今日の御褒美 〆

…ご褒美をねだるのが早すぎるだろ。待てもできないのか？お前ってやつは。
(ぴんっと相手の額に凸ピンをかましては呆れ顔で、)

(/来ました。まずは設定…ですかね?)

…待てはまだ躾られていない筈です、仮に躾られても待つ気は毛頭ありませんが
（弾かれた額を押さえつつ真顔で返答しては、良い顔で宣言を）

（/お越しいただきありがとうございます、そうですね…pf提出と洒落込みますか。項目は名前、性格、年齢、容姿…その他備考があれば備考欄でも、といったところでいかがでしょう）

それ、執事としてどうなんだよ…。お前を選んだ俺も俺か、…はぁ。
(やれやれ、と頭を振って。落胆しつつも少し面白がってはいるようで、)

(/おはようございます！そうですね、では早速書かせていただきますっ…。)

名前/粟辻 舞雪
(アワツジ マユキ)
年齢/24
種族/人間
性別/男
容姿/黒髪に藤色の瞳。色白細身。だが、しっかりと筋肉はついている。手足が長く長身。美形と言うよりは美人という言葉が似合う風貌。寒色系のゆったりとした服装を好む。仕事の際はきっちりとしたスーツ姿に見を包む。右耳に二つピアスをしている。
性格/一言で言うのならマイペース。怠惰的であり、少々自己中心的な考え方を持つ。サバサバとしており面倒なことは嫌い。懐が広く、面倒見のいい一面もあったりなかったり。本性は世渡り上手でずる賢い皮肉な男である。
備考/一人称は俺、二人称はお前、アンタ。イラついてくると人差し指の第二関節あたりを噛む癖がある。ゆえに指は常に傷だらけで、絆創膏がよく巻かれている。好きなものは辛い食べ物と煙草と読書、苦手なものはキノコ類と酒と面倒なやつ。最近雇った執事に何故か依存されてしまう始末。生まれつきの面倒見の良さを発揮し、何だかんだ上手くやっている様子。急所は首筋と耳。実家はまあまあの名家。実の父親とは歯車が合わないようで不仲。不眠症であり、睡眠薬と煙草はかかせない。ヘビースモーカー。お酒に関しては全く飲めない下戸である。

(/こんな感じでいかがでしょうか…？)

（/ひえっ、素敵な御主人様にこんな変態を押し付けて良いのやらと今更不安に←
ではこちらも提出させていただきます…）

名前/シキ
年齢/おそらく100歳超え
種族/吸血鬼
性別/女
容姿/見た目年齢は20代前半。黒い燕尾服に白いシャツ、ネクタイとごく普通の執事らしい服装に身を包む。スッキリとした目元とキリッとした雰囲気で仕事のできるやつに見えるがただの変態。吸血鬼らしく牙がある。細身で病的に色が白いが種族的な問題であり、健康体。
性格/自他ともに認める変態であり、自分が仕えると決めた相手になら貶されようが何をされようが地獄の底までお供するつもりでいる。仕事は完璧にこなし、ある種主人への忠誠も誓っている為か知らない人からすればいい執事であろうと意識はしている。ご褒美のために頑張れる。
備考/最近仕えた御主人様に絶賛依存中。基本的に血液以外の食事が好きではないので食べる気もない。むしろ自分の血肉を形成しているのが御主人様の血だと思うだけで満たされる。何度もいうが変態である。タバコの匂いは嫌いではないが血が不味くなるのではないかとヒヤヒヤしている、ただ不味くなっても御主人様の血なら満足できる自信はある。吸血衝動といったものはあまりないが、お腹が減るとねちっこくなる性質。

（/こんな風でいかがでしょうが…？よろしければ、非常に申し訳ないのですが絡み文を先にお願いしてもよろしいでしょうか…ロルの長さはお好みで構いません、長さをこちらが合わせます…！）

(/了解致しました！さっそく書きますね。)


シキ。いるか？いるなら返事しろ。
(屋敷の、長い長い廊下を歩きながら。柔らかな黒髪をイラついたようにぐしゃりと揉み、この屋敷の次期当主である青年は誰かを探していて。くわえ煙草のスタイルのまま、バニラフレーバーの煙を苛立たしそうに吐き出しては。お前なんかと隠れんぼをするような余裕は俺にはねぇんだぞ、と吐き捨てるように呟きながら。カツカツと靴の踵を鳴らし相手を探し回って、)

（/ありがとうございます！嗚呼、素敵な御主人様に変態センサーが喜んでおります（？）以後、よろしくお願いします！）

（廊下の影となる凹みに置かれた絵画を拭き、花瓶に花を生けていた時に響いた足音はまるで威嚇する獣のよう。すぐに声はかけずに、声のするほうを覗いてみれば煙を切り裂く様に進む御主人様の姿。吐き捨てるような言葉も、見ていて解るイラつきにも嬉しそうに口角が緩みかけるがそれを引き結んで隠しつつ、自分は花を挿し終えるとその忙しない足音に隠れるように背後をゆっくりと追っては声をかけ）
はい、御主人様。此処におります＿イライラした御主人様もとても素敵ですよ

(/な、なんと…！反応していただけて嬉しい…では背後はドロン致しますっ！)


(背後から感じる気配。振り返るとそこにはお目当ての相手がいて、安堵のような呆れのような溜息を紫煙とともに吐き出しては。｢来るのが遅い。呼ばれたらすぐに来いって言ってるだろうが。｣と、不機嫌そうに言っては軽く睨みをきかせて。)
今の状態の俺に興奮するな気持ち悪い。…まぁ、今は別にいい。ついてこい、いいな？
(愚痴も程々に、相手に軽く手招きをしては先へさっさと歩き出していってしまい。)

参上が遅くなり申し訳御座いませんでした。…ええ、御主人様
（再度吐き出された白く濁った煙はゆらめきつつ空気の中に溶け消えて。それを目で追っては、不機嫌な声音に頭を下げつつ謝罪をし、不機嫌さに拍車をかけたらしい言葉を撤回することはせずに先を歩く背を追いかけていく。興奮するな等と無理難題を…と心の奥底では思いつつも涼しい顔にそんな欠片は滲ませず。自分が呼ばれた理由が思い当たらない為に失態はしていないはずだと自分に言い聞かせていた）