VIVID COLOR PARADE【3L】 

 VIVID COLOR PARADE【3L】 

◆  2018-04-03 00:00:02 
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    ✧✦ VIVID COLOR PARADE ✦✧       


 Run, jump, step and dance on the canvas.
    Dye the world in your color.


       TABLE OF CONTENTS

     >01 INTRODUCTION / RULE
     >02 COLOR CHART / PF
     >03 HOUSE / NPC


    【!】芸術家/シェアハウス/3L



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  • No.201 by Noah MacNeil  2018-05-27 22:26:38 



>Jack

っあ、ありがとうジャック……! …ご、ごめんね、俺が助けるつもりだったのに…。

(愛犬からの強襲を受け目を白黒させていたが、彼の機転に助けられてはよろよろと起き上がり、さんざ舐められ顔にベッタリと付着した涎を服の袖で拭って。尻尾をちぎれんばかりに振り回しお気に入りの人形に噛み付くその後ろ姿を苦々しい面持ちで一瞥すると、飼い犬一匹どうにも出来ない無力感にため息を吐き、しょんぼりと眉尻を下げて上記を。やはり日頃の不摂生と極度の運動不足による筋肉量の目減りが酷いが、これはもういよいよ一念発起して筋トレでも敢行するべきなのだろうか……。などと自身にとって到底無謀な試みを形ばかり検討しつつ、小旅行での一件もありソファーに座る彼を些か強過ぎる憧憬の眼差しでそっと見下ろして。その際、彼の手中にある先程渡したコーラのペットボトルを視認するや、一時忘却していた喉の渇きが蘇り「…あっ、それ、勿論飲んじゃっていいからね」と自分用の飲み物を再度キッチンへ取りに行こうとして)


>Junlong

わあぁっ!? じゅ、俊龍……!? ど、どどどうしたの、濡れちゃうよ……!

(スケッチブックに向かい適当に鉛筆を走らせていると、眼前に急停止した謎の人物と突如呼ばれる自身の名に、表情を忽ち一変させて何事かと顔を上げ。はたして、激しい雨に晒される中眼前に佇んでいたのはシェアハウスメンバーの彼で。こんな所で偶然邂逅するとは、と驚きに目を見張ると同時に、髪や肌に水が滴り、普段とは異なる艶やかな雰囲気を醸し出す目鼻立ちの整った彼にさすが俳優、と一瞬状況を忘れ内心感服する。この場面を撮れば中々粋なシーンとなるやもしれないが、生憎ここに回っているカメラなどなければ、タオルや替えの服といった十全なアフターフォローの用意もない。まあ所詮は通り雨なので、その内雲の隙間から顔を覗かせる煌々たる太陽が瞬く間にその水分を吸い上げてくれるだろうと予測はつくものの、だからといって今現在酷い雨に打たれている彼を放置するなど出来るはずもなく。描きかけのスケッチブックを小脇に抱え、慌てて自らも雨の下へ飛び出せば、彼の肌に張り付いている服の袖を控え目に軽く引いて軒下へ招き入れようと)

(/此方こそ、絡み有難うございます…! よろしくお願い致しますね!)


>Tonia

――ひっ!? と、トニア…っ!? な、なななんでここに……え、ええっと…!

(店先に停止したタクシーにも気付かず自らの世界に埋没していると、唐突に投げ掛けられた力強くも清涼な声が自らを現実に引き戻して。これには先程轟いた雷鳴よりも遥かに驚かされてしまい、盛大にびくうっと体を跳ねさせ、握力を忘れた手のひらから鉛筆をも滑り落とす。コロコロと地を転がるそれに見向きもせず、弾かれたように戸惑い顔を上げれば、瑞々しい新緑の瞳と目が合って。トニア・デ・フランコ。華々しい実績を誇る実力派ダンサーでありながら人柄も気取らず朗らかで、陰鬱な自分とは正反対に明るい日の下が実によく似合う眩い女性。そんな彼女と真正面から視線を交錯させれば、瞬く間に劣等感に基づく畏敬の念が発露、ぱっと罰が悪そうに視線を外し左右に泳がせて。彼女が声を掛けてくれた状況から、恐らく雨宿り中の自分を見かねての有難い親切心と推察するも、はたして彼女の好意にそのまま甘えてしまっていいものか。ここは丁重に感謝のみを述べ遠慮するのが己の分を弁えた正しい対応なのでは……などと普段であればグダグダ思い悩む所だったが、キッパリと明白に下された指示に奴隷根性の染み込んだ体は反射的に動いて。わたわたと性急な動作で湿った床に手を付き、転がった鉛筆を拾うと共に腰を上げれば、眼前の道に停止した車の後部ドアに駆け寄って急ぎ乗り込もうと)


  • No.202 by Jack Bennett  2018-05-29 08:46:14 


>Leone

んん……ごめん、悪いけどそれは無理。お前の“それ”、俺はべつに隠す必要があるとは思わないし。
(咄嗟に施した応急処置により先程よりか幾分落ち着きを取り戻したらしい彼は溜息と共に深く肩を落とし、見るからにかなり気落ちしている様子。その仮面の奥に隠された秘密──言うなれば少女のような可憐な瞳が、彼にとっては人目から隔てたいものだったのだろう。本人にしてみればこの秘密の露呈は余程ショックな事であったようだが、しかしこちらとしては彼の秘密について別段引け目に感じるような事とは思えず、その頼みに対して如何に応うるべきかと片手で眉間をおさえ暫し逡巡する。結局このガサツな性格では到底繊細な彼の心を汲み取れる筈などなく、直球で本心をぶつけたのち横から懲りずに顔を舐めようと近づいてくる大きな口を片手で押し除け、床の上に胡座をかきつつ冗談交じりに妥協案を提示する)
けどまあ、他言無用ってことなら約束してやれない事はない。俺が信用に足らないって言うなら、今ここで記憶飛ばすまで殴ってくれても構わないけど。


>Junlong

待て待て、そう褒めそやしてくれるな。いくら俺が万能型の天才だからってな、この身体はひとつしか無いんだよ。
(目の前の彼は暑さなど無関係と言わんばかりのハイテンションっぷりだが、対してこちらは外気温と室内温度の寒暖差に体力を蝕まれいつもより比較的ローテンションであり。普段であれば彼が描いてくれたその無謀な将来像に更なる彩色を加え夢想を膨らませてみせるところだが、今ばかりは冷静なコメントで興奮気味に語る彼を宥める。しかし次いでそんな彼に膝を折って教えを請われると当然悪い気はせず、いや寧ろ言い知れない優越感に胸が昂り、その肩に片手を置き一言、「俺を信じてついてこいマイ・パダワン。きっと立派なジェダイに育ててやる。」すっかり映画スターウォーズのジェダイマスター気取りである。続けてキッチンの方を親指で指し示し)
で、ご着席頂いたところ悪いけどもう一度立ってくれ。ここじゃどうしようもないから場所を移そう。


>Tonia

(抵抗虚しく執拗に押し付けられる飼い犬の愛情表現を顔面に受け止めていると、おそらく今頃起床したらしい同居人がリビングへやって来るなり楽しげに声を弾ませるのを聞き、「そう見えるなら代わってくれ…。」と今にも息絶えそうな弱々しい声で呟く。瀕死の自分を差し置き悠長に朝食を兼ねた昼食を摂ろうとする彼女を暫し恨めしげに眺めていたが、隣の大型犬はそんな彼女に名前を呼ばれると喜々として一吠えした後そちらへ向き直り、長い舌を垂らして尻尾を振りたくる。自分が何度言い聞かせても全く言う事をきかない駄犬のくせ、相手が変わればこうもあっけなく従順な忠犬を演じるのだから面白くない。シャツの襟元を引っ張り上げて涎に濡れた顔を拭いつつ、起き上がり様に彼へ声を掛ける)
おいロッキー、そうやって人を選ぶの良くないぞ。
助かったよトニア。君からもコイツに言ってやってくれ、近頃俺の命令ばっかり無視しやがる。


>Noah

お前が囮になってくれたお蔭で俺も助かったんだ、謝罪は受け付けない。
(リビングルームの壁際にてお気に入りのぬいぐるみを激しく愛でる毛むくじゃらの背中を暫し眺めた後、視線をすぐ手前に移すと何やらまたしても何時もの自己嫌悪に陥っているらしい彼へ一言。さして動いてはいないものの長きに渡った攻防戦が終結を迎えたことでようやく一息つく事ができ、ふーっと息を吐き出しながらソファの背凭れに身を沈め、手の中にある冷温を再び持ち上げ首元にあてがい。続けて彼から告げられた言葉には咄嗟に「ん、ああ、ありがと。」と一旦礼を述べるが、自室へ向かうのかと思えばキッチンの方へ足を向けた彼が新しい飲料を求めている事にはすぐに思い至り、しかし一度受け取った物を返却するのも無礼であるように思われるので、少し考えた後その背中に向けて声を掛け)
ノア! カップ二つ、氷入れて持って来てくれ。俺とお前のぶんな。

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※参加・募集状況>195 COLOR CHART 
 新規参加希望者様は常時募集中です!ご質問等もお気軽にどうぞ!

  • No.203 by Leone Celadon  2018-05-29 16:48:14 


>Noah

ッ!? …ッ……――…っそ、そこは幻滅したとか、呆れたとか…もっと他に言うことがあるだろっ!

(完全ではないとはいえ、久方振りに観客の前に自分自身が表舞台に立つのは妙に落ち着かず、以前よりは幾らかましになったものの、時間が経過する毎に更に頬が熱くなる。本来なら今すぐに夢幻の底に逃げ出し帰っては、傍観者として安全な場所で覗き込むが、目の前の彼は逃がしてもくれないだろう。加えて、意を決して自らこの状況を作り出し、我儘を打ち明けたのだから、此方としてもおめおめと籠るわけにもいかず。しかし、実際に蓋を開けてみれば、当然のことながら遠目で眺めていたのとは勝手が違う。既に退けようにもこれ以上後退する術もなく、たかがテーブル一枚を挟んだだけの間合いのみ。息遣いも鼓動も卑しさも伝わり兼ねない、身を乗り出せば簡単に届いてしまう程の距離に、手痛く突き刺さるのは無機物でも動物でもない――人の視線。過去の惨劇とは異なる多でなく個、決して広くない会場での一点に受ける視線。その矛先は紛れもなく、明るみに出ることを拒んできた性別にも仮面の虚像からも似つかない、母方譲りの自身の容貌。相も変わらず首から上には目も向けられず、下される反応を甘味らに視線を落とし長く感じるその時を待ちわびれば、降ってきたのは愛でる音。幾人から掛けられた観客とは違う返しに、心臓が跳ね上がり目を見開き戸惑えば続く先を覆い隠した仮面までも落としてしまい。思うように手も口も動かなければ、押しつぶされる喉から出るのは、色味のない吐息ばかり。浴び続けた視線を受けた熱を駆り立てる言葉にものの数秒も耐え切れず、身を翻し手繰り寄せた親友の背に顔を埋め。柔らかな日の匂いと覆い隠し広がる暗闇を与える親友の温もりに、荒げた鼓動を落ち着かせる間もなく、焦慮し熱を帯びたまま口早に言葉を並べて)

(/お返事が遅くなり申し訳ございません。そのように言っていただけるとは恐縮です。此方こそ有難う御座います。今度は流れをお任せする形になるかもしれませんが、何かあれば仰っていただければ幸いです。それでは、背後はこれにて失礼します。)


>Jack

えっ…いや、でも、だって……その………――…わかった。ジャズ・キングが寛大であることを祈るとするよ。
(特段気を悪くした素振りも見せないものの申し出をキッパリと断られ、挙句の果てに大した事でないと明かされては、狼狽え口籠り思案に暮れ。次いで、差し出された案に快諾出来ず眉間に皺を寄せ小さく唸り。何もなかったことにするのが理想であったが、記憶を飛ばさせるほどの腕力があるわけでもなければ危害を加えるのは気が引ける。この場を凌いだところで、同居している時点で遅かれ早かれ明るみに出る時は否定できない。無邪気な策略家を招き入れては、予備すらも自室に置いてきた自身にも非があったのは事実。サングラスの恩もあれば代替え案も浮かばず渋々と承諾し、膝をついて立ち上がり座り込む相手に苦笑しながら手を差し出して)
それで、ジャックは何を作ってくれたんだい?

  • No.204 by Wang Junlong  2018-05-29 19:47:58 

>Noah

驚かせてごめん。……こっちに来たら濡れるぞ(せっかく絵を描いていたのに突然声を掛けてしまい相手が驚いているように見えて邪魔をしてしまったのではないかと思って。相手に体を向けると申し訳無さそうな顔で謝って。相手が雨で濡れた自分に感服してくれている事に全く気付かず、相手を見ていると突然、相手が道に飛び出して来たので一瞬驚いて。自分はびしょ濡れになっても帰ってからタオルで拭けばいいし、もし風邪を引いたとしてもたいした事も無くすぐに治るので、どれだけ濡れてもいいと思っていて。しかし、細くて弱々しい印象の相手は雨に濡れただけでも寝込んでしまうような風邪を引いてしまいそうで。それに加え、スケッチブックを抱えたまま屋根の無い所に出てきてしまっては描いていた絵まで濡れてしまうのではないかと思い此方へ来るのを止めようとするが、服の袖を引っ張られ、そのまま軒下に連れて行かれて。頬を伝って顎から垂れる雨水を手の甲で拭いた後、相手を心配そうに見て「風邪引くぞ」と言ってからリュックサックを下ろして中からハンドタオルを取り出すと相手に差し出して)

>Jack

確かにどんな天才でも体は1つしかない訳だからあらゆる事を同時にこなす事は出来ないよね(普段と違い少し相手のテンションが低い事に気付いてから相手の言う事はもっともだと思って頷いて。相手に肩に手を置かれると相手の方に顔を向けて。スター・ウォーズのような台詞を言われると思わず声を出して笑ってしまい。嬉しそうに頷くと相手が指差したキッチンに視線を向けて。相手に言われるがまま立ち上がってキッチンに向かって歩き出して。キッチンに到着すると何をどう教えてくれるのだろうと思って、ワクワクしながら相手の指導を心待ちにしていて)

  • No.205 by ◆  2018-05-31 18:41:35 


>169 Edel Bestreben様
(/お久し振りでございます。>197にてご報告させて頂きました通り、5月29日までにエーデル様の発言を確認できなかったため、申し訳ありませんがキャラクター枠のリセットを行わせて頂きました。ご了承下さい。当トピックにご興味をお持ち頂き、また素敵な娘様と共にご参加頂けましたこと、大変うれしく思っております。ありがとうございました。)


◆ COLOR CHART

◇ STRAWBERRY(>194
  Tonia de Franco(トニア・デ・フランコ)
  25歳 / 女 / フラメンコ・ダンサー

◇ SCARLET(>31
  Wang Junlong(ワン・ジュンロン:王俊龍)
  25歳 / 男 / アクション俳優

◇ DANDELION(>04
  Jack Bennett(ジャック・ベネット)
  24歳 / 男 / ジャズ・オルガニスト

◇ CYAN(>18
  Leone celadon(レオーネ・セラドン)
  21歳 / 男 / クラシック・バイオリニスト

◇ MAUVE(>25
  Noah MacNeil(ノア・マクニール)
  20歳 / 男 / 画家


☆募集:下記空枠にて男性1名、女性4名

◇ TANGERINE … 享楽的,パーカッショニスト
◇ PARROT GREEN … 紳士的,映像作家
◇ PEACOOK BLUE … 理知的,小説家
◇ IRIS … 貴族的,歌手
◇ MAGENTA … 前衛的,デザイナー

(イメージカラー … 性格的特徴,職業)

※KEEP時点でのキャラ被りは可能です。PFご提出の後、トピ主の独断に基づき選定させて頂きます。

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◆資料
>99 DATA:Los Angeles

◆イベント
>122 EVENT-1:Santa Monica Pier & Beach(終了)

  • No.206 by Jack Bennett  2018-05-31 18:42:41 


>Leone

今持ってくるよ、先に座っててくれ。 それと……ロッキー、Lie down。…コイツがキッチンに入らないよう見張っててくれたら助かる。ついでにコレも洗っとくよ。
(相手の反応から察するにこちらの示した妥協案は腑に落ちないところが多いらしいが、あいにく1を0に帰せるほど器用な性格ではないのでこれを飲んで貰うほかない。已むを得ずといった様子の承諾の後、先に立ちあがった相手から手を差し出されるが、転んだわけでもあるまいに身体を支えて貰うのはどうにも気恥ずかしく、軽く片手を挙げて「どうも。」と一言伝え床に手をついて立ち上がる。彼の質問に対してはまたもや勿体ぶって曖昧に言葉を返し、続けてぱたぱたと忙しなく尻尾を振る足元の愛犬に向けて指示を下す。が、どうやら指示に従う気はないらしいのでこの犬の扱いは彼に委託する事に決め、自分は片手に持ったの銀色の仮面をひらひら振りつつ、再びキッチンの方へ。)


>Junlong

……いいかパダワン、これが何だか分かるか?
そう!これぞ神聖たるジェダイの象徴、ライトセーバーだ!こいつをお前に授けよう。
(相手と共にキッチンへ入ると持って来た特大カップを調理台の上に乗せる。結局こうしてキッチンへ来る羽目になったのだから始めから他人を使わず自力でアイスを取りに来れば良かったのだが、幸いにもそのような事まで思考には及んでおらず。隣に立ち授業に臨む姿勢を示す彼をちらりと見上げた後、両手を背後に組み悠長な足取りで厳格な教官を演出しつつ食器棚の方へ歩む。そうして引き出しからアイスディッシャーを取り出すと彼の方を振り返り、再びジェダイマスター気取りの台詞を吐き列ねてただのステンレス製の調理器具をかの有名な光線剣に仕立て上げ。再びゆったりした歩調で彼の目前まで戻って来ると、両手に持った銀色のそれを差し出して。)

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※参加・募集状況>205 COLOR CHART 
 新規参加希望者様は常時募集中です!ご質問等もお気軽にどうぞ!

  • No.207 by Noah MacNeil  2018-06-01 18:30:22 



>Jack

! ……あっ、ありが、とう。――…ジャックは、本当に格好良いなぁ。

(さらりと自身を救出した上フォローまで口にしてくれる彼の気遣いに、目を見開いた後ふっと柔らかな笑みを返して。思い返せば最初の頃は彼を目に眩い太陽の如く感じては視界に入ることすら躊躇っていたが、彼の纏う金の光は現在も空に上り燦燦と輝いているような、人々を焼き殺さんとばかりに容赦のない光線を撒き散らす初夏のそれではない。それは強く輝き劣等意識の塊のような偏屈者を時折焼きはするものの、人を惹きつけ明るく照らす、至極暖かな優しさの滲む陽光だ。そんな強い憧れをそっと口に乗せて部屋を出ると、直後投げ掛けられた言葉に戸惑い足を止め「えっ、お、俺のも? …――うん、分かった。二つだね…!」それはもう少し共に過ごそうという意図を孕んだ頼み事のように思え、“こんな自分が彼と”などと相も変わらず自虐的な思考が過ぎるも、グッと飲み込んで喜色の滲む了承を。手早く氷入りのカップを二つ用意した後、ついでに何かつまむものでもと戸棚を開けば、自分が食事代わりにすべく用意していたチートスがあった為、それも手にリビングへ戻り)

お、お待たせ。…あの、ジャックってこういうのも好きかな…?


>Junlong

おっ俺はほら、フードもあるし、全然大丈夫だからっ! そんなことより、早くこっちに……!

(こんな時でも自分を気遣う彼に、幾度も首を横に振って焦りの滲む声音でまくし立てれば、急ぎ袖を引いて軒下へと連れて行き。次いで、水分を吸い重くなったフードを肩へ下ろしてから、改めて彼へ憂慮の視線を送る。幸いにも気温が高い時候である為雨に濡れた所で寒さに震えるようなことはないが、だからといってこうも濡れ鼠状態の彼を放っておくのも……と思案に暮れていたところ、用意周到にも自分のリュックサックからタオルを取り出す姿を見て取りホッと安堵。しかし、それをそのまま此方へ差し出されてしまっては、しばし唖然と彼を見る他なく。「……っな、なん……!? お、俺なんかよりまず貴方だろ…!」ハッと我に返るやいなや、咄嗟に自分にしては些か強い口調で半ば叱り付けるように言葉を発して。此方の身を案じてくれるその心遣いは嬉しいが、明らかに自分より酷い状態である彼を差し置いてのそれはさすがに頂けない。慌ててぐっと背伸びをし、多分に水気を含んでしまっている彼の頭へ差し出されたタオルを掛けてやり。そのまま自分が拭いてあげるべきだろうかと考えるも、彼と自身の身長差では少々難しいことは容易く予想がつき、大人しく身を引いて。次いで、先程つい強い口調となってしまったが為に、おどおどと気まずそうに胸元の服を無意味に握り締めては瞼を伏せて)

あの……えっと、本当に俺の事は気にしなくて良いから、それは貴方が使って欲しいな。……ごめんね、ありがとう。


>Leone

えっ! ほ、他に…!? え……ええっと、“君によく似合う、可愛い素敵な瞳だね”……と、とか……? 

(仮面を外すと照れ屋な一面が表出しやすくなるのだろうか。耳まで真っ赤に染まり狼狽える様は、自然リビングでの一件を彷彿とさせる。しかし、あの時と唯一異なるのは彼の目元を覆い隠す仮面の有無であり、それは己にとっても致命的な差異となって現れて。その可憐な紫瞳が見開き羞恥に惑う愛らしい仕草を目のあたりにすると、実に不明瞭で形容し難い、しかし自分の中の何かを破壊しかねない程の強烈な衝動が生じ、ぐらりと世界が揺れたかのような心地がして。バクバクと跳ね回る鼓動がやけに煩く、訳の分からない感情の昂りに忽ち困惑が満ち頬を赤く染め上げるも、依然その瞳に魂を奪われてしまったかの如く囚われては視線を逸らすことも出来ずに。しかし、幸いながら混乱極まった自分が何か仕出かすより相手の方が一手早く、急に立ち上がり此方へ近寄ってきたかと思えばぐいと引き寄せられ背にしがみつかれて「っれ、レオーネ?」服越しに感じる彼の感触と息遣いに状況が掴めず数度目を瞬くも、ようやく甘美な瞳の呪縛から解放されたと共に、自分同様、あるいはそれ以上に一杯一杯な相手の様子を見てどうにか多少の心の平穏を獲得。そうして後ろから発せられた口早の台詞に、どうやら自分はまた何か誤ったらしいと判じはしたものの、既に彼への印象を“何に代えても支え、助け、守りたい、非常に可愛い人”とすっかり一新した後であったが為にその双眸に大した違和感を覚えられず、ひどく当惑した様子でおろおろと上記を返し。続けて、そっと首だけを捻り、すっかり顔を隠してしまった後ろの彼へ遠慮がちに視線を向けては「あの…もしかして君は、その瞳があまり好きじゃないのかな。……でも、俺は…その、すごく……――すっごく、すきだよ。ちょっと、あの…どうしようもない、くらいに。……ね、ほら。言った通り、大丈夫だったでしょう?」少し照れたように素直な心中を吐露すれば、ふふふ、と無事有言実行を果たしたことを告げ、少し勝ち誇ったような笑みを零してみせ)

 

  • No.208 by Wang Junlong  2018-06-01 20:28:17 

>Jack

ありがとうございます(結局、相手がキッチンに来るのだから自分がアイスを取りに行かなくても良かったのではないかと内心思ったが、気にしないでおこうと考えてもう気にせず。教官のような足取りで歩いている相手を視線で追い、相手が食器棚から何を取り出したかと思えばアイスディッシャーで。それが何かと相手に問われると普通にアイスディッシャーと答えようとしたが、ライトセーバーと言われて渡されるとそれを受け取って。とりあえず礼を言うとこのアイスディッシャーもといライトセーバーを見詰めて何度か持ち手握ってカチャカチャと動かしてみて)

>ALL

(すみません。続きは後ほど返します)

  • No.209 by Wang Junlong  2018-06-02 15:23:30 

>Noah

でも、顔が濡れるし、服が濡れたら冷たいだろ?(首を何度も横に振る相手をまだ心配しながら上記を述べて。相手にハンドタオルを差し出したところ叱り付けられるような言葉を返されたため一瞬目を見開いた後、表情が強張り。何故か分からないが相手に怒られてしまい。悪い事をしたつもりではないのに怒られた理由が見当がつかず、困惑した表情を浮かべて、ポジティブな自分でも流石に不安になって、嫌われてしまったかもしれない、どうしようと思っていると相手にタオルを掛けられて、また驚いて。その後何だか気不味くて俯いていると普段通りの口調で相手が話し出したので、顔を上げて。目の前には自分と同様に気不味そうにしている相手の姿があり。嫌われていないのかもしれないと思うと安心してまたいつも通りの前向きな気持ちに戻り。おどおどしている相手に微笑みかけると「ありがとう」と言って、右手で頭に乗せられたタオルで頭を拭いて。びしょ濡れになった髪を拭いたハンドタオルは水分を含んで冷たくなっていて。ふと空を見上げながら、相手がスケッチをしていた事を思い出して相手の方に顔を向けると「そういえばさ、さっき何の絵を描いてたんだ?」と尋ねて)

  • No.210 by Jack Bennett  2018-06-04 11:16:31 


>Noah

もちろん好き好き、俺毎日3食チートスでも良いって思ってるもん!
朝から食欲なくてさぁ、ちょうど腹減ってきたから助かる。
(ものの僅か数十秒も経たないうちに再びリビングへ戻って来た彼の方へ視線を遣ると、その両手には頼んだ品とは別によく見知ったオレンジ色のパッケージ袋が。自身も愛してやまないスナックの代表格とも言えようその菓子を好きかと問われれば身体を乗り出して食い気味に肯定の返事をかえし、おそらく一緒に食べる目的で持ってきてくれたのであろうそれを輝く眼差しで見つめ。暑さによる食欲低下で今朝は大したものを腹に入れておらず、ようやく空いてきた小腹を満たすのには軽いスナックはうってつけだ。好物の菓子にありつける喜びに単純にも失っていた生気を取り戻しつつ、卓上を指で叩いてカップを置くよう指示を送り、次いでペットボトルのキャップを開けて。)


>Junlong

良いかパダワン…いや、ジュンロン。フォースを信じてその心を委ねるんだ。さすれば自ずと道は拓かれよう。
──…ほら見えてきただろ、もう分かるだろ? このブルーバニーはつまり、どうやって食べるんだと思う?
(映画のワンシーンよろしく仰々しい台詞と動作にて手渡した調理器具は彼の手の内に収まり、カチャカチャと音を立て開閉を繰り返している。何ら変化の無いその様子から察するに、彼の思考は未だこのアイスディッシャーこそが“アメリカの家庭におけるアイスの食べ方”の答えだという事実に行き付いてはいないらしい。彼が正解に辿り着くまであともうひと押し。銀の持ち柄を握るその手の上に自身の片手をそっと重ね、加えて瞼を伏せるなどしてやはり懲りずに拙劣な演技は続けたまま、彼に自分自身でその答えを導き出すよう促す。終には手中のアイスディッシャーと特大アイスのカップの蓋を交互に指でトントン叩きつつ、彼へ目配せしてみせて。)

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※参加・募集状況>205 COLOR CHART 
 新規参加希望者様は常時募集中です!ご質問等もお気軽にどうぞ!

  • No.211 by Wang Junlong  2018-06-04 20:02:57 

>Jack

アイスディッシャーでアイスを掬って皿とかに盛り付けて食べる(少ししてからアイスディッシャーをカチャカチャ動かすのをやめて。話を聞いていると相手が完全にスター・ウォーズの世界に入ってしまっていていて、きっとスター・ウォーズの大ファンなんだろうと思って。その様子を眺めているとアイスディッシャーを持つ手を相手に握られながら質問を投げ掛けられて、少し驚くと同時に相手の体温を感じて。自分が握るアイスディッシャーの金属の冷たさとは違う温かみが相手の手にはあって。目配せをする相手の指の動きを視線を追った後、上記を述べて)

  • No.212 by Tonia de Franco  2018-06-07 01:08:24 


>Noah

( 動揺を隠すことなくばたばたと駆け寄ってきた男を見やって、笑ってやるのはかわいそうだとによによ唇を引き締めタイミングよくドアを開けてやる。隣にしっかり乗り込んだのを確認すると、運転手に向かって「行先は予定通りお願いね」とからりと告げた。
タクシーはゆっくりと動き出す。雨が激しく叩きつけているガラスにこつんと頭を寄せて、スケッチブックを抱えた青年の真っ白い横顔に視線をやった。短い襟足の隙間から覗く細い首の骨。小さい頭に薄い肩。小柄な子だとは思っていたが、近くで見るとより一層頼りない印象を受けた。しかし筋骨隆々でこの性格というのもアンバランスなので、彼はこのままで良いのだと思う。グレーの瞳は嫌いじゃなかった。 )

通り雨かな。そのうちやむと思うけど、災難だったね。


>Jack

そうなのロッキー。賢い子ね

( 長いベロを垂らしてぶんぶんと尻尾を振る毛むくじゃらに対し、きゅっと目を細めて笑みを浮かべる。疲れたように起き上がった男に視線を向けて切実な訴えを聞き届けると、またくるりと愛らしい大型犬に向き直って茶化すように返事をした。巻き毛の雄犬は体温調節に必死なのか吐く息こそ荒いものの、今は大人しくそばに腰を落ち着けている。乱雑に広げた食べ物にとびかかってこない辺り、真の意味で賢い子だ。牡牛のシルエットが印刷された黒いボトルを掴んで、ほんのり肌の焼けた男に向けてにこりと微笑み口を開く。 )

それはそうと、救世主の遅い朝食に付き合ってくれる?溶けかけのジャック

  • No.213 by Leone Celadon  2018-06-08 03:03:03 


>all

(/長らくお待たせしてしまい申し訳ありませんでした。少々慌ただしい日々が続き、背後の時間の都合上なかなか思うように筆が進まず。月末までこのような状況が続くかと思いますが、ご容赦頂ければ幸いです。)


>Jack

それは、楽しみだよ。勿論、喜んで。――はぁ……またやってしまった…。

(愛犬の相手を託されては快く承諾し普段通りに取り繕うも、相手が再度奥に消えるのを見届ければ、糸が切れたように落胆し。椅子を引いてはてんで事が上手く運ばない現状に項垂れ、深く座り込み頭を抱えては感傷に浸り。けれど、此方が深い溜め息を漏らそうとも、そんなのお構いなしに“早く構え”と強情に強請り、親友は膝の上に乗ろうと急かし忙しなく尻尾を振る。気分が晴れない状況に遊ぶ気にもなれず「Stai zitto!! ――ごめん、ロッキー…今はほんとやめて……」思わず叱り付ける形になってしまったがために、流石の彼も悲し気に鼻を鳴らす。すっかり気落ちし床に伏せる彼に、意図せず語尾を荒げたことに詫びを入れ、愁色を浮かべたまま手を伸ばしそっと頭を撫でてやり)


>Noah

ッ…!――えっと、今のは…その、あの………ケーキ、早く食べちゃいなよ…

(ようやっと重い扉を開けて外界に出てきたにも関わらず、相も変わらずに進展もなくまた籠る術を模索する始末。先刻の言葉に偽りなく、自信を封じ込めた呪いを解き破れど、意志は呆気ないほどに脆く崩れ去る。永久の暗闇の居心地に味わい慣れ親しんだのが災いし、不意の告白を受けてはその衝撃によって手中の仮面は消え失せ、本来の対面において満足に機能しないまま現状を打破する思考回路に至ったはずだった。けれど、いくら人の視線から逃れるためとはいえ、何を血迷い選んだのか、こうして彼の目の届かない場所――彼の背へと避難したわけだが。無我夢中での判断とはいえ、間近で脚光を浴びずに手近な手の届く範囲内のもので覆い隠せる場所を選択したまでは、軽率に鈍化した回路でも合点がいく。愚かにも身の安全を最優先にした故に、不可解な行動であることは百も承知だが、一瞬にして広がる暗闇に安堵し詰まっていた音を吐き出していた。些か荒れた音に我に返り、困惑した状況下を切り抜ける術を考える間もなく、堪らず返ってきたのは肯定の言葉。次いで、畳み掛けるように降ってきた聞き捨てならない台詞の数々。目を向けずとも、その気色に満ちた声色から察するに、一層眩い表情を浮かべているに違いない――僕を受け入れ裏切らないという言葉通りに。枯れる気配もない涙が出る程嬉しくも同時に踏み込まれたくもない問い掛けに、悶々と暗澹とした不協和音が忙しなく全身に重く圧し掛かり、遠ざけたい一心で突き放しては咄嗟に楽器ケースの上に置いた腰袋へ手を伸ばす。そそくさと予備の仮面を取り出し顔に馴染ませれば、火照った頬を冷たく覆い隠す感触に、幾分かの平静さを取り戻す。弁明をしたところで時すでに遅しと、犯した行為に血の気が引き、決まりが悪く背を向けたまま哀音を零して)


(/参考までに、愚息にとっての“親友”とは“素顔でも安心して(気兼ねなく)話が出来る相手”と定義しています。そのため、実は先のやり取りの中で羞恥を隠すために顔を埋めた先は息子様ではなく、黒兎のつもりでした。所々情報を散りばめては紛らわしく混乱を招くような表現を多用してしまい、大変申し訳ありませんでした…! ですが、特に問題もなかったためにそのまま続行しました。笑。面倒な返しが続いてしまい申し訳ありませんが、お付き合いいただければ幸いです。※蹴り可)

  • No.214 by 仄かな紫  2018-06-08 03:32:14 




(/こんばんは!夜分に失礼致します。作り込まれた世界観や魅力的な入居者様たちが、以前から密かに気になっておりました……!
「IRIS … 貴族的,歌手」の女にて参加希望なのですが、いくつか質問をお許しいただければ幸いです。

・可能であれば、今現在のシェアハウス入居者たちの簡単な人間関係をお伺いしても宜しいでしょうか?今までのログをざっと読ませていただいているのですが、何分精読ではないため……申し訳ございません。
・かなり遅れての参加となるため、後発で入ってきた新顔の入居者、という設定にさせていただくことは可能でしょうか?
・世界観を壊しすぎない/悲愴になり過ぎない範囲でのシリアスな設定作りは可能でしょうか?その分、絡みに相当する普段は明るくするつもりなのですが……!

お手数をお掛けしてしまい申し訳ありません。この段階でトピック様との相性が合わないだろうと判断なされた場合、お気軽に蹴ってくださいませ!)



  • No.215 by 仄かな紫 ▶ 孔雀の羽色  2018-06-08 04:01:52 



(/度々失礼いたします。早速PFを作成していたのですが、リサーチを加味したとしても背後の音楽知識の乏しさから「歌手」を演じるには厳しいとの判断に至り、恐れながら「PEACOOK BLUE … 理知的,小説家 」への変更をさせてくださいませ。性別は同じく女です。事前の検討が足りなかったがための貴重なスペース消費、本当にすみません……!)


  • No.216 by Leone Celadon  2018-06-08 09:46:28 


>214-215

(/おはようございます。既にpf作成に移り始めているとのことでしたので、主様が来られるまで、僭越ながら回答させていただきます。
下記は、あくまで個人の主観的な認識の為、参考程度に御覧ください。

・人間関係については各々が友好的な関係を築いている、とだけに留めておきます。恋愛としての関係性であれば、当方が把握している限りでは、現状のCPは未成立かと思われます。入居者については>205 をご参照ください。

・入居時期に関しては、主様の判断をお待ちください。参考までに、>4にて『キャラクター全員が過去2カ月以内にシェアハウスに入居している設定』とは明記されております。

>1-3に則り節度ある設定であれば、個性的なものでも問題ないかと思われます。シリアスという点であれば、既に当方の愚息が、一部で些か悲愴な展開を果たしてしまっておりますが。但し、お相手様によっては好みが分かれるかと思われるため、お相手様と一度相談されたり相性を考慮することをお勧めします。

後程、主様が来られると思いますので今暫くお待ち頂ければ幸いです。)

  • No.217 by Noah MacNeil  2018-06-08 21:14:17 



>Jack

よ、良かった……! あの、…っ俺も! 俺も好きだよ…!

(こういったスナック菓子の類いは彼の好みに合致するのではないかという推測の下持って来た物だったとはいえ、想定以上の食い付きに呑まれ瞳を数度瞬く。しかしささやかながらもようやく見出した彼との共通項に、ぱっと顔を輝かせては全力で同意を示して。彼との距離はこうして隣に居ても極めて遠く、もはや住む世界すら異なるように感じられるが、それでも少しばかり近付けたような錯覚に陥っては「…同じだ、」と無意識に呟きじんわりはにかんで。自然、意識外に出た手中のカップへ妙な力が入り、傾いたそれの中に収まる氷を床へ落としそうになり「うわ、っと…!」小さく喚声を漏らしつつも寸前で気が付き辛うじて落下を回避、安堵の後数歩テーブルへ近付いては彼の指し示す卓上へ黄色と紫色のカップを並べて。彼の手中にあるペットボトルの中で、下の方からぷくぷくと湧き上がる無数の泡達はからからに張り付く喉の乾きを強く喚起する。自分は手中に残った菓子の袋を開けながら、じ、と物欲しげな眼差しでその甘ったるい黒の液体が注がれる時を今か今かと待ち。)


>Junlong

……っえ、えっと…あれ…? お、怒ってない、の?

(彼の身を案ずるあまり咄嗟に少々強くなってしまった口調で彼にタオルを掛けてやると、顔色悪く項垂れてされるがままとなってしまった相手を見、遅れてぐるぐると後悔が頭を巡る。どんな時でも優しく感情を荒立てる事の少ない彼相手であった為に、安心してつい気が緩んでしまったのだろうか。最近ようやくシェアハウスメンバーとの交流に多少慣れてきたと思っていたが、それがよもやこのような弊害として現れようとは。…やはりここは今一度自分の分というものを弁え、より一層周囲に配慮し迷惑を掛けぬよう息を殺し生きていくべきなのだと瞬く間に思い詰め。そうと決まれば彼により丁重な謝罪を、と恐々とした面持ちで続けて口を開こうとするも、一転朗らかに微笑し礼を述べる相手に面食らって用意していた言葉を失い、相手の思惑が全く掴めずおろおろと戸惑い顔で上記を。次いで、先程描いていた絵へと話が及んでは、つられて小脇に抱えたままのスケッチブックへ視線を落とし「あぁ、えっと、一応、雨……かな」頭に一応、と付いたのは、一見してこれが雨には見えないだろうという推測からで。眼前の雨やら水分を孕む雲のどす黒さやら土と混ざり合い澱んでコンクリートの縁を流れる水やらを見つつ鉛筆を走らせはしたものの、そこに己の情感や気分などの感性が多分に混入し、モチーフの原型を微塵も留めていない何か別の奇々怪々な代物と化しており。そういった事情から彼の問いに対し詳しい説明は避け、曖昧に微笑んでみせて。どうにか話を逸らせないかと周囲へ関心を向ければ、そこでふと急激に静かになった雨音に気付き。軒下から外を見やると、先程の土砂降りが嘘のように小雨になっており、暗澹とした雲の隙間からも僅かに日差しがさし込んでいて)

あ……良かった、もうそろそろ止みそうだね。


>Tonia

(車に乗り込めば、必然普段より近付いてしまう距離に過度の緊張を覚えてしまい、とてもではないが彼女へ顔をやることが出来ず、膝上に抱き抱えたスケッチブックと肩掛け鞄に視線を固めぎこちなく俯き。未だ激しく窓ガラスを打ちつける雨雫と忙しないワイパー音が場を支配する中、何故自分は彼女と二人きりで車になど乗っているのだろう、と彼女が運転手へ注文を告げる声を何処か遠くで聞きつつ、現状の把握と自らの今後の立ち振る舞いに頭を巡らせて。先程止まっていた車の向きから方角を察するに、タクシーの行先はシェアハウスだろうか…いや、そんな事はこの際どうでも良い。たとえ推測した行き先が全くの見当違いで、彼女が自分を何処かへ連れて行く腹積もりだったとしても、それは今単なる瑣末事に過ぎず。そういった車の行き先だとか、分を弁えることなく彼女の指示へ素直に従ってしまった自らの浅慮の是非云々を考える前に、言うべき事を言わなければ。そう思い立つと、どうにかそっと顔を上げて視線を彼女の首から下辺りへ滑らせ、未だ緊張の滲む唇をおもむろに開く。――こんな七面倒臭く気の利いた会話もろくに紡げない自分に、彼女が車を止めてまでわざわざ声を掛けてくれた事は、自らの胸を極めて甘く打っていたのだから。)

あ、あの、…ありがとう、トニア。その、通り雨だろうけど、いつ止むともしれないし、すごく…助かったよ。――…えっと、俺、どうこの恩に報いたら良いのかな。俺に出来ることなら、何でもするけれど…。


>Leone本体様

(/ひとまず本体会話のみ失礼致します。申し訳ありませんが、本編への返信はもうしばらくお待ちくださいませ。まず、この度は当方の記憶力と読解力不足で読み違えを起こしてしまい、大変申し訳ありませんでした…! 親友呼びに違和感を覚えはしたのですが…ッ、寛大なご対応誠にありがとうございます!
また、返信ペースの件、承知致しました。どうぞ本体様のご負担にならない程度に、返信速度や字数等気にせずご自由に回していただければ幸いです。当方一筋縄でいかない返しやシリアスは好物ですので、その件につきましても何卒お気になさらず。ただ、愚息の性格と本体の圧倒的力量不足故あまり上手い返しは出来ないかもしれませんが、御容赦いただければ助かります…!※こちら返信不要です)

 

  • No.218 by ◆  2018-06-09 08:00:01 


>214,215様
(/まずは対応が遅れてしまい申し訳ありません。当トピックへのご参加希望と共に、嬉しいお言葉をありがとうございます!【PEACOOK BLUE】の【女性】、確かにKEEPさせて頂きました。PFの提出期限は明日8:00までとなります。素敵な娘様にお会いできるのを楽しみにお待ちしておりますね。また、遅くなりましたが頂戴したご質問に下記にてお答えさせて頂きます。

・まず一点目の「今現在のシェアハウス入居者たちの簡単な人間関係」についてですが、こちらは>216にてレオーネPL様からご説明頂いた通りの状況と認識しております。トピ設立から日数が経過してしまっていることもあり、新規参加希望者様には参加にあたって色々とご不安な思いをおさせしてしまうことと思いますが、PC同士の関係性については現状特に気を付けて頂かなければならないこと等はございませんので、どうかご安心下さい。

・二点目に「後発で入ってきた新顔の入居者という設定でも良いか」とのご提案を頂きましたが、これについては“可能”とさせて頂きます。>04に補足として「キャラクター全員が過去2カ月以内にシェアハウスに入居している設定」と記載してあり、トピ設立当初の段階では“メンバー全員がおよそ同じくらいの時期にシェアハウスに入居した”という状況を想定しておりました。しかし、前述したようにトピ設立から日数が経過しているために、現参加者様との参加時期の差に不安を感じられるお気持ちもお察しできます。よって、入居時期については新規参加者様のお気持ちとご希望を最優先にして頂きたいと考えますので、どうぞやりやすいように設定して下さい。

・三点目の「世界観を壊しすぎない/悲愴になり過ぎない範囲でのシリアスな設定作り」についても“可能”と致します。参加者様の自由な発想で個性的なPC様を作り出して頂きたいと考えておりますので、基本的に >02 注意事項 の記述以外でPC設定に対して制限をかけるような事はありません。しかし、あまりにもトピックのテーマとかけ離れているなど、トピ主の基準で何かしらの問題があると判断されるような場合には、PF審査後に訂正をお願いするような場面があるかもしれません。

以上のような回答で大丈夫でしょうか…?もし他に疑問点や気になる点などございましたら、お気軽にお声がけ下さいませ。)


>皆様
(/おはようございます。長らくレスが滞り気味になってしまい、大変申し訳ありません…。現在私情で少々立て込んでおり、すぐにロルを返すのが難しい状況であるため、取り急ぎ参加希望者様の対応と皆様への連絡のみ行わせて頂きます。恐らく今月いっぱいくらいレスをほとんど返せない状態が続いてしまうかと思われるのですが、落ち着き次第レス返しを再開させて頂きたいと考えておりますので、それまでの間しばらくお待ち頂ければ幸いです。また、参加希望者様や質問者様への対応を再優先に行わせて頂きますので、その旨ご了承下さい。至らぬトピ主で参加者の皆様方にはまったく申し訳ない限りですが、どうかご容赦頂けますようお願い致します。
また、レオーネPL様はトピ主の代わりに>214,215様へ迅速な対応を行って頂きありがとうございました!私がどんくさい所為でお手を煩わせるようなことになってしまい大変申し訳ないのですが、質問に対して的確な回答をして頂きとても助かりました。ご協力に心より感謝致します。)

※“新規参加者様のシェアハウス入居時期について”後程改めてご案内を作成致します。

- - - - - - - - - - - - -

※参加・募集状況>205 COLOR CHART 
 新規参加希望者様は常時募集中です!ご質問等もお気軽にどうぞ!

◇ PEACOOK BLUE … 理知的,小説家
  >214,215様 KEEP 6/10 8:00〆

  • No.219 by Wang Junlong  2018-06-10 10:35:29 

>Noah

え? 怒ってないよ?
(戸惑っている相手の言葉を聞いて、何で相手に怒る必要があるのだろうと思いながらキョトンとした後、上記を述べて。逆に何で相手は戸惑っているのだろうと思って。それからタオルで濡れた髪を拭き、その後顔を拭いて。タオルはすっかり濡れてしまい、絞ってからもう1度拭こうかと思って、タオルを絞ってみると水が数滴、滴り落ちて。もう少し頭を拭くと満足して頭を拭くのをやめて。スケッチブックの話になると相手が雨を描いたと分かり、相手はどんな風に雨をスケッチブックに描いたのだろうかという疑問が湧き上がって。実際に絵を見てみたいと思ったが、相手の視線が外に向けられると自分の意識も自然と外の方に向き。差し込む日差しが視界に入り、少し眩しさを感じて。相手の言葉が聞こえてくると「そうだな。雨が止んだらノアはもう帰る? それとも何処か行く場所ある?」と頷いた後、首を傾げて。そんな話をしていると雨も完全にやんで)

  • No.220 by Noah MacNeil  2018-06-10 19:08:49 



>Leone


えっ、あっ、う、うん…。――…ご、ごめんね、あの。……っい、色々と過ぎた事、言って…。

(突き放すように自分の背から離れ、急ぎ仮面を再装着し罰が悪そうに此方の早期退出を促すような言葉を投げ掛けられれば、否が応にも元々異様に昂りやすい悲観と自責の念が容易く加速して。彼ならば大丈夫ではないかという気の緩みが、あの紫によって一層煽られてしまった事に今更ながら著しい後悔が滲む。対人経験の乏しさから彼との正しい距離感も掴めず言葉に迷い、表情を強ばらせては一先ずしどろもどろに哀愁漂う彼の背へ謝罪を述べて。同時に、失望されたに違いないという暗澹とした思考が頭をもたげ渦を巻き始めると、忽ちまともに息すらも出来なくなり、堪らずその背に縋り嫌わないでくれと惨めったらしく懇願してしまいたい衝動に駆られる。果てには実際に身を乗り出して小刻みに震える手をその背へ伸ばしたが、それが彼へ触れる寸前にグッと強く握り締めて拳を作り、…落ち着け、と無理矢理に震えを止めては苦しげな息を一つ。…今縋るべきは、救いを求めるべきは俺の方ではないだろう。何処までも弱く不安定な己にいつもの嫌悪感を覚えつつも、伸ばした手を懸命に胸元へ戻し、代わりに努めて柔らかな音を彼へと。「あの……何も、今すぐ全部晒してくれなくても良いんだ。…俺、これから頑張るね。君にもっと信じてもらえるように。――ちゃんと君を、助けてあげられるように」彼のそれが先程の動転ぶりに羞恥を覚えての言動なのか、それとも本当に失望されてしまったのか表情が伺えない為判然としないが、それでも自分へ寄せられた期待が完全に断たれ明確な拒絶を受けた訳ではない限り。他でもない自分を選びこの場を設けてくれた彼と与えられたその救いに、どうしても報いたいのだと心からの言葉を掛けて。「…ケーキ、食べよっか」今、これ以上の踏み込みは許されまい。言われるがまま体の向きを変え、眼前のフォークを手に持つと、口惜しさと変わらぬ決意にそれを強く握り込んだ後、一転ぎこちないながらも明るい笑みで話題を変えようと。)


>all


(/時間の都合上、続きはまた後程お返しさせていただきます。申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちください)

 

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