妖の、毒に魅入られ。/ ML 和風

妖の、毒に魅入られ。/ ML 和風

主  2016-10-11 11:53:44 
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欲深い人間。
妖の力をも手に入れようとは。


笑止---。


>>1 小話
>>2 規則
>>3 募集
>>4 主pf

お待ちを

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  • No.24 by 朔太朗  2016-10-13 00:30:36 


>蛇
――ッやあっと着いたか!いやー、もう帰れないかと…お、あんた柊の坊ちゃんとこの蛇か?
(先日屋敷に訪れた客人に聞いたとある沼の噂、何でも花弁がびいどろのように透き通る花が咲くとの話を耳にし半ば少年の頃の冒険気分で森へと歩みを進めて。しかしながら目印も何もない森の中ひとり歩いて見知らぬ沼を探し当てるというのは中々難しいものがあったようでかなり長く彷徨う結果となってしまい。癖っ毛の髪には葉っぱも交じり、元より綺麗とは言い難い粗末な着物も泥が付いてしまったりと些かみっともない格好になりつつも漸く木々の隙間から沼と思しき水面の煌めきを目にすると大きな達成感を声として出しながらがさりと木陰より飛び出して。よくよく目を凝らせば目的であった透ける花、現代でいうサンカヨウの花を至極満足げな面持ちで見つめれば、そんな己の傍にいた先客に遅ればせながら気付き。その見た目から確か同じ姫巫女の任を賜った者が従えている妖怪だったはず、と少々曖昧ながらその存在に声を掛ければ寝そべる相手の傍にしゃがみ込んで。)

(/初めまして、早速絡ませて頂きました!年甲斐もなくはしゃいでしまうおっさんですが、どうか仲良くしてやってくださいませ。これからよろしくお願いいたします!)


>ALL
――…しっかし、未だに慣れねぇなあ…おっさんに姫やら巫女やら。普通こういうのは若くて綺麗な娘さんでしょうがっ!
(姫巫女の任を請けて以来住むこととなってしまった屋敷の傍に広がる森の中、ぶつくさと一人文句を漏らしながら歩む傍らには神垂のついた注連縄を伝わせた棒や檜扇、神楽鈴を携えていて。どうやら森に僅かに感じた邪気祓いに神楽を舞うらしくその格好も普段の粗末な着物ではなく些か年齢にも性別にも無理を感じざるを得ない巫女の姿で、だからこそどうしても口をついて出てしまう不満に重く溜息を漏らして。歩みを進めるうちに目的の場所にたどり着いたのか木々が少なく多少周りより開けた場所で立ち止まると持参した注連縄繋ぎの棒を四角く辺りを囲う様に地面に刺せばその中心に身を置き。「…ま、草臥れたおっさんがえっちらおっちら踊るだけで若い子の青春が守られるなら本望ってか。」長く不満を垂れてはいたものの自分の務めはきちんと理解しているようで、場が整ったところで困ったように息をついてからそっと顔を狐の面で覆うとそれまでのおちゃらけた雰囲気を払拭し。森の木々の間から洩れこんでくる夕日の橙色の光を浴びながら手にした鈴の音を響かせれば、もう片手の扇を滑らかに躍らせながら静かに神楽の舞を始めて。)

(/参加許可ありがとうございました!早速レスの方を出させて頂きますね。
主様の絡み文にも絡ませて頂こうかと思ったのですが…早朝湯浴みに行かれる途中ということで、そんな時間に他の巫女の屋敷の奥まで行くシチュエーションが浮かばず、どうにも絡むことが出来ませんでした。文章力が足りず大変申し訳ありません;;)

  • No.25 by 主  2016-10-13 11:56:55 

◻募集

【人間】

①知識の姫巫女
( >>4/柊星鳴 )

②強さの姫巫女
( >>13/朔太郎 )

③迅さの姫巫女
( 20代/1名 )


【妖】

①知識の大蛇-契約主/知識の姫巫女
( >>19/水面 )

②強さの九尾-契約主/強さの姫巫女
( >>20/玉 )

③迅さの烏天狗-契約主/迅さの姫巫女
( 1名 )



妖はそれぞれ契約主となる姫巫女と暮らしている。
暴走し過ぎないように監視をしつつ、人間の生気を与え続けている。


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  • No.26 by 柊 星鳴   2016-10-13 12:52:23 

( >>23/水面 )

・・・変に目が覚めまして。
(朝晩は冷え込むがここ最近、それが一気に感じるようで僅かに白い息を吐き出してはふと霧烟る中庭を見渡してはこの物音ひとつしない空間はやけに自身の声や動く音、気配、心臓の脈打つ音までもが敏感により際立って鼓膜へ脳へそして全身に震えるようにして聞こえてしまうような錯覚を覚えてしまう気がしてはひとつどこか焦燥にも似た溜息を吐き出しては止まっていた足を動かそうとしたところで不意に背後から声をかけられるとゆっくりと振り返り。上記呟いたそれは、ちょっとしたものにしか過ぎず、相手の言動からして薄薄勘づかれているかもしれないという思いは以前から心の奥で引っかかっておりそれでも未だに何も聞いてこないのはと、少しだけ予想が外れたのかとも思っていたがそれはやはり違くてただ聞かないでいてくれた、という方が合っているのかもしれないがひとつ笑みを浮かべ嘘だと見抜かれていても紡いだそれに半分の真実を込めて。続いた言葉と仕草に僅かに眉間へ皺を寄せては、何か言おうと口を少し開く前にこれ以上は何も答えてはくれないらしい、背を向けて去って行く相手の後ろ姿を見詰めつつ自身の足下へ視線を落とし。だが静かに浴場へと再び足を進めて、その場所へたどり着くと寝間着と羽織を脱いでから、その場所へ常に用意されている湯浴み様の白い肌襦袢へと着替えては帯を緩く結び、垂れる半透明の暖簾を潜り、張ってある浴槽の中へと体を沈めていき。「---、求め。徳・・・、得るものだけではない、何か失うのか・・・それとも、知ってはいけないことか。理想が崩れるのか、」視界に揺れる湯気をぼんやりと見詰めながらぶつぶつと独り言を呟き、頭の中をめぐるいろんな考えにしかし答えなど出るはずも無くてどこか悲しそうに顔を歪めてはゆっくりと背中を預けて)

(/ステキな大蛇様に絡んでいただき嬉しく思います。pfの件は全然大丈夫ですとも、むしろお手数おかけ致しました。改めましてよろしくお願いいたしますねっ)


( >>24/朔太郎 )

---綺麗な舞ですね。
(息苦しさを覚えてしまう邸を抜け出しては、少し散歩をしようと森を暫く歩き。重い狩衣の所為で少しとも歩けば息が上がり、こんなに自分が軟弱だったとはと太い木に寄りかかりながら溜息しか出なくて。もう少し歩いたら帰らないと、怒られてしまうかななんて、森の奥を照らすような茜色の夕日はまるで血潮のように神聖な森を照らし出しており。住まう邸が森の奥深く故、さらに知識の姫巫女としての役割“盾”、すなわち身代わりとしての務めで森全体を始め、江戸の町、主要となる殿の住まう城と江戸にいくつも存在する社の結界を自身の霊力と生気と引き替えに張っており、妖が進入すれば結界に皹が入るのと自身へと負担がくるがそれで知ることができるのだが、定期的に見回りもしなくてはいけなくて散歩名義にふらふらと行くことがしばしば。今もこうしてそれを名目にすれば遅く帰っても怒られやしまいかなんて考えに至り、森を歩いていけばふと耳の奥に聞き慣れた鈴の音。嗚呼、と納得してはその音のする方へと足を進め、少し開けたそこで蝶のように風で揺れる花弁のように舞うそれは血潮などと思っていた夕日がさらに神聖なものへと変えていて、僅かに目元を細めて眺めていながらもゆっくりと口を開いては言葉を紡ぎ。「こんなところまで、わざわざご苦労様です・・・・・・終わったら、私の邸でお茶でもどうですか。ここからそんなに遠くありませんし---」ひとつ頭を下げながら笑みを浮かべしかし、労いの言葉は掛けられども何ももっておらず、どこか困ったように眉を下げながら後半、提案するように細い人差し指を立ててみてふと空を見上げ、森の木々で生い茂るもだんだんと臙脂色から群青へと変わりつつあるそれを確認してはもう一度相手の方へと視線も戻して)

(/大丈夫ですとも、こちらから絡みに行きます故っ!←こちらも感覚がまだ取り戻せず駄文ではありますがよろしくお願いしますねっ)

  • No.27 by 水面  2016-10-13 17:05:28 

>朔太郎

その声は…強さの姫巫女かの。それとも何かが我を化かそうとしておるのか……。どちらにしても、こんな所へ来てはいかんぞ。お前の様な童等沼に簡単に飲み込まれてしまう
(横になり、目を閉じたままその声から誰かをあてて。動く気配はなく、穏やかな笑みを浮かべながらその顔とあわない内容を淡々と話していって。沼には何が潜んでいるかわからない。暗く深いその底に何がいるか、人には知るよしもないのだろう。す、と体をおこし彼の顔をのぞきこめばまさしく蛇のその表情でべぇ、と舌を出す。「沼の底には、何があるのか知っておるか?草?屍?それとも、我のような化け物か。何にしろ、お前はいい餌だろうな…………なんて、な。すまんの、人とおるとついからかいたくなる」濁った瞳で彼を見つめるも、流石に悪ふざけがすぎるかと明るい声色にかえて見た目にあった笑顔を浮かべる。そして身をはなし蛇の半身を人の物に変え、土の感触を楽しんで。そうしていると疑問に思うことが彼と契約している妖怪の存在。「お前、一人か。あいつはどうしたのだ?」と疑問を口にだす。ここに今、自分が居たからいいものの何かあったらどうするのかと考えるとその疑問は更に強くなり彼の返事を待って。)
(/絡みありがとうございます!素敵なお兄さんに本体はわくわくとどきどきがとまりません。これからよろしくお願いしますね!)


>星鳴
のお、鯉よ。楽しみだのう。どうなるのか。お前もよぉく見ておれよ。
(浴場へと消えた彼の気配を感じながらうっそりと笑う。嗚呼、楽しみだ。地面に膝をつき鯉に餌をやりながらまた、彼の事を考える。一体、過去の事を考えて何になるというのだろう。全て無駄なことではないのかと思考をどこかへやりながらパクパクと単調に餌を食べる鯉に上記を話しかけて。やはり人間が考えることはよく理解できない。その短い生涯で何故人の為に生きようとするのか。それはどれだけ生きても分からないことなのだろうとすぐ考えることをやめる。そうしてまだ口をあけて餌を求めている鯉を見てもうないと手をひら、とふる。人もこれくらい素直ならよいものを、と苦笑する。「だが、そうではないからこそ面白いこともあるのかの。まぁ、面倒なことも多いが、それもまた一興か」とため息をつけばずるずると尾をひきずり移動し、先程彼が見ていた書物を開く。これは、あの時の彼。これはそれよりも少し前の………。過去への追憶はとどまることを知らない。知っていると、この情報は情報ではなくなってしまう。それはもはや、記憶だ。思い出すことは必要ない。そう必要などない。そう思い返せばパタン、と書物を閉じる。そうして、記憶にも蓋をして。しばらくは今の彼を楽しむことにしようとそろそろ上がった頃であろうと話に行こうとして。)

  • No.28 by 朔太朗  2016-10-13 21:07:13 


>柊
――はは、お姫様の坊ちゃんに綺麗だなんて、光栄というより複雑な気持ちだな。あんたの方がよっぽど綺麗に舞えるくせにぃ、このこのっ!
(神楽を舞うのは妖たちを鎮めるため、森に張られた結界へ神気を補充するため、様々な理由を孕んでいるものの意外とこうして無心で舞うのもそんなに嫌いではなく。鈴を鳴らし扇を翻し見目はその役目を体現するような巫女そのもの、聊か女性的なこの行為を好むだなんて少しだけ羞恥心が幅を利かせてしまい中々周囲になど言うことは出来ないからこそ頻繁に行えることではないが、そこは大義名分を掲げることで時折であればこうして森の中舞うことも出来て。その使命とは別に単純な私情も含め心穏やかに過ごす舞のひと時に不意な声が掛かればあくまで中途で終わる事の出来ない神楽の最中暫しは耳だけを傾けて。面の隙間から見えるのは役職を強く意識しているのだろうか、男というには艶めかしく女というには体躯がいかついその姿にそれから少しして舞を終えてから漸く声を返すと顔半分を覆っていた面を押し上げながら肘で小突くような動作を交えたおふざけを口にし。「あー…んー、っと…じゃあ、茶だけ。あんまし遅くなると飯の準備がまだだしなぁ。」次第に日も沈み暗くなりだした空を見上げながら相手の申し出に少しだけ戸惑いを見せると片手で項の辺りを軽く掻き。というのも気がかりなのは夕飯のこと、妖に食事の概念などそもそもあるのかも分からないが、人と似た姿を取るかの狐を思うとどうしても食事を共に取りたいなどと思ってしまい。暫し唸りながら考えた末、好意を無下にするのも失礼かと思い至ったらしく長居は出来ない旨を些か申し訳なさそうに告げるとこの場を離れる準備をと場に広げていた注連縄の囲い棒を地面から引き抜き始めて。)

>蛇
此処で何かの拍子に事切れたとして、それもまた俺の運命ってやつよ。人間死ぬときは死ぬさ。…とは言え蛇ちゃんが居たんだ、からかわれはしても餌になるのはまだ先ってことだろうよ。
(見下ろしたその顔からちろりと赤い舌が覗いた様を見れば成程人の姿を取っていても仕草は蛇らしいと今更ながら納得してしまい。此方を揶揄うようなその言葉は面白がられているような雰囲気こそあれど悪意は感じられず、実際にはまだ居ないものの息子か何かに接するように思わずそのふわふわとした柔らかな髪に指を通せばからりと笑いながら暫しの間頭を撫でて。現状は不用心な散歩と取られても仕方がないものだろうが死とはあくまで巡りのひとつ、それが妖によるものであってもそれが己の運命だと生への無関心さえ感じさせてしまいかねない言葉で相手の揶揄いを笑うと相手の足が人のものに変わったのを見てゆっくりと立ち上がれば一度相手から離れ沼の傍まで歩み寄っていき。「うちの子は…んー、どこだろうねぇ。人懐っこいし、他の姫巫女さんとこでも行ってんじゃないか?…っと、あったあった。」沼のほとりに静かにしゃがみ込みそもそも此処に訪れる目的であった花を幾らか摘みながら相手の問いに声を返すものの、正直自身が巫女として治めているかの狐の居場所など見当もつかず歯切れの悪い言葉しか答えられず。妖のわりに人に好意的なのは役目を考えれば好ましいことなのだが、用がなければ屋敷でひとり過ごすほかない己としては我儘かもしれないが少しの寂しさも感じてしまい。困ったような寂しいような笑みを浮かべながら摘んだ花を手に相手の元へと戻っていき。)
――さて、と。俺はこの花摘みに来ただけなんだけど、蛇ちゃんはどうしたよ?暇ならうちにでも寄ってくか?どうせ帰っても暇だしよ、寂しいおっちゃんの話し相手でもしてくれよ。

  • No.29 by 玉  2016-10-13 21:45:29 

>柊

主も朝から大変よの…やれ、ちいとばかし癒してやろ。(秋の早朝、徐に赤く黄色く色付く山を野良狐数匹と屋敷の屋根に腰掛けて見物していると、耳に届くのは秋虫の鳴き声と風の呼吸音のみの筈。しかし今日はいつもより早い時間帯だったためか砂利の踏まれる音を頭部の狐の耳をぴいん、と立てて拾えば裸足のまま音もなく下の庭園へ飛び降りて。この時間帯は如何せん話し相手となる者が少なくてつまらない、先程の野良狐達にぼやいていた愚痴を頭の中で反復させつつ、そんな中飛んで入るのは遅れた夏の虫か葱を背負った鴨か、どちらにせよにんまりと上がる口角は止められそうになく。やっと獲物を見つけるも、ふと感じた違和感に目を細め、上記を呟けば服の袂をごそごそと探して取り出したのは小さな巾着。気紛れに買ってきた硝子のよな飴玉を沢山詰めたそれを長く黒い爪で摘んで「癒し」と言えばニコニコと笑顔で渡そうと手を伸ばし。)

(/参加許可ありがとうございます!皆様の素敵な息子さんたちに胸踊らせつつ、稚拙ながらも絡ませていただきました!これからよろしくお願いします。)


>水面

卿は真に水の虜よのう…。(手隙があれば森へと向かう足は昔の名残りか野生の性か、ぼんやりと只時間を潰すためだけに歩いているといつの間にやら水の音が耳に届き、遠くを見つめていたであろう目尻をきう、と釣り上げ。顔見知りか獲物かどちらにせよ見えた背中を沼に向かって押してみるのも一興かと少し手を構えるも流石に怒られるかと一旦手を戻して背後から様子を見、相手がいつも温厚な大蛇の彼だと分かると背骨を伝うように人差し指の爪と指の腹の間でちょい、とほとんど触る、に近い押しをしながらそう声をかけ。「眠るのか?愛い、愛い…。」相手が寝転がってしまえば親が子にかけるような声色で茶化す様に、何処と無く落ち着かせる様にそう呟き、構われたいのか構いたいのか近くの薄を手折り、相手の鼻の頭付近にふわりと近付け。)

(/絡ませていただきました!温厚でお爺ちゃんと見せかけて面倒くさがりなギャップの水面さんがとても可愛らしくて本体緊張気味で絡み分がなんだか鎮具破具な駄文になっている気が…(( これからよろしくお願いします!)


>朔太郎

(自慢の耳がぴん、と反応を示し森から僅かなながらも邪気を感じ取ると、少し時間をかけて重たい腰を渋々上げ。以前に自分が起こした百鬼夜行、結果的に居心地のよい場所を得ることが出来、その見返りに自分の力を貸すことにも承諾したし、納得もしているがやはり肌寒い秋には外に出るのが少し億劫と感じてしまうのは人間だろうと妖怪であろうと同じ事。その為自分がついた頃には自分の主の見事な舞を踊り終わる頃と重なり、見逃してしまい。全部見られなかったことに対し少し残念そうに小さく溜息をつきつつ、舞い終えた朔太郎へ拍手を送ると「朔、主の舞はいつ見ても愛い……どれ、神楽は上手く終えたか?」タイミングを見計らい、自分が勝手につけた名前を縮めた愛称で相手に声をかけるとともに薄い瞼を開き、中の紅の瞳で相手を見やり。さて一体どのような反応をしてくれるのだろうかと内心では嬉々として相手の次の動作を待って。)

(/絡ませていただきました!快活ながらもどこか切なげな朔太郎さんがとても魅力的な姫巫女様で本体大分陶酔させていただいております…!勝手に愛称で呼んでしまってますが、不備等ございましたらなんなりとお申し付けください!)

  • No.30 by 柊 星鳴  2016-10-13 21:55:19 

( >>27/水面 )

(揺らめく湯気を見つめていても答えは一向に出ないしそれにそんな簡単なものだとも思っていないのでこれ以上入っていては元から貧血故に余計に逆上せてしまうかとゆっくりと立ち上がれば浴槽けら出ていき、肌襦袢を脱ぎ体を拭くと着ていた寝間着に再度袖を通しては羽織を肩にかけて、濡れた長い髪の毛を軽く髪紐で結肩から前に垂れさせてはひとつ息を吐き出して。もう太陽は登り始めているだろうか、毎日の様に江戸には雑魚からそこそこ力のあるものの妖までくるので結界をいくら張り直しても効かないがその務めを疑うことなんて無かったのに、邪念ばかりが邪魔をして胸が詰まりそうになってばかりで。切替えて行かなければと、浴室を出てはまだ体の心が暖まっており、頬も幾分まだ火照っているようなそれを感じながらそういえば部屋を散らかしたままだったなと、片付けてから仕事に取りかかなければいけないなと縁側を進み、少しずつ登る朝日を目尻に戻る途中、ちょうど角を曲がったところで相手とばったりと会って「…、おや。どうなさいました。出かけるんですか?」ひとつ笑みを浮かべては肩に掛けていた羽織りに袖を通して)

  • No.31 by 水面  2016-10-13 23:17:40 

>朔太郎
理解に苦しむのう、何故そのように笑えるのか……。だが、面白い。それに、確かに我がおるのなら安全よ。お前達は我を飽きさせん。
(さて、一体どんな反応を返してくれるかと性格の悪い笑みを浮かべながら待つと帰ってきたものは予想外の言葉と仕草。その明るい声色と笑顔。頭を撫でる暖かい手に意表をつかれきょとん、と彼を見やるがすぐいつもの表情に戻り、上記。ここの人間はいつまで楽しませてくれるのか、と思いながらも何かを探し、見つけたのか戻ってきた彼を見る。何を摘んでいたのかと彼の手元を見ればその手にあるものは白い花びらのそれ。「ほう、山荷葉か。美しいの……水をつけるとまるで硝子の様」と彼の手から一輪、小さな花をとれば比較的綺麗な水につけてすけるその様子を楽しんで。そうしていると彼の口からは誘いの言葉が。今から特にすることもなし。何の異変もない。それならばいいか、と考え頷き「よいのならば邪魔しようかの、強さの姫巫女よ。我を招いておくれ」と言うと彼の暖かい手をとって。幼子のような無邪気な笑みを浮かべると人の足のまま駆け出して。いつもは蛇のようなゆっくりと動くのだがたまにこうして、ただの人のように駆け回りたくなる。これは逃避なのだろうかと考えながらも足は止めずに。)



>玉
眠らんよ、折角お前が居るというに。
(彼の声と感じるこそばゆさにふ、と笑みをもらす。一体全体。構われたいのかなんなのか不思議に思いながらもけして嫌ではなく。気持ち良さげな笑みを浮かべて悪戯をする彼の手をとりやめさせて。そうしてす、と体を起こせば今度は下半身を沼の中にいれて。陸に頬杖をつく体制になりながら彼の先程の言葉に答える。「当たり前よ。我は水のようなもの。水は必要不可欠だ」と言い切ると水から出て。沼から出た直後はかなり濡れていたものの、そこは鱗。かなり早く乾き、鱗の輝きも褪せずに。蛇の尾で地面を軽く叩き最後の水分を飛ばすと彼を見つめこんな所にきてどうしたのかと予想しはじめて。偶然だろうが、なんと面白い偶然だろう。ふふ、と笑い声をあげて。)
(/絡みありがとうございます!同じ妖怪通し、これからよろしくお願いします!)



>星鳴
いいや、お前と戯れようかと思っての。我のような蛇からしたら、人の体温は心地よい。よき、よき。
(やはり彼はつい先程上がったばかりなのだろう。書物を読むことをやめてよかったと思いながら観察して。いつもよりも暖かそうな彼の質問に上記。そうして蛇の体を人の物に変えると彼に駆け寄りその体に抱きついて。体温の低い己にとって彼の人肌は心地よく。母の温もりを求める幼子のように彼の体をだきしめて。大丈夫。彼はまだ己の手の中だと確認すればしばらく人の体温を堪能すると身をはなし機嫌がよさそうに笑う。「よきかな……このごろの朝は冷える。よけいに暖かさが欲しくて仕方がないからの。」と一言言えばくい、と彼の着物の袖をひき。暖かい場所へ共に行くことを促して。いくら彼が風呂あがりだからといっていつまでも暖かいと思ったら違う。それに体調を崩したら駄目だと思い立ちすぐに彼の手をひき、歩き出して。つないでいる場所から伝わってくる彼の温もりにふ、と笑いを溢し。「答えはと出たのかの?」と先程の続きである質問をして彼の返答を待ち。)

  • No.32 by 柊 星鳴  2016-10-14 02:23:29 

( >>28/朔太郎 )

とても綺麗でしたよ。今度教えてください。
(小さな拍手を送り、面を外したその素顔はやはり見知ったもので目元を緩めて。姫巫女などという運命を背負わされてもこうして務めを果たしているのは凄く立派だとも思うし、なによりその舞う姿は魅入れるものがあり尊敬に値するもので肘で小突かれるが自身はあれほど綺麗に舞う事ができないのは事実ゆえに僅かに眉を下げつつ上記後半、笑みを浮べながら付け足して。知識はあれど答えを出せず求めれば求めるほどに気持ちが揺らぎ中途半端になっていき、ただ悩んでいるだけで結界を貼るのも務めとして単純に行えるそれは気楽だが邪念ばかりで気が散ってしまうのも然り。ひとつ息を吐いたところで少し困ったような返答に嗚呼、と軽く手を合わせては納得し「あれですね、あまり独り占めしてしまうとお狐様に怒られてしまうね」何処か愉快そうにクスクス、と肩を揺らしては口元に手を当て外小さく笑い。人間も余程強欲だが妖も然りか、人間とさして変わらない生活を送れる高位な妖は本当に人に化けられては一瞬人間とも判断はつかないだろうに、人間か妖かの違いで、力が強いだとかそういうのの以外に差別すべき所はあるのだろうか、ぼんやり虚空を見つめながら考えているも我に返ると片付けを手伝おうかと木の棒へと腕を伸ばしては引き抜いて)


( >>29/玉 )

貴方は……、
(ぼんやり虚空を見つめていても何も答えなどでないが、頭の中をぐちゃぐちゃに掻き回している思考を少し落ち着かせることは出来て肺に詰まるような息を吐き出しては冷えた指先を握り。今日はこの後結界の見回りに行かなければと顔を上げたところで目の前に突然と立っている相手に驚いて思わず瞬きを2回ほど。声と大きな態度には出なかったが酷く心臓は動いているし、心底驚いているわけで内心慌てつつも一呼吸置いてからその容姿には勿論見覚えがあってこんな早い時間にどうして、なんて声を掛けようとする上記だが差しだされたそれに気づくと口を噤んで。癒しとだけ付け加えられたら言葉と共に出されたそれはとても綺麗で、食べてしまうのには少し勿体ないような気さえ起きてくるが折角くれるのならと手を伸してひとつ受け取り、口の中に放り込んでは数回舌を使って転がし「…甘いです。ありがとうございます---、疲れが取れそうですね」見た目の綺麗さもあるがその甘さも何より効果的でどこか張り詰めていた緊張の糸が切れるような、張っていた肩の力が抜けるようなそんな感覚。口の中にものが入っていると喋りにくいが少しゆっくりと言葉を紡いでは小さく頭を下げて笑みをひとつ)

(/こちらこそありがとうございますっ。主こそダメダメ駄文ですし自己満な息子ではありますがよろしくお願いしますねっ)


( >>31/水面 )

嗚呼、そうですか…仕事の合間なら構って、
(戯れようと思っていたと素直に言われてはそれを無下にはできない性分故にひとつ笑みを浮かべつつ時間がある時ならと伝えたかったが羽織りに袖を通し終わるか終わらないかぐらいで不意に駆けてきた相手、そのまま抱き着かれてはピタリと動きが止まり。何をしているのか、これは何だろうか上手く回らない思考は密着するほど近くに居る所為で相手も無意識だが自然と生気が吸われているお陰なのかもしれなくて、だんだんと頭の奥がぼうっとしてくるような体のだるさを感じるようになってきたが、体温の違いを求めるような幼子のようなその仕草には抗うことも出来なくて腕を伸ばしてはぽんぽん、と頭を軽く撫でて。暫くして解放されてはどっと体が鉛の様に重く感じるも袖を引かれ、歩き出す相手に半分引き摺られるようにそれでも自分からも足を動かしては歩きながら掛けられた言葉には僅かに眉間へ皺を寄せ「そう簡単に答えがでるなら、私だって苦労はしない……考えすぎてどうにかなってしまいそうだけれど、私は納得のいく答えを導きたい---」何故妖が存在するのか、それを否定している人間がそんなことを考えるなんて間違っているかもしれないし、身勝手だとも思われるかもしれないがそれでもその危うい関係でありながらも触れ合い、たまには邸に侵入しようとする雑魚に語り掛けてみたりするうちに何が人間と違うのか、人が、否定するから退治するなんてどれ程までに身勝手なのかひしひしと感じており、少しだけこれもただの独断と偏見だが皮肉混じりに答えては薄らと口元に笑みを浮かべて)

  • No.33 by 朔太朗  2016-10-14 13:04:51 


>玉
ん、ありがとよータマちゃん。こんなとこでどうした、散歩か?
(神楽を踊り終え放心とはまた違うものの気を込めた故か何だか少しばかり気分がぼうっとしていた最中不意に掛けられた声にゆっくりとそちらを振り返って。拍手と共に称賛の言葉をくれるのは普段から生活を共にしているかの狐の妖、その姿に少しずつ意識をはっきりさせていくと聊か時間差が生じつつも無表情だった表情を口角をあげる程度の笑みを浮かべられる位になってから反応を返し。じんわりと体にまとわりつくような疲労感に今暫しの間は面を取って顔を見せることも憚られるが一先ず相手に応えねばとゆるり其方に歩み寄れば、相手が好む人の子が居る訳でもないこんな森の奥に訪れた理由を訊ねて。「よ、っせと…悪いんだけど、気はちょっと待っててな。今食べ盛りのタマちゃんに吸われたら、おじちゃん帰れなくなっちまうからさぁ。」相手の傍までよりはしたもののあまりまだ体力も回復していないのか、情けないことによたよたと老人よろしく傍にあった岩の上に腰を下ろすと膝に頬杖を突くように上体を低くし。面の隙間から相手を見上げ、猫でも呼ぶようなふざけた愛称と共に言葉を続けると困ったように面の奥で眉を下げて。)

(/絡みありがとうございます!不思議な愛嬌のある狐様に此方こそ些か失礼なあだ名をつけてしまっていますが、ご不快でしたらどうぞ仰ってくださいね。これからどうぞよろしくお願いいたします!)


>水面
おうおう、かっわいいねぇ。おいちゃん喜ばせたって饅頭位しか出ねぇぞ。
(相手と同じように自身のこの信条ともいえる覚悟を不審そうに見る妖はこれまでも幾度か出会っており、食われないよう抵抗することも食われることを諦めても可笑しな目で見られてしまうことが少しばかり寂しくて。困ったように肩を竦めながら目を伏せていた最中、急に手を引かれ駆け出す相手に半ば引きずられるように歩み出せば初めは驚いたような表情を浮かべたもののすぐに何だか嬉しそうにふっと笑みを浮かべて。相手は己よりも余程長く生きているはずなのにこうして人の姿で駆ける相手はむしろ自分よりも幼い青年のようで、願いはしても未だこの世にはまだ居ない息子とでも戯れているような感覚になってしまい。元気な相手の姿につられたように此方も次第に足取りを相手の速度に合わせていくと微笑ましい相手の様に暗に茶菓子もおまけに出してやる旨を口にすれば次第に森の木々の隙間から見えてきた己の住む屋敷を見つめて。)

>柊
はは、タマちゃんは怒ったりしねぇよ。むしろ『姫巫女が戯れておるのもまた愛いのう』とか言いそうだろ?
(神楽の指南を求めてくる相手は普段すました態度が目立つ分何だか年相応に見えて、そんな様に思わずくすりと笑みを漏らしながら受諾を表す様にぽんぽんと相手の髪を優しく撫でてやり。相手の手伝いもあり思いのほかすぐに場も片付き、引き抜いてもらった棒をそっと受け取り抱え込むと次に相手が口にした言葉にからからと笑い声をあげて。自分と寝食を共にする狐は妖らしくないと言えばらしくないほど気に入った人間に関しては何処か博愛的な様を見せ、それを思い出してしまえば己こそ村での人間関係から切り離された今狐という一匹にある意味執着を寄せてしまっていると言えて。そもそも人間の中では浮いてしまうこの容姿から人との繋がり等とうに諦めているからこそ生に対しての執着も薄くいられたというのに、結局人間の欲に身を囚われてしまっている現状に思わず自嘲するような笑みを一瞬覗かせて。とはいえそんな自分のエゴを相手に見せる訳にもいかず狐の真似さえ織り交ぜたようなふざけた調子で言葉を返すと木々に遮られたあたりを見渡し、持ち込んだ神楽の道具を抱えながら相手の屋敷とやらがどちらにあるのかそっと探してみて。)

  • No.34 by 柊 星鳴  2016-10-14 17:25:40 

( >>33/朔太郎 )

ははっ…そうかもしれないね。確かに云いそうです。
(もしかしたら、なんて思った事は少しだけ違くて相手から返ってきた言葉は正しくその通りだと納得するものを感じ、やはり一緒に居るだけでよくお互いのことを見ているんだとその雰囲気からも伝わってきては微笑ましく思えて思わず小さく笑い出し。頭を撫でられるとあまりそういったことがないので何だか妙に気恥ずかしく思えてしまい視線を彷徨わせて、気を取り直すようにして手を軽く叩き「こちらです。暗くなってきましたから、足元に気をつけて」少しだけ相見えた笑顔は酷く切なくて、その心中をしっかり察することも出来ないし見当違いな事を言っては失礼にあたるだろうし何よりよそ者が、と思われてしまっては心が砕けそうになるのは目に見えて分かっていて笑みを浮かべて促すように先を歩き出すのが精一杯。森を静かに歩いていけば次第に暗くなり、だが奥に進むに連れて道は綺麗な砂利道へと変わり、次第にぼうっと、邸を囲む様に門の外とその道の左右に蝋燭の灯が数本灯っておりどこか朧気な妖しい雰囲気を漂わせていて。その道を真っ直ぐに進み門を開けては広い日本庭園の中庭を通り過ぎて玄関へ向かい、誰も居ない静まり返った邸は不気味な気配を残しそれでもよいせ、なんて草履を脱いでは中へと入り)

  • No.35 by 水面  2016-10-14 18:48:54 

>星鳴
ほぅら、もう壊れそうではないか。だから、深く考えてはいけんよと言ったのだ。我としてはお前とはもう少し遊びたい
(眉間に皺をよせながら考える彼。その表情は普段とは違う負の笑みで彩られていて。嗚呼、やはり。予想していたそれに相手に気づかれぬよう密かに笑みを浮かべる。さぁ、次はどんな言葉をかけてやろうかと思案していたが、その途中で飽きてしまい。それならばもう少し楽しませてもらおうと考え直す。そうと決まれば行動は早く。くるりと彼の方を向けば心配そうな表情で上記。そうして彼の目を手で覆い隠して塞ぐとまるで子を宥めるかのように「な?妖怪は悪いもの。人に仇なす物ぞ、我の様に契約している物はよい。妖怪は契約を裏切ることはできぬ。だが、他は違う。ただの害よ。お前は間違って等おらん、お前は正しい………ただ、幾ら我がこう言ってもお前は納得しないのであろう」初めは洗脳するように。惑わすように囁くも彼の性格を思い出すと、無理なことかと考え言葉を紡ぐ事をやめて。そうしていると彼が何故か疲れていることに気付き。不思議に思うがその理由はすぐに気がつく。無意識に生気を奪っていたのかと彼から離れれば自分の手のひらを見つめる。が、すぐに彼を見て。「すまん、失念しておった。これだけ生きながらまだ忘れることがあるとは……さ、行くか」と苦笑い。そうして彼と一定の距離を置きながら目指していた場所へ向かって)



>朔太郎
お前たちの住まいはここかの。はぁ、少々疲れた……年とはいやなものよ
(森の中を駆ける。ざぁざぁ、と木々の揺れをこの身全てで感じる。植物の生を感じながら無心で走っているとついに開けた場所に出て。そこで立ち止まると自分の息がきれていることに気付き。その場にしゃがみこんでは上記。息をととのえようとするもなかなかおさまらず。空を仰げば憎いくらいの青さ。それを忌々しげに睨みながら笑い声をあげて。妖怪もこんなに人に溶け混むことができるのかと考えるとなんだか可笑しく。ひとしきり笑うとようやく息も整い。立ち上がれば半身を蛇のものに変える。そうして彼の方を見れば「いや、すまん。なんだか年甲斐もなくはしゃいでしもうた。楽しくてな」とかみころしきれない笑みを口許に浮かべ彼に言い訳にもなっていない言葉をかけ体についた葉などをはらいおとす。そうして先程駆けてきた森を眺めて。こうして誰かと駆けたことなど何十年、何百年ぶりだろうと過去を少し振り替えるも遠すぎる昔。覚えているはずもなく。あきらめては彼の方へ向き直り。もう一度ここが彼の住まいかどうかたずねて。)

  • No.36 by 玉  2016-10-14 19:57:46 

>水面

ひひ、そうか。大蛇の識者に言われるとは…悦、悦。(相手からの言葉を聞けば取り合ってくれそうな反応に満足気な笑みを口元に浮かべ、自分の手元へ手繰り寄せた薄を撫で少し妖力を入れてやり穂を開かせるとひひ、と笑う口元を隠して。下半身を水につける相手を見ると下半身も相まってか、まるで海にいる人魚の様だ、等と考えるが何となくそれを口にすることは失礼な気がしてその言葉を飲み込み、代わりに「さよか…いや、真難儀なことよ。その分では夏も苦しかろ?」と尻尾から飛び散る飛沫を見つつ答え。煌めく鱗を目にすると物珍しそうに目を丸くじ、と穴が開くほど見つめながら無意識に獲物を狙う様な仕草をとり。暫くそれを続けるも恐る恐る指を伸ばしてそれに触れてみると思っていたよりも暖かな印象を受け、ただ一言「やわこいのう…。」と呆気に取られた様な顔でぼそりと呟き。)


>柊

狐と爺は朝が早うて…あや、難儀、難儀。(長く生きているうちの人の子の驚いた時の反応をある程度見知っている為か彼の反応の薄さにはこちらの方が少し驚きを受け、思わず自分がひひ、と声を漏らして笑うも途切れた言葉を勝手に想像すると自分で付け足した答えとともに伝え。飴玉一つ食べるにしろ人の性格は出るものであり、興味深そうに口元へ運ばれる飴と柊の仕草を見物しつつ自分も一つ口の中へ放り込んで。「左様か。おぼこい姫巫女が疲れに伏すのは、見やって気分が優れるものではないのでな。」とゆっくりと零れる言葉と笑顔に喉の奥で鳴らすようなコロコロとした笑い声を上げると嬉しそうに自分もそう答え。微力ながら役に立つならよかった、と内心だけで呟き。「疲れておるなら手を貸そか?そこらの猫よか使えるぞ。」全員の姫巫女を知っている訳では無い為、確信はないが忙しそうだと考えるとちょうど自分も暇を持て余した身、なんなら手伝いついでに油揚げの一つでも貰えないかと下心ありきでそう提案し。)


>朔太郎

なに、主に先を越されただけよ。遅れてすまぬ。(面で遮られてはいるものの、何気ない動作の節々に感じ取ることの出来る疲労感は大きく、相手の足が一を進む間に自分は二を詰めるとあっという間に距離はなくなり。自分が疲れることは滅多にないが、人間の感じる疲労感とはどのような違いがあるものなのだろうかと一人密かに好奇心を働かせ。本来ならば力の有り余っている自分がすべきものを任せてしまったことが罪悪感を掻き立て、問われたことの後に謝罪の言葉を簡潔ながらに述べ。「元はといえば我の所為でもあろ、ちと我に身を任せ。」よろよろろ、と覚束無い足取りを見ると黙って距離を詰め、黒く長い尖った爪の伸びる手を顎に添え、少しの間何かを考えて。その後そう言葉を発すると共に面から覗く瞳に笑いかけ、面の額の部分に軽く口をつけることで自分の気を分け与え。その際に後頭部で結んであった紐を解けば面を勝手に外してしまい、手際良く朔太郎を担ぎ上げて。)

  • No.37 by 柊 星鳴  2016-10-14 21:55:58 

( >>35/水面 )

私は、壊れてなんか…っ、
(壊れていると、引かれる手元を見詰めて歩いていれば聞こえてきたそれに何故だか恥ずかしさと一瞬の怒りを覚えてはカッ、と頬が赤くなるのを感じて。まるで全て見透かされている様なその言動にまだまだ甘えの捨てきれない自分の感情が許せなくて、声を張りあげようとするも不意に立ち止まり、目元を覆われては肩を震わせては驚いて。まだ明るかった視界が一転の闇に覆われ、使えるのは耳だけのそれに全身を駆け巡るのは一種の恐怖。何も見えないだけで、耳だけしか使えないこの状況は酷く足元を竦ませて恐怖が心臓を鷲掴みにしているようで聞こえてきた言葉にギリ、と奥歯を噛んで「害なすものかもしれない…私は、妖が人を手にかけていたら迷わず殺せる……、それでも、あまりにも“人間”に近過ぎて---、」何故か恐怖は消えないがそれ故の涙か、頬を伝う生温いそれは止まることを知らなくて覆い隠されているその手を掴んで退けさせると涙を拭い。身勝手で嫌になってしまいそうだけれどもこんなにも人間に近いのに種族が違う故に消さなくてはいけないのか、先に歩き出した相手の背をぼんやり見詰めながら少し距離が開けたことで体の疲れが取れていく様に感じその後ろを少しだけゆっくりとした足取りで歩き出して)


( >>36/玉 )

…手伝い、ですか。
(口の中で転がしている飴玉はもう既に小さいものへとなっていき最後には歯で砕いてしまってはまだ口の中に残るその甘さの余韻を感じつつ、どうも掴み所のない相手にはどんな風に接していいのか上手く分からなくて。人付き合いは元からあまり得意な方ではないがこれは何というか、難しいの一言では表しにくいような何かで。それでも手伝いの提案をされると、顎に細い指を宛てて少し考えて。結界を見回り、妖が引っかかっていればそれを退治しなくてはならないので強い妖の場合ひとりではなかなかに手古摺る訳でそれならば力を借りても良いかもしれないが、契約の妖出ない力を借りては主の方に怒られてしまうだろうかなんて心配事も増えては視線が泳ぎ、それでも軽く手を叩いて「…そうですね。では一緒に神社まで行ってくれませんか。先日そこに妖が引っ掛かっていたので、先に見ておきたいので」笑みをひとつ浮かべては提案し、江戸の町から少し離れた所にある神社にそういえば先日から何度か妖が引っ掛かっていた事があって結界の貼り直しついでに一番最初に見ておこうと考え。もしも強そうなものが居て対話が難しそうなら力を借りて仕方ないが退治するしかないだろう、と早速歩き出しながら考えると何処か気が重くなるのを感じつつも「お礼に油揚げでも差し上げますから」と付け足して)

  • No.38 by 匿名  2016-10-15 13:40:49 



(/ 素敵トピ…(/。是非とも③の迅さの姫巫女を希望したく…!keepをお願いしても宜しいでしょうか?)

  • No.39 by 朔太朗  2016-10-15 21:10:10 


>柊
――おお、やっぱよそ様のとこも立派だねぇ。そろそろうちには馴染んできたけど、こういうお屋敷ってのはまだまだ不慣れだわ。
(相手の先導に導かれ歩みを進めていけばどこか自身が身を置く屋敷と似た雰囲気を感じる大きな屋敷が目前に広がり、他の巫女の屋敷に神事などの用でもなく訪れることなど稀なため少しだけ気圧されたように苦笑いを浮かべて。そもそも姫巫女として選出されて以来巫女のためというよりは妖が気を悪くしないように、といった雰囲気が強い大きな屋敷に住むこととなってしまったがそれ以前の生業は農民、しかも親もなく容姿も突飛だった故に幼少期からお世辞にも整った暮らしなどしていなかった身としては普段暮らす己の宛がわれた屋敷にこそ次第に慣れてきたものの未だなお萎縮してしまう内情は抑えられるものではなく。歳を重ねたくせにこういう場面には大人としての余裕など持てず、そんな自分自身を恥じる様に徐に長い亜麻の前髪を引っ張って瞳を隠そうとするように何度か前髪を摘まむとどこか遠慮がちな様子を覗かせながら相手の後に続いて。いつもの粗末な格好ではなく神楽のために身なりを整えていたことに思わず内心自身を褒めるような思いで玄関の隅の方に脱いだ履物を寄せそっと床へと上がるといつもより少しばかり固い表情を浮かべながら森を歩いていた時よりも聊か相手の傍へと距離を縮め佇み。)

>水面
年甲斐もなく、ねぇ…その姿で言われるとおいちゃん混乱しちまいそうだよ。
(人の姿を取り森を無邪気に駆けていようとも相手はあくまで妖、そう頭では理解しているというのに視覚だけで感じればいつか自分が焦がれた他人との関係を築けているような錯覚をすることが出来て。人と妖は異なるもの、けれど人と自分も偏見の大きな溝により相いることが難しく、誰かと笑い合いながら森を駆け回ることを夢に見るような少年時代こそ酷く葛藤したものの、今では人の形を取った妖だとしてもこうして共にいる時間を楽しむことが出来るくらいには気持ちを整理することが出来ていて。普段農作業等で人間としては体力のある方だからこそ相手が疲労感にしゃがみ込む様を上から見下ろしながら見た目だけで言えば己よりも若く感じる相手の年寄りじみた言葉に思わず苦笑してしまい。相手が疲れてしまったのは恐らく単純な体力が問題な訳ではないのだろう、人に変化するのが妖にとってどれだけの負担になるのかは分からずとも下半身を蛇の姿に戻したところを見るとある程度察することは出来て、先程までより少しばかり歩みの速度を緩めながら勝手に敷地内の庭に作り上げた畑やら物干しに掛けられた着物やらでどこか大きな屋敷にそぐわない生活感を覗かせる己の屋敷へと歩みを進めれば玄関をがらりと開けて相手を中へと導き。)
ん、此処が強さの姫巫女の居城よ。まあ俺の代で随分と貧乏臭くなっちまったけど、屋敷そのものは農民巫女なんざに勿体ねぇくらいの代物だからなあ。ゆっくり上がってってくれよ。

>玉
っほ、おぉっと!?た…っ、ま……あー、うん…。良く出来た狐ちゃんで、おいちゃんは嬉しいような悲しいような複雑な気持ちだよ…。
(少しばかり気合を入れて舞い過ぎただろうか、森に静かに蔓延っていた邪気の強さを正しく測れないまま神楽を舞った時点で務めとはいえ自業自得と言わざるを得ない状況に内心少しばかりへこんでいて。そんな中不意に俯き気味だった顔を掬う様に顎に添えられた見慣れた黒く美しい爪に思わず無用な配慮をさせてしまったかと笑みを向けようとしたところ、全く予測していなかった額への触れ合いに思わず声を無くして。面越しとはいえ佇んでいるだけで人を誑かしてしまいそうな整った顔が目前に近づいた時点で思考などとうに止まっており、その視界が外された面で一瞬覆われたことで漸くはっとし落ちかけた面を顔に押し付けるようにして留めればその気の揺らぎを突いたかのような抱き上げに年甲斐もなく驚きの奇声を上げてしまい。流れる様な相手の行動に完全に置いて行かれてしまっていたが暫しの困惑の後にどうにか思考を追いつかせるも理解すればするほどまるでどこぞの貴公子の如き手厚い気遣いに三十を過ぎた男として聊か恥ずかしさを感じてしまいつつ、それでも相手の出来た行動への言葉を口にし。気を送ってもらったお蔭で大分気分は楽になったもののまだ万全とは言い難い状態、担がれている様は正直格好がつかないものの今はその厚意に甘えておこうと相手に身を任せるとじわりと羞恥に熱を持つ顔位はと片手で押さえた面で表情を隠して。)

  • No.40 by 主  2016-10-15 23:21:06 

( >>38/匿名さん
何ともありがとうございますっ!
迅さの姫巫女keep把握いたしましたっ)

  • No.41 by 匿名  2016-10-16 01:29:01 


「…己が犠牲で救われるのなら喜んでもう片方の眼も差し出すこと、厭わない。」

名前:八咫宮 朧
読み: やたみや おぼろ
年齢:24
役柄: 迅さの姫巫女

容姿: 烏の濡れ羽色の髪はざっくりと邪魔にならない程度に切っており、右側側面の髪だけが顎迄長い、所謂アシンメトリーのような髪型。双眸を眉尻にかけて濃く縁取る睫毛も髪色と同色で、左の瞳は芯の強さが窺える様な深緑色で在り、もう片方の視力の失われた右眼は固く閉ざされている。開けば白濁とした盲目。唇は薄く、肌の色もやや白目ではあるものの日々の鍛錬からかしっかりとした身体付き。身に付けるものに飾り気は一切無く、羽織る物も紺色の落ち着いた着流しと草履のみ。身長は179cmと高め。

性格: 物静かで至って真面目そうに見えて何処か抜けている性格。相手の為ならば自身を犠牲にしても何ら疑問を持たない変わり者。一度考え事に没頭すると周りの声が聞こえなくなる傾向にあり、相手を観察する癖が無意識に付いているので怒っている。怖いと勘違いされがちだが当の本人は其の理由が分からず四苦八苦する事も。真面目そうに見えるものの、抜けている為に寝る場所などはきちんと布団で寝ずにそこらかしこで睡眠に入る困り者でもある。

備考: 一人称「己(オレ)」、二人称「呼び捨て、御前」等。幼い頃、妖の類に夜道で突然襲われ片方の視力を失ってからと言うものの、その反動なのか視力の無くなった其の瞳は現世の物を映さず、代わりに隔離世のモノを写すようになった。人間として1つの機能が失われた為、補う様に妖等の波動を感じるのがいち早く成、其れが‘迅さの姫巫女’といわれる由縁になったとか。見えない右側から近付かれては稀に手等で触れ、相手を確認する事も。

(/ 迅さの姫巫女keepして頂いた者です!keep有り難う御座いました。不備等御座いましたら遠慮無くご指摘下さいませ…!!)

  • No.42 by 主  2016-10-16 22:40:22 


( >>41/八咫宮朧本体様
素敵な姫巫女様をありがとうございますっ
不備等ありませんので絡み文投下のうえご参加くださいませっ! )

  • No.43 by 八咫宮 朧  2016-10-17 06:16:38 


>主様

( / 参加許可有り難う御座います!!)



>all

___…、ん。
( 迅さの姫巫女が有する森の敷地内にて、僅かな陽の光が双眸に暖かく触れ、小鳥の囀りが耳を打てば柔らかい草の上に横たえていた其の身体を僅かに捩りそっと開くのは盲していない方の眼で。眼の前に映る景色は緑、此処は森かと薄らと開かれた瞳は寝起きの為か何処かぼんやりとした色を浮かべ、まだはっきりとはしない意識の中で思う事は只一つ。‘…嗚呼、またやってしまったのか’等と云う反省であり。自身の性格上、割としっかりとしている部分が有ると自負はしているものの此の癖だけは未だどうしても治す事が出来ずにいて。小さく息を付いては気怠げに上半身を起こし、朝の澄みきる空気で肺を満たしては徐に立ち上がり向かうのは自身の館か。然しこんな時間帯では館に戻っても暇を持て余すだけであり、どうせなら近くに有る泉で身を清めようかと思案しては早速泉の方向へと足を向けて。)

( / 初めまして。迅さの姫巫女をやらせて頂く者です。至らぬ点は多々あるかと思いますが、どうぞ宜しくお願い致します…!.)

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