坊っちゃま 2018-05-12 23:43:08 |
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はい、畏まりました。
お部屋までは私が運びますから、お部屋で一緒に飾りつけをしましょう。
(自らの提案を主人が一つ返事で頷いてくれては寒い屋外ではなく暖かく安全の守られた室内に、自分が主人を閉じ込めている屋敷の中で事が済むと言うことに何よりも安堵してしまう。クリスマス、そんなものは人間たちの戯れに過ぎないとずっと考えていた、けれど主人が喜ぶのなら、その瞳に自分だけを映し共に過ごせるのならばクリスマスでも何でも構わない、そう考えながらこれからは行事の知識も身に付けようと心に誓い。己の嫉妬心からの行動に顔を赤く染めて可愛らしい表情を浮かべる姿についもっと触れたくなってしまう。けれどこれ以上はいけない、万が一にも街人に愛らしい主人の姿を見られてしまっては自分を止められる自信がないと断言できてしまうと己を制して)
……はい、とても眩しく綺麗ですね…っ
(そっと自分の手を引き歩き出す主人、自分よりも前を歩かれてしまえばその表情を伺い知ることは出来ずに寂しさを覚える。
この瞳には常に主人の姿を映していたいのにと日に日に増していく主人への気持ちは想いが通じたことにより加速しているように感じる。振り向いてほしい、その瞳に自分の姿を映してほしい。そう望んだ瞬間に振り返ってくる主人の姿、そのキラキラと星々のような瞳に吸い込まれる様に一瞬言葉を失ってしまう。けれどとても綺麗なその瞳に映り込む装飾に息を飲んではとても眩しく綺麗だと笑顔を浮かべて。その後買い物を、日常品も含み済ませては主人と共に屋敷に帰っていき)
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