匿名さん 2018-01-21 14:55:13 |
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《 世界観 》
───全ては、喰種捜査官旧田二福の手により喰種の世界は崩壊し始めていた。《オッガイ》の登場以来1日に大勢の喰種の命が失われていった。喰種もまた、新しい組織《黒山羊》の登場により捜査官の数を着々と減らしてきていたがそれは時間の問題でもあった。そんな最中、極一部の喰種はその恐怖に耐えられなくなった余り《神》の存在を作り出してしまう。《黒山羊》のリーダー以外の《オッガイ》に太刀打ちできる力の持ち主であり喰種共存の思想を持っている喰種、彼もまた人間が如何に忌々しい者であるかを語り弱きを守ると約束した。暫くは地下の奥くで潜伏する日々が続くがとうとう喰種捜査官に見つかってしまう。
『《神》よ、どうか我らをお救い下さい!』
いつもの様に彼に授けられた生に縋る喰種の声が聞こえぬ程にただ1人の捜査官に見惚れていた。
───それが彼を崇めていた喰種らの運の尽きであり、崇められていた彼の物語の幕開けともなる。
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