（ ：TIME×RIDLEY： ）

いいや酷いぞ！そもそもオレは美k…デコぱちでもないな！（ くわわッ、指びし ）だって巻ちゃんメールをしても電話をしても返事は滅多に来ないし遅いし、オレが驚くのも不思議ではないだろう？（ むむ ）うむ、巻ちゃんとの遣り取りが楽しみで――…どうした巻ちゃんエラく素直だな（ きょとん ）ならば何かしてやらねば…巻ひゃん、なにふンだ（ 頬摘、むう ）


ワッハッハ！巻ちゃん相変わらず笑顔下手だな（ 相手の笑顔見遣、楽しげ笑顔 ／失礼極まりない ）うむ、オレに至らぬ点があれば遠慮なく言えよ、巻ちゃん！（ こくこく ）

はいはい、悪かった。そんなに否定しなくても分かってるッショ、――尽八ィ。（ ぐい、耳元ぽそ ）メールや電話を数分置きにされたら返事する気も失せるッショ！…ンな事してる暇があるならペダルを回せっての。（ やれやれ ）――普段も素直だろうがヨ。今のお前ハムスターみたいッショ。（ くは、もう片手で頭撫、 ）

おまっ！人が折角合わせてやったってのにそれは無いッショ！（ ぐぬ ）そっちも何かあれば遠慮無く…いや、お前の場合遠慮はしねェか。俺に不満や希望があれば好きなだけ言えよ。（ 手ひら ）

む、巻ちゃんホントに悪いと思ってンの…、ッ！！ま、ま、巻ちゃ…（ びくゥ、 ／動揺し過ぎ ）無論ペダルは回している！でも巻ちゃんの健康状態とか、いま何してンのか気になってしまってだな（ ごにょごにょ ）いいや巻ちゃんは天邪鬼だ！（ きっぱり ／こら ）む…むうう…、オレはハムスターなどではないぞ（ 頬ぷく ／確実ハムスター ）

ワッハッハ、すまんね！嘘のつけない性分でね。だが、オレは巻ちゃんの下手な笑顔が大好きだぞ（ にっ、 ／おま ）うむ、何かあれば互いに話すとしよう。…もっとも、オレが巻ちゃんに不満を抱くような事はないだろうが（ こく ）

…クハッ、なあに動揺してんだァ？そんなんじゃこの先思いやられるッショ。（ ふ、/ したり顔 ）お前は俺の母親かよ！嬉しいけどもう少し頻度を減らして欲しいッショ、…俺だってお前からの電話楽しみにしてんだぜ。（ ちらり ）だとしても東堂限定ッショ。お世辞でも山神とは言えないだろ。（ くす、ふにふに、 ）

――そうかヨ、あー。東堂の癖にキュンとするような事言うなよな。（ 口元押さえ、/ おや？ ）そりゃ良かった。ま、お互いに楽しめたらそれだけで十分ッショ。（ にィ、 ）

巻ちゃんが突然耳元で喋るからだろう！オレとて心構えがあればだな…！（ 頬染、必死反論 ／弱 ）母親ではないな！巻ちゃんは唯一無二の存在なのだから……ま、巻ちゃん（ きゅん ）うむ、分かった。出来る限り善処する（ 頬ぽり ／譲歩した ）つまりオレが特別と言う事か巻ちゃん！（ 瞳きら、 ／ポジティブェ ）ならば仕方あるまい、メガネくんに対する巻ちゃんの慈愛に満ちた眼差しや優しい扱いが羨ましいと思った事もあったが――巻ちゃん楽しそうだな（ 然し構われるのは嬉しいので止めず ）

オレは思った事を言ったまでだが…どうした巻ちゃん（ ひょい、顔覗き込み ）だな！オレも巻ちゃんと楽しめたらそれだけで十分だ（ にっ ）

リンゴみたいな顔で言われても説得力無いッショ、恥ずかしいならそう言っちまえよ。（ 頭ぽんぽん、 ）まァ、母親っつーよりかの…彼女？の方が合ってるしな。……ショォ。（ 視線つい、ぼそ / 語尾ェ ）ハァァ！？俺がいつ特別とか言ったよ！お前の耳は節穴かァ！？（ くわっ、/ どうどう ）そりゃ後輩だし、同じクライマーだから可愛がるのは当然ショ。…別に楽しくねェよ。（ ぎく、ぱっと手離し ）

別にどうもしな、…っつか近ェ！（ 額ぺちん、/ 暴力反対 ）

ま、巻ちゃんが悪いんだろ！普段淡泊な癖してこんな真似するから（ うぐぐ ）――…、ま、巻ちゃん…今の！今のもう１回！（ ぽかん、我に返ればアンコール求め ／こらァ ）だって巻ちゃん言っただろ？オレ限定、と。つまり特別ではないか！（ きりッ、 ／無駄に前向き ）後輩で同じクライマーだからと可愛がる理由はオレにも真波が居るから分かる。けど、メガネくんに対する巻ちゃんの態度を見ているとモヤモヤするのだから仕方ないだろ（ むす ／嫉妬ですか）…ふ、巻ちゃん分かり易いな（ くす ）

痛ッ、酷いぞ巻ちゃん！この美形に対して（ 額押さえ、唇尖 ／いや仕方ない ）

あー、いや、お前が嫌ならもうしねェよ（ 頬ぽり、 ）…っ、同じ事は2度も言わないッショ！！（ 眉持上、頬染そっぽ向き / あらー ）確かに特別かもしんねえけど良い意味じゃないッショ、お前の頭はアレか？お花畑かァ？（ じろ / 失礼 ）――…なァに妬いてんだ。俺がこうして本音を言い合えるようなヤツは東堂だけだぜ、同じ好きでも小野田とお前じゃ意味が違うって事位分かるッショ？（ ふ、頭くしゃくしゃ、 ）

愛の暴力だと思えば痛くないッショ（ うん、手の上からぺちぺち / オイ ）

ム、嫌ではないぞ？…その、不意打ちが驚いただけで、オレが巻ちゃんに対して嫌などと言う感情は有り得んよ（ きょと、 ）そう照れるな巻ちゃん、いや、照れた巻ちゃんも悪くないが減るモンじゃなしもう一度聞かせてくれても良いだろう（ ずずい、接近 ／すな ）お花畑ではないな！…巻ちゃんはオレにとって特別な存在だ。その巻ちゃんから特別と言われれば、それがどんな意味であれ嬉しいのだよ！（ どやァ、 ／そしてこの顔である ）――巻ちゃん…、ああ、分かってる。オレだって本音が言えんのは巻ちゃんだけだ。…すまんね、どうも巻ちゃんの事になると感情的になってしまう（ 頭撫享受、眉尻下げ苦笑い ）

まさか巻ちゃんソッチの趣味か！？ならん！ならんよバイオレンスな愛などオレは…！（頭ふるふる ／盛大な勘違い ）

何つーか、お前…俺がする事なら何でも受け入れちまいそうで怖ェ（ ぐぬ、 ）減るんだヨ！！…さっきのは口が滑っただけだ。俺は何も言って無い、聞かなかった事にするッショ！良いな？（ ずざざ、後退 / てめ ）…そうかよ、そのポジティブさ呆れを通り越して尊敬すら覚えるッショ（ ふう、/ 嬉しそうである ）――分かってくれたなら良い。普段騒がしいだけの東堂が俺の事で怒ったり拗ねたりすんのは悪くねェし、寧ろざまあみろって感じッショ（ クハッ、手離し片手広げ、 ）

いやいやいや！ねェよ！変な勘違いしてんじゃねえ！！（ 机ばあんっ / ← ）

巻ちゃんよ、幾ら何でも全てを受け入れる訳ではないぞ？無論、可能な限り聞き入れるつもりだがオレにも譲れないものもあるからな（ 腕組、こく ／なんぞ ）シャイだな巻ちゃん！…しょうがない、再び巻ちゃんが言いたくなるまで待つさ（ あっさり ／素直に聞き入れた ）そうだろう、そうだろう？ワッハッハ！どんどん尊敬してくれて構わんよ（ ふんぞり、 ／そして調子に乗る ）――酷いぞ巻ちゃん！…何だよ、お前は嫉妬してくれないのかよ…オレばっか巻ちゃんが好きみたいじゃねえか（ むす、 ／拗ねた ）

ム、違うのかね？…だが勘違いさせるような発言をした巻ちゃんだって悪いぞ！（ 更に机ばァん、反論 ／いやいや ）

譲れないものねェ、…例えば何だ？東堂が嫌がる所なんて想像出来ないッショ（ 首傾、 ）シャイとかそういう問題じゃねェよ！…ったく、お前には羞恥心ってヤツが無いのかァ？（ ぐったり / お疲れ ）別に良い意味で言った訳じゃないッショ。よく分かんねェけどスゲー腹立つな（ ぴき、カチューシャ取り / やめたれ ）――…、…今更何言ってんだァ？お前は女子に人気もあって部員からの信頼も厚い、だから俺、数えきれない位嫉妬してんだぜ？お前が鈍いから気付いてないだけッショ（ ふす、/ 珍しく素直な巻ちゃん ）

そ、それは…悪かった。まさか本気にするとは思わなかったんだよ（ 渋々、はあー / 溜め息ェ ）

うむ、それは巻ちゃんとの勝負だな！（ ふんす ）それから巻ちゃんと競い合う事が出来ないなどという事態も耐えれんよ（ 拳ぐッ、 ／全て勝負絡み ）ム、失敬だな巻ちゃん。それだとオレが破廉恥みたいではないか（ むッ ／ただの阿呆の子でs）な…っ、巻ちゃん何すんだ、返せよ！（ カチューシャ奪還すべく手伸ばし ／ざまァ ）フ、仕方あるまい…オレの魅力が皆を惹きつけて止まな――…ま、巻ちゃんソレ反則だ！不意打ちは卑怯だぞ！…すっげェ嬉しいけど！（ ぼふんッ、赤面侭ぎゃんぎゃん ／チョロ神 ）

ともかく冗談で良かった。新たな道にオレは目覚めねばならんのかと正直心配したからな（ ふう、 ／真に受け過ぎです ）

それは絶対にねェよ。俺だってお前とはまだまだ走り足りないと思ってるッショ…なァ、近いうちに山登りでもするか？（ ぽつ / お？ ）破廉恥とナルシストはお前の為にあるような言葉だろうがヨ、（ うんうん、/ 辛辣 ）クハッ、…いつも思うけど東堂はカチューシャしない方が格好良いッショ（ ふ、高く持ち上げ己頭に装着 / 似合わない ）…は、反則？何言ってんだ。俺は只思った事を言っただけッショ（ ぽか、落ち着けと背中をぽすぽす、 ）

まあ東堂がドMでも納得出来るけどな、お前そんな感じするし（ こくり、 ）

オレもまだまだ足りんよ。もっと巻ちゃんと登りたい！もっと競い合いたい！（ 瞳きらきら、 全力で頷き ／どんだけ ）巻ちゃんから見たオレって一体どんなイメージなんだよ！（ くわッ、 ／間違ってはない ）ム、そうかね…？然しこれでは美形が隠れてしま――巻ちゃん似合うな！（ 前髪ぱさ、カチューシャ装着姿に瞳輝 ／おい ）あれか？巻ちゃんは天然タラシなのか？恐るべし巻島裕介（ 心臓ばくばく、ぼそ ／押される事には慣れてない ）

ドＭではないな！納得もするなよ巻ちゃん！オレにそんな趣味ないぞ！（ くわわッ、 ）

当然ッショ！同じクライマーでもお前以上に熱くなれる好敵手は居ないからな、…これからも宜しく頼むぜ？（ 満足気に頷、拳握りずずいッ / ← ）いや、だから破廉恥でナルシストなヤツだって（ 真顔、/ 否定しろと ）へんてこなカチューシャ付けてるよりよっぽど――…ど、ドリームッショ？（ あのポーズ / 満更でもない ）何意味分かんねえ事言ってんショ、俺よかお前の方がタラシだろうが（ 眉寄、やれやれ / おま ）

へえ、そのうち巻ちゃんになら殴られても良い！とか言いそうだな（ うげ / 勝手に引くな ）

オレだって巻ちゃん以上に熱くなれるヤツなんか居ない。お前だけだよ巻ちゃん、オレを滾らせてくれんのは。…ああ、オレこそ、これからも宜しく頼む（ 満面笑顔、きっぱり ／幸せそう）ならば聞くが巻ちゃんよ、オレの一体どこが破廉恥だと言うのかね？（ むむ、 ／ナルシストは認めてんのね ）へんてこではないな！――うんうん、やはりオレの目に狂いはなかった。巻ちゃんにも似合うと思っていたが…そうだ、今度オレから巻ちゃんにカチューシャをプレゼントしよう（ 名案とばかりに瞳きらん ／迷惑 ）オレは良いのだよ、だが巻ちゃんはならん！そんな巻ちゃんの魅力に惹かれてしまう人間が増えてしまうだろう！（ 真剣そのもの、きっぱり ／あら）

勝手な妄想で引くなよ巻ちゃん！（ うる ／若干涙目である ）

当たり前だろ、…黒田や真波でも良いなんて言われたらどうしようかと思った。つか、改めてこんな事言うのも変な感じしかしないっショ（ 細々ぽつ、ふむ / それな ）…好きだとかお前しか居ないとか、そういう恥ずかしい台詞を簡単に言う所だな（ ぴし、/ 具体的 ）別にカチューシャは要らねェヨ！…って言いたいけどまあ、折角だし貰っといてやるよ。お返しに俺もお勧めのTシャツをプレゼントしてやる（ 得意気にふん、己胸数度叩き / 嫌な予感しかしない ）一々心配しすぎだっての。俺に惹かれる物好きなんてお前位なもんショ（ 撫で撫で / おっ ）

いつか現実になったり…――！？っわ、悪かった！言い過ぎた！（ おろり / 単純 ）

ム、それはないな！オレが巻ちゃん以外を選ぶなど断じてありえん（ きぱ、 ／速攻断言 ）ふは、確かに改めて言うのも変な感じだな！（ 賛同、こく ）恥ずかしくなどないな！オレは思った事を伝えているまでに過ぎん。寧ろまだまだ言い足りんよ！（ きぱ、 ／これが天然力 ）――…！本当か巻ちゃん！巻ちゃんの事だから素気なく断られると思ったのだが、そうか！貰ってくれるか！（ ぱあ、 ）然も巻ちゃんからのお返しとか……巻ちゃんの、いや、うん、嬉しいぞ巻ちゃん！（ 一瞬脳裏に不安過ぎるも頭ふるふる、笑顔形成 ／何かを察したが口にはしない山神 ）いいや巻ちゃんはもっと自分の魅力を自覚すべきだ！オレ以外にも巻ちゃんの魅力に気付いてるヤツだって絶対に居るし、それに案外巻ちゃん無防備だし（ ぶつぶつ、然し撫で嬉しげ ／←）

むう…もう言わんかね？（ じと ／子供か ）

巻ちゃん誕生日おめでとう！そして産まれてきてくれて、オレと出会ってくれてありがとう。この記念すべき日にオレは感謝せねばならんな！（ にこ ）

ウム、日付が変わると同時に祝えて良かった。なにせ巻ちゃんの誕生日だ、一番に祝いの言葉を言いたかったのだよ（ 満足げな表情、やりとげた感はふり ）

これからも巻ちゃんとは切磋琢磨しながら競い合えたらと思っている…おまえに数多の幸福が降り注ぐよう心から願いを込めて。