転生者たちと賢者の石。【ハリポタNL】

転生者たちと賢者の石。【ハリポタNL】

Maggle  2017-10-28 21:10:18 
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異世界転生したそこは──ハリー・ポッターが存在しない、『ハリー・ポッター』の世界だった。

【 Character 】>>01
【 Story 】>>02
【 Rule 】>>03
【 Profile 】>>04


── Petrificus Totalus.





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  • No.1 by Maggle  2017-10-28 21:54:59 




──4人の共通点は、「前世」では各国の孤児院育ちであったこと。
『ハリー・ポッター』という物語を読んだことがあること。
とにかく──孤独だったこと。



▼──・ポッター(♂)

ハリー・ポッターのポジションで異世界転生した、前世ではアメリカ人だった少年。
本来のハリー同様、一歳の時にヴォルデモートに両親を殺害され、ダーズリー家に預けられて育つ。
本人は虐待されて育ったと思っておらず、ダーズリー家をどこか冷静に見ているが、魔法界に来るまで酷く孤独だったことには変わりない。
年齢の割にもの静かで達観しており、物語についても「自分はハリーではないのだから」と一歩引いた態度をとりがち。ただ、本質的にはハリーと同じく勇敢であり、自分の正義感や倫理観から咄嗟に動くこともある。時に感情的になりすぎて暴走する点もハリーと近い。
転生先でも10年間孤独だったためか、原作のハリーより影があり皮肉屋なところもあるが、原作の彼より魔法の鍛錬にストイック。4人組の中では、控えめに構えていてもなんだかんだ中心格。
魔法を使った戦闘に長けている。


▼──・ウィーズリー(♂)

ロナルド・ウィーズリーのポジションで異世界転生した、前世ではイギリス人だった少年。
前世では孤児だったのに、今世では賑やかな大家族に生まれたことで求めていた愛情をたっぷり注がれ、性格が陽気になった……が、消えたロンの存在や、自分を愛してくれるウィーズリー家に罪悪感を抱くことも時々ある。
原作のロンよりも明るく悪戯好きで賑やか。そして女の子によくモテる。ただし本人も女の子が大好きな遊び人で少々残念なところあり。幸せを失いたくなくて、義理の家族たちを何よりも優先。
家族を得、義務や責任もなく伸び伸び育った負い目からか、他の3人をとにかく明るくサポートしようと務める。魔法界に精通しているため、案内人の役割を果たすところも大きい。
人脈を作ったり、それを生かして仲間たちを助けることに長けている。


▼──・グレンジャー(♀)

ハーマイオニー・グレンジャーのポジションで転生した、前世ではドイツ人だった少女。
優秀な両親に愛されてもらったものの、自分はハーマイオニーではないという思いから結局それを享受しきれなかった過去を持つ。
人間界の歯科医、グレンジャー夫妻のひとり娘として育つ。原作のハーマイオニーが持つ頭の良さが度々物語を救ってきたことを知っており、元々優秀ではない自分は彼女のように賢くならなくては、との義務感から勉強を頑張っている。本当はプレッシャーで泣き出しそうになることも少なくない。
原作よりやや根暗だがやたら戦闘力を磨くのに熱心なポッター少年、原作より明るく人気者だが遊び人で危なっかしいウィーズリー少年をたびたび叱る、4人組の母親めいた存在。
磨き上げた知識を駆使することに長けている。


▼──(ヘドウィグ)

生まれつきのアニメ―ガスとして転生した、前世ではフランス人だった少女。
孤児らしく、物心ついたときには魔法界の大自然でシロフクロウとして生きていた。このため、「シロフクロウに化けられる少女」というより「少女に化けられるシロフクロウ」であある。
イーロップ梟百貨店に仕入れられ囚われていたところを、ハグリッドに購入され、ポッター少年に引き取られた。
どういうわけかダンブルドアは彼女を生徒として歓迎、教育の機会を与える。ただし、アニメーガスであること=ハリーのペット・ヘドウィグと同一の存在であることを周囲に隠すように、との条件付き。
自然界で生きていたため、人間社会の知識が不足。しかしまっすぐで、メイン格として転生した仲間たちを本来存在しない枠で転生したものとして助けようと努める。


  • No.2 by Maggle  2017-10-28 22:31:00 



「グレンジャー・──!」
「「……えっ」」
『グリフィンドール!』

「ポッター・──!」
「「えっ」」
『グリフィンドール!』

「ウィーズリー・──!」
「「えっ!?」」
『グリフィンドール!』

──ホグワーツに入る少し前に、「前世の記憶」は取り戻していた。
最初こそ混乱したものの、今ではすっかり受け入れていた……「自分がかつて読んでいた『ハリー・ポッター』の世界に異世界転生してしまった」などというとんでもない現実を。
でも、驚くことはまだあったのだ。
自分だけが原作との特異点だと思っていたのに。自分だけが、原作のキャラクターを上書きして生まれた存在だと思っていたのに。
ハリーじゃない──ロンじゃない──ハーマイオニーじゃない、ポッターが──ウィーズリーが──グレンジャーが、いるだって?
……もしかしたら。
「……あの」
「…………」
「……あなたたち、どこまで読んだの? 私は『アズカバンの囚人』までなんだけど──」
「「……嘘だろ!?」」


──ポッター少年に飼われる少し前に、「前世の記憶」は取り戻していた。
最初こそ混乱したものの、今ではすっかり受け入れていた……「自分がかつて読んでいた『ハリー・ポッター』の世界に異世界転生してしまった」などというとんでもない現実を。
でも、驚くことはまだあったのだ。
これを運命と諦めて、大人しくペットの梟として生きていこうと決めた矢先。
荷物と一緒に運び込まれた男子寮の部屋に、ダンブルドアが現れた。
「君はアニメーガスじゃの?」
「……」
「君に機会を与えよう。あっちをこちょこちょ、こっちをちょこちょこして、君もホグワーツの生徒として明日から授業を受けて良い。人間に戻りなさい。部屋はグレンジャー君と同室にしようかの。
ただし、君が『前世の記憶持ちのアニメーガス』であることは、ポッター、ウィーズリー、グレンジャーの3人以外に知られてはならん。これはわしとの約束じゃよ。
……本来ありえない『魔法』によって主人公となってしまったあの3人を、時にシロフクロウになりつつ、君の手で助けてやってほしいのじゃ」


※異世界転生した4人の少年少女が、『ハリー・ポッター』シリーズの主人公4人組として生きていくことになるお話。
ダンブルドアは何故かメタ的な事情を知ってそうですが、ヴォルデモートの秘密などは知らないようです。
始まりは9月1日、深夜の談話室の場面。
組み分けの名前点呼で「あれ?」と感じたポッター、ウィーズリー、グレンジャーがまるで示し合わせたかのように集い、そこにダンブルドアの話を受けて人間に戻ったヘドウィグが下りてきて、お互いが転生者であることを合り合うシーンから。
「転生者同士」「元孤児同士」という共通点から、最初から一緒に行動するようになります。トロールのイベントは、直前でちょっと仲間割れした4人が本当の友情を築くイベントととらえていただければ。

クィレルは頭のターバンを引っぺがす隙を中々見せてくれません。「奴のターバンの中にはヴォルデモートの顔があるんだ!」と言っても聖マンゴに頭を診てもらえと言われるだけなのであまりうまくいかなさそうです。結局なんだかんだいって大まかには原作通りの展開になります。あと、割と日々を生きるのに必死で原作の展開の細かいところをうっかり忘れがちなのがリアルなお話。

物語の主人公はポッター少年だけでなく、4人全員です。


  • No.3 by Maggle  2017-10-28 22:48:16 



「授業を受けて良い」→「授業を受けて良いように取り計らおうぞ」
「合り合う」→「知り合う」
誤字失礼いたしました……!


▼ロルは中~長、短すぎない程度に、でも返すのが大変になるほど長くなりすぎない程度に。
▼半角・過剰空白は冷遇。ドッペルあり。終始・確定は禁止。
▼Keepは1日。ただし、超少人数につき「1枠につきふたりまで」keepを受理。相性優先のため、もし2名様から同じ枠のpfを提出いただいた場合、選定式となります。延長は+2日まで。
▼キャラクターリセットは、pf提出直後であれば無言3日間、ある程度参加日数が経ってからであれば無言2週間程度。状況により多少変動、一度確認をいたします。ただし諸事情あれば考慮するのでお気軽に。
▼規約を読んだ証に、名前の途中に半角スペースをひとつ。
▼受け受しいキャラクター、ロルは不許可。
▼ネットモラル、セイチャットマナー遵守。主の判断により、これを守れていないと感じた方への参加・Romはご遠慮いただくことがございます。ご了承くださいませ。
▼特殊設定につき、初心者様冷遇。上級者様優遇。個性的な性格づけ等大歓迎ですが、ある程度のバランス感覚をお持ちの方であれば喜んで歓迎いたします。
▼原作小説を読んだことがある方を優遇。逆に読んだことがない方は参加不許可となります。映画知識のみは微冷遇、不許可ではありません。


  • No.4 by Maggle  2017-10-28 23:00:34 



※直近のフラグに関しての追加事項

▼ヴォルデモートの分霊箱については既知設定OK。すでにホグワーツにある「レイブンクローの髪飾り」を前もって破壊しに行くオリジナル展開OKあり。ただしこの世界のヴォルデモートは、復活後にナギニ以外の新しい分霊箱をつくります。
▼ポッター少年自身が分霊箱であるため、ヴォルデモートを完全に倒すには、「ヴォルデモートがポッター少年の血を取り込む」「ヴォルデモートが自らポッター少年を手にかけようとして、彼の中にある自分の霊のみを殺してしまう」という過程が必要になります。
なので少なくとも、4巻でヴォルデモートが復活する展開は、長い目で見ると実は不可避。
▼この世界のスキャバーズはウィーズリー少年に飼われておらず、そのためピーター・ペティグリューの所在は賢者の石時点だと判明していません。ウィーズリー少年はペットを飼っていない状態です。


【名前】(姓は固定、名は世界観に遭うものを。ヘドウィグは偽名)
【容姿】(変更可、ただしポッターには稲妻傷があり、ウィーズリーは赤毛であること。美化可能)
【性格】
【前世】(前世における過去について。一定程度の悲愴OK)
【得意】
【苦手】
【備考】


  • No.5 by Maggle  2017-10-28 23:01:07 




(/受容があるか不安ですが……レス解禁!)



  • No.6 by Maggle  2017-10-28 23:02:16 



(/追記:主は4枠のうち、余りの1枠を頂きます。少人数トピック故恐縮ですが、ご容赦くださいませ。)


  • No.7 by 匿名 さん  2017-10-28 23:46:18 




( / 面白そうな設定に惹かれました……!つきましは、ヘドウィグのKeepをお願いしても宜しいでしょうか?ちなみに原作・映画知識ともにあります。 )


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