主 2015-11-12 01:01:47 |
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(/勿体ないお言葉ばかり頂いて…本当にありがとうございます。
レス頻度はお気になさらず…ゆっくり物語を紡いで行きましょう。)
…!そんなコミュニティが存在するのか…知らなかった。だが、それは…。
(それは、好都合…飲み込んだ言葉はそれだった。同じ貴族と言ってもそこにも階級の差はあり、また新参、古参と言った区分もある。貴族になるに当たって一番の近道は戦場で功績を立てることだが、ここ暫くは大きな戦いもなく、戦功を上げる機会は滅多にないため貴族に参入出来るものは極僅か、それ故に最近は新参に対する風当たりも強く中々厳しい立場にある。…しかし、精霊という存在があれば、自身も彼女の言うコミュニティに入り、上位の貴族と関係を築く機会が得れるかもしれない。思わず口角が歪み、上がる、静かに野心を燃やす彼の表情と思考は、恐らくシャーロットのものとは真逆の物だろう。そんなことを考えていると、当然気が逸れていたようで何が知りたい?という言葉にハッとなって。「っと、すまない…少し考え事をしていた…。そうだな、じゃあ──」そこで、ふと自分の興味が精霊ではなく貴族の世界にのみ移っていることに気づく。それは大事なことだけど…今はそうじゃない、隣に居るのは貴族の世界とは関係なく、妖精の話をしに来た友人だ。…彼女の前では貴族云々ではなくて、あくまで友人として関わろう、そう思い。「…精霊の中には、攻撃的な能力を持つ精霊も居るのか?例えば──」)
……あ……ノーラが回復している。すっかり話し込んでしまったな。
(気付けば元気になったノーラが自分の周りを飛び始めていて。それにより2時間ほどが経った事を知る。「…いっ…」立ち上がろうとするが、ずっと同じ姿勢だったせいか足が痺れて上手く立てず)
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