【 ──偽・ゲルテナ展── 】

【 ──偽・ゲルテナ展── 】

【Ib展】  2018-02-01 13:30:03 
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『ようこそ “Ib”の世界へ』


本日はご???き 誠にありがとうございます。
当館では現在【Ib展】を??しております。

Kouri氏がドットで描いた
怪しくも美しい絵画たちを
どうか心行くまで お楽しみくださいませ。


              XX,XX,XX


■操作方法■

>01キー……世界観を知る、調べる、決定
>02キー……参加規約の確認
>03キー……【Ib展】に参加する





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  • No.1 by 【Ib展】  2018-02-01 15:30:22 




【世界観】



“Ib(イヴ)は、Kouriによって制作されたRPGツクール2000製のホラーアドベンチャーゲーム。2012年2月27日にフリーウェアとして公開され、最新版は2022年2月27日公開のver.1.10となっている。また同年同日、『Ib』10周年を記念して、有志の主催・協賛により作中の世界観を忠実に再現した『Ib展』が開催された。”

   ──フリー百科事典・Wikipedia



当トピックは、有志の出資により現実世界に再現された【Ib展】が舞台です。

ゲーム中の『ゲルテナ展』と同じ構造の美術館が新しく建築され、ゲーム中に登場する絵画たちが大切に飾られたそこは、まさしく【Ib】の世界そのもの。

来館者は、流麗な『コレッリ_ラフォリア』の流れる館内をゆっくりと歩き回りながら、大輪の薔薇が美しい『精神の具現化』や、不気味で厳かな『深海の世』を鑑賞し、フリーゲーム【Ib】の世界を心ゆくまで味わうことが出来ました。


『青鬼』や『ゆめにっき』、『魔女の家』などと並んで後年のフリーゲーム界隈に多大な影響を与えた作品ということもあり、この【Ib展】の反響は素晴らしいものでした。

中には、好奇心から【Ib展】に来てみてその雰囲気に惹きつけられ、初めてゲームをプレイしてますますのめり込んだ、というケースもあったようです。

公開前から話題となっていた【Ib展】は、開催されるや否や新聞各紙やネットニュース、クチコミなどで一気に広まり、海を越えてご来場くださるお客様もたくさんいらっしゃいました。


しかし美術館としては、お客様がたが心行くまでお楽しみできるよう、ある程度の入場制限をかけねばなりません。

そこで、ネット上で入場券を配布し、年中無休とする代わりに1日の入場者数をコントロールすることで、【Ib】の世界観の維持に務めたのです。

【Ib展】の来館者数とゲーム中の『ゲルテナ展』の来館者数を出来るだけ揃えれば、次に【Ib】をプレイした時、冒頭のゲルテナ展のシーンを見て「自分もこの鑑賞者たちのひとりだったのだ」と思っていただけますからね。


……さて。

赤い薔薇、青い薔薇、黄色い薔薇、或いは『深海の世』があしらわれたチケットは瞬く間に売れていき、「【Ib展】は2年待ち」と言われるほどの大好評を博しました。

そして、【Ib展】が開催されてから1年が過ぎた今日、また新しいお客様が──あなた様が、いらしてくださったのです。

あなた様が果たして日本人なのか、外国人なのか、【Ib】のファンなのか、それともゲームのことはほとんど知らずに来たのか……当館は何ひとつ、あなた様のことを知りません。

当館はただ、お客様をもてなして、【Ib】の世界をできるだけリアルに味わっていただけるよう努めるのみです。


そう──


で き る だ け リ ア ル に 。





……わたくしどもは当然、『絵空事の世界』という大きな絵画も用意しておりました。

本来は『ゲルテナ展』に存在しなかった絵画ということになっておりますが、内容はゲルテナ展であっても、当館の名目は【Ib展】です。

『絵空事の世界』の前に立って、ああ、ここからイヴの冒険が始まったのだ……と原作ゲームに想いを馳せていただくことが、わたくしどもの狙いのひとつでございました。


ゲームのストーリーを知ってか知らずか、あなた様が、2階に展示されているその絵の前にお立ちになられた時です。

館内を照らしていた明かりが、不意にチカチカと明滅しました。

あんなに力強く流れていた館内BGMの『コレッリ_ラフォリア』も急にふっとかき消えて、辺りはしいんと、不穏に静まり返りました。

辺りを見回してみると、2階にもたくさんいたはずの他の来館者たちが、だれひとり見当たりません……人の、気配が、ないのです。

1階に降りると、再び電灯が危うげに揺れて、館内は更に仄暗くなりました。

受付に常駐しているはずのスタッフがいません……やはり1階にも、だれもいません。

美術館の扉は、何故か鍵がかけられて開かなくなっていました。

何やら不気味な足音だけが、あちこちを移動しています。……人のものではないような、そんな気がする足音です。


再び2階の、『絵空事の世界』の前に行くと、額縁の下から、本物の青い液体が流れ落ちておりました。

あなた様がそれを近くに寄って見た瞬間──


  『 お  い  で  よ

                』


……当館の白い床が、突然、おどろおどろしい真っ赤な文字で、あなた様の名を呼びました。

振り返ると、先ほど確認した青い液体が、いつの間にか文字へと変化しています。


    『 お い で よ

      “      ”

    ひ み つ の ば し ょ

    お し え て あ げ る 』



……この時、あなた様の反応は2通りありました。

あなた様がネット上でチケットを購入した時、わたくしどもはあなた様の名前を把握しておりますし、あなた様はまた受付でも、名前を記入していらっしゃいます。わたくしどもがあなた様の名前を知っていても、さほど不思議ではありません。

だからこれは、【Ib】をますます追体験できるようにと美術館側が用意した仕掛けだろう──そのように冷静に考えるのが、まずはひとつ。

そしてもうひとつは、原作のイヴ同様に、突然の怪奇現象を真剣に受け止めて、内心は驚いても、ここから出る道をどうにか探そう……とシンプルに考えることでした。


しかし当館は、巧妙な仕掛けを用意したお化け屋敷などではありません。

あくまで、ゲームの中の『ゲルテナ展』を再現した美術館です。

有志のファンが出資して作り上げた、美術館なのです。


ゲーム中では、そう、確かに、ゲルテナの作品が魂を持って、もうひとつの美術館の空間を創り、イヴを引きずり込んだ、そう、そういうことになっていた、

しかし、ちがう、ここはゲーム外の現実世界であって、

そう、だから、この空間は、この【Ib展】は、ここは、あくまでも、


実在するクリエイター、kouri氏が、創作した、

架空の『ゲルテナ展』、その再現、架空のゲルテナ作品、その再現、

実在しないもの、それを追体験するために作られた、仮り初めの、偽の世界、



──そ れ に 過 ぎ な い 、

         は ず だ っ た 。



  • No.2 by 【Ib展】  2018-02-01 16:30:37 




◆◆◆当館は無登録トピックです。

◆◆◆ゲーム中の『ゲルテナ展』が舞台ではありません。フリーゲーム【Ib】の世界観を再現した、現実世界で開催された【Ib展】……の創りだした空間、が舞台です。西暦は2023年です。

◆◆◆『Ib』をプレイしていなくても参加できます。しかし、容赦なくネタバレしますので、ご注意ください。

◆◆◆基本の流れは原作沿いですが、「ver.1.10」という名目上、原作にない美術品の登場やルート分岐が有り得ます。

◆◆◆ロルは100字から1000字まで、様々に対応可能です。小説ロル・心情ロルを歓迎しますが、豆ロル・支配ロル・鸚鵡ロル・半角や過剰記号は不可となっています。

◆◆◆ロルペースは最速で1日数回、最長で1〜2週間に一度です。ロルの文字数によっても変化します。ご相談くださいませ。

◆◆◆ホラー、シリアス、コメディ、スプラッタ、恋愛、友情、家族愛、裏切り、憎悪、愛憎、不信、騙し合い、絆、信頼、芸術、狂気、発狂、と言った要素を歓迎しています。

◆◆◆参加希望の際は、「>03キー……【Ib展】に参加する」をご参照ください。また、いただいた情報から相性を見させていただきます。場合によってはお断りすることもございます、ご了承ください。


◆◆◆当方が提供できるのは、❶【イヴ≒”あなた様“に当たる来館者】❷【Ib展】❸【同伴者】❹【ギャリーに当たる人間】❺【■■■■(に当たる絵画)】❻【ワイズ・ゲルテナ】です。

❶あなた様がそれを望めば、あなた様が【Ib展】や【■■■■に当たる絵画】……引きずり込んだ側となり、当方が来館者として異世界に迷い込む、ということもできます。

❷あなた様は来館者、当方は【Ib展】という環境そのものです。さ迷うあなた様に対し、こちらは不気味な美術館の様子、そこに付属する美術品たちを提供します。現在の【Ib】は「ver.1.10」ですから、あなた様が旧型の「ver.1.07」までしか知らないのであれば、きっとあなた様が思いもよらぬ方向へいざなわれるはずです。

❸あなた様は来館者、当方もまた来館者です。あなた様に誘われて一緒に来た、こちらが誘って一緒に来た、或いはたまたま【Ib展】で合流したなど、あなた様とは恋人・家族・友人・知人関係にあります。両方とも【Ib】を知っている、知らない、或いは片方だけが知っている、など、組み合わせは様々です。ふたりで脱出できるかもしれませんし──あなた様を守ろうと、当方が命を落とすかもしれません。

❹あなた様は来館者、当方はギャリーに当たる来館者です。あなた様とは繋がりがなく、【Ib展】の地下世界で初めて出会い、共に脱出することになります。両方とも【Ib】を知っている、知らない、或いは片方だけが知っている、など、組み合わせは様々です。ふたりで脱出できるかもしれませんし──あなた様を守ろうと、当方が命を落とすかもしれません。

❺あなた様は来館者、当館は■■■■・もしくは■■■■に当たる絵画です。当方は「自分と存在を交換するために」あなた様を引きずり込んだ黒幕で、もしかしたら、わざと引きずり込まれた来館者のような登場の仕方をして油断させ、一緒に行動し、あなた様を戻れなくなるように誘導するかもしれません。或いは、あなた様に情が移って、結局は解放するか──この世界でずっと一緒にいよう、と囁くかもしれません。

❻あなた様は来館者、当方はワイズ・ゲルテナです。若いころの彼か、年老いた晩年のころの彼か、それはあなた様次第ですが、Kouri氏の創作した架空の人物であるはずの巨匠が、何故か実在しているのです。彼は、「■■■■があなた様を引きずり込んだ責任を取るため」に、あなた様と行動を共にし、鍵を開けていきながら「おもちゃ箱」を目指します。『無個性』などの大半の美術品は、父であるゲルテナに逆らいませんが、『赤い服の女』のシリーズだけは別で、原作より容赦なくゲルテナを襲います。



  • No.3 by 【Ib展】  2018-02-01 17:00:23 




◆◆◆【Ib展】に参加する?

            はい _ ▼
            いいえ



いちばん最初に、或いは最終的に、以下のどちらかをご提出いただきます。



❶PFとロルテ

しっかりと骨太に作りこみたいお方向け。簡単にで良いので、以下をご記入ください。


【番号】(>02の最後を参照)
【名前】(和洋)
【性別】(男女・中間も可)
【年齢】(幼児から老人まで可能)
【容姿】(美化・非現実も可能)
【性格】(受け受けしくないもの)
【設定】(受け受けしくないもの。何故【Ib展】に来たか、ゲームの内容を知っているか、など)
【アイテム】(スマートフォンなどもOK。ただし、ネット検索ができ、館内の他の携帯には繋がりますが、館外の電話には繋がらず、ネットへの書き込みもできないので、一切連絡がとれません。目を通した証にこれを提出する時の名は常連さんでお願いします。)
【ロルテ】(始めたい場面から)


❷ロルテ

お手軽に始めたい、絡み始めてから少しずつ決めたいお方向け。後からPFを作成していただいても構いません。目を通した証にこれを提出する時の名は一見さんでお願いします。キャラメイクは❶を参考に。簡単にで良いので、以下をご記入ください。

【番号】(>02の最後を参照)
【ロルテ】(始めたい場面から。何故【Ib展】に来たか、ゲームの内容を知っているか、キャラの性格を伺える描写、なども含めてくださいませ)



  • No.4 by 【Ib展】  2018-02-01 17:33:03 




──ご来場ありがとうございます。御手数ですが、チケットの方を……はい、ありがとうございます。それではあちらにご記名だけお願い致します……恐れ入ります。それでは、館内をごゆっくりご鑑賞くださいませ。

(優雅な『コレッリ_ラフォリア』の流れる、明るく白い美術館内。そこをたった今、幼い女の子が白いシャツに赤いスカートを履いたイヴの格好をして、父親の手をぐいぐいと引っ張りながら『深海の世』へと歩み寄っていった。その様子を微笑ましく思って見守りながら、公開から11年がすぎたと言うのに、【Ib】というゲームは尚影響力を持つようだ──そんなことを考える。最初はもって半年だと思っていたが、まさかこんなにも来館者が途絶えないとは。
今もまた、新しい客が入口から入ってきた。彼氏と思しき男性を連れた若い女性で、こちらを見て目を丸くし、それから口元をぱっとほころばせる。ゲーム同様、髭をたくわえたシルバーヘアの初老の男が受付をしていること、【Ib】の世界観が徹底して再現されていることに嬉しい驚きを覚えたらしい。穏やかな接客の笑みを浮かべて軽く礼をすると、白手袋を嵌めた手で瀟洒なデザインのチケットを受け取り、台の上のクリップボードを指し示した。「ここでイヴとお母さんたちは別れちゃうのよね」、そんなことを連れの男性に囁きながら名前を書き込み、館内の奥へと連れ立っていった彼女の背中に、もう一度頭を下げ。それから小さく、誰にも聞かれぬような小声で囁いて。)

──言い忘れておりました。お客様、どうか『絵空事の世界』だけには、くれぐれもお気をつけくださいませ──




(/お待たせ致しました、これにてレス解禁となります。主のロルテは、上記の館内スタッフのものをご参考くださいませ。
>03の参加希望の際には、キャラクターの萌萎や、ストーリー展開をどのようにしたいか、どんな要素を楽しみたいか、などを追記してくださると、よりありがたいです。
少々特殊な設定なので需要があるかわかりませんが、良縁を願いつつ……!)



  • No.5 by 【Ib展】  2018-02-01 17:39:41 




(/重ね重ね追記です。「ホラーゲーム3D化企画【Ib】」という動画をご覧になられると、Ibの追体験やトピックの世界観の参考が可能になるかと思います。そちらも是非……!)



  • No.6 by 【Ib展】  2018-02-01 23:33:10 




(/僭越ながら、募集あげです。どなたでもお気軽に!)





  • No.7 by 常連さん  2018-02-02 00:04:44 


【番号】5
【名前】ユウラ・アーレント
【性別】女性
【年齢】24
【容姿】色素の抜けているような鼠色の癖のない髪は、横髪が長く後髪が短いという前下りになっており、横は肩にギリギリつかず、後ろはうなじに軽くかかる程度の長さ。全体的に右側へ流された前髪は目にかからないように切り揃えられている。薄藍色の垂れ下がり性格を表しているような瞳、右目の下に一つ涙黒子が存在し、母親譲りの白い肌のせいか比較的目立っている。身長は168cmと平均よりも少し高い程度。スラっとした体型に準ずるように、凹凸の少ない肉付き。なお、母親や友人は彼女と違い出るとこ出てる体型な為、そこそこ気にしているとかしないとか。
シンプルで動きやすい格好を好み、折角だから可愛らしい服をと友人に勧められたものの、結局普段と何も変わらぬ格好で来ている。白いセーターの下に灰色のインナーを着込み、セーターよりも少し丈の短い黒いジャケットを羽織っている。下はジャケットと同色のスキニーパンツに茶色のブーツと後ろ姿や遠目で見ると男性と誤認されるような格好である。
左耳に雫型のピアスをつけており、動くたびに微かに揺れている。

【性格】表情豊かだが、滅多に怒気を顕にすることはない温厚な性格。落ち着きのある知的な女性という印象をとられやすいが、それは少々語弊がある。実際は、頭は確かに回るものの好奇心が旺盛で、興奮すると前が見えなくなり多弁になる。仕事場では、理性をフルに働かせ多弁になるのを堪えているが、普段慣れていない場になると理性が吹っ飛び何度か旅行先で友人を困らせた事が多々ありそんな自身を恥じている。
上記の性格からか、社交性は高くどんな人でも物怖じせず話しかけに行けるが、知りたがりの面が顔を覗かせる事があり、無自覚に質問ばかり投げかけることも。馬鹿というわけではないのだが、他人を疑うことはあまり好まず他人を見定めるという方向では、短絡的に考えやすい。が、物体など人以外に関することに対しては性格故か色々と疑ってかかり、頭の回転もスムーズに進みやすい。ただ、思考を放置することはあっても放棄することはないため単純な人と判断するのは危険と言えよう。

【設定】ドイツ人の母と日本人の父とのハーフとだけあって、中々馴染めずにいた中学生の頃、彼女は数少ない友人の勧めでibをプレイした。不気味で繊細で美しい世界観にハマり、全ルートのEDをクリア。二次創作や考察を書くなどし、友人が増えた彼女の青春はibのおかげでとても輝かしいものとなった。成人を迎えてからは、社会人として励みibは綺麗な思い出のまま記憶の片隅に仕舞われていたが、ネットニュースで目に入ったのはib展が開催されること。色づいたように青春を作ったともいえるゲームの展示が行われると知り、少女であったあのドキドキとした気持ちを抱えながら、開催を待っていた。が、たまたまその時期に仕事が急に忙しくなり、開催と同時来館するという秘かな夢は叶うことなかった。やっと仕事が落ち着いて、赤薔薇、青薔薇、そして黄薔薇で彩られたチケットを手に出来たのは、展示が始まってから一年過ぎた頃。子供のような笑みと気持ちを抱え、彼女は友人と共にib展へ。
【アイテム】レモン味のキャンデー。メモ帳とペン。赤、青、黄色と三種の薔薇の刺繍が入った白いハンカチ。

【ロルテ】やってみるきゃないよ、ね!
(先ほど起こった事態はまだ半信半疑である。好奇心旺盛だといっても、流石に非現実的で既視感を覚えることに興奮するよりも早く困惑の感情が湧き上がった。あたりを探索して、あまりにもibに酷似しすぎている状況に思ったのは主催者の粋な演出ではないかという予想。確かにそう考えるには、早すぎるとは思うがそう考えるしかない。その方向で考えると、どこまで作られているのかどうしようもなく気になってきた。その好奇心に突き動かせるままやって来たのは、主人公が飛び込んだ絵画『深海の世』の前か。ご丁寧にも、周囲にあった柵は一部外れており、開かれた場所はここから行くんだよと示すように足跡が残されているだろうか。まるで自分が主人公にでもなったみたいだと思いながら、数分ほどそこで留まっていて。流石にいい年の大人がゲームの真似をするのは如何なものかと理性が大きな声で告げているからだ。かといって、このままここで過ごすのは好奇心が許さないと同様に叫んでいる。暫し悩んだ末、導き出した結論は演出ならばそういう行為も向こうは予測済みだろいという勝手なもの。だが、そんな身勝手な理論で理性が吹っ飛ぶほど好奇心は思いの外大きかったようで、気づいた時には体は宙に浮いていて。さて、体に痛みが走るのか、それともあの世界へ行くことが出来たのか。全ては瞼を開ければわかること、開けようとしたときバシャンと水の跳ねた音が聞こえたような。)


(/素敵なトピ…!と解禁をお待ちしておりました!少々粗が目立つかもしれませんが、五番の設定で参加希望です。不備や相性が合わないと感じられましたら、ご遠慮なく蹴っていただけると幸いです。
一つだけお聞きしたいことが、来館者達の命ともいえる薔薇は入手するのか否かお聞きしたいです。もし使用するということでありましたら、色などはこちらが決めるのか主様が決めてくださるのか、ゲーム内で出てきた色のものは使えないのか、被りなどはありかなど多くなりましたがお答えいただけますと幸いです。)

  • No.8 by 常連さん  2018-02-02 00:07:18 




【番号】④
【名前】如月 硝華 (キサラギ ショウカ)
【性別】女性
【年齢】16歳
【容姿】すらりとした164cmの長身と目鼻立ちのクッキリとした大人びた顔立ちからよく成人をしていると思われてしまうような容姿。髪は漆を塗ったかのような艶やかな黒、天然ストレートで長さは胸元あたりまであり前髪は少し長いので右に流している。瞳は少し切れ長な三白眼が特徴で色は真紅、瞳を囲うまつ毛は一本一本が細いが長さと量がある。体型は細身、着用している黒地に白いラインの入ったロングタイプの長袖セーラー服は自身が通っている私立女子校のもので胸元のポケットに学校のエンブレムが刺繍されている。足元は白の折り返しソックスに少しヒールのある黒のローファー。瞳の下にある大きな涙袋が特徴的で、唇はリップを塗っていないがしっとりとしたさくらんぼ色をしている。

【性格】妙に大人びた少し達観しているような性格。無口・クールというよりは喜怒哀楽などの感情を上手く表に出すことが出来ないと言った方が正しい解釈である。だがもちろん人間なので慣れた人の前では人並みに笑うし怒るし泣く。ただ感情を表に出すことが苦手な上に人見知りということも相まって初対面の人の前では心の中で様々なことを思ってもなかなこそれを口に出したりすることが出来ない。大人びた見た目や上手く話すことの出来ないことから性格を誤解されがちだが、本当は人一倍感受性が豊かで人の気持ちに寄り添うことの出来る只の幼い16歳の少女である。

【設定】元々のフリーホラーゲーム、『Ib』については名前を知っている程度。ホラーが苦手な為かプレイをすることは疎か、内容すらも「美術館で展開するホラーゲーム」という薄らとした内容しか把握をしていない。Ib展には『クラスメイトの話題に入りたくて話題の美術館にやってきた』という友人の居ない実に彼女らしい理由で1人で来館。普段は私立の女子校に通う高校生、部活等は所属しておらず普段のクラスでは基本的にひとりぼっち。

【アイテム】
学生鞄…スマートフォン、絆創膏、ハンカチ、ティッシュ、教科書、ノート、ペンポーチ。
制服のポケット…写真付きの学生手帳

【ロルテ】


───此処、は。
(まるで、誘われているかのようだった。否、誘われていたのかもしれない。クラスメイトと話をしたいという単純な理由で幸福にも手に入れたチケットを使い入ったIb展、『とある作品』を見た後にガラリと変わった美術館の雰囲気や自身を名指しでどこかへ呼ぶ文字も、すごい演出だなんて少し驚きつつ感心していたものの、何故か操られているかのように自身の足は迷うことなく美術館の一階に展示してあった【深海の世】と名前の表記があった作品へと進んでいた。作品の周りに貼ってあった囲いの一部がなくなっており、何故か自身は躊躇することなくその絵の中に足を『踏み入れた』。地面に書かれていたはずの絵に足を乗せれば、その足は底なし沼に入れたかのようにどんどんと沈んでいく。ざぶん、というまるで水の中に体を投げ出したかのような音と感覚に思わずぎゅっと閉じた瞳を恐る恐る開けると、見覚えのない部屋。数回辺りを見回したあとにその場にへたりと座り込んでしまえば、何処と無くひんやりした空気に思わずぎゅっと両手を握りつつぽつりと呟くかのように地面に落とした言葉は相も変わらず何の起伏もない一言で。いつもは澄んだ紅の双眸もどこか不安げに揺れており、嗚呼こんな事なら来なければ良かったかもしれないと心にぷくりと湧き上がった後悔の念はだんだんと増していくばかりで。)




(/こんばんは、Ibの世界観がとても好きな自分にとってすごく魅力的なトピックですごく感激しております。
もし宜しければ自分もその世界観の一員となって物語を作りたいな、と思っています…!不備等ございましたらお手数ですがご指摘をお願い致します。また、主様の萎えにあたってしまっていたら申し訳ございません…!)

  • No.9 by 一見さん  2018-02-02 01:21:27 

【番号】3
【ロルテ】

…ねぇ、これも美術館が用意した仕掛けなのかな…?
(なんて緊張からかこれから先起こるであろう出来事に対する不安からかカラカラに乾いた喉からでた乾いた声で美術館に入ったときから繋いでいた愛しい人の手に少し力を込め、共にゲーム内で登場した演出のようにおいでと青い文字で床に書かれた文字に導かれるように一歩また一歩と歩を進めれば、辿り着いたのはゲームの内のイヴが飛び込んだ深海の世という名が付けられた深海に住む魚と思わしきものがぽっかりと口を開いている床に書かれた絵画で、先程見た時には作品を囲われていたものがいつの間にか一部失くなっておりまるで飛び込めと言わんばかりの状態に飛び込んでいいものだろうかと不安がよぎるが、ここまで来てすごすごと帰ったらこの作品展を開いた主催者側に申し訳ないという気持ちともっと子の世界観を味わっていたいという好奇心の方が勝り、意を決して繋いだ手は離さないまま作品に向かって飛び込むとじゃぼんとまるで水面に飛び込んだような音が聞こえたような気がし深い深い海の底へと沈んでゆく感覚が無くなるまで反射的に閉じていた目を恐る恐る開くと、そこに広がるのはIbの世界観そのものの景色にあぁ。あのチケットが手に入ったときからイヴやギャリーのように招かれたのだと実際にプレイしたことはなかったが展開やEDは全て知っているのに何度も見返すほど実況プレイ動画という物を何度も見返したなどと思わず現実逃避しそうになった思考回路を元に戻すように「…これも、仕掛けだよ、ね…?」と先程よりも強く強く力を込めて傍らにいる恋人に投げかけた言葉はしんと静まり返った室内に響いて)

(/こんばんわ!Ibは今でも実況プレイ動画を何度も見返すほど大好きなゲームなので主様と共にその世界観を楽しんでいければと思います。
pfを作りこんでもよかったのですがゆっくりと時間をかけて楽しみたいのでとりあえず相性等を判断していただくためにロルテを投下しますね。其方に対するキャラクターとの関係はロル内で書いた通り恋仲で一緒にIbの実況プレイ動画を見て、尚且つプレイ経験ありという形で萌は冷静沈着・紳士的・頭脳明晰・女性に優しいフェミニスト等で萎は頼りない・無気力・無愛想・無口・ヤンデレ等絡みづらいき伽羅ぐらいでしょうか。ストーリー展開や希望はIbの世界観に恐怖や驚きを感じつつ共に協力し合って脱出してゆければと思っています。もしも背後やロルテの書き方で相性が少しでも合わないと思ったら遠慮なく断ってくださって構いませんので、どうぞゆっくりとご検討の程よろしくお願いします!)

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