<nl> 勇者と魔女

…有り難う
(少し照れ臭そうに今までの事に対して纏めてお礼を言えば何で魔女の私と一緒に居てくれるのか何て素朴な疑問が浮かび不思議そうにちらりと相手を見て

気にするな
(相手がお礼を言えば上記を述べて、不思議そうにこちらをちらりと見る相手に「何か顔についてるか？」と問いかけて

気にしないで、ついてないから。
(横に首を振ると暫くしてスープを飲み終わるとその皿を置いて、窓の方に寄って行くとそこから顔を出して街や人を眺め始めて

そうか
(相手が窓の方に寄って町や人を眺めると「お前が魔女っていうことは誰にも口外しないこと、わかったか」と相手の隣に立って言って

(オチます

ん…分かった
(自分でも言わないつもりでいたらしく表情を変えずに答え、｢…レイジも剣士なの?｣と相手の方へ視線を移し問い掛けて

よし、いい子いい子
(相手が素直に返事をするとそれに感心したのか相手の頭を撫でながら上記を述べて、こちらに視線を移して問いかけてくると「一応な、これでも街じゃ結構有名」と言って

これでも17なんですよー
(撫でられた事自体は嬉しかったものの子供扱いだと思えば不満気に相手を見上げると何かでやり返そうと思い相手の頬をつねって｢へぇー…意外、有名なんだ。｣と驚いた様な表情で述べ

うそ…？
(相手が不満げにこちらを見てくると相手の用紙からして信じられなくて、相手が頬をつねってくると「痛いっての」と相手の手を離して、驚いたような表情で述べると「まぁな」と得意げに言って

失礼な、…子供扱いするから悪い
(未だに信じていない様子の相手に眉を寄せてむっとすれば手を離して悪戯っぽい笑みを浮かべながらも勝手に人のせいにして

だってちっちゃいし…
(相手が眉を寄せてむすっとすれば上記を述べて、勝手にこちらの性にする相手に「えっと…ごめん」となんとなく謝って

レイジが大きいだけで私はちっちゃくない、…多分。
(ベッドの上に腰を下ろすと相手を見上げて否定した後小声で付け足して｢これはこれで…｣謝られれば逆に申し訳無くなって

っていうか同い年だ…
(ベッドに腰を下ろす相手を見つめながら今更気付いたことをつぶやいて、窓に目をやればそろそろ日が暮れる頃であり、「飯作ってくる」と言って部屋を出ていって

レイジも17なんだ?…分かった。
(こくりと小さく頷くと後ろ姿を見詰め見送り、窓越しに空を見上げるともうこんな時間か何て独り言を呟き暫くは座ったままぼーっと考え事をしたりして時間を潰し

…
(部屋を出てから数十分経った頃、もとの部屋に戻ってご飯を持ってきて、献立は先程のスープにパン、肉、野菜とバランスが整ったもので「しっかり食べて回復しろよ」と言って

おー…家庭的。
(扉の開く音がすると相手の方を向き、ご飯へ視線を移すと感嘆の声を上げペースは少し遅めではあるが早速食べ始め言葉には出さないが美味しそうに食べ

一人暮らしだったから
(相手が感嘆の声を漏らすと上記を述べて、相手が美味しそうに食べるとどうやら相手の口にあったようで安心したようにして相手の前に座って自分もご飯を食べ始め

一人暮らしかー…
(想像して自分には向かないな何てくだらない事を考え、暫くすると食べ終わったらしく｢ご馳走さま｣と一言述べ机に伏せれば特にする事も無いのでじーっと相手の様子を見て

…？
(相手が一言言って机に伏せるとこちらに視線をやる相手に気づき首を傾げて「どうかした？」と問いかけて、自分も食べ終わったのか「ごちそうさま」と言って

(オチますね

…人間観察?
(自分が相手を見ている事を不思議に思ったのか相手が首を傾げれば特に何をしてる、という訳では無かった為疑問系になりながらも答えを返し

(/久し振りにあげますね、再募集にさせて頂きます。