ポエム

悪夢が終わる時
天使は僕を何処へ連れてくのか

キラキラのプリズムの天気雨
調べたらキャンディー

さらさらのベールを翻して
空を舞うあの人

雲の後ろ
黄金色の太陽

桃色の歌を歌ってた
きっと、必要だろうと思って

雨が止んだ時
傘を折り畳んで捨てた

調子外れのコンピューター
壊れるまで愛でたのか

あの人が歌ってた歌
記憶は遠い青空の上

黄金色の流星が落ちる日に
メテオシャワーは流星雨
それは過去の覚えてる
必ず僕を救い出して
黄金とエメラルドの約束

そこが僕の楽園で
そんなに君は苦しんでいるの？
僕は僕をこの楽園で守る
追放できなかったアダムとイブ
僕の頭の中で地鳴り

僕の背中に住む青い虫
大きく僕に取り憑いて
僕の背骨を食べて生きる
決して帰ってはくれない

呪文のように繰り返す
僕の祈り
僕に迷惑かけないで
どうかどうかいなくなって

僕の背中で暴れないで

消えて下さい

染まってしまったのはなぜ
いつなぜ染まった
差別をやめた時
何か一つつまずいた

差別をやめた時
染まってしまった
拒否していたもの
受け入れてしまったのは
僕も、追い詰められていたから

今、また、それを
追い出す時
正しさと間違いの
足し算と引き算
間違えたのは
僕も追い詰められていたから

きれいな水色の雨と
紅色の雨
僕は、水色の雨が好き
どうしても、水色の雨が好き。

紅い雨を否定して、謝った
紅い雨を、受け入れた
でも僕は本当は
紅い雨は嫌
紅い雨は不可能

誰も味方がいなくなった時
紅い雨を受け入れた。

誘惑に負けて
今、縛り首
落ちる木の床
僕の聖域はいずこ

火にあぶられて
受け入れたロザリオ
今、どうやって捨てるの

今も火は燃えさかり
僕は後じさり
偽物の間違いのロザリオ
火によって、僕に食い込んで

小さな頃からの孤独
それが彼には美味しい御馳走

王子様は来なかったから
僕が王子様になった
今も闘ってる
お姫様を守るため

王子様の顔をして
近づいてくるモンスター
愛に飢えた、騙されやすいお姫様

窓の外 眺めてごらん
夜の天の川
本当の気持ち

ゆっくり頬杖ついて
眺めてごらん
見つけてごらん、
星座の中に

君の、本当の気持ち

あの時に売った
そりゃあ売る
詐欺師には見えない

食べ物の為に誇りを売った
だから命を諦めた

愛の為に味方が欲しくて
きっと、本当の心を売った

だから、味方を諦める
愛を諦める

君をエメラルドの分身だと思ってた

ただ君に従ってきた

君が僕を守り
導き、支え、
育ててきた

君の言う通りにする
今までも これからも

三日月の上
リュートを弾いて歌う
ここが私の居場所
オリーブの冠
襲ってくる暗闇
楽器で防ぎ闘う
あの方がいつものように
微笑んでくれるまで

戦いの後に
戦場で倒れて
剣を握ったまま
青空を目の端で見るだろう
誰にも顧みられることのない
戦場の痕に倒れた戦士達
どれが死体でどれが負傷者なのか
見つけてもらえるか
もらえないか

君にまたいつか会えるのかな
ちょっと微笑んで手を振った
あっさり行ってしまったんだね
僕を不本意な誰かに預けて

いつか必ず迎えに来てね
君こそ、僕の王子様
鏡の池の王子様

闘うことばかり考えていて
そして、それでいいと思う
僕は今、闘う為に生きている

奴隷のように、捕らわれて
監禁されて、虐待されてる