フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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――うっ、(心臓を抑え前屈み、背を丸めて撃たれた真似を行っては合わせて苦悶の表情を。直ぐに冗談で有る事を示して両手を広げぱっと丸めていた背を正し。何とも有難い程の信頼を得ているらしい、自分がいるからこそ警戒をしろと言ったのに。警戒も疑いだって何も見られない彼女の表情にきゅと口角を結び。とは言え安心すると言われては悪い気がしない。「君は狡いやつだな。先にそう言われてしまえば出せる手も出せなくなるだろうに」下心を表に出すことは、今彼女から貰った信頼を手放すと言う事。そんなハイリスクを冒してまで得るリターンなんて何が有る。「城での暮らしの方が楽だろ、なんで態々帽子屋邸を選んだんだ。言っちゃぁ何だがあそこの食事は余り良い物じゃないだろ」欠伸をする彼女を横目に世間話のように言葉を綴り、もしも寝てしまったとしても帽子屋邸まで彼女を連れて行ってやれば良いと前提があるからこそで。「今度は是非我が城へ君を招待しよう。その時には我が主にも確りと話を通しておく。私の友人が遊びに来るんだと――君なら大丈夫だとも思うが、彼は少しばかり繊細なんだ。頭に血が上ると首を刎ねたがる。……参考までに聞きたいんだが、君は頭と体が離れても生きていける、なんてそんな種類の人間では?」此処であったのも何かの縁、そう誘いを持ちかける中で心酔するかの男の癖を思い出すと最後には至って真剣な口ぶりで尋ねる様に続けて)
(/何と…!それはとても気になってしまいます…!そしてご親切に相談まで持ち掛けて下さり有難う御座います!。もしご負担で無ければ是非お願い致しますー!)
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