主さん、 2014-08-31 01:57:31 |
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>ティーダ
…もしかしたら居るかもね。この世界じゃ何が起こってもおかしくないもんな。それに──…、あんたが言うとその通りになるような気がする。明るくなったら探してみようぜ。(この世界に来てからというもの元の世界では考えられない事ばかり起こっている。何より隣の彼と一緒にいると、不可能な事はないと感じてしまうから不思議で。言い掛けた時、不意に縮まる距離に思わず鼓動が跳ねる。彼からすれば何の意味もないだろうごく自然な言葉。しかしあの日から本心を隠したままの自分はどうしても過剰に反応してしまう。彼を純粋に同じ境遇の仲間だと思っていた頃の自分ならどんな態度をとっていただろうか。すぐ隣に感じる体温に緊張気味に、しかし態度だけは普段通りに努めながら言葉の続きを紡ぎ。変な緊張感から目はまともに合わせられず、正面の焚き火を見つめたまま隣の彼を肘で軽く突いて、先に休むよう促し) …先、休んでいいよ。消えないようにもう少し燃やしておくから。
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