銀歌 2018-03-29 20:23:25 ID:5d81c5de7 |
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どのくらい寝ていただろうか。とても心地良い夢を見ていた気がする。
とても心地良い夢を見ていたのは確かだが、具体的な内容は忘れてしまった。
時計を確認すると、12時半くらいになっていた。少し寝すぎたかな。
ディストルはそろそろ帰ってきたかな?
ベットから降りてリビングへ向かうと、ディストルがいた。
「ただいま」
「おかえり」
「買えた?」
「…買えたよ」
ディストルは苦虫を噛み潰したような表情で言った。絶対なんかあったな…
下着とかある店教えていなかったのを思い出して、自分の詰めの甘さに悲しくなった。
「ごめん、そういうのがある店教えてなかったね....」
「いいよ、その辺の人に聞いたから」
「そっか」
ディストルって結構心広い。
「リルフ、靴のことなんだけど....」
「あ」
すっかり靴のことを忘れていた。
「多分壊れたと思う…」
ディストルは申し訳なさそうに言葉を濁した。
「そっか…」
分かりきっていた事とは言え、多少のショックはあった。
「ううん、後でまた買うから大丈夫」
そう言うとディストルは少し安心したような表情を浮かべた。
「着替えてくる」
そっか、ディストル下着付けてないんだった。
「ん、行ってらっしゃい」
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