〇無登録〇　築五年、駅から徒歩十分、2DK　〇real time〇

ちわーす、土産持ってきたんでちょっと遊んでくれませんかね？

(ユサユサ揺れる大きなビニール袋を、引き摺るように部屋の中へ引き入れて。濡れて纏まった髪から滴る汗をタオルで乱雑に拭い、部屋の中に向かい普段より幾割か大きな音で呼び掛け。)

へいへい、キュートなお兄さーん？暇してんだったら、俺と遊ばねぇ？（　おらおら / サングラスかちゃ　）──なんちゃって。密原さんに会いに来ましたぁ。つーか、鈴木くんのこと覚えてる？（　サングラス胸ポケットに仕舞いつつ　）

うぇーいなになに？アイス？アイス？
(扇風機の前に膝を抱えて座り来訪者を待っていたが、待ち侘びたその声がすれば嬉々として振り返り相手の元へ駆け寄り。ビニール袋を持つ腕に纏わり付きながら中身を覗き込み、惜し気もない期待を込めた声で問い掛け)

>鈴木

うわあ、柄悪い超怖い。（ クッション投げ付け ）忘れてたらやばくねぇ？一日経ったら記憶無くなっちゃうの系なドラマできるぜ。俺主演で。（ ソファに寝ころび / ふは ）

>密原さん

たはは、怖がんないでよ。俺と密原さんの仲じゃん？（　クッションきゃっち / そのまま腕で抱き　）だーって密原さん忙しそうだしさぁ、此処で話した金髪男の事なんざ記憶の彼方かもしんねぇじゃん。…あと、鳥頭っぽいし（　最後ぼそり　）

>神代

ありゃ、コーコーセーだったかな？そいじゃあコイツはお蔵入り…っと。
(まるで子犬の如く走り寄ってきた相手に頬を弛ませ、ぽんぽんと軽く頭を撫でてやりながら、ズカズカと家の中に上がって冷蔵庫にビールやチューハイなど手際よく閉まっていき。少し用量の減ったビニール袋の中から、二つ何かを手にとって、｢さぁて、これは何かな？｣ 意味深にニヤリと、夏にぴったりラムネ味のアイスバーを相手の前に差し出して。)

>鈴木

お前頭不良なんだから顔に付けるものくらい真面目にしとけよ、ほら。（ 鼻眼鏡差し出し ）あ？なんだもっかい言ってみろ牛乳ぶっかけるぞ。（ 起き上がり牛乳パック両手に持ち ）

>密原さん

これ、真面目ぇ…？──どーお、似合いますぅ？（　鼻眼鏡着用 / キメ顔　）
うっわ、やだやだ！止めろ！牛乳だけはホント無理なの！（　顔面引き攣らせ距離とり　）

>宍葉

えー、俺飲めるよ？
(学生である身の上をいとも簡単に当てられ驚いたように目を瞬かせるも、袋から出て来たアルコール類が次々冷蔵庫に収められていくのを見ると不服気に唇を尖らせ。しかし目の前にアイスが現れるとそんな不満も吹っ飛び、目をきらきらと輝かせながら「アイスアイス！！」と声を弾ませて手を伸ばし)

>鈴木

ぶっは、っくく…最高、惚れるわ。（ 盛大に噴き出し / 携帯取り出し撮影 ）
うぇ、そんな牛乳苦手なわけ？へぇ、良い事聞いたー。（ にやにや / じりじりと近寄り ）

>密原さん

やっぱりなぁ、俺レベルになるとコレも着熟しちゃうよな。あ、事務所通して下さーい（　掌で顔遮り　）
っあ、しくった…！つーか何で距離詰めてくんだよ！ソレ持ったまま来んな！！（　ぎゃんぎゃん / 壁に背が当たれば涙目で　）

>鈴木

俺が事務所なんで。（ 連写 / 無茶苦茶 ）
あっはは、そんな嫌いなのかよぉ。かぁわいいなぁ鈴木くーん。（ 愉快気に笑い / 壁際に追い詰めると牛乳パック開けて相手の顔の前で揺らし ）

>神代

おーおー、お前にはアイスがお似合いだ。つうか、未成年が飲んだらサツにしょっぴかれちまうだろ……、エー何だっけ、
(相手の変わり身の早さに吹き出しそうになりながら、自分の分の袋を開け。ひんやりとしたラムネ味に目を細めながら、大人として一つ言っておいてやらなくてはと緩く注意を。相手の名前を呼ぼうとしたところで言葉につまり、そう言えば馴染み過ぎてて名前を聞き忘れていたなと頭を掻いて。)

>密原さん

お前自体が事務所とか色んな概念覆るんだけど。あﾞ〜、撮りすぎ。そんな要らねぇだろ、俺の写真（　腕伸ばし頭ぺし　）
っひ、……何が望みだ（　思い切り顔面歪ませ警戒心顕に / クッション抱き抱えたまま　）

>宍葉

ふへ、ばれなきゃ良いんだよばれなきゃー。
(大きく口を開けて齧りつき一口で早くも半分程食べてしまいながら、呑気に頬を弛緩させて笑い。何やら言葉に詰まっている様子に首を傾げるも、ハッと勘付くと「俺の名前言い忘れてたっけ。神の代わりって書いてかみしろー。かっこいいだろ。」と得意げに胸を張りながら名乗り)

>鈴木

いでっ。（ 眉寄せ ）なんだよー、照れんなって。かわいー顔してるから大丈夫。（ カメラフォルダ眺めるとタイミング良く相手の顔が映った一枚を見せ ）
…っふ、はは、何もねーよ。すまんすまん、構いたくなっちまってつい。（ 牛乳下ろし / 片方小脇に抱え相手の頭撫で ）

>密原さん

かわっ、……何度も言うけど「カッケー」って言われたいのね。この眼鏡で恰好いいもクソもねぇと思うけど（　肩竦め　）
…女の子だったら胸きゅんすると思うんだけど、俺的には牛乳触れた手で撫でないで欲しいんだわぁ（　僅かに照 / 眉顰め　）

>鈴木

だって俺可愛い子の方が好きなんだもん。（ カメラロール眺め ）
えっパック越しなのに！？お触り禁止令！？（ 両手に持った牛乳パックで口元隠し / わざとらしく落胆し ）

>密原さん

じゃあ俺は、密原さんの好みじゃねーな？残念（　態とらしく唇尖らせ　）
そんなに落ち込む様な事かよ？…冗談だって。よしよォし（　お返しとばかりに彼の頭撫で　）

>鈴木

今は俺好みのかわいこちゃんになるように鈴木くんに暗示掛けてる途中。（ 唇軽く摘まみ ）
…お前の魂胆はお見通しだぞ。残念だったなあ、俺は撫でられても喜ぶだけだぜ。（ 牛乳の一件で撫でた報復と解釈し / 勝ち誇ったように笑いながら頭ほんの少し下げ ）