坊っちゃま 2018-05-12 23:43:08 |
通報 |
そうですね。
坊ちゃまのお部屋はとてもお綺麗ですが、少し寂しさもありますからクリスマスらしく飾り付けることにしましょうか
小さなツリーなど置いてみては如何でしょうか?
(吸血鬼故にあまり寒さを感じはしないものの主人の横を歩くに相応しいよう、街人から人外と悟られぬようにガウンコートを羽織りマフラーを首へと巻き共に屋敷から出ていく。ウキウキと楽しそうに隣を歩く主人の姿に笑みを浮かべるもののそれが自分と二人で出掛けていることよりも、クリスマスにより彩られた街の様子や久しぶりの外出、街に向かえることによるものだと考えてしまえば心には妬みの感情が沸々と芽生え初めて。何とか屋敷の装飾の話に気を逸らしては主人の部屋を飾り付けられる喜びに思わず笑みを溢すものの。極めつけには老人であり男性ではあるものの己よりも下等と見下す種族である人間と親しげに話す主人の様子に思わず手にぐっと力が籠る。けれどこんなことではいけない、今日は目一杯主人に下界を楽しんでもらわなくては、例え下等であり主人に触れることすら、目に写す価値すらない人間であっても自分よりもずっと主人に近い同じ人間という種族なのだからと、種族の違いによる劣等感や苦しむ主人に対し何も出来ない己の無力さから己の醜い嫉妬心を決して悟られてはならないと固く誓っては、人間の老人が作り先ほどまで触れていた眼帯を身に付けた主人に視線を移してはそっと優しくふわりとした笑みを浮かべては、まるで人間が触れていたことを消毒するかのようにそっと眼帯に触れて口付けを落とす。街中故に人目もあるかもしれないことを考えずに行動に出てしまったが気にした様子もなく大変よくお似合いですよ。と一言眼帯姿の主人に告げては次の目的地を思案し。
久方振りの街、きっと主人は街人達に会いたいのかもしれない、自分がメイドとして働き初めてからは本当に一切の外出を絶たせてしまっていた。これは無力な自分への罰だと、少しでも主人だけを苦しめぬよう自分も苦痛を求めるべきだと考えては街中を彩る装飾は勿論綺麗だが、きっと中央広場の装飾はもっと素晴らしいことだろうと考えては広場に向かうことを提案して)
……でしたら、身体が冷えきってしまう前に中央広場の装飾を眺めるのは如何でしょうか?
噴水もありますから光が水に反射してとても綺麗だと思うのです。
(金曜日までに、と言っておきながら日曜日になってしまい大変申し訳ありません。
リアルの方も落ち着き無事年末の休暇にはいることが出来たため返信することができました。
宜しければまたお相手頂けると嬉しく思います。)
トピック検索 |