〆 ゼラニウム

〆 ゼラニウム

売人の少女  2017-05-11 01:42:27 
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_噛み跡と鞭の痕

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  • No.49 by ノラ  2017-05-14 22:49:36 


お前には、僕の側近として商品販売の補佐をしてもらいたい…僕からしてみたら誰も彼も汚い嫌な客ばかりで、どんなに金を出す良客でも殺意しか芽生えないんだ
(一通りの内容を読み終え、顔を上げれば同じ高さに近い目線にニヒルな笑みと共に答え。手元にある紙_今日の商品リストと顧客リストを手繰り寄せては、それをラギトへと差し出す。一度、あの場所に立った犬なら分かるだろう。僕がどうやって商品を売るか、それを横から見て、僕が求める動きをすればいい簡単なオシゴト)
僕が壇上にいる間だけでいい、僕の隣で僕の指示通りに動け。裏には行くな、お前が入るには汚すぎる
(まるで忠告のような言葉だと自分で自分の言葉を笑っては脚を組んで腰の鞭を片手で外し机の上へ。犬が、奴隷が、入るには汚すぎる場所なんて最初は僕自身あるわけがないと思っていたが、今この犬を見て思う。本当に存在するのだ、人間の欲と中身とで散らかった「裏」というのは酷く汚い場所)

  • No.50 by ラギト  2017-05-15 08:53:52 


しょうひんはんばいほさ…(いまいちピンときていない様子で繰り返し、手渡された商品リストと顧客リストを眺め。真剣に目を凝らすが書かれた文字がほとんどわからず、眉間を寄せ「…読めない」と呟くと書類を突き返し)
……俺が行くには汚い所ってなに?そんな場所、ねぇよ。俺が汚いから行けない、じゃなく?(裏と言われて想像がつかず、最下層の奴隷でも行けないような汚い場所に主人がいくというのはさっぱり理解が出来ずにいて。腰の鞭を外したのにチラリと視線をやってから、机の上に乗る主を見上げ)

  • No.51 by ノラ  2017-05-15 14:04:14 


…ああ、そうか。まあ良い、何も今必要な知識はこれじゃあない。お前には今夜までに立ち振る舞いだけでも覚えてもらわないとな
(読めないと突き返された資料に数度目を瞬かせるも、納得のいったように受け取ってはそれを隅に放る。続いた言葉を噛み砕く様にじっとラギトを見据えては、ラギトの首筋に触れるよう手を伸ばし、歳にはそぐわぬニヒルで寂しげな笑みを浮かべ)
この世界には知らない方が良い汚い部分なんて腐るほどある、お前が生きてきた世界のような場所が。僕の仕事場、裏の場所はその汚いモノで塗れた頂点だ。…いずれお前も僕くらいに汚れる、その時が来たら裏に行こう_一緒に堕ちようか

  • No.52 by ラギト  2017-05-15 16:39:48 


あぁ、わかった(立ち振る舞いを覚えろと言われると頷き。これから始まる仕事に小さな興味を示しながら、支配者然とした相手の笑みを見つめて)
……あんたは、自分を汚いものと思ってるのか?俺じゃなく?
(時が来れば一緒に堕ちよう、と告げてくる相手の瞳は、年相応の子供の瞳のものではなく、深く暗く寂しげに見える。「…なんだか、俺より不幸そうだな。」最下層の自分より不幸だなどということは有り得ないとわかりつつも、その瞳を見ると自然にポツリと口から出ていて。彼女の指が首筋に触れようとしても微動だにせずにその指を見つめる。自分から寄り添う事はしない、自分が触れようとすれば彼女はそれを拒絶するはずだから)

  • No.53 by ノラ  2017-05-15 17:44:21 


お前と同じくらいには汚いかもわからんぞ…まあ、僕は自分が不幸だとは思わない。過去を悲嘆することもない…お前も僕も身なりだけはちゃんとしていないとな
(問いかけに、目を細め伸ばした指先から手の甲にかけてその首筋を撫でるように擦り寄せてはさも当たり前のように言葉を放つ。微かに伝わる脈と体温、自分からこちらに寄ってこない犬にどこか安心感を覚えながら僕は片手に鞭を握り、その首筋から手を離せば机に片膝を上げて口角を上げ、ラギトを見やる)
_始めよう、精々頑張って覚えることだな。まず立つ時は必ず踵を揃えろ、僕がどんな動きをしようと前だけを見据えていろ
(出来る限り簡単な言葉で、基本的な事から少しずつ。この犬は決して頭が悪いわけじゃあないと思うから、僕の隣に立って動く上で最小限のことを教え込む。ラギトの踵、指先までを目で追いながらの命令はさながら調教師だろうか)

  • No.54 by ラギト  2017-05-15 19:19:05 

俺と同じなんて、相当だな
(主が自ら犬と同じだと言う滑稽さに可笑しくなりククッと笑ってしまい。首筋を撫でられると擽ったそうに身を捩るも、拒否する事はせず、鞭を握る相手の手首をチラと見下ろしてから、彼女へと再び視線を上げて)
……こう?(始めよう、と言われると頷き、踵を揃えて手を後ろへ組み、少しだけ背筋を伸ばしてみる。前だけを見据えろと言われると、主から視線をずらして前方の壁をじっと見つめ。暫くじっと壁を見つめているが、反応がないのでそわついて、視線を主に移し)

  • No.55 by ノラ  2017-05-15 20:32:20 


_僕の方は見るな。前だけを見据えていろと言っただろ
(言ったことを直ぐに実行できるだけの頭の回転の早さ、昨日も思ったことだがそれなりにしっかりとした身体をしているから立ち姿も悪くない。じっとその様を見ていれば、こちらに注がれた視線に右手に掴み直した鞭をそのまま流すように振り下ろし、その先は傷が深くつかない程度に減速しつつもラギトの脚へ。冷たい声、意識して出るものではなく、これは慣れなのだと思うが)
立ち姿は悪くない。僕が壇上で指示した動きの後はこの形に戻れ。良いな?_次だ、これを片手で持て
(右手の鞭を握ったまま。机から降りると近くの棚から取った銀盆にワインのボトル、グラス、クロスを乗せ、自分が片手で運ぶには重たいそれは机へ置いてからラギトへそれを指差しては軽く鞭で床を払い)

  • No.56 by ラギト  2017-05-15 21:24:56 

つッ!(軽い仕草で動かされた鞭が半身近くでヒュッと音を鳴らし、打たれた片脚を持ち上げ顔を歪めるも一瞬で、直ぐに元の位置に戻ると再び前を見据えて。壇上では指示が終わればこの形に戻れと言われると、ウンと小さく頷き。はじめに紙面を渡された時には文字を憶えさせられるのかもしれないと嫌悪と不安しかなかったが、この位のことなら出来そうだと内心でほっとし)
…(次に見せられたのは銀盆にワインのボトル、グラス、クロスが乗ったもので。過去に見た事はあるが給仕は女奴隷の役目だった為、自分は触ったことはなく。片手で持てと言われると少し緊張しながら「オウ」と口を尖らせ頷いて、盆を受け取り。片手で落とさないように掌の上に盆を乗せ、ゆらゆらするのを奴隷にしては形の良い指で踏ん張ってバランスを取り。するとしなった鞭が床で音を鳴らし、ピクリと身体が音に反応し意識がそちらを向くと盆が掌の上でぐらつきグラスが倒れ)

  • No.57 by ノラ  2017-05-15 22:10:54 


(鞭が身を打っても声を上げない犬、飼い犬としては正解の反応を示すラギトが黙々と手を伸ばした銀盆。慣れないことなのか覚束無い手付きは僕が地面へ打った音で簡単に崩れた。ぐっと鞭を持つ右手に力が入る。叱るにはまだ早い、正しい持ち方も支え方も教えていないモノを叱るのは愚鈍な人間がやることだ)
…手は少し広げろ。指の腹で押さえるんだ、重心は少し自分の方へ寄せろ。視線は前を向いたまま、持ってただ真っ直ぐ立て
(空いている左手でグラスを元の位置に戻しては、指先でそっと盆の下の指を移動させるようつつく。少しばかりぐらついたラギトを支えるよう腰に鞭を持った手を添えては安定するのを待ちつつ)
_僕は無闇矢鱈にお前を打つことはしない。ただ、一度教えたことは完璧に覚えろ…失敗すれば問答無用で打つ。良いな?

  • No.58 by ラギト  2017-05-16 10:13:20 

……ん(言われた通りに手を広げる。指の腹で踏ん張るようにして重心をやや寄せ、背筋を伸ばして前を見据えると見栄えだけは品の良い執事か給仕のように見える)
このくらいなら俺にだって出来る…馬鹿にすんな(問答無用で打つと言われると直ぐに鼻をフンと鳴らして、練習用の銀の盆をデスクに置くと代わりに掌をつき)
さぁ、行こうぜ?…その仕事はいつから始まるんだ?早起きし過ぎて飽きちまった…俺、外に行きてェ
(大きな窓の外にちらりと視線を移すと、青い空が見え流れる雲も見える。 同じ動作をし続けていることに疲れ、重心を机の方に傾けて主の方を振り向き)

  • No.59 by ノラ  2017-05-16 13:18:54 


(飲み込みの早さと、それをすぐに身体に反応させることが出来る能力はある種天賦の才なのだろう。生意気な言葉には同じように鼻で笑い、外に行きたいという言葉に緩く頷くと鞭を再度纏め腰に納めながら)
仕事は夜、まだ明るいうちから出来るような内容じゃあない…外も、屋敷から出ないのなら構わない。僕も散歩になるしな
(逃げ出すのではないか、そんなことは元より心配していなかった。それよりも心配していたのは不慣れな場所での犬の体調。昨日の今日だ、初めてのベッドも、朝から使用人を蹴り飛ばす小さい主人も異質だったことだろうと。こちらを向いた犬に「それで良ければついてこい」とだけ続けて扉へと向かい)

  • No.60 by ラギト  2017-05-16 15:05:13 


夜まで出られないのか……
(仕事は夜からだと言われると拍子抜けしたように肩を落とし、屋敷の外にはまだ出られないのかと思うとチラリと窓の外の空を見て残念そうに眉を下げ。以前は過酷な労働はあったがほとんどを外で過ごしていた。広い部屋や薄暗い廊下は落ち着かず、僅かだがストレスを感じて小さく息をつき。しかし此処が住処となった以上は屋敷の内部構造も覚えなくてはいけないだろうと思い、着いてこい、と言われると首を縦に振って主の後から部屋を出て。屋敷は長い廊下が続き、窓拭きをしていた使用人がノラに気付くと一旦仕事の手を止め振り向いて一礼をし。先程の、鞭打たれていた使用人とは顔が違うようだ。その姿を目で追ってから、主を振り向いて)
……この屋敷は何人、人がいるんだ?

  • No.61 by ノラ  2017-05-16 18:33:53 


出してやりたいが、下手に出てお前がまた売り飛ばされては僕が困るからな…さあ、何人だったか
(しっかりと付いてくる犬の気配。頭を下げる使用人達は誰も彼も僕がここに来る前からいた奴らばかりで、きっと僕のことを快くは思っていないだろう。黙々と進む廊下、暗い照明も僕からすれば悪趣味な装飾も全て僕の前の当主のもの。肩越しに見やった犬の表情にどこか晴れないのを見れば、少し逡巡した後立ち止まり、綺麗に磨かれた窓の外を指差して問う。飼い主として、優しさでも何でもなく、飼い犬の精神面の面倒をも見るのは当然のことだろう)
庭が無駄に広いんだ。お前、この屋敷内が窮屈なら僕と中庭で散歩でもするか?

  • No.62 by ラギト  2017-05-16 19:53:57 


沢山いそうだな・・・みんな、俺より大人っぽい(屋敷が大きいから使用人も多く必要なのだろうか、キョロキョロしながら主の後ろを歩き。ノラが通る度に使用人が頭を下げるので、直ぐ後ろにいる自分もかしずかれているような気がして、単純な頭は優越感を感じ、少し得意気な表情になって歩き。主が立ち止まると自分も立ち止まり、窓の外を指さされれば視線を向けて)
中庭……。…うん、行ってみてぇ
(庭と言うからには敷地内だが外なのだろう。無駄に広いと言われるとその場所が気になり、二つ返事で頷いて)

  • No.63 by ノラ  2017-05-16 22:10:30 


…お前は僕の側近である犬になった。他の奴らよりも僕の傍で、僕が命じるまで僕の為に生きろ。もう僕以外、他の奴らはお前を奴隷としては扱わない
(二つ返事。真っ直ぐで素直な犬に僕は後ろで頭を下げ続ける使用人には聞こえないように犬に向けて言葉を放つ。僕の犬になるということ、それは二度と日向は歩けないということ。けれど、それでもこの犬が、今後、構わないと自らの口で言ってくれるなら。そう思ってしまうのは主人のエゴか)
行くぞ
(まるで犬の散歩だ、と思いつつ外へと向かう玄関へ歩き出す。外の世界、と言えば聞こえはいいがその実現実世界も閉鎖空間だ。ラギトを横目で見ながら玄関の扉を開ければ、久しぶりの太陽の下にゆっくりと進み出て)

  • No.64 by ラギト  2017-05-17 10:08:06 

(他の奴が自分を奴隷と扱わないと聞いて驚いたように目を丸くし。そういえば自分から挨拶をしなくても何も咎められていなかった事を思い出し)
……なァ、何で俺を買ったんだ?アンタ(新しくやって来たこの地でも変わらないと思っていた自分の立場が思いの外の高待遇で、嬉しさよりも先に戸惑いや不思議な気持ちが沸き起こり。主人が大きな玄関扉を開くと、重い音を立てて扉が開き、外の日射しが空いた扉の隙間から屋敷内に射し込んで。自分もゆっくりと歩み出ながら、主の顔を見下ろし質問する。逆光で相手の顔は見えず、眩しそうに目を細めて)

  • No.65 by ノラ  2017-05-17 12:41:35 


_僕はお前達のような人間を商品として売るのが仕事、たまたま自分の商品の中に番犬に良さそうな奴がいたから僕が買い取った。それだけのことだ
(眩しい外はあまり得意ではない。夜の闇に紛れて生きる僕には身を焦がすような鋭さを向けられているようで、けれどこれから先、この僕の世界に入って間もない犬の手を引いてより深い所へ行くというのならこれくらいの罰は受けてしかるべきだろうと。素朴な疑問、答えながら中庭へと足を進め。犬を振り返ることはないけれど)
お前だけは処分するには勿体ない商品だったのさ、精々這い蹲ってでも生きることだな

  • No.66 by ラギト  2017-05-17 16:24:14 

…番犬か。じゃあ、アンタを護るのが俺の仕事ってわけだ(自分は偶然に目に止まっただけの存在なのだろう、だが奴隷としての待遇としては破格、運が良かったんだなとぼんやりと考え。相手は人を人と思わず処分する冷酷さや決断力を持っている。それを頭の隅ではわかっていながらも、自分が棄てられるという焦りも恐怖も今はなく、どこかでこの少女を今までの"主人"とは違う目線で見ていて)
今までそうやって生きてきた…這いつくばって泥水を啜ったって、俺は俺でいられる。鞭を振るってるアンタには、無理かもな(恩を受けた事は確かだ、自分の願いを聞き入れてくれた少女に敵意は無いが、ついひねくれた性格から毒づいてしまい)

  • No.67 by ノラ  2017-05-17 17:30:54 


そこまでアテにはしていないがな。一応だ。
(あの汚くて暗い裏の闇の中でも目に宿ることがなかった諦めの色。それがあの黒の中でどれだけ彩度のあるものだったかきっとこの犬は知らないだろう。アテにしていないと鼻で笑っては、続けられた言葉に小さく笑い)
ああ_そうだな。僕は僕らしく、そんな世界では生きていけないさ。まあ、そもそもこの僕がそんな底辺の奴隷に落ちる様なんて想像出来ないが
(ひねくれた言葉なんて嘘ばかりの大人の言葉と比べれば可愛いもの。ラギトの言葉に口角を上げただけの冷たい笑みで言葉を返しては陽を避けるように陰を抜いながら花の咲く方へと歩いていき)

  • No.68 by ノラ  2017-05-24 22:40:50 

(/あげ)

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