no title .　

嗚呼､もう怖くて仕方ね-や｡女も男も俺以外の人が怖い｡無理矢理思い出さね-様にぐちゃぐちゃにした映像が､また過る｡思い出したかね-事を思い出して､自分が悪いんやけどな｡こんな時は傍に居て､なんて御前に少しでも言えれば良いんやけどな｡もし御前が傍に居るなら俺は御前以外の奴を見たくないし視界に入れたくない｡何なら監禁してくれよって思うくらいで｡馬鹿だよな｡

本間に傍に居て｡なんて言えれば良いのにな｡

御前の傍に居る奴が本間に羨ましい｡俺なら良かったのにって考えるけど無理で｡あ-あ､傍に居る奴が居るだけﾏｼだろ?居ない俺よか｡

他の奴なんて見ないで｡なんて｡俺以外の奴と話さんで?なんて｡我儘も大概にせんとな｡こんな風に言ってたらいつか飽きられて終わりやねんから｡

好き｡否､愛してる｡

やっぱ嫌やわ｡もやもやして重くなる感じ｡俺は御前のその存在にはきっとなれないな｡俺なんかよりも､きっとその人の方が大切なんだろうなって｡大事なのかなって思ってしまう｡羨ましい､御前の傍に居るその人の存在がとても､嫉妬してしまうくらいに｡

俺だけを見て､なんて言ってもきっとその人が御前の傍に居る限り無理で､多分この先この不安はずっと消えそうにね-や｡

虚しい､少し空いてしまった穴を何で埋めよう｡

寂しい｡

はは､駄目やわ本間に｡苦しい｡
嗚呼､不安不安不安､怖い｡いつ御前に必要無いって棄てられるのか､怖い｡不安で仕方ない｡御前の隣にその人が居る事も､とても不安で｡

駄目だな､もう何も考えない様にしよう｡全部｡苦しくなるだけだから､しんどなるだけなら何も言わない方が良いよな｡心の内に留めておこう､不安も何もかも｡よし､そうしよ｡

あ-あ､あかんわ本間｡つい､どす黒い事を考えてまう｡こんな考え消えてしまえばえ-のに､多分言えば嫌われるに決まってる｡

愛しと-よ｡

見る度黒に侵食される感じ｡

嫉妬心強いもんで｡

何もかも隠してしまう方がきっと楽なのかもしんね-なって｡心の内に留めておく方が迷惑掛けずに済むのかなって｡

これで不安言うのは最後にする｡
初めて言うけど､御前がその人の事を言う度に俺がどれだけ不安か分かるか?御前にとっちゃあその人は､友人とか親友とかの人なんだろうなって言ってるのを見れば何と無く分かる｡だけど､御前と違って俺は何かを話せる友人なんて傍に居ないから､俺には御前しか居ないから｡だから､御前に見放されるのがとても不安で怖い｡いつか､俺よりもその人を優先してしまうんじゃね-かって｡もしかしたらもう俺よりもその人を優先してるのかなって､嫉妬心丸出しで､馬鹿みて-だろ｡御前をどうやって繋ぎ止めて置けば良いのか分からない､繋ぎ止める術が分からない｡もう既に御前は俺の腕の中には居ないのかもって考える事も有る｡不安で不安で仕方ね-んだよ､本間に｡

頼むから俺を見放さないで｡俺よりその人を見ないで｡俺だけを見て｡俺以外見ないで欲しい｡俺以外と話さないで欲しい｡俺の事だけ考えてよ｡他の人の事なんて考えるなよ｡愛してるも好きも全部俺だけのものでいて｡なんて､馬鹿みて-だよな｡もう言わね-様にするから､不安も全部全部最後にするから｡

なあ､此処に来てくれよ｡なんて｡

我儘も大概にしとくわ､ごめんな､面倒臭い俺で｡

ごめん｡

ごめんなさい｡

もう言わね-様にするからさ｡心の内に留めておく事にするから｡ごめんごめんごめん｡