フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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>フラミンゴ
(顔を引かれることで出来た僅かな距離。宙に浮いたままの人差し指は行き場を失い、代わりとばかりに自身の前髪をかきあげ。相変わらずの予想の斜め上をゆく捻くれた物言いに可愛いと心ときめいてしまうのだから、己も大概変人だ。結局のところ、彼というそのものの存在が好みドンピシャだっただけのこと。"はぁぁー"と腹の底から深い息を吐き出し、ガシガシと後頭部をかく。何から訂正すべきか、束の間考え込んでいた思考は頬に受ける可愛らしい刺激に引き戻されて。「…ハッピークリスマス、ふーちゃん」彼の愛らしい仕草に参った、眉尻を下げそう大書している顔のまま同じく頬へ唇を寄せ返答を。そのまま両手で彼の頭を引き寄せ、こつりと額どうしをぴたりと当てて。「俺がふーちゃんと居たいねん。そんな意地悪言わんと傍におって。な?」至近距離から上目に彼を見詰め、甘えるような口調で願い事を一つ。囁きながらも彼の頭に回されていた手は首元へ下り、器用に首後ろで何やら手を動かしては、チャリッと小さくなった音とともに体を離す。柔らかく溶けた目尻、嬉しげな瞳に映るのは彼の首元を彩るネックレス。デザインは至ってシンプルなインターロッキング。裏にメッセージを彫ってはいるが、それは彼には内緒。ニィ、と口角を持ち上げ「俺からのクリスマスプレゼントや」と悪戯に笑ってはサプライズを。果たして喜んでくれるだろうか。ドキドキとなる心臓もそのままに彼の反応を待ち)
>ダム
(流れるような仕草で手を取られた。あっ、と思う間もなく手の甲に受けた口付け。プッツンと思考回路がショートしたように、そのまま成されるがままに引かれる手。無論、その間彼が喋ってくれている内容など殆ど頭に入っていない。極め付けに飛ばされたウインクがショック療法になったのか、はっと我に返っては彼に握られていた手を振り解き自身の胸元に抱え込むようにして戻し。擦られた背中は落ち着くどころか緊張をピークに追いやるもの。つい衝動的に彼の帽子に手を伸ばすとぐいっと力を入れて目深になるよう帽子の鍔を下げて。「…すまない。立場の違う君に聞いた俺が馬鹿だった」恐るべし、高スペック男子などと心の内で告げ、彼の瞳が己に向けられぬよう、ぐぐっと帽子を握る手には力が入ったまま、ボソボソと言葉並べ。「その…、デート云々という言葉が聞こえたが…本当に仕事か?君の付き人みたいなものか?生憎対面関係の仕事は得意ではないし、役に立たないと思う。もっとこう…隅っこの方で目立たない地味な仕事が良い…。欲を言うならば書類整理などは得意だ。あれは紙とだけ向き合っていれば良いから…」折角提案された内容も彼のような人間と共に在らねばならないイコール自身の首を絞めるようなもの。他人と接するのも苦手、更に長時間煌びやかな人間の隣に並び立つというものは想像を絶する苦痛でしかない。陰気な声音のわりに、自分の希望だけはしっかりと伝え。会話の中で得た彼の名前を言う勇気がなく、ダム、と音もなく唇だけで呟いて。自分の名は述べるべきではないだろう。何せアリスなのだから。鬱々とした気分のまま彼の出方をうかがい)
(/明けましておめでとうございます!昨年はとても楽しい時間を有難う御座いましたっ。主様はじめフラミンゴ君たちと出会えて幸せです。もう直ぐで二年になるのかと思うと感慨深いものがあります…!お仕事が変わり慣れない環境の中、大変かとは思われますがご自愛下さいませ。今年もゆっくりとお互いのペースでお話し出来たらと思いますので、宜しくお願い致します!またタイミングが遅れてしまったのですが、関わりのある住人様方に向けてクリスマスプレゼントを用意しておりましたので、次レスにて投下させていただきます!あまり捻りのないものとはなってしまいましたが心だけはこもっておりますのでお受け取りいただければ幸いです…っ!)
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