白い帽子の放浪者

【出会い　5話(終)】

望羽：・・いない

(心：もう約束の時間になっちゃったけど。シロさんいない・・どうしよやっぱりメールしたらいいかな)

(約束の時間になっている気配がなくどうしたらと考えていたがその時呼ぶ声が聞こえ)

奏：・・あの

望羽：え？

奏：・・これあなたのですか？

望羽：・・あっそれ私のです

(呼ぶ方に振り向けば先程の助けてくれた奏で彼の手元を見れば自分が落としたであろうハンカチがあってそれを見ては礼を言って)

望羽：あっそれ私のです。ありがとうございます！

奏：あっ・・いえいえ

(ハンカチを渡した後奏は望羽を見てどこかで会ったような気がして気づけば望羽にこう尋ねて)

奏：・・EXILEホープ

(心：あれ？・・自分何て言ったの？)

望羽：え？・・もしかしてシロさん？

(奏が言ったのは数週間前に二人で会った時の分かるような合言葉を決めていた事を望羽に言ってそれを聞いた望羽はそう呟いて)

奏：・・やっと見つけた。最初に自分から望羽を見つけようって思ってて・・

望羽：・・そうだったんだ。嬉しい・・ありがとうシロさん。あっ改めて◯◯◯◯と言います

奏：うん・・あっ僕の名は・・

(ようやく目の前にいる相手が本人だと分かって二人は恥ずかしながら笑顔で見つめあってこの後２人は忘れる事のないこの日になりました)



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ちゃんちゃん