闇夜に紛れしは黒き華《戦闘/一部制限有/途中参加OK/3L》

　＞生駒、all

…やっぱりか…。黒椿の生駒…だったよな?報告ご苦労様…んじゃ一仕事しに行きますかねぇ…。(気づいて居なかったらしく、肩に手を置かれた時に若干体が強張るが、声や支援要請の報告で隊員であると判断し。)

＞神崎隊長
んふふっ今回の討伐対象はCrankの悪霊、通称"白夜"…まさかあんなに負傷者が出るだなんて思いませんでしたけれど、黒薔薇や黒百合の不甲斐ない男性方に恩を売れると思えばそれも中々心地よいものですわ。
(この任務に己が要請を受けたのも全ては思いのほか負傷する面々が多かった故、先程も負傷した隊員を手当てしてやった足でそのまま出動となったようで手に持ってきていたコートをばさりと広げ身に纏いながら可笑しそうにくすくすと笑みを漏らすと言葉を続けて。)

　＞生駒、all

なぁるほど…確かに後々便利そうだな…。(軽く笑みを浮かべた後、コートを見て先程まで手当てをしていたことを悟り、「売られた奴は大変そうだな…」と笑いながら呟き。)

>ALL

(逢魔ヶ時。夕方と夜の境界線。闇夜に住まう者が蔓延る時刻。ゆらりと住宅街の道路に現れたのは白のワンピースを着た一人の少女。陥没した頭から流れているように見える赤黒いモノを拭うこともせず、虚ろな瞳をキョロキョロと動かして周囲を確認すると、なにかを見つけたようにその場から空気に溶けるように消え去ると、次に現れたのは人気の少ない公園。そこに仲良さそうな恋人たちを見つけ、一の字に結ばれた口許が、醜く歪んで笑い)

……見つけた。私の器……。


(/いつでも闘いに来てください。皆様よろしくお願いします！)

>>all/白夜


判定…Crank…、夕飯前には丁度いい運動ですかね。
(陰陽師が集う全国各地にある支部のひとつ、日本の中心のここを主点に活動し任務とあらば他の支部まで行くこともあり今丁度大阪での長期任務を終えて帰還した所で、厳重な門を潜り中に入れば出迎えてくれる医療班や通信班など非戦闘員の人達と談笑し休む前に到着するまでに書いた報告書と詳細を話に指令部へ足を向けて、そこで任務の詳細を話し終えやっと肩の荷が降りたかと思ったが束の間、噂は聞いていたが“白夜”と呼ばれる悪霊の被害が及んでいるもので、既に討伐されたかと思っていたがまだのようで仕方ないと小さく溜息を零し再び入口付近へと戻りながら資料にざっと目を通し上記、どこか楽しそうに呟いては通信班のひとりが駆け寄ってきては頼んでいた“モノ”を手渡されて、それを礼を言いながら受け取ると外に出ていき、耳につけたインカムから位置情報が伝えられると地面を蹴り駆け抜けていき)
嗚呼、ここに居ましたか。こんばんは、白夜さん。
(位置情報から割りあてられたそこは公園で、もうすぐ闇夜が訪れる頃、人影少ないそこにはカップルだろうか中睦まじそうにいるが到着すると家に帰りなさいと追い返し、急に変な人に声を掛けられたとでも思っているのか素直に去っていく二人組に手を振りながら見送るとさて、と一呼吸置いてから相手への方へと向き直り、どこかのんびりとしたような口調で呑気に挨拶を告げると軽く頭を下げて)


( /遅くなりましたが絡み文を投下させて頂きます。さっそく主様に絡ませて頂いておりますので よろしくお願い致します。all文ともしてありますが絡みにくかったら申し訳ありませんっ)

　＞生駒、鬼藤、白夜、all

んじゃそろそろ行くか…。(腰に下げた刀以外何も持たずに歩き出す。偶然かは不明だが歩いていく方向は鬼藤と白夜のいる方向だった)

>鬼藤、ALL

(もう少しで目的を達成できるというところで、行くてを阻むように現れた第三者の存在に不愉快そうな顔を造り上げ、しかもターゲットを逃がしてしまうという彼の行動に怒りの負のオーラが漂い始め、風もないのにゆらゆらと揺れるワンピースと髪をそのままに目の前の対峙する存在を睨み付け)

……また邪魔。したわね。……陰陽師。

(こちらに向かってくる気配もしているが、目下の対象は目の前に立つ陰陽師で)

＞神崎、鬼藤、白夜(ALL)
…あは、神崎隊長ってば何とも嘗め切った装備ですわね。力があるからかはたまた単純にそういう気質なのかは分かりませんけれど、少なくとも軽装で今まで何人もの隊員が傷を負った悪霊に立ち向かうことが一部の反感を買いかねないことくらい良いお歳なんですから自覚して下さると有難いのですけれど。集団組織において、特に男性は女性に出し抜かれると至極厄介な感情を抱きやすいものですから…。
(神崎に付いて自身も歩みを進めれば相手が分かっていて歩いているのかは分からないものの一番最近の目撃情報が集中している地区へと足が向かっており。そうして後に付いていくのはいいものの此方は補佐としての道具を予め用意して同行しているにも関わらず相手は刀のみのある意味軽装、力があるからこそそれでも大丈夫なのかもしれないが少なくともそこに今まで悪霊に立ち向かうために装備を整えて挑んでいった他の隊員たちへの配慮も情けもないことは明白で。女性の方が個人的に好ましいとはいえ苦手なタイプは勿論苦手、だからこそふわりといつもと変わらぬ笑みを浮かべながら聊か刺す様な言葉で指摘を口にすればふと遠くに何やら陰陽師の同胞と思しき相手の姿を捉えて。)
――あら、先を越されているみたいですわね。まあ無力で愚かな私にとっては悪霊を誰が倒そうがさして気になる事でもないのですけれど、なんて。

( >>34/白夜 ) ( >>35/神崎 )

邪魔…まぁ、そうですね。そうとも取れるでしょう。悪霊が居たと言われれば我々は駆け付けなければなりませんから。
(明らかに先程とは違う、空気の重さにどうやら軽い地雷を踏んでしまったようでそれでもひとつ人当たりの良い笑みを浮かべてはつらり、つらりと言葉を述べてそんなことをしているうちに声が聞こえてくれば振り返り、もちろん見たことのあるその顔にひとつ笑みを送り｢神崎さん。倒してくれたって良いんですよ？私は長期任務から帰ったばかりなので｣なんて、冗談混じりに肩を揺らしながら述べては一呼吸置いては再び白夜の方へと向き直り)
お遊びはここまで、そこで見ていなさい。私の獲物ですから---。さぁ……、“これ”を前に大人しく浄化されなさい。
(目の色が変わるとは正しくこの事か、息が詰まる程の殺気を流し口元には何処か不敵な笑みを浮かべコートへと片手を伸ばし、ゆっくりとした動作で武器ではなくポケットに手を入れると最後、言葉が言い終わると同時に勢いよく出したのは大きくてカラフルな“いかにも”な飴。｢今ならなんと…!2本もあげますよっ…｣任務へ出る前に貰っていた“モノ”とは飴のことで、幼いならばいきなり攻撃を仕掛けるのではなくその精神を落とそうと用意して貰ったものでさらに2本目も器用に片手で広げては満足気に緩い笑みを浮かべて)

＞生駒、鬼藤、白夜

おいおい…説教はよしてくれよ…。…それに…道具の持ちすぎで何で何しようってモタモタ考えるよりはコイツでどうにかしようって素早く判断する方がいいと思うしな…っと…先客がいたか…あれは…鬼藤だな。任務から帰ってたのか…。(自身の理論を述べると白夜と鬼藤を見つけて、腰の刀に手を添えて)

>鬼藤、生駒、神崎

(気配が公園にまで及び、それが厄介な陰陽師二人と視感したあと、目の前に立つふざけた言い回しで差し出してきたよく分からないモノを目にし、さらに不愉快げに負のオーラを強めると、次は風もないのに公園の木々だけでなく、ブランコまでも揺れ始め、全体的に冷たい空気が辺り一面に広がり)

私を馬鹿にしているの……。邪魔して、馬鹿にして！

＞神崎、鬼藤、白夜
あら神崎隊長、では貴方様は陣を描く時も敵を縛る時も式神を飛ばす時も刀ひとつで事足りるんですの。私共は道具を使い分ける臨機応変が常ですから、素早い判断の神崎隊長はさぞ迅速に刀で敵を拘束して下さるのでしょうね。私、ぜひ隊長が刀で悪霊を拘束するところを拝見したいものですわ。
(こうも神崎に突っかかってしまいたくなるのは単純に性格の不一致だけでなく相手が武力に秀でた部隊に所属していることも起因しているのだろう、各部隊の補佐として様々な道具を取りそろえ臨機応変に使い分ける黒椿の副隊長としても相手の言いぐさはまるで武力で全てをカバーしようとするような傲慢さと捉えられてしまいまるで驚いたとばかりに相手の言葉に嫌味っぽい返答を続け。)
――さてと、冗談はこれくらいにして白夜に関してはどうしましょうか？武力に随分ご自信のある隊長様におつむが残念とはいえ副隊長クラスの男性がいらっしゃいますし単純に切り伏せてしまえば簡単でしょうけれど…。御機嫌よう可愛らしいお嬢さん、邪魔する程の力も馬鹿にする程の同情も持ち合わせていない私とお話はいかが？
(少々私情交じりに神崎に噛みついてしまったが悪霊がいる以上おふざけもこの位に留め、揃った面々の戦力にこのまま力推しも不可能ではない状況を把握するものの情と言えばそれに尽きてしまうのだろう見た所うら若い少女が悪霊になるまで恨みを溜めこんでしまった経緯に個人的に興味が湧いてしまい。戦力としてはこの中で一番乏しいが故に警戒の度合いとしては一番弱いだろうと判断した上である程度距離を取りつつ白夜に対峙すれば彼女が女性であるためか神崎や鬼藤に対してよりは余程柔和な笑みを浮かべながら声を掛けてみて。)

＞生駒、鬼藤、白夜

…返す言葉も無いよ…。(生駒の話を一通り聞くと口を開き、知識に乏しい自分が道具を持たず戦闘に赴くのは改めて考えると非常に軽率で、部下がしていれば咎めるであろう行為を何故したのだろうか、等と自身を咎め。また、そこまできつく指摘する、という事は自身の身を案じてくれているという風にも捉えられ、道具の重要性も再認識出来たため内心感謝し。)
実力にって…プレッシャーかかるなぁ…話し合って成仏するならそれでよし。…駄目なら駄目で切り伏せるとするか…。(相手が霊でも平和的に終わるのであればそれが一番と考え、もし駄目であれば即座に切り伏せるつもりであり。相手が動けば射程に入る程の距離まで近づき。)

( >>38/白夜 )

な…何故、餌付け作戦が効かない…? 私の経験では幼ければ大抵こういうもので大人しくなると言うのに……
(さぁどうだろうか、美味しそうな飴を用意して大人しくいられるだろうか、しかも今回は二本あるのだからその思いが揺らいだっておかしくないはずなのに返ってきた言葉に眉を寄せては新底真面目にショックを受けて独り言を呟いて。この餌付け作戦で大人しくならなかった者は居ないというのに、大人しくなればその隙に浄化をできるのに全く聞いていないようで、大人しくポケットに飴を戻し｢馬鹿になんかしていませんよ。何か“思い”があるんでしょう……話してみてはくれませんか?｣ひとつ緩い笑みを浮かべると敵意がないことを示さなければと下げている武器のベルトを外しては地面に置き、ゆっくりと相手の方へと歩いていき)

>生駒、神崎、鬼藤

黙れだまれダマレ！
(四方から話を聞こうとする陰陽師たちの姿勢に聞く耳を持たず、ゆらりと一歩また一歩と歩みを進める度に負のオーラがどす黒く変わっていき、右手を何度か握っては開きと繰り返しつつ、途中から駆け出し始め右腕を目の前にいる鬼藤へ目掛けて翳すと、霊気ならぬ妖気が衝撃波となって襲いかかり)

＞神崎、鬼藤、白夜
あら黙りませんわ、だって貴方が私達の要求を拒否する権利があるように私が貴方の言葉に応じる義理もありませんもの。生きていようが死んでいようが、子供のように喚いて暴れて思い通りに成程世界は貴方のために回ってはいませんの。私、女性は好きですけれど力に物を言わせる思慮の浅い方と周りに求めるばかりの悲劇のヒロインは大嫌いですのよ。
(打ち合わせをしなかったとはいえまさか此方が悪霊に話しかけ始めているというのに後から更に語り掛け始める者がいるなどとは到底予測せず、自身より前に進み出た鬼藤の背中に対し冷たい視線を送るもののわざわざ言葉を差すことはせず。それよりも気になったのは白夜の言動の方、鬼藤に襲い掛かったのを見て数歩後退し改めて距離を取ると柔和な笑みはそのままに、年相応と言えばいいのか話の通じない相手にある意味いつも通りのきつい言葉を続けて。困ったように頬に片手を当てながら緩く首を傾げればコートの裾から式神の紙人形を連ねたような長い長い紙をずるりと引き出して。白い縄のようなそれを風に靡かせながらぼそぼそと呪詛を唱えると紙はそのまま自在に動き出し、そのまま白夜を縛り上げようとその体に素早く巻き付こうとして。その最中目前に居る鬼藤に対して、明らかに怒りを感じている節を覗かせつつも作り笑顔で取り繕えば先程の対話のかち合いのような事態がないよう早々に釘を刺して。)
…鬼藤副隊長、でしたかしら。此方の対話の最中にいきなり対話を割り込ませてきたのは驚きましたけれど、私怒ってはいませんわ。男の方ってそういう思慮の足りない強引な無理が常なんですものね。けれど白夜の気を荒げる要因に加担したのは確かなこと、まさかなさらないとは思いますけれど拘束術の邪魔…失礼、不要な御助力はなさいませんようお願いいたしますわね。

( >>42 >>43/白夜 生駒 )

ぉおっと…いやぁ、危ない所でした。
(不意にくる空気の変動に気づいては言葉では驚いているようだがくるり、と体を反転させてはその衝撃波よ避けて、さすれば後方から飛んできた呪符をぼんやり見つつ掛けられた言葉には緩やかにそちらへ視線を向けて。うんうん、と話を聞いていたが最後に見せた笑顔は何処か酷く冷たいもので｢おや…? 最初から拘束させるつもりだったんですかね。それならば情報は持っていたはず、着いた際にお喋りなんかせず真っ先に拘束するべきでは?｣口調は変わらないが確かに見せているのは冷たい温度、それでもすぐにいつも通りへと戻り)
あまり手柄云々等の話は嫌いですが、早くに到着していたのは此方。後からのんびり出勤の方々に荒げられた云々言われましてもねぇ……、まぁ、私はでしたら成り行きを見させてもらいますよ。
(くるり、と白夜には背を向けて武器を置いた所まで戻りながら並べた言葉にはいつものような毒を含んでおり、ベルトを再度腰に巻き付けては調節し｢実際、疲れてましたからね。“動く機会”をあげたんですから、頑張ってください｣人当たりの良い緩い笑みを向けては軽く手を振り、近くにあったベンチによいせ、と腰掛けては軽く足を組んでポケットにあった飴をひとつ取り出し包を外してはちょっと舐めてみて、その甘さに少し顔を歪めつつ膝に頬杖をついて)

＞生駒、鬼藤、白夜

険悪な空気だなぁ…。(聞こえてくる会話で二人の状況は察し、しかし自分が仲介に入った所で状況が変わるとも思えず、何より最優先は目の前の霊であるため一言呟くと白夜を見据えて。)

>生駒、鬼藤、神崎

(攻撃を軽やかに避けられて小さく舌打ちをするが、それだけで別段憤慨する様子はなく、一瞬ゾワリと悪寒を感じて、すぐに今いる場所からひらりと跳躍して捕縛から免れるが、嫌な予感は拭えぬため、自分を捕縛しようとした紙にめがけて負の気をぶつけて燃やそうとし)

(/支援あげ！)