大事なともだち / fate▶〆

……よし、と。大切と大事どっちにするか迷ったけどこれによう。慎二の奴気に入ってくれると良いんだけど(部屋の名前が書かれたプレートをドアノブに提げ満足気に唇を緩めては、雑巾や洗剤が入ったバケツを手に中に戻って)

まさか付き合ってくれると思わなかったよ。改めてこれからよろしくな(へらり、)

…ったく、随分臭いチョイスだな。もう少しマシな名前は思いつかなかった訳?(部屋名に不満があるのか微妙な顔で入って来るなりはぁ、と溜息。相手の手にある掃除用具に更に眉寄せて、)何だよその大荷物は。言っておくけど僕は手を貸さないからな、

別に?、衛宮にしては良い内容だと思ったからね。(ﾌﾝ、)まぁ、よろしく、仲()

最後の方の誤字は気にするなよ、(んん゛っ←)

お、いらっ―――……そ、そうか？結構良い名前だと思ったんだけどなー(挨拶を遮るようにして述べられた手厳しい感想にぱちぱちと瞬きを繰り返すと、自分の顎に片手を当て真剣な顔で考え込み。…こいつは相変わらず捻くれてるな。と後の彼らしい発言に思わず頬が緩めば控えめに提案してみて)
これから俺達が世話になる部屋なんだし少しくらいは綺麗にしておかないか？その方がきっと慎二にも良いと思うんだ

俺だってたまには役に立つだろ？(ニッ、)分かった、気にしない事にするよ