赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>ルツール
(目の前に現れたその姿を今一度確りと覗く、褐色の肌も日を受けて光る銀色の髪も、見つめるだけでそのまま時間を忘れて心を奪われてしまいそうになる瞳も。一瞬にして彼女と言う存在に注意を引かれ心を持っていかれそうになる。丁寧な対応もまた、凛とした姿勢に違う事なくより一層彼女の印象を良くする。質問として挙げられた議題とは、迷い込んだばかりで有れば当然のこと、加えて言うならば幼ければ幼い程、その疑問に触れる事も気づくことも無く自然と受け入れてしまう。彼女が大人である事が幸と化したか不幸と化したかは分からないが、少しだけ眼を細める様に瞳を伏せて「それは、此処が不思議の国だから。と答える他が無いわ__赤の女王を継ぐ者は他のクニより迷い込んだアリスと決まっているの。」先ずは一つ、答えにならないそれが答えであるそれを説き続く質問とは答えがのどに詰まる苦々しいもの、「此処で過ごす時間が長くなるにつれて、貴方は紛れも無い此処の住人に変わるわ。元のクニの記憶を少しずつ無くして最後に貴方の名前を失った時、もう二度と元のクニには戻れないの」事実だからこそ隠す住人もいる、それでも事実を述べたのは彼女が真実を知る為に此処に来てくれたからと言うのが理由に強い。困ったように微笑んで「もしも、元のクニに帰りたいと。そう思っているなら___名前だけは忘れちゃ駄目。」伸ばした人差し指を己の口元にそろりと宛がえば密やかな秘密とでも言う様にひっそりと小さな声量で何よりも大事な其れを教えて)
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