「ねぇ、そこの君」
ある日、一人の少女が話しかけてきた。
「君にはやりたいことってある?
例えば世界中の食べ物を食べたいとか、魔法を使いたいとか、
空を飛べるようになりたいとか、動物と話したいとか。
一度は思ったことはあるよね?」
…ある。でもそんなこと、出来るわけない。
ましてや魔法とか空飛ぶとかなんか出来るわけ…
「出来るよ!私が“つくった”学園なら!
そこなら魔法使いにもなれるし、
そこなら空を飛ぶことも出来るし、
なんだって出来る。
どう?興味ない?
お駄賃はいらないよ!」
そう言うと、少女は微笑んだ。
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