赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>レオナルド
(この機を逃せば普段は己の職場である遊園地に籠り勝ちなせいで次会うのは何時に成るかが分からない。だからこそ付いて来る事を彼が選べば嬉しく満悦だと言う様に不敵と口角を持ち上げて。差し出されたその手を数秒程見つめる様に目を向けてから何とも自然な動きで取る様に繋ぎ。迷い込むアリスの多くが幼い子だと言うのが理由の一つ、触れ合う事に対して敷居が低くなっている証拠か。繋いだ手を引くように歩みを進ませれば「案ずることは無い、今宵は家に泊まればいい。また明朝、明るい内に城まで連れて来よう」遊園地内に住まう他の人物らも夜になれば目が利き辛い、そうなれば今夜は自宅に止めて日を改めた方が確実である。己との別れを勿体ないと感じてくれた事が嬉しく、その嬉しい感情を素直に表現することが出来ずに言葉は止めて。くつくつ、と喉を震わせるように小さく笑い声を上げる事で下手糞な感情の切り替えを行ってから「我が家を気に入れば一日と言わず二日、三日、好きなだけ滞在しても構わんよ。アリス、お前は料理が出来るか」元より他の誰かと暮らしている訳じゃ無ければ部屋に余りは沢山有るのだ、住まう人間が増えた所で困ることは無い。寧ろ、彼が人並に生活能力を持って入れば助かる事だらけじゃないかと己にとって有意義な考えをこっそりと忍ばせて。庭園を抜け、森に足を踏み出す際に"嗚呼、そうだ"と思い出したように貰った籠へ目を向けて中を開けば「腹は減ってるか。城のコックがパンをくれた。嫌いで無いなら食べると良い、奴の作る物はこの国で一番に美味い」お弁当箱の様な箱に入るそれを取り出せば歩きながらでも食べられるだろうと差し出して)
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