きっと鉄分の不足を補う為であろう、愛されているからとは言え、本当に自分には勿体ないメイドである。しかも紅茶まであるではないか、頭が上がらない。とは言え、今日はあまりゆっくりしている暇はない。年に一度の祭典、フェスタ・ディ・フィオーリ(花の祭典)の日だ。この国中にある様々な花達がこの町に全て集まる祭典。戦争終結と平和を願って作られたらしく、その日は国外からも人々が訪れる位には有名なようだ。僕自身は小さい頃に祖母と一度だけ行ったきりであまりハッキリとした記憶はないが、とても華やかで異世界と言うならこんな場所に行きたいと思わせるほどだった。彼女を中へと入れては、椅子に腰掛けウキウキとした笑顔で、)
今日は忙しい一日になるね、ヘンリエッタ。
( と、心境を語った。これが、思いもよらぬ事態を引き起こすとも知らずに。)
( またまたお待たせしてしまいました。申し訳ございません。気付くのも遅かったです、とりあえず記述した通りで、花の祭典という事で各国から色々な人々が集まるが故に、その中に敵が潜んでいると言う展開にしていきたいと思いますが、そこまで早い展開で敵が現れるような事はございません。ぶっちゃけもう少しイチャイチャしたいのが本音なのであまり無理矢理な感じにならないようにしながら敵は出すようにします。よろしくお願い致します。
何か不明な点があればご質問ください。)
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