【黒バス】黄×青【BL】

わり、全然気付いてなかったからもう用なしかと思ったわ。
(ばつが悪そうに両手をパンッと合わせて謝罪して)

そんなこと思わないで欲しいっス（むう）
俺、青峰っちに会いたいっつー単純な理由で呼んだけど、用がなかったら募集なんてしないし…ね。だから謝らないでよ（優しげに微笑浮かべつつ相手の頬に手伸ばしするりと撫でて/どさくさ紛れ）

あー、わかったよ。つかそんなに俺に会いたかったわけ？じゃあずっと俺だけ待ってろ(けらけらとどこか明るく笑って頬を撫でる手に視線流し)

当たり前っスよ〜！俺にとっての特別はずーっとアンタだけっスからね！（でれでれ締まりのない表情で小っ恥ずかしい台詞を意にも介さないとばかりに言い切り）

......うっせぇよ。よくそんな歯が浮くようなこと言えんな。
(眉をピクッと動かすと口元を隠すようにして顔を逸らして)

え？何、もしかして照れてるんスか？（きゅん）

…青峰っち、顔見せてくれないと逸らしちゃったらどんな表情なのか分かんないっス（無理やりには覗き込もうとせずに大人しく様子を窺うように反応を待って）

あ？なんで俺が、お前相手になんで照れなきゃいけねぇんだよ。調子にのんなっつーの。
(むきになって言葉を返そうと振り向くが頬に熱が集まる感覚に再び顔を逸らして)

つーかまーえた！…ちょ、青峰っち！そんな赤い顔誰にでも見せてるんスか！？（何を言われても悪い気など微塵にも感じていないようで、相手が顔を逸らす直前に両手で挟み此方を向かせるものの紅色に染まる頬に思わず興奮気味に言葉放ち）

は？うっせぇな、赤くなってねぇよ。つか近けぇから離れろ。
(両手の中に捕らえられ自身の頬の色を指摘されてしまい、慌てて否定を述べながら相手の肩を押して離れようとし)

そっか、なら俺の勘違いなんだ。うわー、恥ずかし！てっきり照れてると思って一人舞い上がってたっス（案外すんなりと身を引けば中々認めようとしない相手への策として切なげに笑い、わざと落ち込んだ振りをして）

あ？......ずっと舞い上がってりゃいいじゃねぇか。
(身を引かれて切ない笑みに何故か少し胸が痛み、それを振り払うように赤みの残る顔を逸らしつつ相手の頭をわしゃっと撫で)

へへっ、俺の演技どうっスか！モデルじゃなくて俳優もいけそうっスかねぇ。なんて…アンタさ、あんまり隙見せてると、俺何するか分かんないよ？（乱雑に頭を撫でられ先程とは打って変わって口元緩めつつ冗談交えては、相手の背後にある壁に手を置き近距離まで己の顔を近づけると至って真面目そうに呟いて）

は？お前あれ演技だったわ....！？意味わかんねぇ！だいたい、別に隙とか作ったつもりはねぇよ。
(反論の言葉を返そうとするがいきなりの至近距離と壁に追いやられた羞恥心に言葉を詰まらせ、隙があるとの発言に眉間にしわ寄せて)

まあね、ちょっとやそっと否定されたくらいで一々落ち込んでられねぇっスもん。でもこうやって圧倒されてんのは、隙以外の何でもないと思うんスけどね（へら、といつものように笑いながらも差し迫るこの状態から解放して上げるという選択肢は皆無に等しく、人差し指で相手の髪の毛を弄んでは反論し難い言葉をやんわり紡いで）

あー、確かにお前はめげねぇ奴だったな。つか、お前は俺に警戒してほしいわけ？
(髪を弄る相手の手首を掴むと、追いつめられてはいるが眉の片方を上げて解答を急かすように見つめて)

警戒ってよりは危機感覚えて欲しいっス。…あーもう、余裕なさ過ぎだろ俺は。ごめん、青峰っちのそんな顔、俺以外に見せたくないから独り占めしたくて牽制したんスよ（そうは言ったものの一貫して焦りが見え隠れしていたのは事実で、見えぬ敵に抱いた嫉妬心で先走りしていたことを悟るとその場に居た堪れなくなり、掴まれた手首もそのままに素直に気持ちを吐露して）

......お前さ、顔良いくせに頭悪いだろ。俺がお前以外にあんなんなると思ってんの？ナメんなよ。
(思わぬ心情の暴露に少し驚いて瞬きを数回繰り返し内容を理解して。あきれたようなため息と一緒に語尾は小さくなりながらも返事を返し顔を覗きこんで)

ッ、え？それ告白っスか？（←）
だって青峰っち否定しなかったじゃないスか、俺かなり不安だったんスからね。隙あり！（ゆるりと肩の力が抜ければ受け入れてくれた様子に満足したのか口では文句垂れつつも幾分か晴れた表情にころっと変わり、顔を覗き込まれたタイミングで相手の頬に軽く口づけ）

は？んなわけ......。つか、肯定もしてねぇだろうが。気付けっつーの。
(晴れやかな顔に眉間しかめていれば頬に口付けられぶわっと顔を赤く染めてしまい、少し強めに相手を突き飛ばすとズカズカと早足で歩きだし

おわっ…て、待ってよ青峰っち〜！気づいて上げられない俺も悪いけど、言葉にしないと伝わらないこともあるんスよ！（押された反動でバランスを崩し数歩後退し、不機嫌そうに見える相手の対応に今更ながら己のしてしまった行動を省みては少し距離を空けて追いかけて行き）