匿名ゆき 2014-11-23 17:15:10 |
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散歩
精一杯。
比較、比較、比較、比較、比較、比較、比較。
人、車、金、語、流れ。
流れているだけ、流れの構成要素としての私達。
ある文の解釈が文脈に依存⇔影響するように、ある単語の解釈が言語体系に依存⇔影響するように、ある人間の解釈はすべての人間に依存⇔影響する。
誰も彼も記号的で、思考は記号に即して行われ、そこに内包物の存在なんて信じなくなるか、盲目的になるか、どちらかしかないじゃないか。
曖昧な領域は存在を許されず、全てが白黒はっきりしないと、しかし白いといえば黒い、黒いといえば白い、わからない。
認識に誤りはつきもので、誤り続けてしまう私は存在を許されない。
許されない存在は人と一緒には暮らせない。
一人不要という感覚。
私は不要でなくてはいけなかった。
誰からも余分であると、そう思われるように仕向けなければいけなかった。
だから私は必死に誤り続ける、いらないと言われなければならない。
私は存在しないものの味方です、不在でなければならないものの味方です。
早く、ここから消えなくてはいけない。
なんてうまく人っぽくやってこれたのだろう、いままで。
分からないよ、壊してまでなにをしたかったか。
誰の目にも映らないか、誰の視界にも存在する透明なものになるかしないといけない。
さようなら。
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