赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>トゥイードルディー
(はぁ。と思わず沈んだ気分を表すようなため息を一つ。自室の窓を開け、ふわりと髪を揺らす緩やかな風を肌に感じながら窓縁に片肘を立てては、つまらなそうに頬杖をつき。青い空に燦々と輝く太陽から発せられるぽかぽかとした光を、日向ぼっこでもするかのように浴びながら視線を落とした先に広がるは、遠目からでも、間近から見てもその美しさは色褪せる事の無い薔薇園。しかしその先に存在する森へと足を運ぼうとすれば、立ち塞がり己の邪魔をしてくる薔薇の花達に対し、今だけはすこぶる面白く無い感情を胸に抱いており。仕事の邪魔をするようで少し気が引けていたが、最近喋りを楽しむようになってきたメイド達にでも道案内を頼もうか。そう考えを纏めかけた所で、ノック音が室内に響き。扉越しに聞こえる声に、ぱちぱちと瞬きを繰り返し、やや間を空けその声の主に漸く気がつけば途端にパアッと瞳を輝かせ、口角をキュッと持ち上げては表情を明るくさせ「その声はディーだね!今開ける!」溌剌とした声を飛ばしては忙しない足音を立てそちらへと向かい、ガチャリと勢い良く扉を開き「勿論、答えはオーケーだよ。遊園地も良いけど、私、買い物行きたい!あ、ちょっと待っててね、今準備するからさ」相手の姿を瞳に入れては満面の笑みを浮かべ、こくこくと頷いては至極嬉しそうに誘いを受けては、自分の要望を伝え。また室内に戻り窓を閉め、机に置きっぱなしだった先日手伝いをして得た硬貨の入った袋を握りしめ廊下へと出ては相手の隣に並び"じゃ、行こっか"と声を掛け歩き出し。「ツリー見てくれたんだ、嬉しいなぁ。赤の騎士さんの手伝いでやったんだけど、とっても楽しかったよ!それに、ああいうお手伝いならまたやりたいなって思った」ツリーについて触れられた言葉に遅れながら反応しては、この国での初めて遂げた仕事に対しどこか誇らしげにえっへん!と胸を張っては、その時の事を嬉々として語り「でも、お金が入って遊びに行きたいってなっても、一人じゃ薔薇の花が通してくれなくてさ、困ってたんだよね。だからディーが私を思い出して、遊びに誘ってくれて嬉しい!ありがとね」前半は先程抱いていた鬱憤を晴らすように口を尖らせつつ、後半はニコニコと上機嫌に言葉に出し、何とか少しずつ覚え始めた城内の構図を思い出しながら外へと通じる扉へと向かう中、感謝の気持ちを伝え)
(/ありがとうございます!では、背後は下がらせて頂きますね)
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