匿名ゆき 2014-11-23 17:15:10 |
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僕は生存の意味や価値の一部を彼女の中に見出だしている。僕は彼女を見続けている。僕の生には彼女が必要なのだと思う。深みのある群青色が僕の涙と嗚咽に刻み込まれてしまうぐらい、僕には彼女が必要なんです。これは別に自分に言い聞かせようとして呟いているわけじゃない。至って自然な作用、僕の情動であるので信じてほしい。しかし僕はあまりにも重苦しい感情を彼女にぶつけてしまっているのではないかと心配になる。目まぐるしく移り変わる風景の根底に共通して存在する、彼女だけが持つ湿度は僕の心を惹き付けて離さない。肌の内側まで入り込んで、結露した水滴が僕の血潮に混ぜ込まれる。絶え間無く流入されていないとどうにも気持ちが落ち着かない。僕は彼女が好きだ。暗闇を模索し続けた彼女の言葉には、僕のそれよりも遥かに重みがあるように感じた。彼女にしかない絶対的なものがそこにはあった。熱情的な気持ちが冷めることはなく、君の位置に他の何を持ってきても不適なのだ。君に会えて良かった。これからもそう思い続けると確信している。僕の隣にいてほしい。僕の言葉が嘘だと、偽りだと、誇大表現だと…至言の限りを尽くした気になって誰かが僕を揶揄しようとも、真は僕の中にある。眠れない日もあるぐらい好きだ。僕はまた君から受け取った香水を身に付けて、君に会いに行く。
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