赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
|
通報 |
>レオナルド
___(庭の手入れを怠らない生真面目な庭師の蜥蜴の目を盗み、煙を空へ狼煙のように立てながら悠々と庭園を進む。器用に溜め込んだ煙で輪を作れば形が崩れるのを時折眺め片手に持つ扇子を使い風を送れば綺麗な輪を歪な形に変化させ降ろした視線は見慣れぬ姿をバチリと抑える。「……。」僅かに頭を傾けば見慣れぬその姿を観察するように暫しの間追いかけて、他に誰も住人を釣れていない事から彼が新たに迷い込んだアリスだと察する。釣りあがり歪に歪む口元は宛ら先ほど崩した輪のようで、短くなった煙草の吸殻を携帯する灰皿に落としてから扇子を使い顔の半分を隠し、漸く姿を現して「到着が遅かったなあ!アリス。随分鈍間な奴だ、」目を剥くように大きく開きその姿を確りと捉えればくつくつと喉を鳴らして笑い声を、頭の片隅では本日の己の占い結果を思い出して良い事が起きると言うその結果に添う拾いものに満足を。距離を詰めれば深い夜の様な瞳を覗き込み「不思議の国に迷い込んだのは初めてかあ!そうだろう、そうだろう!__哀れ嗚呼!哀れ。一度迷い込んだら二度と元のクニに戻れぬぞ」アリスの拾い主になるとは物珍しいことも有る物だ、大きく開いていた瞳を今度は品定めでもするように厭らしく細めて。語るのは突然の状況の支えになんてなりやしない意味の解らない適当な言葉ばかり、「会いたかった、アリスは何人いたって足らんのだ。」品定めの結果はお眼鏡にかなったらしい、飼って且つ失礼なその値踏みの果てに「よくぞ参った、不思議の国へ」広げたままの扇子の先をピシリと彼へ向ければ歓迎の言葉を述べた後に「今日の俺は機嫌がいい、めんこいアリスを拾ったのだ。__赤の女王の元まで連れて行ってやろう」確認も反応も一切に気にする素振り無く次から次へと話を進めてしまえば"ついて来い"と命じる様に歩みを進ませて)
(/それでは早速侯爵夫人にてお迎えに上がりましたが、相性が合わないや他の住人が良い等有りましたら直ぐに変更しますのでお気軽にお伝えくださいませ!どうぞ宜しくお願い致します!)
| トピック検索 |