俺の妹がこんなに可愛いわけがない

>メルル

なぁ本気で・・言ってんのか？・・
（再度聞き）

京介
はい

……お…お兄さん、わたしも入っていいですか？



(そーっと顔を覗かせて)

>メルル

まぁちょっと待ってくれ！客が来たみたいだ！
（ごまかすように少し大げさにどもりながらそう言い）

>新垣あやせ

お！あやせじゃねぇか！何言ってんだよ良いに決まってるだろ？
（そっと覗き込むあやせの姿に気づき「俺に会いに来たんだなぁあやせたん」
とにやけ顔で近づき）

……顔が近いですね…。



(さりげなくすっと僅かに離れ)

あやせさん
今晩は

メルル

……えっと…どなたですか？


(更に引いて)

>新垣あやせ

あ！わりぃなぁ～お前の顔を見るとつい嬉しくてなぁ
（さりげなく離れるあやせにヅキッとするものを感じるが上記を述べ）

お兄さん

そうなんですか。わたしは今日、大学合格祝いにプレゼントを持ってきたんですよ。



(トートバッグをごそごそ)

>新垣あやせ

え？ホントに俺のために来てくれたのか？
桐乃に会いにきたもんだとばかり思っていたんだが！
（プレゼントを渡されすごく嬉しそうに「サンキューな！」と
にっこりと笑いバッグを受け取り）

えっとなぁこの子は・・よくわかんねぇが「メルル」だ！
ほら！桐乃が大好きなアニメのキャラだ！
（あやせにメルルを簡単に説明し）

お兄さん


ちゃんと中身を見てください


(中身はお兄さんが今までわたしにしてきた、セクハラやエッチなことを纏めたノートが！)



……そうなんですね…そうですよね、桐乃はアニメ好きですからね。


(トーンを落とし)

>新垣あやせ

・・・えっと・・あやせさん？・・これは何かな・・？
（ノートを渡され中身を見るとパッとノートを閉じ苦笑いで尋ね）

あやせ？どうかしたのか？
（トーンが明らかに下がりダークオーラを感じひるみながらそう聞き）

お兄さん

……見てのとおりですが？お兄さんがわたしへの猥褻内容一覧ノートです。これをお兄さんにプレゼントします。

(返品したらブチ殺しますよオーラが出て)

>新垣あやせ

これが・・合格祝いってひどくないか？
（オーラをしみじみと感じながらそう言ってみて）

お兄さん

わたしからのプレゼントなのに、不満を言うお兄さんも酷いです。


(かなり場のムードが悪くなり)

>新垣あやせ

いや！まぁそれはそうだけど・・喜べないだろ？これは・・
（場の空気を気まずく感じるがどうも喜べないプレゼントに物申し）

お兄さん

火炙りの刑とそのプレゼントを素直にもらうなら、どちらが良いですか？


(スカートのポケットからライターを取り出し)

>新垣あやせ

わわっ！わぁーったよ！もらえばいいんだろ？もらえば・・
そんな物騒なもの直せ！な？
（ライターを見て慌てて受け取り「で？これを俺に渡してどうすんの？」と尋ね）

お兄さん

…こ…これを１日１ページ、声に出して読んで反省してもらえばと…。


(ライターをしまい)

>新垣あやせ

ふふ～ん！なぁ～んだ俺はてっきり俺から受けたセクハラを
やれということかと思ったぜ？
（あやせの発言にニヤッとした顔でからかうようにそう言い）