赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
|
通報 |
>レオナルド
___。(大人気無く張り合いを見せつけた現状の中で漸く此処が彼にとって当たり前の世界じゃ無いと言う事を理解して貰えば満足だと口角を持ち上げてから引っ張る為に掴んでいた手を離して。からから、とまるで愉しむかのような愉快を表に出した笑い声を上げれば「何故わからん、此処は不思議の国だと説いただろ」この場所が何なのか、何故如何してが蔓延るような彼へ受け入れろとでも言う様にその一言を先ずは言い切り。一拍の間、酸素を吸い込みじっくりと肺に落とす。そんな間を作り上げた上で疑問に満ちているだろうこんがらがる糸を解くように「お前が何処から紛れて来たかは知らんが、この国に呼ばれたならば諦める他無いぞ。」脈略も無く希望も無い、そんな現実を突きつけて。「我が国は率いてくれる存在無くして生きて行く事が出来ないのだ。女王陛下無くして生きて行く事が出来ん、だから次の女王が必要としている。」箇条書きの様な理論は何処までも身勝手其の物で、相手の都合など一切合切お構いなしである。だからこそ、哀れだと感じる気持ちが全くの嘘だと言う訳じゃない。困ったように瞳を細めると「アリス、お前はこの国に選ばれた事を運の尽きとして此処で生きていくしか無い」パシン、と開いていた扇子を閉じてその先を彼に向けてから再び城へ。「だが案ずることは無い、住む場所も食べる物も全部用意しよう。アリスが不自由な生活を強いられることは有っては為らん」アリスと呼ばれる存在がどれ程までに重要なのかを濁しながら貴重であるからこそ大事に扱う旨を述べれば「___名乗り遅れた、俺の事は侯爵夫人と呼べ。遊園地のしがない占い師だ、丁度城に向かう所でお前を見つけた。――この出会いを大事にするとしよう。女王の元まで連れて行ってやる」今更過ぎる己の情報を一つ二つと教え与え、本性かどうかは分からずとも人当たりの良さを感じる相手へ片手を差し出し挨拶代わりの握手を待ち)
| トピック検索 |