赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>トゥイードルディー
もっちろんだよ!部屋のベットはふわっふわで寝心地抜群だし、お城の料理はメインもデザートもどれもすっごく美味しいしさ。何だか毎日ホテルで暮らしてるみたいな気分(少し振りに聞く相手の声に心地良さそうに瞳を細めては、こんなに快適で良いのだろうかと思ってしまう程の幸せや、頬っぺた落ちるような食事の数々をやや大袈裟な身ぶり手振りを交え精一杯伝え「ディーは元気だった?」楽しげに笑う様を見ればあれから変わり無いのは明らかだが、足を動かしつつ首をコテンと右に傾けては、どんな風に相手は過ごしていたのか気になっては問いかけ。「高いところは騎士さんがやってくれたし、何も無くて寂しかったツリーがだんだんキラキラしてくるのを見たら、ディーだって──うぎゃ!」楽しいと思う、そう言葉を続けようとするも突然犬でも撫でるような手つきが頭部に襲いかかってくれば、思わずスットンキョンな声を上げてしまい。「突然どうしたの、ビックリしちゃったじゃんかー」恨めしそうに睨んでは瞳の先を相手へと向けるも、直ぐに表情を崩してはくすくすと楽しげな声を漏らしながら肩を小刻みに揺らし。「えっ、私が悪いの?……まぁ遊び相手が欲しい薔薇達の気持ちは分からなくもないけどさぁ」悩んでいた事態に告げられた原因は、自分にとっては予想外のもので。瞼を持ち上げ目を丸くしては、反対の立場になった場合に考えを巡らすもブーブーとまた口を尖らせ、ブツブツと文句を呟き。やがて目の前に庭園が広がり、じっと花を見つめるも相手が薔薇に語り掛ければ途端に素直に、大人しく道を通して貰えれば、自然と両手を重ねてはパチパチと拍手を送り「すごいすごい!私の時とは大違いだよ!」その後温かな手に引かれながら、意図も容易く庭園を抜けられた事に感動と尊敬を込めた眼差しを向けつつ絶賛し。また、聞きなれぬ単語には興味がふつりと頭に浮かべば迷う事無く再び口を開き「チェシャ猫って何?ディーの友達?それとも薔薇は猫が好きなの?」この不思議の国では己の常識とは異なる事が多々ある。少しの滞在でもそれを実感していれば、どんな事もありえると幾つかの可能性を声に落とし。「あー、やっと森だ。近くで見ると広くてここも迷子になっちゃいそうだね。それでどこを通って行ったらいいの?」窓から見ていただけの景色が漸く間近に見えれば、すぅっとたっぷりと木々の匂いを肺に吸い込み、はーっと吐き出しては自然と顔を綻ばせ。ここからの道のりは未知の領域であれば、早く早くと急かすように一度繋いでいる手を引っ張ってから、キョロキョロと辺りを見渡してはこれからについて訊ね)
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