寿嶺二 2015-01-02 00:45:10 |
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……居ないみたいだね。
メモでも残していこうかな。
(一人ぽつりと呟けば、私物の入った鞄からペンと一枚のメモ用紙を取り出し『また来るよ。気付いたら連絡の一つでも入れれば?』なんて少し意地悪っぽい文章を書き残す。それをミント色のテープでドアノブへと貼り付け、その場を後にし)
おー?…なんじゃこりゃっ。
(ドアノブに貼ってある不審なメモを摘まみ上げ自室へ辿り着くと、テープの趣味でそんな気はしたが案の定の文章に、一人やっちまったと苦笑いしながら携帯を手に取り。最近手に入れたメールアドレスへ『連絡。ごめんね、待ってるよ~!(´д`°;)』と内心本気で誤りつつ送信してはそのままソファへ倒れ込んで
……レイジからか、
(収録終わりに携帯を確認すればメールが来ていることに気付き、直ぐ様中身を読んで。好都合なことに、今いる場所から相手の所まではそれなりに近い距離。『別にいいよ、気にしてない。あと11分27秒43で着くから』と返信してはスタスタと歩き始めて)
11分27秒43…あとー…3分?
(暫くして届いたメールを散々渋って起きてからゆっくり見ると、残り時間が僅かな事に焦りを覚え小さく口にだしてしまう。彼のことだからピッタリに来るはずだ、返信はする余裕が無いと考えるも終わらせたいものは沢山有り。そうしている間にも時間は過ぎて行き、結局髪も何も整えずに残り数秒で鳴るインターホンに目をやって
こんばんは、レイジ
(予測した時間丁度にインターホンを押し、そっと声を上げる。特に何といった用事はないため、急いでいるような様子も無い。冷えた己の手を見つめて何を話そうかなんてぼんやりと考えては、相手が扉を開けてくれるのを待っていて)
…いらっしゃい!どーぞ入って~
(鳴ったインターホンに時計を見れば、多分予言通りであろう時間。考えれば身だしなみを整える必要も無かった訳で、またグループのメンバーと遊ぶ事もあまり無い訳で。そう思うと嬉々とした気持ちが溢れ気楽に扉を開いては弾んだ声で挨拶を交わし手招きを
うん、お邪魔します。
(相手の弾んだ声はいつも通りだがその感情の昂り加減に密かながら驚けば、手招きに誘われるがまま玄関へと足を踏み入れる。丁寧に靴を脱いで端の方へ寄せては「…仕事の調子はどう?」と問い掛けつつ、玄関から先、奥の方へと遠慮などするはずもなく歩みを進め)
どうだろ、自分じゃ分かんないんだよね~!まぁまぁだよん。
(揃った靴達は見違える様で招き入れた部屋まで綺麗になりそうだ、と冗談を言いそうになる。お客様だと言うのに早足の相手は勝手に行ってしまい急いで先に自室へ走り込むと、若くは無い身、肩を上下させつつ「アイアイは?」と質問を返し
ボク? …完璧にこなしてるつもりだけど。
(返された質問にどうだろうかと目を伏せて考えるも、答えは一つしか出てこない。その一つの答えを述べては相手の自室へと入り、何か変わったものはないかとくるくる視線を動かしながら傍にあったソファへと腰掛けて)
ライブも終わり、三期ももうすぐ!テンションあげあげ!ってことで、上げちゃうよんっ。
…はい、お久しぶり~。ぼくと同じく暇な子も、そうじゃない子もおいで。ね!
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