桃亜 2015-04-30 21:55:36 |
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唐突のヤンデレ
「ねぇ、カルマ君」
凍てつく殺気が俺の肌を切り裂くように
「なんで最近」
あの頃は楽しかったのに
「僕のほうを向いてくれないの?」
…それはこっちのセリフだ。
いつの間にか壊れてしまった関係は
もう戻ることはない。
「なんで何も言ってくれないの?」
言えるわけがない。
だって
口を塞がれちゃったもの。
「ねぇ、カルマ君声を聞かせてよ…」
「君のやさしい、テノールような声を、さぁ」
どんなに声を出そうとしても出ないものは出ないのに
ねぇ なぎさくん 俺は こんな生活 いやだよ。
はやくきえたいよ。
こんな渚君…見たくないよ…───。
最近は学校もいけてない。
殺せんせー…何やってるかな。
不思議と涙がこぼれてくる。
ああ
そうだ
もう
殺せんせーは
いないんだった。
あの学び舎はもう
きえたんだった。
渚君は、どうしてこんな風になっちゃったのかなぁ?
ねぇ、せんせー
迎えに来てよ。
はやくせんせーに
先生に会いたいよ…
たとえ消えてしまっても
せんせーはいるでしょう?
お願いだよ先生
あの日みたいに
手を、触手を、
差し伸べてよ
先生
先生
せんせー
「せ…んせ、い…───」
もしもあの日に戻れたなら
もしもあの手に触れられたなら
俺は、もう…
「カルマ君…カルマ君…?」
声が、聞こえる
渚君の
少し涙ぐんだような声が
拭わなくっちゃ
綺麗な奇麗な渚君の涙を
早く手を伸ばさなくちゃ
「少し」
「手を伸ばしたら」
「君の涙が」
「僕の手に触れた」
ああ……やっぱり思えていたんだね
しゅるりと俺の目に巻き付いていた包帯が取れる。
はっきりと
渚君を
自分の
瞳の中に
映す
ああ、みえた。
皆さんのかいたものはすごいですね(゜ロ゜)それでは私も書かせてもらいます。
渚カル
学校から帰る途中一緒に帰っていた渚がお菓子を買って来ると言って急にいなくなった。渚は何処に行ったんだ?そんなことを考えながら歩いていると突然上から何かが降ってきた。
「っ!?」
カルマはとっさに動きそれをよけた。しかし、地面についた瞬間その地面に落ちたものから粉がでてきた。
?「カルマ君、逃げないでね。」
すると聞きなれた声が聞こえた。そしてそれが誰なのか理解するのに少し時間がかかった。
(どうして彼が…)
考えながら俺は意識を失った。
「うっ…」
目が覚めると俺は見知らぬ部屋にいた。思わず
「ここはどこだ…」
と漏らした。するとさっきも聞いた声が、渚が
渚「ここは僕の部屋だよ、カルマ君」
と答えた。
「何でここに運んできたんだ?俺は家に帰りたいのだけれど。」
渚「何でってそれはカルマ君のことが好きだからだよ。」
「えっ!?」
平然とそれをいった彼に俺はかなり戸惑った。
渚「もう、一緒に帰ろうといったのに先に帰っちゃって…歩くのが早いからおいていかれちゃったじゃん。」
「はぁ?何言ってんの?渚が急に」
そこから先は喋ることが出来なかった。だって渚が俺の口を塞いでいるからだ。
「!!やっ…やめっ…」
渚はそれでも口を塞いだままだった。
一旦切りますね。
続きです。
渚ってこんなに力が強かったか?そんなことを思いながら塞がれた口を解放しようと必死になっていた。
渚「そろそろかな?」
すると突然渚が俺の口から手を離した。
「はあっ…はあっ…」
危なかった、あと少しで酸欠になるところだった。
しかし、安心できたのも少しだけだった。今度は渚が俺の唇にキスをし、舌をいれてきた。
「んっ!!」
突然のことに俺は反応できなかった。俺は逃げたい。しかし、逃げたくないと思っているじぶんもいて逃げることができない。今なら逃げられるのに…
渚「カルマ君…どうして逃げないの?」
悪魔みたいな笑顔で笑いながら問いかけてくる渚に俺は何も言えなかった。言うことは俺のプライドが許さない。そして渚もわかっているはずなのに…そして俺は
「小動物の雌に何で言わなくっちゃいけないんだ!!」
といつもの癖でいってしまった。
渚「へぇー、そんなことを言うんだ…」
言ってからしまったと思った。いつもと関係が逆だと言うことを考えていなかった…
渚「それじゃ、逆らった罰だよ。」
そう言いながら渚は俺を押し倒した。
「いやっ」
渚「やっぱりカルマ君は可愛いね♪」
「うう…」
抵抗もできず俺は渚のされるがままになった…
中途半端な終わりかたですみません(>_<)はじめて作ったので出来はかなり悪いと思います…皆さん悪いところがあったらコメントをください。
おうふ、久しぶりに来ていたら新しい方がいらっしゃっていた…だと…?!
すっごい美味しいし、文才があふれかえっている!!
ってことで全然できてないカルマがストーカーされる話投下します。
カルマがストーカーされる話。
「え、ない。どうしよ。」
俺はみんなが帰ってしまい、静まり返った教室で、立ち尽くしていた。
「え、うそでしょ。ない、どうしよほんとに。」
ただただ早口に独り言をつぶやく。
俺が立ち尽くしてしまった理由、それはスマホがないことだ。さっきまで確かにあったはずなんだ。一回教室に入って、また隔離校舎の屋根で昼寝してた時はまだあったんだ。なのに…どこいったんだよ。俺は「バカかよ…」と毒づいて、また探し始めた。ほんとにどこいったよ。あーだこーだ言いながら探していくと。
「あ、あったーー!!」
や、やっと見つけた!まさか机の奥底にあるとはなーー、探したはずなんだけどさ。
「よしよしこれで帰れる。」
と、下駄箱に行くと。俺の靴の上に何か封筒がある。俺が「なにこれ?」と封筒の中身を見ると……SDカード?なんだよ。紙媒体じゃないのかよ。ちょっとドキッっとしちゃった俺がバカみたいじゃん。
「ま、いっか帰ろ。」
俺が靴を履き山道を降りているとき、何か視線を感じたのは、気のせいではないはずだ。………多分。なんかぬめっとした、絡みついてくるような視線が気持ち悪くて仕方なかった。
家について、一旦課題をさくっと終わらせて俺のノーパソにSDカードを入れると、すぐにロードされた。そこには一つの写真ファイル、圧縮ファイルみたいだ。かなりの量が入っているらしかった。大丈夫。ほんとに大丈夫もしもの時のウィルス用ソフトもあるし。消えてほしくないファイルとかゲームデータは全部ほかの端末に移している。あとネットワーク弄られたくないからこれのネットワークも切ってある。よし、準備は万全だ。開こう。
そうして、ファイルをクリックした俺は、オゾゾ、と鳥肌がたった。
「な、なんだよこれっ………!」
何だよこれ、気持ち悪い。吐きそうだ。
いつから?いつから録られてた?しかもこれ、俺が風呂入ってた時の。
気持ち悪い。
でも、言いたくない。自分のことなんかで、皆の手を煩わせたくない。これは、しっかりしまって置こう。
気持ち悪いもの見ちゃったな…。
「前からよくつけられたけど、ここまで情熱的(笑)なのは久しぶりだな…」
しんどいぜ…。
こんにちは!
パソコン初心者なので、沢山間違うと思います。
皆さんのカルマ受けの小説、拝見させて頂きました!
皆さんの、才能がヤバいです!!
私の心が,折れそうです...「;つД`)
新しい作品待ってます!
こんにちは!
皆さん素敵なカルマ受けありがとうございます?僕もpixivで小説出してるんで良かったら!まあクロスオーバーばかりですけど…(^^;
名前は紺色パーカーです(宣伝でスミマセン)
腐向けがなかなか書けない(´・ω・`)
学→カル←渚 (初心者)
カル「渚くーん」
渚「どうしたの?カルマ君??」
僕の名前は潮田渚。今、僕に声をかけてきたのは赤羽業っていう男の子で密かに僕はカルマ君のことを好きなんだ。
カル「今帰り?良かったら一緒に帰らない?」クビカシゲル
渚「うん!一緒に帰ろう!!」
(アァァァァア!!!え?なんでそんなにあざといのカルマ君!!!え、待ってやばい。僕の理性がちぎれそう。ハ!ヤバイヤバイ平常心平常心)
本校舎の玄関まで移動中
カル「でさーそんときの寺坂の反応がめっちゃウケて笑」
渚「ハハ…カルマ君程々にね。」
カル「えー?ん、あれ?あそこにいるのって…」
一旦切ります
No.266の続きです
カル「あーやっぱり浅野くんじゃーん」
学「ん?あぁ赤羽か。それと潮田も一緒か。」
渚「浅野くん」(え?僕ついでだったよね?今)
カル「こんな所で生徒会長サマが何してるのー?しかも、一人で笑」
学「あぁ、君を待っていたんだよ。赤羽」
カル「はぁ?わざわざ生徒会長サマが俺を待っててくれたってこと??意味わかんない。」
学「あぁ、それはね。僕が君のことが好きだからだよ。」
カル「は?え、何言ってるの?浅野くん。ついに頭おかしくなった??」
学「別におかしなことは言ってないさ。ただ、僕は自分の気持ちに気づいただけさ。」
アゴクイ
学「だから、赤羽業。僕のものになってくれないか?絶対に幸せにすると約束しよう。」ニコッ
カル「え、いや、ちょっとまって/// なんなの、いみわかんない…!!!」←赤面
学「今は、意味がわからなくてもいずれ分かるよ。」ニコッ
カル「だ、だからッ!!!」グイッ 「うおっ」
渚「浅野君。君がカルマ君を好きなように僕もカルマ君のこと好きなんだよね。だから、それは僕に対しての宣戦布告と受け取っていいのかな?」
学「フッE組ごときがこの僕に宣戦布告など、普段ならば無視をしていたが今回はそうもいかないな。特に君は赤羽と仲が良いからな。そう受け取ってくれて構わないよ。潮田渚」
学「ただ」 カルマを自分のもとに引き寄せる
学「僕は本気だからな赤羽。いつか絶対に君を僕のものにしよう。それまで待っててくれ。カルマ」チュッ
カル「ふぇ?え??な、何してんのッ!!!浅野クン!」カァ/////
渚「……カルマ君」
カル「え?どうしたの渚k」グイッ Dキスをかまされる
カル「ぅん!!!あ…んっ…や、ぁ……ふっ…はっ」
渚「言っとくけど、僕は浅野くんには絶対負けないよ?カルマ君は絶対僕のものにするから。」
学「そう余裕ぶっていられるのも今の内だということを忘れるな。」
こうして、1人の愛する人をめぐり2人の戦いは幕を開けた。
そうなんですよね。
まだ、渚カルか、学カルどっちにしようかも決めていませんし、続くのかも分かりません。
すいません。私、文章能力ないので……
わざわざコメントして下さりありがとうございます!
浅野親子×カルマ
………………なんでこんなことになったんだっけ。
数時間前…
今は、暗殺訓練でナイフの練習をしているところだ。カルマは最近はサボらずに授業に出ていて今は、渚と話しているところだ。
カル「わーやっぱり磯貝と前原のペアは強いねー息ピッタリだ」
渚「ホントだよね。あの二人またさらにコンビネーションが上がってる気がする。流石、幼馴染だね!」
カル「ねーあの二人よりも息がピッタリなペアなんて居ないんじゃない?さすが、No.1.2だね」
渚「カルマ君も十分強いけどね。と言うか、カルマ君はなんでも強いよね。本気出してないだけで…」
カル「渚くんも十分強いけどね」
このように楽しい時間であった。そして、練習が終盤になってきた所で烏間から号令がかけられた
烏「済まないが今から俺は用事があるから出かけてくる。あとは、自由に行動していいぞ」
全「はーい」
渚「自由行動していいらしいけどカルマ君はどうする?」
カル「んー俺は眠いから、昼寝しようかなー」
渚「アハハ…カルマ君らしいね。じゃあ、僕は茅野達と一緒に練習してくるね。次の授業に遅れないようにね」
カル「なるべく頑張るよー渚くんも頑張ってねー」
カル「どこで昼寝しようかなー人目につかない所はっと」
カルマは人目につかないところを探していた。数分後昼寝に最適な場所を見つけカルマはそこで昼寝をしようと思った
カル「んー、暗殺訓練は楽しいけどやっぱ疲れるなー最近はサボってもないし慣れないことしたせいで疲れたな。渚くんには悪いけど次の授業寝過ごすかも…」
浅「おやおやそれはいけないよ赤羽君。殺せんせいが怒ると思うよ。」
カル「え…理事長せんせー。なんで、こんな所に……いるの?」
一旦切ります
「うるさい!何であんたがいるのよ!」
また、雨が降る。
ざーざーと、ばちばちと。
ガタガタ窓が枠ごと揺れる。
「雨、降ってきちゃたね」
「うん」
どうしよう、明日、遊ぶのに。
「おれ、あした、いなくなるのに」
母さん、許してくれない。
外に、出されちゃった。
「つめた、い、なぁ」
雨はもう、雪みたいにつめたい。時折、堅いものが頭に当たる。元々悪かった体調も、さらに悪化してくらくらしてくる。
おれ、死んじゃうの、かな?
かなしいよ、みんなで、もう、遊べなくなっちゃうなんて。
かあさん、おねがい、一度だけ、許してください。
そのあとは、罰なんて、いくらでもうけるから。
許して、
かあさん。
≫273 の続きです。
「なあおい。また疫病神が飛び降りようとしてるぜ!」
「はは、マジかよ!なんでだろーな?」
「案外、自分が疫病神だって自覚してんじゃねーの?」
『それあるかもなー!』
うん、そうだよ。だって、君たちは俺が嫌いなんでしょ?だったら、いらないもの、嫌いなものは、無くしてしまえばいいんだよ。
そうすれば、みんな幸せでしょう?
そうすれば、みんな笑顔で、不愉快な想いなんてしないで生きていけるでしょう?
___それが、最善なんでしょう?
なにごとも、最善の道を進まなければならない。たとえそれが………己を滅ぼすことだとしても……。
そうでしょ?父さん、母さん。二人が死んだのは、二人が選んだ一つの【最善】。誰かの最善は、だれかの最悪だから、一概に最善なんて言っても、それはたくさんある、もっというと人の数程あると言ってもかまわないくらいには、最善の道は広く、そして深く多い。まるで物事の事象の系統樹のように。
だからこそ、『信じれるのは自らの正義だけ』と口を酸っぱくして父さんと母さんたちに言われてきた。だから、おれは。
俺は、俺自身の正義のために。
___やっぱり**ねえや。
「なぁ、アホ面三人衆」
くるりと振りかえって、俺を散々コケにした3人を真っ直ぐ見据える。
「っ、!な…なんだよ…?」
リーダー格っぽい一人が見つめ返すというより睨み返してきた。随分と小せえ男だとは思ってたけど…驚きだな。矮小過ぎてもはや笑えてくる。
「さっき、俺を疫病神とか言ってたが…」
くく、と喉を鳴らして琥珀色の瞳で奴等の体を射抜く。あーやっぱだめ。笑い堪えらんないw
思考にノイズがかかって、まともな思考がままならない。やっぱ飛び降りるのは辛えなぁ…。つか怖い。
俺は、気丈に振る舞おうと、むりやり口に弧を描く。
「覚えておくといいぜ」
「疫病神も一応だが…」
心を決めて、窓の外に重心をかけた。
「神なんだからよ」
このひ、俺は本物の神様になってしまったようだ
お、ここまだ活動してるんだ
嬉しい!
しかもカルマ受け最高…((
まだ暗殺教室好きなんです!
でもファンは減ってくばかり…
カルマ受け少ないし‥
…ということで
たまに、ここで小説書いて良いですか?
というか書きます!
>>274
の後日談的なやつです。
子どもたちは動かない。そのまま、じっと一点から目を離さない。離さず、息を殺し、瞬きなんて以ての外というように。
生物の正常な行動を一部行なっていないにもかかわらず、彼らの心臓は、いつになくドクドクと波打っては、その存在を主張した。いや、行なっていないからこそ、それを咎めるように動いているのかもしれない。自分は、生きているのだと。
彼ら釘付けにしているのは、なんの変哲もない窓。特に窓が割れているでも、枠が歪んでいるでも、はたまたその先が異空間に繋がっているなんて突飛な話でもない。―――彼らには、そんな非現実的な、飛躍した話のほうが、幾分か、否、随分と良かったのではないか…とも考えられるが。
――人が、落ちたのだ。
正確には、彼らと同じくらいの年齢の子供が。
髪が赤く、軽く吊り上がったまなじりと、それを強調するかのように琥珀色に染まった瞳。世間一般で言えば、目立つ子供。
そんな子供が、何躊躇いもないように、落ちたのだ。なまじ、言葉を覚え、他人を傷つけることを覚えてしまった子供たちは、各々目をつぶり、その場にうずくまった。それから少しあと。ブツブツと声が聴こえる。それが誰のかはわからない、いやもしかしたら子どもたち全員かもしれない。あまりにもか細い声で聞き取るには困難だと思われたが、ところどころ強くなる語気に耳をすませば、みな異口同音に『自分は悪くない』の一言に尽きた。
「人は、なんと、愚かで、矮小で、愛しいのだろうか。」
俺は、隣で独りごち、目を細める女を向いた。そのつぶやきに疑問を抱いたからだ。
「……なんで愚かで矮小って思うのに、愛しいと感じるの……?」
それは、ある意味で、人にも言えることではないかと、俺は問いかけてから気付いた。
女は俺の方をじっと見て顔を歪ませた。それは、あまりにも歪で、神なんて言葉はこれっぽっちも似合わないと思える程に、とても、感情的で、人間的だ。
「人の子よ。いや、前、人の子といったほうが適切か。」
女は俺の肩を抱いて抱き寄せると、俺に“下”を覗かせた。そして、覗かせたままにまるで歌うように話しはじめる。
「人間はあまりにも自己中心的で、かつ献身的だ。中にはそうではないものもいるが、それは動物の個体差以内のものでしかない。だが、それだけではない。互いを傷つけ、傷つけられることは、動物の闘争本能であり、生命維持のための生殖本能でもある。なのにどうだ!人間は、人間が人間を傷付けることを許さない。挙げ句には互いで互いを裁き始めたではないか………!!」
身体に力がこもったか、女が俺を抱き寄せている手の力が強い。あまりの力の入りように、思わず俺は呻くが、女は構わず、目を輝かせて語る。
「人間は、これほどに傲慢だったのか、とも思ったさ。だが、それが、かつてなく愛おしいのだよ!なんて、なんて美しいのか!」
語りたさが勝り、あまりうまく息継ぎができていないのか、女の呼吸が荒くなる。
「自分たちが正しいと信じて疑わないその傲慢さ、独自のコミュニティを作り上げておきながら、自らがその破滅の種となってしまうその力
の無さ。それら全てが、狂おしいほどに愛しいのだよ!!」
ようやく落ち着きを取り戻したのか、先程まで鼻息を、呼吸を荒くして熱弁していたことなど無かったかのようにまた淡々と語りだすが、俺の肩から手を離すことはない。
「さて、カルマ」
俺は、突如呼ばれた前世での名に目を見開く。なぜ今呼んだのか。理由を訊いてみれば、案外簡単なことなのかもしれない。
「………というのは、簡単に言うと釈迦のいる仏教などで言われることだろう?行為、所作、意志の三つのことや、因果そのものとも言われている」
急に自分の前世の名前の由来を話されて、困惑しないものはいないと思う。つまり何が言いたいのか、とめで問いかけると、すんなりと結論を女は話した。
「カルマ、いや、迦楼羅(カルラ)。私の伴侶になってはくれないか」
「・・・は」
何を言っているのかわからない。何よりもこいつは女ではないのか。しかも、カルラって、急に新しい名前を与えられて。確か、カルラはインド神話の炎を吐く鳥ガルダが前身とされ、仏教に取り込まれてときに、仏教の守護神となった筈だ。正確には迦楼羅天(かるらてん)・王(かるらおう)と呼ばれているが、なぜ自分がその名を与えられたのだろうか。
思わず俺は、肩を抱かれたまま、上目遣いに女(……?)見る。色々と訊きたいことはあるが、まずは伴侶云々をどうにかしなければならない。
俺の視線に気づいたのか、あいつは上から俺を見ると、片手で抱いていた俺を両手で抱き寄せ、胡座をかいていた足の隙間に置いた。
「……だめ、だろうか」
あいつは残念そうに俺後ろから抱きしめる。後ろから俺の肩に頭を預け、すり、と軽く擦り付けた。
俺は肩越しに後ろを向くと、そいつに目を合わせた。真っ青な海のように深く、濡れているようにも見えるその瞳に見惚れてしまいそうになるが、なんとかこらえて口を開いた。
「伴侶っっていったってお前『毘沙門』…は女だし、俺は男だ。性別だけで言うなら伴侶はおま『毘沙門』……毘沙門だろ」
最後は名前を割り込ませてきたものの、その言葉に、あいつはすぐ反応した。
「神に性別は関係ない。なにより、私がカルマ、あなたに惚れたのだ。迎え入れたいと思うのは当然だろう?」
さらりと甘い言葉を発する毘沙門に、俺はあいつに向けていた顔を前に戻す。
それから暫し時間が立ったあとで、俺はもう一つ訊き忘れたことを訊いた。
「なんで、迦楼羅なの」
その言葉に、毘沙門はくすりと笑うと、口を開いた。
「私と同じ、二十八部衆だから……というのは建前で、私と同じ、戦うことでしか何かを守れない神だからさ」
迦楼羅は目を見開いた。彼はもう、毘沙門に過度の同情と親近感を抱いていた。
彼はこれで、毘沙門から離れることは無い。
それは、彼の悲惨な前世と、毘沙門の武神としての宿命。その逃れられない現実から、お互いを守るために存在している、という自己承認欲求からくるものだった。
これで、彼らが悲しむことは無い。
もし傷つけば、彼らがお互いに傷を舐め合うだけ。
悲しい最後も、正しい判断を下せば、神様はしっかり見ていてくれている。
・・・・・いいえ、それはすべてあなたの妄想。
あなたは気づかないのですか?
それはそれは。
なんとも、まあ、幸せな人生を過ごしましたね。
>>284
淒い…!私は文才無い人なので(´・ω・` )
私も書いてたのですがデータ吹っ飛びまして…
ああ…書く気失せた‥てなりました()
ついでにモブカルの「課外授業」見てきました!
カルマ受け最高ですね!
>>286
ありがとうございます…!
データ吹っ飛ぶのつらいですよねわかります…(´・ω・`)
「課外授業」いいですよねわかりますっっっ!!!!
カルマ受けは至宝!!!!!
そういえば‥
カルラブさんって地雷ありますか?
私はカルマ攻め少しは大丈夫ですがほぼ地雷なんですよ…
カルマ受けは好物()で、特に学カル、磯カルが好きです。好きになった順だと…
渚カル→前カル→殺カル→学カル→磯カル
みたいな感じです!
最初カルマ攻めばっか見ててでもモヤッとするからカルマ受けに変更したら、ドハマりしました!
学カルとかはpixivだと「るーと」さんが良いなと…(学カル以外も有)
あとの他のは「永遠#Towa」さんが好きです!
>>288
実は私、驚くほど地雷が無いんですよね。
推しが可愛ければリバ可みたいな。まあ夢系はどうあがいてもぞわぞわして駄目なんですけど…w
なので基本的に何来ても大丈夫です。
pixivだと私は「ayatokaruma」さんですね。カルマ受け業界では最大手と言っても過言ではないくらいに数々の作品(小説)を投稿して下さっています。
最近は少しカルマ受けに疎遠になってしまっているのであまり読めていないのですが、やはり安全圏に行くならその方でしょうか。
そのお二方は存じ上げませんでした…。拝見してみますね。
衝撃。タブレット取られました。
なので違う機種から送ります!
>>289
地雷無し!心が広い方なんですね(?)
ayatokarumaさん、前に何処かで見掛けた気がします!
今から学カル書こうと思ってます!
記憶喪失ものにしようかと…
文才0ですがね()
あとpixivにも小説あげようと思ってるので完成したら言います(ただの宣伝)
学カルで記憶喪失の話です。
~~~
いつでも、側で笑っていた。
俺の太陽みたいな存在。
けど、もうその太陽は俺の事なんか忘れて何処かに姿を消した。というか、自分が隠れた、のだが。
高校2年生の、夏の事。
本当にいつも通りだった。
普通に朝食を食べて制服に着替え、家を出て学校へ。
そんな当たり前の日々の中で、無いだろうと思っていた事が起きた。
通学路を歩いている途中。
信号の辺りで人が集まっている。それも、倒れた人を取り囲む様に。
スルーしようと思ったけど、出来なかった。何でかは分からないが、引き寄せられる感じがしていたから。
そして、ふらふらと人が集まっている場所へ歩いていく。近付いていくと、その取り囲んでいる人達が見ているのが、人間だと分かった。
その人間が知り合いだったら、という不安な思いを抱えながらも、誰かなのかを突き止めようと少しずつ、少しずつ進んでいく。そして、チラッと綺麗な顔が見えた。
それを見た時に、カルマには痛い程の衝撃が走った。
「え…?が、くしゅう…?」
そこには、周囲の人に声をかけられても全く反応を示さない、浅野学秀…
カルマの、彼氏が居た。
病室の中で、担当医の声がする。
直ぐ病室に入りたかったが、担当医に「ちょっと待って」と止められたので部屋の外で待機している状態だ。
会話を聞いてみるそ、自分の名前は分かりますか?とかを聞かれてる。記憶があるのか調べているのだろう。
学秀は、全て覚えているみたいで、病室から担当医が出てきた。「入って大丈夫です」とだけを伝えられた。そして、部屋から出ていく担当医と入れ替わる様に部屋に入り込む。
浅野はベッドで横たわっていた。
頭に包帯が巻いてあったが、少し元気そうだった。その様子に安心してぼろぼろと涙が溢れそうになる。
泣こうとする自分を抑え、浅野の元へ一目散に向かっていく。
「学秀…!良かった、無事なん…」
そう言いかけた時だった。
「誰だ?君は…」
~~~
一旦切ります
こんにちは、いえ、こんばんは!!
初めまして!!
カルマ受けいいですね!!
殺カルもあんまり無くてショックです!
できたら体調不良ネタ書いてみたいです!!
カルマ受けもっと増えろおおおおお
おはようご...こんばんは(゚▽゚)/かなり、見つけるのが遅く、今に至りましたw
私も、カルマ君受け大大大好きなので、しっかり、まとめてから書かせていただきたいです...
文才は、皆無です!!()
うおおおおお!!!!すごい!!ご新規さんが気づいたら二人も!!!!いらっしゃいませ!!!!!!!!!多分古参だと思われるカルラブです!よろしくお願いします!!
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