赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>吉隠
(お茶会用ではない、作業の合間に一息付く為の飽く迄も簡易的なインスタントの紅茶は直ぐに準備が出来て。摘まめるようなお茶菓子と共にそれを作業台の上に置けば”どうぞ”と一声を添え。問いかけられたその質問に対して頭を左右に揺らし、長い髪をヘアクリップを使い後頭部で器用に纏めつつ「今は丁度いなかったんだけど、ウチはアタシを含めて三人暮らしなんだ。庭のお茶会会場で一日中寝てる眠り鼠と気難しい芸術家の三月兎、でもメイドを雇わない男だらけの家だから城に比べたら粗が目立つかな」同居人の説明を簡易的に行いつつトルソーに着せているマーメイドタイプのドレスを脱がせてから用意して、深い青色に貝殻の煌めきと星の欠片を織り交ぜた布で作られたそれはオーロラの様に見る加減によって色味を変える自信作、未だ少し装飾が足りない気がしてどう完成とするかを悩んでいたものであり。「アタシは隣に行ってるから、着替えが済んだら呼んで貰っても良い?」悩むドレスだが自信作の一つであるそれだからこそ、彼女が来てくれればアイディアが閃く筈と期待を含んでそれを渡し)
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